ロジクールは2022年7月13日、ワイヤレスのメカニカルキーボード「SIGNATURE メカニカルキーボード K855」を発表しました。希望小売価格は11,500円(税込)。同社のメカニカルキーボードとしては、エントリークラスに位置づけられるモデルです。
テンキーレスの「SIGNATURE メカニカルキーボード K855」。グラファイトとオフホワイトの2色がラインアップ
「SIGNATURE メカニカルキーボード K855」は、スイッチに赤軸を採用したテンキーレスのキーボード。メカニカルならではの打鍵感と高速にタイピングできるのが特徴です。スイッチは、最大5000万回のキーストロークに耐える堅牢性を備えると言います。
「SIGNATURE メカニカルキーボード K855」は、「K835 TKLメカニカル」の後継機となるモデル。アルミニウムを採用したデザインは、「K835 TKLメカニカル」を踏襲。日本語配列のみで、US配列は用意されていません
キーの天面は、指にフィットするようカーブを描くデザイン。キースイッチは、赤軸のみとなっています。なお、バックライトは搭載されていません
実際に触ってみましたが、メカニカルキースイッチならではのしっかりとした打鍵感。いっぽう、打鍵音もメカニカルキースイッチらしい大きめの音で、隣のデスクで使われると、音が気になりそうです
テンキーレスなので省スペースはもちろんのこと、自立するため、作業を行わないときは画像のように垂直に立てて収納することが可能。底面奥のスタンドで4〜8°の角度調整にも対応します
本機のワイヤレス接続方式は、同梱される「Logi Bolt USBレシーバー」か、Bluetooth接続の2つを用意。最大3台まで接続デバイスを登録可能で、切り替えはF1、F2、F3キーにて行います。
ファンクションキーはF5が音声入力、F6が絵文字入力に対応。専用のソフトウェア「Logi Options +」を使えば、ファンクションキーなどをカスタマイズすることも可能です。
1万円以下で購入できるメカニカルキーボードは多数ありますが、20年以上キーボードやタイピング技術の研究、開発に携わってきたロジクールだからこその機能性と信頼性の高さを考えれば、メカニカルキーボードを使ってみたい人にとって、「SIGNATURE メカニカルキーボード K855」は十分選択肢に入るのではないでしょうか。
最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。