レビュー
高コスパのスマートバンド

価格と使い心地がホントに"ちょうどいい"。シャオミ「Miスマートバンド6」

スマホやスマートホーム製品など、多ジャンルの製品を手がける中国のメーカー、シャオミから最新のフィットネスバンド「Miスマートバンド6」が登場。高価格モデルに匹敵する豊富な機能を備えながら、価格をグッと抑えた高コスパのモデルを約2週間使用しました。

12.8 gと軽量コンパクトなボディに多機能を詰め込んで市場想定価格5,980円(税込)という高コスパを実現した「Miスマートバンド6」

12.8 gと軽量コンパクトなボディに多機能を詰め込んで市場想定価格5,980円(税込)という高コスパを実現した「Miスマートバンド6」

私は定期的にいろいろなブランドのスマートウォッチをテストしていますが、フィットネスバンドタイプは3年ほど前に使用したきり。今回のテストでは、数年の間にどんな進化を遂げているのかかなり楽しみでした。正直なところ、以前使用したスマートバンドは、装着性の部分ではかなりいいものでしたが、機能や操作性の部分でちょっと不満が残ったところもありました。そのせいもあって、普段はスマートウォッチを愛用しています。

しかし、今回「Miスマートバンド6」を使用してみて「この価格でこの機能が手に入ってしまうのか!」というお得感にかなり驚かされました。

健康チェックとスポーツシーンで活躍

「Miスマートバンド6」を2週間ほど使ってみて感じたのは、健康チェックとスポーツシーンでかなり活躍できるデバイスであるということ。「そもそもスマートウォッチはそういうもの」と言われればそのとおりですが、「Miスマートバンド6」の軽い装着感と多機能さで改めてそう思わされた、といったところです。

本体サイズは47.4 (縦)× 18.6(横) × 12.7(厚さ)mmで、重量はたった12.8g。つけていることをほとんど感じない大きさに、健康的な生活を送るためのさまざまな機能がギュッと詰め込められています

本体サイズは47.4 (縦)× 18.6(横) × 12.7(厚さ)mmで、重量はたった12.8g。つけていることをほとんど感じない大きさに、健康的な生活を送るためのさまざまな機能がギュッと詰め込められています

コシのあるやわらかさで、終日つけっぱなしでもストレスがない熱可塑性ポリウレタン製のバンド

コシのあるやわらかさで、終日つけっぱなしでもストレスがない熱可塑性ポリウレタン製のバンド

背面の心拍センサーによって、1日を通しての心拍数、ストレスモニタリングが可能

背面の心拍センサーによって、1日を通しての心拍数、ストレスモニタリングが可能

充電は専用のマグネット式ケーブルで行う。約2時間でフル充電が可能

充電は専用のマグネット式ケーブルで行う。約2時間でフル充電が可能

「Miスマートバンド6」には、画面が小さいという弱点をカバーする多くの機能が搭載されており、その種類は一般的なスマートウォッチと比べても遜色のないものです。その中で「これは使える!」と特に感じた機能は、「睡眠モニタリング」「心拍数」「ストレスモニタリング」「エクササイズモード」でした。

これらの機能では、ハイエンドのスマートウォッチとほぼ同等のデータが計測できます。しかも本体のバッテリー持ちがカタログスペックで2週間とかなり長いのもポイントが高い点です。心拍数、睡眠などを終日で計測する設定にするとバッテリーの減りが早くなりますが、丸1日使用しても15%減程度なので、健康管理の機能をフルで活用してもバッテリーの心配をすることはありませんでした。

正確な睡眠モニタリング機能

いつも使用しているスマートウォッチで愛用している機能が、睡眠モニタリング機能。今ではあまり珍しい機能ではありませんが、ほんの数年前までは高機能なスマートウォッチがないと計測できませんでした。それが今や約6,000円の「Miスマートバンド6」で計測できるように。「Miスマートバンド6」は、心拍数のデータから、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠などのデータを取得していますが、数値的には普段使用している高機能スマートウォッチとほとんど同じだったので、かなり信頼性が高いと感じました。

睡眠モニタリングは手首に取り付けていると自動で計測される

睡眠モニタリングは手首に取り付けていると自動で計測される

もうひとつ気に入ったのがストレスレベルのモニタリングです。コロナ禍の中でストレスについて気になっている人も多いでしょう。

ご存じのとおり、ストレスは非常に厄介なもの。ストレスを強く感じている時は、自覚できているため対処ができます。しかし、問題なのは自分であまりストレスを感じていないのに、実際にはストレスがあるという状態です。この状態が続けば、知らず知らずのうちに心身のコンディションが悪くなっていくことが考えられます。

ストレスレベルは自動でも計測されるが、自分の状態をチェックしたいと思った時に手動でいつでも計測できる

ストレスレベルは自動でも計測されるが、自分の状態をチェックしたいと思った時に手動でいつでも計測できる

「ストレスを感じている」とデバイスが教えてくれた場合には、「呼吸エクササイズ」を行うことで、そのレベルを下げることができます。ひとつのスマートウォッチでストレスの確認からその解消方法まで準備されているのは優秀でしょう。

ストレス解消にも効果的な呼吸エクササイズは、すき間時間に合わせられるように1〜5分で設定可能

ストレス解消にも効果的な呼吸エクササイズは、すき間時間に合わせられるように1〜5分で設定可能

また、健康対策の機能としては、新型コロナウイルス感染症の対策として注目されている血中酸素レベルの測定機能も搭載。医療機器ではないため、あくまで目安ではありますが、自分の身体の状態が目に見える形でチェックできるのは安心感があります。

30種類のエクササイズモードを搭載

個人的にスマートウォッチで最も多用しているのが、ジョギングやプール、サイクリングなどの特定スポーツ向けのトラッキング機能です。GPSでペース管理をしたり、心拍数で運動強度を確認したり、スポーツを行う際にはなくてはならないものになっています。

その点においても「Miスマートバンド6」には、心拍センサーや加速度センサーなどが内蔵されており、さまざまなアクティビティのデータを計測することでもできます。

屋外ランニング、ウォーキング、プールスイミングなど30種類のアクティビティに対応

屋外ランニング、ウォーキング、プールスイミングなど30種類のアクティビティに対応

Miスマートバンド6にGPSは搭載されていないので、屋外のランニングなどを行う場合はスマホを携帯しなくてはいけません。しかし逆に考えれば、スマホのGPSを使用するため位置情報は正確です。現在地の捕捉も早く、ここに関してはストレスがまったくありませんでした。

走ったルートやペースなどの詳細なデータは走行後にスマホで確認できる

走ったルートやペースなどの詳細なデータは走行後にスマホで確認できる

ランニングモードでは心拍数やペース、走行距離、ケイデンス(ピッチ)など、ランニングのレベルアップに必要な数値が計測可能。普段使いなら視認性が高くて見やすい1.56インチのディスプレイですが、走りながら見るにはちょっと小さいかなという印象です(スマート"バンド"なので仕方のないことですが)。

走りながらペースや心拍数を確認するには、モニターが小さめ。ウォーキングなどのゆっくりとした動きなら問題ありません

走りながらペースや心拍数を確認するには、モニターが小さめ。ウォーキングなどのゆっくりとした動きなら問題ありません

ハイエンドのスマートウォッチでは、「Miスマートバンド6」よりももっと多くのデータが得られます。しかし、体を動かすことを楽しむ程度ならこれでも十分です。本格的にスポーツをするよりも、運動を習慣化している人、または習慣化したい人に最適なものだといえるでしょう。

「運動を習慣化する」といえば、このデバイスを装着することで自動計測される「PAI」という数値がかなり役立ちます。このPAIは、立つ、歩く、ジョギングするなど、日常のさまざまなアクティビティからポイントが加算されていく健康評価システム。7日間でトータルのポイントを「100」以上に維持し続けられれば生活習慣病のリスクが軽減できると言われています。

健康的な運動習慣の指標になる「PAI」

健康的な運動習慣の指標になる「PAI」

ジョギングなら大幅にポイントを稼げますし、小さいながらも階段を使用するなどでコツコツ稼ぐこともできます。ともかく数値を気にしていると、数値が減るのが嫌でとにかく毎日身体を動かすということを意識するようになります。

まとめ

「Miスマートバンド6」は、多くの機能が搭載されているため、初めてのスマートウォッチが欲しい人、運動習慣を身につけたい人、睡眠を改善したい人などさまざまな人が使えるものに仕上がっています。ハードに運動したい人には物足りなさを感じるかもしれませんが、健康を維持するくらいの運動をしていきたい人には、ちょうどいい製品と言えるでしょう。

今 雄飛

今 雄飛

ミラソル デポルテ代表。自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。

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