レノボ・ジャパンは2022年8月16日、薄型ノートパソコン「Yoga Slim」シリーズの新モデル「Yoga Slim 970i」を8月19日に発売すると発表した。14型の4K有機ELディスプレイを搭載するフラグシップモデルだ。天板には3D曲面ガラスを採用するなど、本体の質感にもこだわっている。レノボオンラインストア価格は29万円(税込)前後の見込み。
Yoga Slim 970i
Yoga Slim 970iは14型の4K有機ELディスプレイを搭載するノートパソコン。フラグシップモデルらしい高級感溢れるボディに高精細で鮮やかなディスプレイを搭載するのが特徴だ。天板には3D曲面ガラスを採用するほか、アルミ製CNCカバーはヘアライン鏡面仕上げが施されている。本体サイズは約315(幅)×214.4(奥行)×14.9(最薄部)mm、重量は約1.37kg。
3D曲面ガラスを採用した天板
エッジは鏡面仕上げ
14型の有機ELディスプレイは、レノボ独自のディスプレイ基準「PureSightディスプレイ」に対応。解像度は3840×2400の4Kで、アスペクト比は16:10。Dolby Visionや10bitカラー、DisplayHDR 500をサポートするほか、100万:1のコントラスト比を実現。輝度は400nit。ブルーライト低減機能なども備える。10点対応のマルチタッチ機能も搭載する高品質なディスプレイだ。
PureSightディスプレイという独自基準に対応した14型の4K有機ELディスプレイ
サウンド面は高級車などにも採用されているBowers & Wilikinsのスピーカーを搭載。2基のツイーターと2基のウーハーから構成され、鮮明な高音、繊細な低音、バランスのとれた中音域を体験できるという。
Bowers & Wilikinsのスピーカーを搭載
Yoga Slimはカーボンニュートラル認証を取得しているのも特徴だ。本製品の使用にともなう二酸化炭素排出量を販売価格に算入しており、購入と同時にオフセットすることができる。脱炭素経営を進める企業にとっては、環境目標達成にひと役買ってくるはずだ。
底面にカーボンニュートラル認証の文字
主なスペックは、CPUに「Core i7-1280P」を搭載。メモリーは16GB、ストレージは1TB SSDを備える。バッテリー駆動時間は最大約12.2時間。75Whrバッテリーは15分で2時間使用できる急速充電に対応する。外部インターフェスには、Thunderbolt 4×3、マイク入力/ヘッド本出力を備える。OSはWindows 11 Home 64bit。
従来モデルから50%大きくなったタッチパッド。パームレストが狭く感じるほど大きい
側面にWebカメラを物理的にオフにしておける、eプライバシーシャッターを搭載
Thunderbolt 4ポートとヘッドホン出力/マイク入力を搭載
第12世代Coreプロセッサーを搭載。内部には大きなファンが2つ搭載されている
ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!