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《2021年》モニターアームのおすすめ11選と選び方。ディスプレイの置き場に困らない便利アイテム

在宅ワークの普及により、自宅で快適にパソコン作業ができる環境を整えたいと考える人が増えています。ところが、自宅の間取りなどによっては、小さなデスクしか置けない場合も多く、大画面の外付けディスプレイを設置するのはちょっと難しいという人もいるのではないでしょうか。そんな場合に検討したいのが、デスク上のスペースを取らずに、ディスプレイをアームに取り付けて使える「モニターアーム」です。ここでは、モニターアームの選び方とおすすめ製品を紹介します。

モニターアームの選び方

取り付け方法 ―― 設置しやすいクランプ式が一般的

デスクに取り付ける「クランプ式」と「グロメット式」

モニターアームを選ぶうえで、まず検討しておきたいのが取り付け方法です。モニターアームの取り付け方法で最も一般的なのは、「クランプ式」。これは、デスクライトなどと同様、C字やコの字形状のクランプを、デスクの天板の端に挟み込んで固定するもので、取り付けは比較的簡単。ただ、デスクにクランプを密着させる必要があるので、天板の端にクランプの取り付けに必要な幅や奥行、厚みがあるかを確認しておきましょう。なお、天板の端にクランプを取り付けると、デスクを壁際に寄せられなくなったり、壁面ギリギリにデスクを置いた場合、アームを動かすと壁面に干渉したりすることもあるので、デスクの配置も検討しておいてください。

クランプ式に対応しているモニターアームは、大半のものが「グロメット式」という取り付け方法にも対応しています。これは、天板の穴にボルトを通して上下から挟んで固定するもの。安定感があり、デスクを壁際に寄せても、取り付け金具やアームが壁面に干渉しないように設置できます。ただし、取り付けには天板の穴開けが必要。天板がガラス製などの場合は、穴開けで天板が割れることもあるので、木製で、ある程度の強度がある天板に取り付けることが基本となります。

ラックに取り付ける「ポール固定式」と壁面に固定する「壁かけ式」

モニターアームには、デスク以外の場所に取り付けられるものもあります。このうち、「ポール固定式」のモニターアームは、机の周囲のラックなどに取り付けられ、デスクの上に取り付けるより省スペース化が図りやすい場合も。取り付け方法は、ラックのポールにアームの先端を挟み込むだけと簡単ですが、ポールが円柱か角柱か、直径がどれくらいかによって、モニターアームが取り付けられるかどうかが異なるので、あらかじめポールの形状と直径を確認しておいてください。

さらに省スペースにディスプレイを設置したい場合は、壁面にモニターアームを取り付ける「壁かけ式」を選ぶのもいいでしょう。壁面に取り付けるため安定感が高く、デスクを壁際に寄せることも可能。ただ、壁面に穴を開けてボルトを通す必要があるので、賃貸物件にお住まいの場合は設置が難しいでしょう。壁面の耐荷重も確認しておく必要があります。

VESA規格と耐荷重、対応インチ数

モニターアームは、ディスプレイ背面に固定金具をねじ留めして取り付けますが、このとき、モニターアームの固定金具が適合するかどうかは、国際標準規格の「VESA規格」によって確認できます。VESA規格とは、ディスプレイ背面に設けられたねじ穴の間隔を定めたもので、隣り合うねじ穴の間隔が100mmの「100×100mm」、75mmの「75×75mm」などがあり、大半のモニターアームはVESA規格に対応しています。また、取り付けるディスプレイがモニターアームの耐荷重以内に収まっているかも要確認。ディスプレイのサイズも、忘れずにチェックしておきましょう。

設置レイアウト ―― 取り付けるディスプレイサイズや台数を決める

モニターアームを使用するメリットは、作業スペースを有効活用できるだけでなく、ディスプレイの画面配置を使いやすいようにレイアウトできることにもあります。たとえば、コーディングや長文の作成作業などでは、ディスプレイの画面を縦に長い向きにしたほうが、作業がしやすい場合もあります。また、2台のディスプレイを取り付けてデュアルディスプレイ環境にすれば、1台の画面でWebサイトや各種の資料を確認しながら、もう1台の画面で入力作業をすることもできます。

アームの可動域 ―― 用途に合わせて可動方向・角度などを比較

パソコン作業中にディスプレイの向きや前後の位置を変える場合、アームが可動する方向や角度が重要になってきます。アームの可動方向は水平方向のみのものから、垂直方向のみのもの、水平垂直方向に可動するものまでさまざま。机の上の省スペース化を図るだけなら、垂直方向に可動するシンプルなものでも十分ですが、水平方向にも可動するものなら、作業の柔軟性が高まります。

アームの関節にいくつの軸が備わっているかも比較のポイント。軸数が多くなるほど、細やかな調節が可能です。なお、製品によっては、軸の可動にガススプリングやメカニカルスプリングの力を利用しているものも。ガススプリング式のほうが少ない力で動かせますが、一定以下の重量のディスプレイは取り付けられないこともあるので、軽量なディスプレイも取り付けられるメカニカルスプリング式とどちらにするかは、ディスプレイとの組み合わせも考慮して検討してください。

モニターアームのおすすめ11選

クランプ式・グロメット式モニターアームのおすすめ8選

エルゴトロン「LX デスクマウントアーム 45-241-224」
人間工学に基づいた高品質設計で人気のモデル

人間工学に基づいた設計により、幅広い角度調節に対応。5軸式関節のアームは約30cmの高さ調節が可能で、垂直75°/水平360°/回転360°に可動。高剛性なアルミニウムを用い、アームとエクステンションのつなぎ目をカバーで補強するなどして耐久性や安定性を高めており、1万回の昇降テストをクリアしています。また、特許技術の「コンスタント・フォース技術」により、軽く触れるだけでアームの位置調節が可能。ケーブルを目隠しできるケーブルマネージメントも備えています。

アーム:5軸式関節シングルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応ディスプレイサイズ:34インチまで
耐荷重:約3.2〜11.3kg
高さ・角度調節:上下昇降30cm・垂直75°(上70°+下5°)/水平360°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・重量:564×252×141mm・約4.4kg※サイズと重量は梱包時。
カラー:アルミ色/ブラック/ホワイト

エルゴトロン「LXデュアルデスクマウントアーム サイドバイサイド 45-245-224」
可動域の広いアームで快適なデュアルディスプレイ環境を構築できる

各27インチまでのデュアルディスプレイ環境が構築でき、ディスプレイを角度を柔軟に調節できる5軸関節式のデュアルアーム。垂直75°/水平360°/回転360°の可動域に加え、約33cmの高さ調節が可能なので、長身の方でも見やすい位置にディスプレイを動かすことができます。「LX」シリーズならではの、なめらかなアームの動きや耐久性の高さもポイント。

アーム:5軸式関節デュアルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応モニターサイズ:27インチまで×2台
耐荷重:約6.4〜18.1kg(ディスプレイ1台あたり3.2〜9.1kg)
高さ・角度調節:上下昇降33cm・チルト(垂直)上70°+下5°/パン(水平)360°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・重量:-・約6.3kg※重量は梱包時。
カラー:アルミ色/ブラック/ホワイト

グリーンハウス「GH-AMCNU01」
メカニカルスプリング式アームで動きがスムーズ。前面USBポートも便利

小型・軽量なディスプレイも取り付けられるメカニカルスプリングを採用。アームの可動域は、垂直90°/水平180°/回転360°と広範囲に対応します。ディスプレイに取り付けるアタッチメントをアームから脱着できようになっており、ディスプレイにアタッチメントをねじ留めしてから、アームに装着できるので、ディスプレイを持ち上げながらねじ留めする負担がありません。アーム下部にUSB 3.0ポート2基を備えており、パソコンのUSBポートを延長してここからスマートフォンの充電なども可能。ケーブルガイド付きです。

アーム:4軸式関節シングルアーム(メカニカルスプリング)・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応モニターサイズ:32インチまで
耐荷重:8kg
高さ・角度調節:19〜43.5cm、垂直180°(上90°・下90°)/水平180°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約107.6×55(奥行)×47.8(高さ)mm・約2.6kg
カラー:ブラック

グリーンハウス「GH-AMCD02」
ガススプリング式アームでデュアルディスプレイ環境の構築もラクラク

軽い力で動かせるガススプリングを採用したデュアルアーム。アームの可動域が垂直130°/水平180°/回転360°と広いため、ディスプレイを縦にして並べたり、メイン画面とサブ画面を分けたり、タッチパネル液晶と通常の液晶ディスプレイを同時に取り付けるなど、パソコン作業の内容に応じて、自由なスタイルに調節できます。ケーブルをまとめられるケーブルガイド付き。

アーム:4軸式関節デュアルアーム(ガススプリング)・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応モニターサイズ:10〜27インチ
耐荷重:各3〜7kg(合計14kg)
高さ・角度調節:19〜43.5cm、垂直130°(上85下45°)/水平180°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約170(幅)×510(奥行)×456(高さ)mm・約4.4kg
カラー:ブラック

HP「HPシングルモニターアーム BT861AA」
エルゴトロン製品をHPブランドの求めやすい価格で

信頼性の高いエルゴトロン製モニターアームを、HPブランドで求めやすい価格で提供できるようにしたシングルモニターアーム。33cmの高さ調節が可能で、アームの可動域は垂直80/水平360°/回転360°に対応。さまざまな体格の人の目線に合う位置にディスプレイを動かせます。

アーム:4軸式関節シングルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応モニターサイズ:24インチまで
耐荷重:各3.1〜9.1kg
昇降・角度調節:上下昇降33cm・垂直80°(上75+下5°)/水平360°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約‎45.7(幅)×180.3(奥行)×160(高さ)mm・-
カラー:ジャックブラック

エレコム「DPA-DL02BK」
ノートパソコンの映像を出力して作業をしたい人にピッタリ

垂直90°/水平180°/回転360°に可動する5軸式のアーム2本を、中央のポールに装備。片方のアームにディスプレイを、片方のアームにノートパソコンを同時に設置できるので、パソコン作業をしないときは、デスク上をかなり広く使えます。アームの可動域が広く、自由度の高いレイアウトができるのもポイント。アームとポールにはケーブルホルダーを備えており、組み立て時に使用する付属の六角レンチを取り付けて保管できるなど、細やかな工夫も施されています。

アーム:5軸式関節デュアルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応モニターサイズ:ディスプレイ13〜32インチ、ノートPC10.1〜15.6インチ
耐荷重:ディスプレイ8kg、ノートPC 4.5kg
高さ・角度調節:19〜43.5cm、垂直90°(上45°+下45°)/水平180°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約782(幅)×270(奥行)×544(高さ)mm・約5.445kg
カラー:ブラック

アイ・オー・データ機器「GigaCrysta DA-ARMD4」
USBポート、マイク/オーディオ端子搭載でゲーム用にも最適

ゲーミングモニターブランド「GigaCrysta」にラインアップされた5軸式関節のデュアルアーム。耐荷重は各6kgで、27インチ前後までのディスプレイを2台取り付けることができます。スタンド部分にUSBポート×2基とマイク/オーディオ端子を備えており、これらを活用すれば、パソコン自体はデスク下に置いても、マイクやヘッドセットなどのケーブルをデスク上から出せるので、快適なゲーミング環境を構築しやすくなります。アタッチメントをディスプレイに取り付けて、そのままモニターアーム本体に装着するだけと、取り付けが簡単なのもポイント。

アーム:5軸式関節デュアルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式/グロメット式
対応モニターサイズ:各27インチまで
耐荷重:各6kgまで
高さ・角度調節:上下昇降355mm・垂直175°(上90°+下85°)/水平-/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約1135(幅)×115(奥行)×450(高さ)mm※クランプ金具部分は含まず・約6.4kg
カラー:ブラック

キングジム「ARM130」
低価格ながら軽量で耐荷重にすぐれた高コスパモデル

4,000円程度で買えるという低価格ながら、ガススプリングを採用したアームを用いるなど、コストパフォーマンスにすぐれたシングルアーム。アームの可動域は垂直100°/水平270°/回転360°で、幅広い用途で快適に使用できます。取り付け方法はクランプ式のみですが、本体重量が約2.3kgという軽さながら、ディスプレイの耐荷重は9kgまでに対応する丈夫な作り。手軽にモニターアームを試してみたいという初心者にもおすすめです。

アーム:4軸式関節シングルアーム(ガススプリング)・水平垂直可動
取り付け方法:クランプ式
対応モニターサイズ:17〜30インチ
耐荷重: 各9kgまで
高さ・角度調節:-・垂直100°/水平270°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約1135(幅)×115(奥行)×450(高さ)mm・約2.3kg
カラー:ブラック

ポール固定式モニターアームのおすすめ2選

サンワサプライ「CR-LA354」
水平方向のパイプにも取り付けられて使い勝手にすぐれたモデル

シンプルな形状ながら、作業環境の省スペース化に便利なポール固定式シングルアーム。アームの可動域は垂直180°/水平180°/回転360°と広く、水平方向のパイプにも取り付けることができため、使い勝手にすぐれています。アームの下部にはケーブルクリップが付いているので、ケーブルがぶら下がった状態にせずにスッキリと整理ができます。

アーム:4軸式関節シングルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:ポール固定式
対応モニターサイズ:-
耐荷重:8kg
高さ・角度調節:-・垂直180°/水平180°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・約120(幅)×490〜510(奥行)×115(高さ)mm・約2.5kg
カラー:ホワイト

サンコー「4軸式くねくねモニターアーム MP192B」
4軸式関節で耐荷重10kgと高機能ながら3,000円程度で買える高コスパ

※写真内のポールは実際の商品には付属していません。

幅広い可動域に対応しながら、3,000円程度の価格で購入できるという高コスパモデル。アームの可動域は水平180°/垂直180°/回転360°。水平方向のパイプにも取り付けられる極太アームを用いており、耐荷重10kg、27インチまでのディスプレイの取り付けに対応しています。アームの下部にはケーブルクリップ付き。同シリーズにクランプ式のポールがセットになった製品もあります。

アーム:4軸式関節シングルアーム・水平垂直可動
取り付け方法:ポール固定式
対応モニターサイズ:27インチまで
耐荷重:8kg
高さ・角度調節:-、垂直(チルト)180°/水平(パン)180°/回転360°
VESA規格:100×100/75×75mm
本体サイズ・重量:140(幅)×490(奥行)140(高さ)mm・-
カラー:ブラック

壁かけ式モニターアームのおすすめ1選

ジャパンネクスト「JN-ARM-GST201V」
55インチのディスプレイも取り付けられる壁かけ式モニターアーム

55インチまでの大型ディスプレイが取り付けられる壁かけ式モニターアーム。「200×200mm」のVESAマウント規格に対応する大型ディスプレイの設置が可能。アームは垂直30°/水平180°/回転360°に可動し、約350mmの範囲で昇降する可動域の広さも便利です。

アーム:3軸式関節シングル−アーム・水平垂直可動
取り付け方法:壁かけ式(取り付けスペースは約167mm)
対応モニターサイズ:24〜55インチ
耐荷重:3〜20kg
高さ・角度調節:約350mm・垂直30°(上15°+下15°)/水平180°/回転360°
VESA規格:200×200/100×100/75×75mm
本体サイズ・約120(幅)×490〜510(奥行)×115(高さ)mm・約2.5kg
カラー:ブラック

価格.comマガジン編集部

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