レビュー

「HUAWEI WATCH FIT2」実機レビュー。画面サイズUP&スポーツモード拡充

フィットネスやヘルスケアなどの基本機能に加えて、GPSも搭載。しかも軽量コンパクトというスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」の第2世代がリリースされました。トップモデルに匹敵する機能を備えたコスパ優秀モデルです。

前モデルよりも大画面で見やすくなった「HUAWEI WATCH FIT2」

「HUAWEI WATCH FIT2」は、2021年に登場した「HUAWEI WATCH FIT」の後継機として、2022年6月2日に発売されました。従来機は価格.comのウェアラブル端末・スマートウォッチの売れ筋ランキングで上位にランクインするなど多くのユーザーに支持されていました。私も使ってみましたが、縦長の画面に表示される情報が見やすく、しかもGPSも搭載していて、普段使いとスポーツシーンの両方で活用できるという印象を抱きました。最新モデルは、こういった特徴を継承しつつ、さらに機能をブラッシュアップしたモデルになっています。

「HUAWEI WATCH FIT2」には、シリコンベルト採用でスポーツシーンでも利用しやすい「アクティブモデル」と、アルミニウムのケースやレザーベルトを採用しビジネスシーンにもフィットする「クラシックモデル」が用意されています。今回は「アクティブモデル」を使ってレビューを行いました。

第2世代へと進化した「HUAWEI WATCH FIT2」の大きな特徴は、より大きくなった1.74インチのディスプレイです。従来機よりも横幅が広くなり、コンパクトさは保ちつつも文字や数値の視認性が高まっています。画面が大きくなった分、重量は26g(ベルト含まず)と5gほど重くなりましたが、時計自体の薄さもあり、装着中に“重さ”が気になる場面はありませんでした。

1.74インチの有機ELディスプレイは、表示がシャープで情報の視認性が高くなっています

1.74インチの有機ELディスプレイは、表示がシャープで情報の視認性が高くなっています

ボタンは右側面にひとつというシンプルなデザインで、ほとんどの操作はタッチパネル上で行います。タッチパネルのレスポンスはスムーズ。元々操作感は良好だったのですが、さらに進化したように感じられました。

従来機と同様のシリコンベルトは表面がさらさらと滑らか。快適な着け心地なうえに、ランニングやプールで泳いだ時にもズレることなく、手首にフィットしてくれます

従来機と同様のシリコンベルトは表面がさらさらと滑らか。快適な着け心地なうえに、ランニングやプールで泳いだ時にもズレることなく、手首にフィットしてくれます

また、このシリコンベルトですが、着脱が非常に簡単なのも特徴です。ボタンを押すだけで取り外せる"リンク"デザインを採用しており、対応するベルトに交換可能です。
※ベルト交換は、順次発売される「HUAWEI WATCH FIT 2 Link」(別売)が必要。

底面のボタンを押すだけで外れるリンクデザイン

底面のボタンを押すだけで外れるリンクデザイン

5種類の衛星測位システムに対応し位置情報の取得が高精度に

「HUAWEI WATCH FIT 2」はディスプレイ以外にも大きく進化した点があります。それがGPSです。従来機はGPSとGLONASSのみでしたが、この2つに加えてBeiDou、Galileo、みちびきの合計5つの衛星に対応したことです。

このサイズのスマートウォッチでは珍しく、ランニングや自転車などのアクティビティを行う際には、従来機よりも正確なペースや移動距離などが測定可能になりました。また、高層ビルが立ち並ぶような場所でも正確の位置情報の取得ができるようになっています。

実際に使用してみてよかった点は位置測位のスピードです。「スポーツモード」を起動してから、GPSが自分の位置を捕捉するまでの時間が、従来機と比較して非常に短くなっています。高層ビルが多いオフィス街や、室内にいても素早く捕捉し、かつ、精度も高くなっていると感じました。

GPSは5つの衛星測位システムに対応。測位の速度や精度は、従来機よりも大幅に進化したと感じました

GPSは5つの衛星測位システムに対応。測位の速度や精度は、従来機よりも大幅に進化したと感じました

また、従来機と同様に、長時間駆動が可能なロングバッテリーを搭載している点にも注目です。カタログ値では通常使用モードで10日間、使用頻度が高い場合7日間ほどのバッテリー駆動が可能になっています。

レビューでは、スポーツモード(ランニング)を約1時間含む36時間の連続使用で、バッテリーの使用量は約25%。このペースだと、約6日間利用できる計算になります

レビューでは、スポーツモード(ランニング)を約1時間含む36時間の連続使用で、バッテリーの使用量は約25%。このペースだと、約6日間利用できる計算になります

そのほかの基本機能ですが、心拍数と血中酸素濃度の24時間リアルタイムモニタリング、睡眠モニタリングなど、スマートウォッチで求められる機能は基本的に網羅しています。ウォッチフェイスに関しても、多数用意されており、購入可能なものを含めるとその数は膨大。好みのものがきっと見つかるはずです。

心拍数のリアルタイムモニタリングの測定画面

心拍数のリアルタイムモニタリングの測定画面

デジタルやアナログ、アニメーションなど多彩なウォッチフェイスを取り揃える

デジタルやアナログ、アニメーションなど多彩なウォッチフェイスを取り揃える

さらに充実したスポーツモード。運動前にはダイナミックストレッチを提案

従来機から運動のさまざまなデータをトラッキングするスポーツモードが充実していましたが、本モデルでもそこは変わらずランニング、水泳、サイクリング、屋外ウォーキングなど97種類のスポーツに対応しています。

そこに本モデルのディスプレイ大型化、GPSの高精度化などが加わったことで、スポーツモードでの使い勝手が向上。まず、画面が大きくなったことで、ランニング中などにチラチラと移動距離、心拍数などの数値を確認する場面でも、情報の視認性が非常に高くなりました。また、繰り返しになりますが、現在地の捕捉スピードが上がったことにより、自宅から出てすぐにランニングを始められるようになり、測位するまでしばらく待つ必要があった従来機と比べると、このあたりのストレスがグッと減ったと思います。

画面サイズに合わせて表示する文字が大きくなり、ランニング中など動いている時でも見やすく

画面サイズに合わせて表示する文字が大きくなり、ランニング中など動いている時でも見やすく

位置情報の測位スピードが上がったことは、スポーツモードをひんぱんに利用する人にとってすごくうれしい進化ではないでしょうか

位置情報の測位スピードが上がったことは、スポーツモードをひんぱんに利用する人にとってすごくうれしい進化ではないでしょうか

スポーツモードにおけるもうひとつの大きな進化点は、同モードを起動した際にウォーミングアップの動的ストレッチ、運動を終了した場合にはクールダウンの静的ストレッチが、それぞれアニメーションで用意されているところです。これ、結構すごいことだと思います!

動的ストレッチと静的ストレッチについての解説は割愛しますが、スポーツの業界で比較的新しい知識として認識が高まっていることに、すぐさま対応している点に本当に驚かされました。

しかもランニングにはランニング用のストレッチ、プールの水泳には水泳用のストレッチが提示されるほか、アニメーションで動きを提示してくれるので、本格的に身体のケアが取り入れやすくなっています。

動的ストレッチと静的ストレッチを適切に行えば、ケガの予防になります

動的ストレッチと静的ストレッチを適切に行えば、ケガの予防になります

まとめ

ファーウェイのスマートウォッチには、上位モデルの「HUAWEI WATCH GT」シリーズがありますが、「HUAWEI WATCH FIT 2」は上位モデルに匹敵するくらいの機能性の高さを誇ります。レビューで試した限りでは、機能的に「HUAWEI WATCH GT」シリーズとほとんど違いがないように感じました。

それでいて、18,612円(税込。2022年6月23日時点の価格.com最安価格)という2万円を切る価格、そしてコンパクトなボディにこれだけの機能を詰め込んでいるのは、正直コスパにすぐれると言わざるを得ません。初めてのスマートウォッチはもちろんですが、スマートウォッチを使い込んでいる人でも満足できるでしょう。

先述したストレッチのアニメーションに加えて、運動後に完全回復までの時間も提示してくれるなど、スポーツをライフスタイルに取り入れている人にはピッタリなスマートウォッチだと感じました。

今 雄飛

今 雄飛

ミラソル デポルテ代表。自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。

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