レビュー
睡眠モニタリングが強化

手軽に健康管理したい人に! 「OPPO Watch Free」レビュー

オウガ・ジャパンは、スマートウォッチの最新モデル「OPPO Watch Free」を発表しました。市場想定価格は9,980円(税込)。縦長有機ELディスプレイや、強化された睡眠モニタリング、100種類以上のアクティビティに対応するスポーツモードなど、多彩な機能を備えます。この「OPPO Watch Free」を発売前に試すことができたので、使用感などをレポートします。

約1万円で購入できるスマートウォッチ「OPPO Watch Free」を使ってみました

約1万円で購入できるスマートウォッチ「OPPO Watch Free」を使ってみました

情報がひと目でわかりやすい縦長の大画面モデル

スマートウォッチのディスプレイと言えば、正方形や円形のものが多くを占めますが、この「OPPO Watch Free」は縦長の有機ELディスプレイを備えるのが特徴です。同じく縦長ディスプレイを備えるスマートウォッチには、ファーウェイの「HUAWEI Band 6」や「HUAWEI WATCH FIT」があり、また毛色は違えど、フィットネスバンドなども縦長のディスプレイを備えますが、「OPPO Watch Free」は画面サイズが1.64インチと大きいのが特徴です。

「OPPO Watch Free」の画面は大きくて見やすい。ピクセル密度を示すPPIは326と高く、文字もクッキリです

「OPPO Watch Free」の画面は大きくて見やすい。ピクセル密度を示すPPIは326と高く、文字もクッキリです

スマートウォッチは、時間の表示を表示するだけではなく、健康データや運動データのほか、メールなどのテキストも表示するため、大きいほうが見やすくて使いやすいですが、四六時中着用するため、重量とのバランスが重要です。

その点、「OPPO Watch Free」は大画面を備えながらも、33gの重量を実現。フィットネスバンドにはかないませんが、スマートウォッチとしては平均的な重量であり、ディスプレイの大きさを考慮すると軽量の部類に入ります。

実際に着用してみても、重量はもちろんのこと、大きな画面サイズに関しても大きな違和感なく使用できました。睡眠時でも特に気にならず、ランニングなどの運動中も集中をそがないくらいのサイズ感。運動中でも画面の文字が視認しやすいなど、大画面のメリットが受けられるのも使い勝手がよいと感じたポイントです。

ランニングを計測中の画面。走行中でもデータが確認しやすく、かつ、表示するデータの種類が多いのは縦長ディスプレイの恩恵です

ランニングを計測中の画面。走行中でもデータが確認しやすく、かつ、表示するデータの種類が多いのは縦長ディスプレイの恩恵です

ストラップはシリコン製ですが、レザー質感を再現する加工が表面に施されており、ツルツルとした見た目のシリコンストラップのような安っぽさはありません。ストラップの内側は波打つような凹凸のデザインになっており、睡眠中や運動時に汗がべたつきにくい形状です。

ストラップの表面はレザー質感を再現する加工が施されています

ストラップの表面はレザー質感を再現する加工が施されています

ストラップの内側の凹凸デザイン。腕とストラップの間にすき間ができるので、通気性は良好

ストラップの内側の凹凸デザイン。腕とストラップの間にすき間ができるので、通気性は良好

ウォッチフェイスは専用スマホアプリ「HeyTap Health」から設定可能。40種類以上のウォッチフェイスの中には、その日の服装をスマホで撮影し、服装に合わせたウォッチフェイスを提案してくれるAIコーディネートというものもあります

ウォッチフェイスは専用スマホアプリ「HeyTap Health」から設定可能。40種類以上のウォッチフェイスの中には、その日の服装をスマホで撮影し、服装に合わせたウォッチフェイスを提案してくれるAIコーディネートというものもあります

最大の特徴は睡眠モニタリング

「OPPO Watch Free」は、一般的なスマートウォッチと同様に、メール・着信の通知や運動データの収集などが行えますが、機能面での最大の特徴は、睡眠モニタリングでしょう。就寝前、睡眠中、起床後の3つのタイミングでユーザーの睡眠をサポートする機能が搭載されています。

就寝前は、睡眠時間や夜更かし防止のリマインドで、睡眠時間を十分にとれるようサポートしてくれます。設定した就寝時間が近づくと教えてくれたり、アラームが鳴るまで後何時間かを教えてくれるというわけです。

このリマインド機能は、読書やゲームなど、終わりの時間が決まっていない趣味を就寝前に楽しむのが日課という人には便利そうです。ちなみに、筆者は就寝までゲームを遊ぶのが日課ですが、リマインドをスルーしてしまうことがほとんどでした。しかし、「最近毎日夜更かししてるから明日こそ早めに寝よう」と意識を変えることには貢献してくれました。めちゃくちゃ便利とまではいきませんが、あったらうれしい機能です。

就寝中は、心拍数に加えて、リアルタイムで血中酸素レベルをモニタリングし、睡眠の状態を「深い睡眠」「浅い眠り」「レム睡眠」「目覚めている状態」の4つに分析。また、スマートフォンのマイクを利用して睡眠中のいびきを計測することも可能です。

いびきの計測は基本的に1人のみです。そのため、同居人や家族など2人以上で就寝する場合は正確に計測できない場合があります。

いびきの計測はスマートフォンのマイクを利用します。そのため、就寝時はスマートフォンを枕元などにおいておきましょう

いびきの計測はスマートフォンのマイクを利用します。そのため、就寝時はスマートフォンを枕元などにおいておきましょう

そして、起床後は、良質な睡眠をとれていたかどうかを専用アプリ「HeyTap Health」で確認できます。睡眠の質は「深い睡眠」「浅い眠り」「レム睡眠」「目覚めている状態」の4項目で、それぞれの時間を表示。また、血中酸素レベルといびきのデータから、呼吸障害に対する評価も行ってくれます。

ただし、呼吸障害に対する評価については、いびきの計測が必須となります。いびきをかいていない場合や、スマートフォンの位置により適切に計測できなかった場合は評価が行われません。今回のレビューではいびきが計測されず、呼吸障害の評価は確認することはできませんでした。家族に確認したところ、そもそも筆者はいびきをかいていないようで、それが評価に反映されたようです。

睡眠の質は「深い睡眠」「浅い眠り」「レム睡眠」「目覚めている状態」の4項目で評価

睡眠の質は「深い睡眠」「浅い眠り」「レム睡眠」「目覚めている状態」の4項目で評価

睡眠中のリアルタイム血中酸素レベル。数値が極端に低くなっているところは、おそらく腕時計がズレてしまったものだと考えられます

睡眠中のリアルタイム血中酸素レベル。数値が極端に低くなっているところは、おそらく腕時計がズレてしまったものだと考えられます

実際に睡眠モニタリングを1週間利用しましたが、いつもどおりの時間にたっぷり寝られた時は、朝起きてからデータを確認するのが楽しく、半面、寝不足の場合は、データを見ると罪悪感にかられるように。なるべく睡眠はしっかりとれるように工夫しよう、と睡眠への意識が高まったかなという印象です。

なお、バッテリーの持続時間は最長2週間。レビューにあたっては、心拍数計測、血中酸素レベルを常時ONにし、1日30分程度の運動トラッキングを行ったところ、1日のバッテリー減少は約10%でした。バッテリー持ちは、非常に優秀です。

100種類以上のアクティビティに対応するスポーツモード

昨今のスマートウォッチは、安価なモデルでも多くの種類に対応するスポーツモードを備えるモデルが多いですが、「OPPO Watch Free」に関しても100種類以上のアクティビティに対応するスポーツモードを備えます。5ATMの防水ボディであるため、スイミングなどでも利用可能。加えて、ランニング、ウォーキング、ローイングマシン、エリプティカルのアクティビティは、開始を自動で認識してくれます。うっかり、計測開始ボタンを押すのを忘れてしまっても、しっかりとデータを計測してくれるわけです。

今回は趣味のランニングと筋トレ(メニューではフリートレーニング)でスポーツモードを試してみました。ランニングで計測してくれるデータは、走行距離、消費カロリー、平均ペース、q当たりのペース、ピッチ、心拍数など。さすがにハイエンドモデルと比べると、計測データの種類が少ないです。筋トレに関しては、運動時間、消費カロリー、心拍数、心拍数ゾーンのみです。

ランニングで取得できるデータは走行距離、消費カロリー、平均ペース、q当たりのペース、ピッチ、心拍数、心拍数ゾーン。健康管理として行う分には十分でしょう

ランニングで取得できるデータは走行距離、消費カロリー、平均ペース、q当たりのペース、ピッチ、心拍数、心拍数ゾーン。健康管理として行う分には十分でしょう

フリートレーニングは運動時間、消費カロリー、心拍数、心拍数ゾーンのデータが取得できます

フリートレーニングは運動時間、消費カロリー、心拍数、心拍数ゾーンのデータが取得できます

スポーツモードに関しては、必要十分な機能が揃っているという感じで、安価なモデルと比べても際立った特徴はありません。趣味で取り組むには十分ですが、大会などを目標としている人には少し物足りないかもしれません。

なお、専用アプリ「HeyTap Health」では、睡眠モニタリングやスポーツモードのログのほか、1日の歩数、運動時間、総消費カロリー、アクティビティセッション(動いていた時間)、歩行距離、上った階数などが確認可能です。

「HeyTap Health」のホーム画面。「OPPO Watch Free」で収集した多彩なデータが確認できます

「HeyTap Health」のホーム画面。「OPPO Watch Free」で収集した多彩なデータが確認できます

まとめ

本機の縦長の有機ELディスプレイは室内でも室外でも情報を確認しやすく、使い勝手という点では1万円を切るモデルの中でも高い部類に入ります。これに加えて、必要十分な運動トラッキング、高度な睡眠モニタリングなど健康管理に関する機能も便利。スマートウォッチを初めて使う人や、安価なモデルから少しグレードアップした買い替え候補を探している人に向いているモデルと言えます。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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