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5.1chモデルもラインアップ! SteelSeries初のゲーミングスピーカー「Arena」

2023年1月26日、SteelSeriesは同社初となるゲーミングスピーカー「Arena」シリーズの発表会を開催。2chモデル「Arena 3」、2.1chモデル「Arena 7」、5.1chモデル「Arena 9」の計3製品を3月10日以降順次発売することを発表した。

SteelSeries初のゲーミングスピーカー「Arena」シリーズ。写真左から、「Arena 7」「Arena 9」「Arena 3」の順

SteelSeries初のゲーミングスピーカー「Arena」シリーズ。写真左から、「Arena 7」「Arena 9」「Arena 3」の順

ゲーミングヘッドセットやゲーミングイヤホン、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボードなど、ゲーミング関連のデバイスを数多く手がける同社だが、意外にもゲーミングスピーカー製品は今回が初めてとなる。いずれも、有線接続だけでなくBluetoothによる音声入力に対応しており、スマートフォンからBluetooth経由で音楽を楽しめるようになっている。

また、ゲーミングスピーカーらしく、高機能なオーディオソフトウェアスイート「Sonar」を活用できることも大きな特徴だ。同社ゲーミングデバイスではおなじみとなっているPC向け統合ソフトウェア「SteelSeries GG」からアクセスできる同機能を活用することで、10バンドパラメトリックイコライザーによるカスタマイズや、「Apex Legends」や「Call of Duty: Modern Warfare 2」などのゲームタイトル別に用意されているプリセットイコライザーなどを利用できる。

Bluetooth接続でストリーミングサービスの音楽を楽しめるなど、イマドキの使い方にぴったりな1台に仕上がっている

Bluetooth接続でストリーミングサービスの音楽を楽しめるなど、イマドキの使い方にぴったりな1台に仕上がっている

エントリーモデルとなる「Arena 3」は、4インチのフルレンジユニットを搭載。サブウーハーを付属しないモデルということで、バスレフポートをスピーカーユニット上部に搭載することで、低音を強化したという。右スピーカーには、背面にヘッドセット接続用の3.5mmジャックを、スタンド部分にボリュームコントロールやマルチファンクションボタンが用意されている。有線接続での音声入力は3.5mmステレオミニのみとシンプルな仕様だ。市場想定価格は19,990円前後。

2ch仕様の「Arena 3」。機能を絞り込むことで価格を抑えたエントリーモデルという位置づけ

2ch仕様の「Arena 3」。機能を絞り込むことで価格を抑えたエントリーモデルという位置づけ

スピーカーは4インチのフルレンジユニットで、バスレフポートをスピーカーユニット上部に搭載している

スピーカーは4インチのフルレンジユニットで、バスレフポートをスピーカーユニット上部に搭載している

右スピーカーの背面。ヘッドセット接続用の3.5mmジャックも用意されている

右スピーカーの背面。ヘッドセット接続用の3.5mmジャックも用意されている

「Arena 7」は、エントリーモデルの「Arena 3」とは異なる、4インチドライバーとツイーターを組み合わせた2Wayタイプのスピーカー2基と、6.5インチダウンファイアリング(下向き)サブウーハーを組み合わせた2.1chモデル。2基のスピーカー背面とスタンド部には、RGBイルミネーション機能が搭載されており、画面上のアクションや音楽に合わせたライティングを楽しめるようになっているのもポイントだ。

「Arena 7」は、6.5インチダウンファイアリングサブウーハーを付属する2.1ch仕様

「Arena 7」は、6.5インチダウンファイアリングサブウーハーを付属する2.1ch仕様

スピーカーは、4インチドライバーとツイーターを組み合わせた2Wayタイプ。背面にはRGBイルミネーション機能も搭載されている

スピーカーは、4インチドライバーとツイーターを組み合わせた2Wayタイプ。背面にはRGBイルミネーション機能も搭載されている

なお、エントリーモデルの「Arena 3」同様、右スピーカー背面にヘッドセット接続用の3.5mmジャックを、スタンド部分にボリュームコントロールやマルチファンクションボタンが用意されている。このグレードから、USB接続や光デジタル入出力にも対応しており、ヘッドセット接続用の3.5mmジャック以外の入出力端子はすべてサブウーハー背面に集約されている。市場想定価格は49,730円前後。

PC接続用のUSB Type-Cや光デジタル入出力などのインターフェイスはサブウーハー背面に集約されている

PC接続用のUSB Type-Cや光デジタル入出力などのインターフェイスはサブウーハー背面に集約されている

最上位の「Arena 9」は、4インチドライバーとツイーターを組み合わせた2Wayタイプの左右フロント/リア用スピーカー4基とセンタースピーカー1基、6.5インチダウンファイアリングサブウーハーを組み合わせた5.1chモデルで、手元での操作に便利なOLEDコントロールポッドも付属。コンソールゲームと組み合わせれば、光デジタル経由でリアル5.1chサラウンドを楽しむこともできる。

最上位モデルの「Arena 9」は5.1ch仕様。フロントの左右スピーカーは「Arena 7」と同じ2Wayタイプだが、スタンド部分の機能が若干異なる

最上位モデルの「Arena 9」は5.1ch仕様。フロントの左右スピーカーは「Arena 7」と同じ2Wayタイプだが、スタンド部分の機能が若干異なる

ちなみに、「Arena 7」同様、フロントの2基のスピーカー背面とスタンド部には、RGBイルミネーション機能が搭載されているが、OLEDコントロールポッドが付属するため、スタンド部のボリュームコントロールやマルチファンクションボタンについては省略されている。また、2基のリアスピーカー2基についても、スピーカーの仕様こそフロントと同じだが、イルミネーション機能が省かれている。ヘッドセット接続用の3.5mmジャック以外の入出力端子はすべてサブウーハー背面に集約されているのは「Arena 7」と同じ。左右リアスピーカーへの配線は左右フロントケーブルにつなげる形となる。市場想定価格は80,270円前後。

「Arena 9」のセンタースピーカー

「Arena 9」のセンタースピーカー

OLEDコントロールポッド。ボリュームやBluetooth接続切り替えなどを画面を見ながら手元で操作できる

OLEDコントロールポッド。ボリュームやBluetooth接続切り替えなどを画面を見ながら手元で操作できる

「Arena 9」のリアスピーカー。スピーカーとしての基本的なスペックはフロントと同じだが、RGBイルミネーションが省かれている

「Arena 9」のリアスピーカー。スピーカーとしての基本的なスペックはフロントと同じだが、RGBイルミネーションが省かれている

「Arena 9」のサブウーハー

「Arena 9」のサブウーハー

ウーハーとしてのスペックやインターフェイスが背面に集約されている点は「Arena 7」と同じだが、「Arena 9」にはセンタースピーカーやOLEDコントロールポッドの接続用ポートが増えている

ウーハーとしてのスペックやインターフェイスが背面に集約されている点は「Arena 7」と同じだが、「Arena 9」にはセンタースピーカーやOLEDコントロールポッドの接続用ポートが増えている

「Arena 3」「Arena 7」「Arena 9」の主な仕様

「Arena 3」「Arena 7」「Arena 9」の主な仕様

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

AV家電とガジェット系をメインに担当。ポータブルオーディオ沼にどっぷりと浸かっており、家のイヤホン・ヘッドホンコレクションは100を超えました。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットも増えてます。家電製品総合アドバイザー資格所有。

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