レビュー

Twitter特化型「縦型ディスプレイ」をご存じか!? 縦型マンガもLINEも超見やすい!

「ツイ廃」という言葉があります。仕事中もずっとTwitterが気になってしまい、常に見てしまう……。しかし、そういう人って、結構多いのではないでしょうか?

そんなニーズを受けてか、最近ネットで話題になったのが「縦型ディスプレイ」。仕事しながらでも常に外付けディスプレイにTwitterを表示させておける、しかも「Twitterにぴったりサイズ!」というもので、その名をKEIYO「New Bridge NB-TM088」と言います。

「SNSやチャットを縦になが〜く見る」ために特化した8.8型液晶ディスプレイです

「SNSやチャットを縦になが〜く見る」ために特化した8.8型液晶ディスプレイです

はたして本当に便利なのか? そしてTwitterを見る以外にどんな用途があるのか? 検証してみました。

接続は、ケーブル2本でつなぐだけ!

さっそく初期設定をしてみましょう。箱を開封してみると、ディスプレイ本体・ケーブル2本・取扱説明書が入っています。

同梱されていたのはディスプレイ本体・ケーブル2本・取扱説明書

同梱されていたのはディスプレイ本体・ケーブル2本・取扱説明書

ディスプレイ本体にはスタンドが付いており、10段階の角度調節ができるようになっています。類似の他社製品ではスタンド部分が別売りになっているものもあったので、格納式で一体となっているのはポイントが高いと思いました!

格納可能なスタンド。10段階の角度調節ができます

格納可能なスタンド。10段階の角度調節ができます

まずは付属のケーブル2本をディスプレイの背面につなぎます。

端子は背面に付いているので、表から見たときにすっきりしているのがいい

端子は背面に付いているので、表から見たときにすっきりしているのがいい

もういっぽうをパソコン本体につなぎます。USB Type-C(電源用)とHDMI(映像信号用)の2種類が必要なんですね。

接続機器には、USB Type-CとHDMIの2つを確保する必要があります

接続機器には、USB Type-CとHDMIの2つを確保する必要があります

つないだらこんな感じです!

ケーブルはそれぞれ1mずつあるので、テーブルの下やパソコンの後ろにはわせて、もう少しすっきりさせることも可能

ケーブルはそれぞれ1mずつあるので、テーブルの下やパソコンの後ろにはわせて、もう少しすっきりさせることも可能

さっそく電源を入れてみましょう。側面にある2つのボタンのうち、上を押すと電源が入ります。

Windows 10の場合、デスクトップで右クリック→ディスプレイ設定

Windows 10の場合、デスクトップで右クリック→ディスプレイ設定

すると画面がこのようになり、ノートパソコンのディスプレイと縦型ディスプレイの両方が認識されます。

「1」がパソコン、「2」が縦型ディスプレイです

「1」がパソコン、「2」が縦型ディスプレイです

しかしこのままだと、縦型ディスプレイの縦横比がおかしいので……。

文字が読めないほど歪んでいます

文字が読めないほど歪んでいます

「2」を選択し、「ディスプレイの解像度」で、「480×1920」を選択します。

「2」を選択

「2」を選択

「ディスプレイの解像度」の「480×1920」を選択

「ディスプレイの解像度」の「480×1920」を選択

これで設定は完了です!
さっそくTwitterを見てみると、いい感じにフィット!
まさにTwitterを見るためのディスプレイといった感じで、とても見やすいです。

作業する用(ノートパソコン)と、Twitterチェック用(縦型ディスプレイ)で分けられるのがいい

作業する用(ノートパソコン)と、Twitterチェック用(縦型ディスプレイ)で分けられるのがいい

たとえば、WebサイトとTwitterを同時に見るとか、仕事や作業をしながらも、Twitterをリアルタイムでチェックしておきたいとかの場合にとても便利!

もちろん、パソコンの画面上に2画面に分割して表示することも可能ではありますが、窮屈だったので別画面に分けられるのは快適です。

1画面でできなくはないけど、ちょっと窮屈……

1画面でできなくはないけど、ちょっと窮屈……

Twitter以外にも使ってみた

せっかく外付けのディスプレイを使うので、別の使い方についても検証してみましょう。

まずはLINE。このように、かなりのやり取りを表示させることができます!

何ラリー分も表示できる!

何ラリー分も表示できる!

2〜2.5倍分のやり取りが一度に表示できるので、ものすごい長文を送ってくる人の文章を1度に読みたい場合にも便利です。スマホの画面と比べるとこのとおり!

左が縦型ディスプレイでの表示。1度に読める情報量にかなり違いがあります!

左が縦型ディスプレイでの表示。1度に読める情報量にかなり違いがあります!

ここまでは商品特性でも謳われていますが……では、動画などを見る場合どうなるのでしょうか。まずはYouTube。縦型ディスプレイにYouTubeを表示させるとこのようになりました。

動画を選択するのはパソコン画面と同様、ただ縦長なだけですが……

動画を選択するのはパソコン画面と同様、ただ縦長なだけですが……

実際に動画を再生すると、画面がとても小さく、スマホで見るより小さい画面に!

余白(余黒?)が多い……

余白(余黒?)が多い……

これだとパソコン内を2画面にしたほうが見やすいかも……

これだとパソコン内を2画面にしたほうが見やすいかも……

縦型ディスプレイ自体の解像度は非常に高いので、画質はかなりいい感じなのですが、本製品の縦横比を考えれば、画面自体が小さくなってしまうのは仕方がないのかもしれません。

画質はかなりいい感じ

画質はかなりいい感じ

では、縦型動画のTikTokは?
動画を選択し見ようとすると、コメント欄も右側に同時に表示されるため動画自体は小さくなってしまいました。

これはスマホのほうが見やすい……

これはスマホのほうが見やすい……

というわけで、YouTubeやTikTokなどの動画を見るにはちょっと不向きかもしれません……。

「縦型マンガ」にベストフィット!

では、今増えてきている「縦型マンガ」はどうでしょうか!?

おおお、見やすい!※作品はこちらの価格.comマガジン記事より

おおお、見やすい!
※作品はこちらの価格.comマガジン記事より

縦型ディスプレイに表示させてみると、一度にたくさんのコマを読むことができて快適!これは便利かもしれません!

オンライン会議での議事録作成用としても!

オンライン会議の際に相手の顔を表示させるディスプレイとして使う方法もありました。

相手の顔を縦型ディスプレイに縦にならべ、パソコンでは議事録をとるという使い方です!

相手の顔を縦型ディスプレイに縦にならべ、パソコンでは議事録をとるという使い方です!

最大で6〜7人までなら並べて表示できそうです。画面共有をしながらの会議やプレゼンなどの場合はややこしくなりそうですが、画面共有がなく互いの顔だけを見ながら行う会議の場合であれば、ディスプレイを分けることでパソコン本体では議事録をとったり、別の作業をしたりすることができてとても便利そう!

今回は記事作成のためお酒とオンライン会議をしてみました。友達がいないわけではない……

今回は記事作成のためお酒とオンライン会議をしてみました。友達がいないわけではない……

重さはめっちゃ軽い!230g

さて、ここまで使い勝手を見てきましたが、ちょっとここで本体の重さについても触れておきましょう。ディスプレイとはいえ、この商品のすごいところは片手で持てるサイズ感、そしてめっちゃ軽いところ。

スマホ2個分くらいの大きさです

スマホ2個分くらいの大きさです

つまり持ち運びにもストレスがかからないのです。本体とケーブル2本さえあれば使える手軽さもいいところ。

重さはなんと約230g

重さはなんと約230g

今回いろいろと試してみた結果、下記のようになりました。

Twitter→◎
LINE→◎
YouTube→△
TikTok→△
縦型マンガ→◎
オンライン会議→〇

汎用性はそこまで高くないものの、逆に言えばTwitter・LINE・縦型マンガ・オンライン会議にかなり活躍してくれそう! という「特定の用途では高評価」でした。つまり、これらの用途で多く使用する人にとっては便利なアイテムです。スマホ2個分と手ごろなサイズかつ重さも230gと持ち運びにも便利です。

Twitterをめっちゃ見る・LINEでの長いやり取りが多い・縦型マンガ大好き・オンライン会議すごくたくさんある……こんな人には便利だと思います!

松本果歩

松本果歩

恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。Twitter:@KA_HO_MA

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