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日本HPがコンバーチブル型プレミアムノートPC4機種発表、全機種約500万画素Webカメラ搭載

日本HPは2022年9月2日、個人向けノートパソコンの新モデル4機種とWebカメラの新製品を発表した。ノートパソコンは全機種に約500万画素のWebカメラを搭載。自宅とオフィスで仕事をするハイブリッドワークに重要なオンラインコミュニケーションを高画質で行えるという。各モデルの詳細は以下の通り。

2022年プレミアムモデルの共通特徴

ノートパソコンは4機種とも日本HPの個人向けノートパソコンの中でもデザインや機能性にこだわったプレミアムモデル。全機種ディスプレイが回転するコンバーチブル型の2in1パソコンだ。共通の特徴として、約500万画素のWebカメラとカメラ機能を拡張するアプリケーション「GlamCam」を搭載する。「GlamCam」には、バックライト調整やビューティモードなどの外観フィルタ、オートフレーム、AIノイズリダクションなどが備わっている。

約500万画素のWebカメラを搭載。カメラ機能を拡張するアプリケーション「GlamCam」も備える

約500万画素のWebカメラを搭載。カメラ機能を拡張するアプリケーション「GlamCam」も備える

4機種ともディスプレイに有機ELを搭載したモデルをラインアップ。アスペクト比が16:10または3:2の縦長のディスプレイを採用するのも特徴だ。Webページ閲覧時はスクロールの回数を減らせ、Officeアプリなどは一覧性が高まり、効率的に作業ができるという。

一部のモデルにはアクティブペンが同梱されており、クリエイティブな用途での利用も想定している。クリエイティブワークをサポートする「HP Palette」というツールパッケージも新たに搭載。「HP Palette」には、スマホやタブレットとデータを相互転送できる「HP QuickDrop」や、AIの顔認証機能を利用した写真検索ツール「PhotoMactch」、タブレットやスマホを拡張ディスプレイにする「Duet for HP」、手書きアプリ「Concepts」などがまとめられている。「Adobe Creative Cloud」の1か月無料体験版もバンドルされる。

クリエイティブツールや便利ツールがまとめられている「HP Palette」

クリエイティブツールや便利ツールがまとめられている「HP Palette」

すべてがプレミアムな「HP Spectre x360 14」

日本HPの個人向けノートパソコンの中でもデザイン、機能、使い勝手のあらゆる点にこだわったプレミアムモデル。アスペクト比3:2の13.5型ディスプレイを搭載するモバイルノートだ。インテルの第12世代Coreプロセッサー・Uシリーズを搭載するほか、メモリーは最大16GB、ストレージも最大1TB SSDとモバイルノートとしては充実のスペックを誇る。最新のWi-Fi 6Eにも対応する。

「HP Spectre x360 14」

「HP Spectre x360 14」

HP MPPアクティブペンが付属する

HP MPPアクティブペンが付属する

13.5型ディスプレイは、輝度が最大400ニット、DCI-P3色域100%の有機ELモデルをラインアップ。Bang & Olufsenのクアッドスピーカーを備えており、高音質で動画コンテンツを楽しめる。

本体サイズは約299(幅)×220(奥行)×16.5(高さ)mm、重量は約1.39kg。バッテリー駆動時間は最大16時間。急速充電機能もサポートする。

直販価格は220,000円(税込)から。

インテルArc A370M搭載モデルもラインアップする「HP Spectre x360 16」

アスペクト比が16:10の16型ディスプレイを搭載する「HP Spectre x360」の大画面モデル。CPUには第12世代Coreプロセッサー・P/Hシリーズを採用するほか、メモリーは最大32GB、ストレージは最大2TBとノートパソコンとしてはトップクラスのスペックを誇る。

「HP Spectre x360 16」

「HP Spectre x360 16」

また、グラフィック機能にインテル Arc A370を搭載したモデルもラインアップ。クリエイティブな用途はもちろん、ゲームでも高いパフォーマンスが期待できる。最大輝度400ニット、DCI-P3色域100%の有機ELを搭載したモデルもラインアップ。

本体サイズは約358(幅)×246(奥行)×18.9(高さ)mm、重量は約1.96kg。バッテリー駆動時間は最大15時間。

直販価格は286,000円(税込)から。

Enterキーが右端の新キーボードを搭載した「HP ENVY x360 13」

13.3型ディスプレイを搭載するモバイルノート。CPUには第12世代Coreプロセッサー・Pシリーズを採用するほか、メモリーは最大16GB、ストレージは最大1TB SSDを搭載。「HP ENVY」は「HP Spetre x360」よりもワンランク下の位置づけではあるが、スペック面は「HP Spectre」と遜色のないスペックだ。

「HP ENVY x360 13」

「HP ENVY x360 13」

最大輝度400ニット、DCI-P3色域100%の有機ELモデルをラインアップ。スピーカーがBang & Olufsenのデュアルスピーカーで、スピーカーは「HP Spectre」より劣る。

キーボードは、Enterキーが右端にレイアウトされた新しいキーボードを搭載。従来モデルはEnterキーの右にHomeキーなどがレイアウトされており、日本では不評だったという。新しい「HP ENVY x360 13」では日本の要望が受け入れられ、Enterキーが右端にレイアウトされた新しいキーボードに変更されたとのこと。

Enterキーが右端にレイアウトされた新しいキーボード

Enterキーが右端にレイアウトされた新しいキーボード

外部インターフェイスにThunderbolt 4×2、USB Type-A×2、microSDメモリーカードスロット、ヘッド本出力/マイク入力を搭載。モバイルノートながら外部インターフェイスは充実している。

本体サイズは約298(幅)×216(奥行)×16.9(高さ)mm、重量は約1.33kg。バッテリー駆動時間は最大17時間。

直販価格は169,400円(税込)から。

15.6型ディスプレイ搭載の「HP ENVY x360 15(インテル)」

アスペクト比が16:10の15.6型ディスプレイを搭載する「HP ENVY x360」の大画面モデル。スペックは「HP ENVY x360 13」と同様、CPUには第12世代Coreプロセッサー・Pシリーズを採用する。メモリーは最大16GB、ストレージは最大1TB SSDと、ハイスペックなモデルもラインアップする。

「HP ENVY x360 15」

「HP ENVY x360 15」

本体サイズは約358(幅)×229(奥行)×18.9(高さ)mm、重量は約1.73kg。バッテリー駆動時間は最大10時間。

直販価格は187,000円(税込)から。

AIによる補正機能搭載のWebカメラ「HP 960 4K ストリーミングウェブカメラ」

最大4K解像度のWebカメラ。F2.0の明るいレンズと低光量調整機能により、明るい映像でビデオ会議などに参加できるという、また、AIによるフェイスフレーミングとオートフォーカスも利用可能。ノイズリダクション機能付きのデュアルマイクも搭載しており、クリアな音声で、コミュニケーションがとれるのも特徴。

「HP 960 4K ストリーミングウェブカメラ」

「HP 960 4K ストリーミングウェブカメラ」

360°スイーベルと90°チルトダウンが可能なユニバーサルマウントで角度の調整もできる。磁気式のプライバシーカバーも付いており、プライバシーもしっかり保護できる。

直販価格は21,900円(税込)。2022年11月発売を予定している。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!

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