「Internet Explorer 11」のサポート終了を受け、「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」(以下、Edge)を使い始めた人も多いのではないでしょうか。今回はEdgeの基本設定から知っておくと便利な機能までを、改めて紹介していきたいと思います。
Edgeの起動時に表示されるホームページ
Edgeは、「Windows 10」から標準搭載されるようになったマイクロソフト製のブラウザーソフトです。
ブラウザーソフトにはこのほか、「Google Chrome」(以下、Chrome)や「Safari」、「Firefox」などがあります。それぞれ、見た目や操作感が異なり、Webページの表示速度といった基本性能にも違いがあります。
ただし、EdgeとChromeの基本性能は、ほぼ同等です。というのも、両ソフトは同じ「Chromium(クロミウム)」というブラウザーをベースにしているからです。
Chromiumは、Googleの主導によって開発・公開されているオープンソースのブラウザープログラムのこと。マイクロソフトは元々、自社でEdgeを開発していましたが、最新版のEdgeはChromiumがベースになっているのです。
見た目は違っても、EdgeとChromeの基本性能はほぼ同等であることを理解しておきましょう。
なお、EdgeにはWindows版のほか、macOS版、iOS/iPadOS版、Android版もあり、同じMicrosoftアカウントでサインインすると、お気に入りをはじめとする各種データが同期され、どの機器でも同じ環境でWebページを閲覧できるようになります。
●Microsoft Edgeの入手先
https://www.microsoft.com/ja-jp/edge
Edgeを使い始めるにあたり、Internet Explorerからのデータ引き継ぎ、機器間でのデータ同期、外観のカスタマイズといった基本的な設定を確認/変更しておきましょう。
以下では、Windows版Edgeの設定方法を解説します。
これまでInternet Explorerを使ってきた場合、お気に入り、閲覧の履歴、保存したパスワードなどを以下の操作でEdgeに引き継ぐことができます。
まずは、「設定」ページを開きましょう。画面右上にある横三点ボタン→「設定」をクリック。設定ページが開き、左側に設定項目が並びます。
左の設定項目が表示されない時は、左上の横三本線をクリックするとメニューが開いて選択できます。あるいは、横方向にウィンドウを広げると、表示できます。
Internet Explorerのデータを引き継ぐには、「プロファイル」の「ブラウザーデータのインポート」をクリックします。
次の画面で「ブラウザーデータを今すぐインポート」にある「インポートする項目を選択してください」をクリック。「インポート元」が「Microsoft Internet Explorer」になっていることを確認し、インポート(読み込む)する項目を選択して「インポート」をクリックします。これで、選択したデータを引き継ぐことができます。
画面右上の横三点ボタン→「設定」をクリック
「プロファイル」にある「ブラウザーデータのインポート」をクリック
「インポートする項目を選択してください」をクリック
この画面でインポートする項目を選択して「インポート」をクリック
Edgeで保存しているお気に入りや各種設定、パスワードなどを同期しておくと、ほかの機器のEdgeでも同じ環境が利用できます。
同期の有効/無効を切り替えたり、同期する項目を選択するには、「設定」ページの「プロファイル」にある「同期」をクリックします。この時、Microsoft アカウントにサインインしていない場合は、はじめにサインインしておいてください。
次の画面で、「同期を有効にする」をクリック。同期できる項目が表示されるので、同期したい項目をオンにして「確認」をクリックします。
この画面で「同期を有効にする」をクリック
同期したい項目をオンにして「確認」をクリックする
ほかの機器にEdgeをインストールした場合は、その機器でも同期を有効にします。
たとえばiPhoneなら、Edgeアプリの画面左上にあるアカウントアイコン→「アカウントの設定」とクリック。サインインしていない場合は、ここでサインインしてください。「同期」をクリックすると同期のオン/オフと、同期する項目を選択できます。
アカウントの設定画面で「同期」をクリックし、同期のオン/オフ、同期項目の設定を行う
Webサービスにサインインする時に必要なIDとパスワードを、セキュリティで保護された状態でMicrosoft アカウントに保存させるかどうかの提案を表示させることができます。
同機能を有効にすると、サインインページでIDとパスワードを入力してサインインした後に、保存の提案が表示されるようになります。提案の画面で「保存」をクリックすると、保存の完了です。
次回以降は、IDとパスワードが自動入力されるので、手間なくサインインができます。
設定は、「設定」ページの「プロファイル」→「パスワード」をクリック。「パスワードの保存を提案」をオンにすると、保存の提案が表示されます。
また、サインイン時にIDとパスワードを自動入力するほか、自動入力前に各機器に設定のパスワード入力を求めたり、独自に設定する別のパスワード入力を求めるようにもできます。自動入力よりもセキュリティ的には安心なので、ご自身の使い勝手に合わせて設定をしましょう。
同じ画面で、保存済みのIDとパスワードを確認でき、個別に削除することも可能です。
「設定」ページの「プロファイル」→「パスワード」をクリック。この画面で、設定を行う
クレジットカード情報をセキュリティで保護された状態でMicrosoft アカウントに保存すると、インターネット通販などで買い物をする時に支払い情報を自動入力できます。
設定は、「設定」ページの「プロファイル」→「お支払い情報」をクリック。自動入力をする時は、「保存してお支払い情報を自動入力する」をオンにします。
次に、「カードの追加」をクリック。クレジットカード情報を入力したら、「保存」をクリック。クレジットカードは、複数枚を保存できます。以降は、決済ページでクレジットカード情報を自動入力できるようになります。
「保存してお支払い情報を自動入力する」をオンにして、クレジットカード情報を保存する
アドレスバーや検索ボックスでキーワード検索をする時、標準の設定ではマイクロソフトの検索エンジンである「Bing」を使うように設定されています。
これは、「Yahoo!Japan」「Google」「百度」「DuckDuckGo」「Twitter」に変更することも可能です。
変更するには、「設定」ページの「プライバシー、検索、サービス」をクリック。開く画面で最下段まで画面をスクロールし、「アドレスバーと検索」をクリック。
次の画面で、「アドレスバーで使用する検索エンジン」を変更します。
「設定」ページの「プライバシー、検索、サービス」→「アドレスバーと検索」をクリック
この画面で、検索エンジンを変更する
最近はあまり見かけなくなったものの、Webページの中には、Internet Explorerでしか表示できないものがあります。
この場合は、Edgeに用意された「Internet Explorerモード」を使うことで表示させることができます。
機能を有効化するには、「設定」ページの「規定のブラウザー」をクリック。
「Internet Explorerモード(IEモード)でサイトの再読み込みを許可」の設定に「許可」を選択し、「再起動」をクリック。これで、Internet Explorerモードが使えるようになります。
「設定」ページの「規定のブラウザー」で、「Internet Explorerモード(IEモード)でサイトの再読み込みを許可」で「許可」を選択し、「再起動」をクリック
Internet Explorerにしか対応していないWebページをEdgeで閲覧するには、対象のページを開いて画面右上の横三点ボタンをクリック。開くメニューの「Internet Explorerモードで再読み込みをする」をクリックします。
再読み込みにより、Edgeでも該当のページを閲覧できるようになります。この時、「このページはInternet Explorerモードで開かれています」と表示されます。
「互換表示でこのページを開く」をオンにすると、ページが表示されます。「次回、このページをInternet Explorerモードで開く」をオンにすると、次回以降、自動でInternet Explorerモードで表示されます。
閲覧し終えたら、横三点ボタンからメニューを開き、「Internet Explorerモードを終了する」をクリックしてInternet Explorerモードを終了させてください。
Internet Explorerでしか表示できないWebページでは、「Internet Explorerモードで再読み込みをする」をクリック
「互換表示でこのページを開く」をオンにする
Edgeは、自分の使い勝手に合わせて外観のテーマや、ツールバーに表示させる機能ボタンの追加/削除などが可能です。設定の変更は、「設定」ページの「外観」で行います。
まず、ページの背景が白の「ライト」と、背景が黒の「ダーク」を選択できます。「システムの規定」を選ぶと、OSの設定にしたがって外観が設定されます。「テーマ」では、ツールバーや背景の色などを好みの色調にまとめて変更することが可能です。
全体の外観やテーマを、自分の好みに変更できる
画面を下にスクロールすると、ページのズームレベルやお気に入りバーの表示/非表示などを設定でき、画面右上のツールバーに表示させるボタンの追加/削除も可能です。
これらの設定は、実際にEdgeを使いながら、必要だと感じた時に変更するといいでしょう。上手に活用すると、操作性が向上して使いやすいブラウザーソフトにすることができます。
よく使う機能をツールバーにボタン表示しておくと、素早く操作ができるので操作性が向上する
Edgeを起動した時や、新しいタブを開いた時に表示されるのがホームページです。ここには、よく閲覧するWebページのボタンや天気情報、ニュースなどが表示されます。
こうしたコンテンツは、自分の好みにカスタマイズすることができます。主な設定ポイントを紹介しましょう。
・よく閲覧するWebページの追加と削除
画面上部に並ぶアイコンが、よく閲覧するWebサイトへのリンクボタンです。ワンクリックでWebページを表示できます。
これを追加するには、右端の「+」をクリック。表示される画面に、Webページの名前とURLを入力して「追加」をクリックします。
削除するには、ボタンにカーソルを持って行くと右上に横三点ボタンが表示されるのでクリック。開くメニューで「削除」をクリックします。
よく閲覧するWebページをボタンとして表示させておくと、ワンクリックで表示できて便利だ
・レイアウトなどを変更する
ホームページの右上にある歯車アイコンボタンをクリック。「レイアウト」でニュースなどの表示スタイルを変更できます。
「クイックリンク」は、上で紹介したWebページへのリンクボタンのこと。表示を2行にしたり、一番上に表示したり、オフにしたりできます。
「表示」では、「挨拶」「Officeサイドバー」「新しいタブのヒント」の表示をオン/オフできます。ExcelやWordなどのOffice書類をWebアプリで利用する機会がある人なら、「Officeサイドバー」を表示させておくと便利です。
「言語とコンテンツ」では、表示に使う言語を切り替えます。
この画面で、コンテンツの表示に関する設定を変更する
・表示するコンテンツの内容を変更する
背景画像の下にある「パーソナライズ設定」ボタンをクリックすると、表示するコンテンツを自分の嗜好に合わせて変更できます。
画面左でカテゴリーをクリックすると該当部が表示されるので、表示したいトピックの「+」をタップして追加しましょう。追加するとボタンがチェックマークに変わるので、非表示にする時はこれをクリックします。
元のホームページに戻るには、左上の「マイフィード」をクリックします。
ホームページに表示するトピックをここでカスタマイズする
Edgeには、Internet Explorerにはない便利な機能が多々あります。その中から、注目の機能をピックアップして紹介します。
新しいタブの検索ボックスの右側にマイクのアイコンがあり、音声で検索を実行できます。
はじめてマイクアイコンをタップすると、マイクの使用許可を求める画面が表示されるので、「許可」をクリックしてください。この操作は1度だけです。
「聞き取り中...」と表示されている間にキーワードを言うと、検索結果が表示されます。検索結果画面では、「探していたものです」と音声が流れます。
検索ボックス右のマイクアイコンをクリック
この画面が表示されるので、キーワードを発話する
・タブをピン留めする
ひんぱんに閲覧するWebページは、ピン留めをしておくと素早く開くことができます。ピン留めできるのは、Edge画面、タスクバー、スタート画面の3か所です。
Edge画面にピン留めするには、ピン留めしたいタブを右クリックして「タブのピン留め」をクリック。これで、左端にタブがピン留めされます。このタブは、Edgeを終了させても残り、次回起動時にも表示されます。
ピン留めを解除するには、ピン留めしたタブを右クリックして「タブのピン留めを外す」をクリックします。
タブを右クリックして「タブのピン留め」をクリック
タブの左端にピン留めされる
タスクバーまたはスタート画面にピン留めするには、Edgeの画面右上にある横三点ボタン→「その他のツール」から、「タスクバーにピン留めする」または「スタート画面にピン留めする」をクリックします。
スタート画面の場合は、確認の画面が表示されるので「はい」をクリックしてください。
ピン留めを解除するには、ピン留めアイコンを右クリックして「タスクバーからピン留めを外す」または「スタートからピン留めを外す」をクリックします。
横三点ボタン→「その他のツール」からタスクバーまたはスタート画面にピン留めする
・タブをグループ化する
たくさんのタブを開いている時に、関連するタブだけをまとめてグループ化することができます。タブは、複数作成して利用することが可能です。
グループ化するには、はじめにグループを作成します。ひとつのタブを右クリックして「タブを新しいグループに追加」をクリック。
タブの左端にグループが作成され、設定パネルが開きます。ここで、グループに名前を付け、色を選びましょう。グループができたら、パネル以外をクリックして設定パネルを閉じます。
グループに別のタブを追加するには、追加したいタブを右クリックして「タブをグループに追加」→「(作成したグループの名前)」とクリック。また、タブを直接グループにドラッグ&ドロップしても追加可能です。
追加したタブの上部には、グループに設定した色が付くので判別しやすくなっています。なお、Edgeを終了すると、タブグループはなくなります。
タブを右クリックして「タブを新しいグループに追加」をクリック
グループに名前を付け、色を選択する。グループに対する操作はここから実行する。設定パネルは、グループの右クリックから表示できる
追加したいタブを右クリックして「タブをグループに追加」→「(作成したグループの名前)」とクリックして追加する
・タブを画面の左サイドに並べる
タブは通常、画面上部で水平方向に並んでいます。しかしEdgeではこれを、左サイドに移動して垂直方向に表示することができます。このスタイルを「垂直タブバー」と呼びます。
切り替えは、画面左上にある「[タブ操作]メニュー」→「垂直タブバーをオンにする」をクリックするだけです。元に戻すには、「[タブ操作]メニュー」→「垂直タブバーをオフにする」をクリックします。
垂直タブバーは、画面の縦方向が広く使えるようになるし、タブに表示されるWebページのタイトルも見やすくなります。
特に、複数のタブグループを作成して利用する時にタブが見やすく、便利です。
「[タブ操作]メニュー」→「垂直タブバーをオンにする」をクリック
垂直タブバーに切り替わる
Edgeには、小さなウィンドウの簡易的ブラウザー機能である「Edge バー」が用意されています。これは、Edgeとは別に独立して機能しますので、起動後はEdgeを終了してもかまいません。
起動は、Edgeの画面右上にある横三点ボタン→「その他のツール」→「Edge バーを起動」とクリック。これで、デスクトップ画面の右サイドにEdge バーが固定表示されます。
ここから最新の天気やニュースを確認したり、検索してWebページを閲覧することが可能です。
右側のツールバー上部には「MSN」「Bing」「Outlook」「LinkedIn」のボタンがあり、クリックで各ページを表示します。「+」では、任意のタブ(Webページ)を追加することも可能です。
下方には、上からMicrosoft アカウントアイコン、ポイントサービスの「Microsoft Rewards」へのリンクがあります。縦三点ボタンからは設定関連のメニューが開きます。
設定で、パソコンの起動と同時にEdgeバーを自動起動させるようにもできます。
「自動非表示を有効にする」をクリックするとツールバーのみの表示になり、同じボタンを再度クリックすると元に戻ります。
「ピン留めを外す」をクリックするとEdge バーがフローティング状態になり、画面サイズや配置を自由に変更できます。同じボタンを再度クリックすると、固定表示に戻ります。
「最小化」ボタンをクリックすると、Edgeアイコンの小さなボタン表示になり、これをクリックすると元に戻ります。「閉じる」ボタンから、Edge バーを終了させることができます。
横三点ボタン→「その他のツール」→「Edge バーを起動」のクリックでEdge バーを起動する
固定表示のEdge バー。ちょっと調べ物をしたい時などに利用すると便利だ
「コレクション」は、Webの閲覧中に、関連するWebページそのものや画像、テキストなどを保存しておくための場所です。資料作成時などに関連する情報だけをまとめておけるので便利です。
使い方としては、はじめに「コレクション」を作成し、そこに情報やメモを追加して行くことになります。
まず、アドレスバーの右側にある「コレクション」ボタンをクリック。「コレクション」画面が開くので、「新しいコレクションを作成」をクリックします。
適当な名前を入力して「保存」をクリック。これで、「コレクション」が作成できました。情報を追加するために、作成した「コレクション」をクリックします。
表示中のWebページを追加するには、「+現在のページを追加」をクリック。これで、Webページへのリンクが追加されます。
画像を追加するには、Webページ内の画像を右クリックして「コレクションに追加」→「(コレクションの名前)」をクリック。これで、画像データのみが追加されます。
テキストを追加するには、追加したいテキスト部分をドラッグ操作で選択して右クリックし、「コレクションに追加」→「(コレクションの名前)」をクリック。これで、テキストデータが追加されます。
このように、関連する情報の必要な部分だけをまとめて保存しておくと、あとから利用する時にとてもわかりやすくなります。
コレクションは必要に応じていくつも作成できるので、情報の整理に使ってみてはいかがでしょうか。
「コレクション」ボタン→「新しいコレクションを作成」をクリック
コレクションに名前を付ける
「+現在のページを追加」をクリックすると、表示中のWebページを保存できる
画像を直接右クリックして「コレクションに追加」→「(コレクションの名前)」をクリックすると画像を保存できる
テキストを選択して右クリックし、「コレクションに追加」→「(コレクションの名前)」をクリックするとテキストデータを保存できる
Edgeには、外国語を翻訳する翻訳機能があります。
たとえば英語のページを表示すると、「英語のページを翻訳しますか?」と画面が表示されます。表示されない時は、アドレスバー右側に表示される「翻訳オプションの表示」ボタンをクリックしてください。
翻訳のターゲット言語を「日本語」にして「翻訳」をクリックすると、ページ全体が日本語に翻訳されて表示されます。この時、「英語のページを常に翻訳する」にチェックを入れておくと、以降は英語のページが自動で翻訳されるようになります。
翻訳オプションが表示されたら、翻訳のターゲット言語が「日本語」であることを確認し、「翻訳」をクリック
英語の表記が日本語訳に変わる
表示中のWebページの一部または全体をキャプチャして、画像データとして残すことができます。
操作は、Webページ内の何もないところで右クリックし、「Webキャプチャ」をクリック。「エリアをキャプチャする」か「ページ全体をキャプチャ」を選ぶバーが表示されます。
「ページ全体をキャプチャ」では、画面には表示されていない部分も含め、ページ全体がキャプチャされます。キャプチャ後は、以下で解説する「Webキャプチャ」画面が開きます。
「エリアをキャプチャする」をクリックするとカーソルが十字に変わるので、キャプチャしたい部分をドラッグして指定してください。
「コピー」と「キャプチャをマークアップ」の選択ができるので、書類などに貼り付けるのであれば「コピー」をクリックしたあとに、貼り付けを実行します。
「キャプチャをマークアップ」をクリックすると「Webキャプチャ」画面が開き、手書きで文字や図などを書き込むことが可能です。
画像は保存するほか、「共有」ボタンから送信したり、「コピー」ボタンでコピーして書類などに貼り付けることができます。
何もないところで右クリックして「Webキャプチャ」をクリック
「エリアをキャプチャする」か「ページ全体をキャプチャ」を選ぶ
エリアを選択した例。「コピー」か「キャプチャをマークアップ」を選ぶ
「キャプチャをマークアップ」を選択した例。手書きで文字や図を書いて保存や送信、コピーができる
dgeには、WebページのQRコードを作成する機能があります。QRコードを作成すると、ほかの人にWebページの場所を伝えたい時などに便利です。
QRコードを受け取った人は、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで、Webページを表示できるからです。
QRコードの作成は、該当のWebページを表示してアドレスバーの右にある「このページのQRコードを作成」ボタンをクリック。QRコードが作成されるので、「ダウンロード」をクリックして保存します。
QRコードは、「ダウンロード」フォルダーに画像データとして保存されます。
「このページのQRコードを作成」ボタンをクリックしてQRコードを作成し、「ダウンロード」をクリック
「ダウンロード」フォルダーに保存される
ChromiumベースのEdgeは、画面デザインがスッキリとしていて、動作も軽快です。
また、見た目や表示するコンテンツなどを自分好みにカスタマイズできるので、使い勝手をよくすることもできます。機能面も、今回は一部の機能をピックアップして紹介しましたが、必要十分と言えるでしょう。機能はひんぱんにアップデートされていて、さらには拡張機能も追加できるので見た目ばかりでなく、機能面のカスタマイズ性も兼ね備えています。
Internet Explorerを使い続けてきた人は、操作に慣れるまでは少し違和感があるかもしれません。しかし、基本的には扱いやすいブラウザーソフトなので、しっかりと使いこなしてください。
パソコンからモバイルまで、ハード&ソフトのわかりやすい操作解説を心がける。趣味は山登りにクルマという、アウトドア志向のIT系フリーライター。