今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、オウガ・ジャパンのスマートバンド「OPPO Band 2」や、ソニーのウォークマン「NW-A300」シリーズ、SIEのPlayStation 5用「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」を紹介する。
2023年1月27日(金)発売
オウガ・ジャパンの「OPPO」ブランドから、スマートバンド「OPPO Band 2」が登場する。価格は8,480円。
犬の散歩など日常的な運動、ランニングやウォーキングなどの基本的な運動を含めて、100種類以上のスポーツモードを搭載したモデル。消費カロリーや心拍数、ワークアウト時間を記録可能。また、ランニング、ウォーキング、ローイング、エリプティカルの4種類の運動は自動で認識して記録を開始し、運動を一時的にやめると記録も一時停止する。
ランニングメニューは13種類を用意し、ユーザーに合ったメニューを選択可能。ランニング終了後はランニング中の走行ペース、心拍数などのデータに基づきレポートを生成し、次回のランニングに向けたアドバイスを表示する。
さらに、同ブランド独自開発の「プロテニスモード」も搭載。サーブ、フォアハンドトップスピン、フォアハンドスライス、バックハンドトップスピン、バックハンドスライスをそれぞれ認識し、打球数やスイングスピードを計測する。なお、正確なテニスデータを獲得するためには、ラケットを持つほうの手首にバンドを装着することが必要とのこと。
健康モニタリング機能としては、睡眠状況のモニタリングや、心拍数測定などに対応。心拍に異常を検知した際には、アラートで知らせる。ただし、同社は、同製品について「医療機器ではない」として、「病気などの診断、治療、予防の目的に対しての使用はできない。心拍数モニタリングや睡眠中の血中酸素レベル追跡、レム睡眠の測定はデフォルトではオフになっている」とアナウンスしている。
加えて、15分の仮眠であっても自動的にモニタリングを行い、血中酸素レベルやいびき音を検知して睡眠中の呼吸障害リスクを評価する機能も搭載。さらに、異常ないびき音を検出した際に、録音を行う「いびきモニタリング」機能も備えた。なお、「いびきモニタリング」機能はスマートフォンと一緒に使用する機能となり、iOSに非対応となる。
主な仕様は、ディスプレイが約1.57型(256×402ドット)有機EL、充電時間が約60分間、バッテリー駆動時間が最長14日間。急速充電にも対応し、5分間の充電で24時間使用できる。
本体サイズは約45.3(幅)×29.1(高さ)×10.6(奥行)mm、重量は約20g(ストラップを含む約33g)。ボディカラーは、ライトブルーとマットブラックの2色を用意する。
2023年1月27日(金)発売
ソニーから、ウォークマンの新機種として、コンパクトモデル「NW-A300」シリーズが登場。ラインアップとして、「NW-A307」(64GB、グレー/ブルー/ブラック)、「NW-A306」(32GB、グレー/ブルー/ブラック)を用意する。
「NW-A300」シリーズは、画面サイズが3.6型、本体サイズが55.7〜56.5(幅)×98.2〜98.4(高さ)×11.8(奥行)mmのコンパクトモデルながら、ハイレゾからストリーミングまで、幅広い音源を高音質で再生できるというのが特徴だ。
具体的には、上位機種に採用している、金を添加した高音質はんだやヘッドホンジャックを使用し、「音の広がりや締まりのある低音を実現する」とのこと。また、「ZXシリーズ」に使用している、抵抗値を削減したバッテリーを「Aシリーズ」として初めて搭載し、「ボーカルや楽器音の透明感が向上した」と同社では説明する。
加えて、AI(人工知能)技術を採用し、楽曲を「ハイレゾ級の高音質」にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」を、上位機種と同様に搭載。ワイヤレス接続時やストリーミングサービスを楽しむ際にも適用できるという。
このほか主な仕様は、OSに「Android 12」を採用。内蔵メモリーは、「NW-A307」が64GB(実使用可能領域は約47GB)、「NW-A306」が32GB(実使用可能領域は約18GB)。microSDXCメモリーカード対応スロットも装備する。
表示部は、タッチ対応の3.6型HDディスプレイ(1280×720ドット)。無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN規格をサポート。Bluetoothのバージョンは5.0で、コーデック(送信)はSBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HDに対応する。
充電池持続時間は、例として、音楽再生時(W.ミュージック)の場合が約36時間(MP3 128kbps)/約32時間(FLAC 192kHz/24bit)/約28時間(DSD 2.8224MHz/1bit)。重量は約113g(充電池含む)。
2023年1月26日(木)発売
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から、PlayStation 5(PS5)用「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」が登場する。
「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」は、「PlayStation史上初めて、圧倒的なカスタマイズ機能を備えた」とうたうPS5用コントローラー。
具体的には、リマッピング可能なボタン、スティックやトリガーの感度の微調整、複数の操作プロファイル間での切り替え、コントローラー上の独特なUIといった、ハードウェアとソフトウェアの双方に応じたパーソナライズオプションを備える。
加えて、持ちやすさも「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」の特徴とのこと。さらに、対応するタイトルで楽しめる、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなどの没入感を高める機能も搭載した。
このほか、交換可能なスティックキャップ3種と背面ボタン2種が付属。付属の携帯用ケースにすべてまとめて収納可能できる。コントローラー本体をケースに収納したままUSB接続で充電することも可能だ。
セット内容は、「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」本体、USB Type-C編み込みケーブル、標準キャップ×2、ハイドームキャップ×2、ロードームキャップ×2、ハーフドーム背面ボタン×2、レバー背面ボタン×2、コネクターカバー、携帯用ケース。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。