今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、NTTドコモの5G対応の8.4型タブレット「dtab Compact d-52C」(レノボ製)や、ニコンのミラーレスカメラ「Z fc」の新色ブラック、TP-LinkのWi-Fiルーター「Archer AX3000」を紹介する。
2023年3月3日(金)発売
NTTドコモから、5G対応の8.4型タブレット「dtab Compact d-52C」(レノボ・ジャパン製)が登場する。
表示部に、約8.4型WUXGA液晶ディスプレイ(1920×1200ドット)を装備したモデル。カメラは、アウトカメラが約800万画素(F2.2)、インカメラが約800万画素(F2.0)。ボディは、透明感のあるガラスのような仕上げを実現した背面(PMMA採用)と、上質な金属調のサイドフレームを採用。IPX3相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能も備える。
セキュリティは、指紋認証、顔認証をサポート。機能面では、大きな文字や見やすいアイコンによる「シンプルメニュー」、子どもの指紋や顔を登録して簡単に起動できる「キッズモード」などに対応した。
このほか主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 695」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。外部記録媒体はmicroSDXCメモリーカード(最大1TB)に対応。OSは「Android 12」をプリインストールした。
バッテリー容量は5000mAh。最大通信速度は、5Gが受信時2.1Gbps/送信時218Mbps、4G(LTE)が受信時500Mbps/送信時75Mbps。本体サイズは129(幅)×201(高さ)×8.3(奥行)mm、重量は約318g。ボディカラーは、ミスティブルー、ストームグレー。
2023年3月3日(金)発売
ニコンイメージングジャパンから、「ニコン Z マウント」を採用したAPS-Cサイズ/DXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z fc」の新色ブラックが登場する。
ラインアップは、ボディ単体に加えて、「Z fc ブラック 16ー50 VR レンズキット」「Z fc ブラック 28mm f/2.8 Special Editionキット」を展開する。
「Z fc」は、「ニコンの歴史的なカメラにインスパイアされたデザイン」を「Z シリーズ」で初めて採用したというモデルとして、2021年7月に発売。既存のボディカラーは、シルバーを展開する。同社によれば、「発売後、多くのお客さまにご好評いただくなかで、ブラックが欲しいという声を多くいただいた」として今回、新色の「ブラック」を発売することになったという。
「Z fc」の主な仕様は、撮像素子が有効2088万画素の23.5×15.7mmサイズCMOSセンサーを装備。画像処理エンジン「EXPEED 6」も採用する。AF機能では、静止画や動画を問わず人物やペットの瞳にピントを合わせる「瞳AF」「動物AF」、広い範囲で顔や瞳をより確実にとらえる「ワイドエリアAF」を搭載した。
本体サイズは134.5(幅)×93.5(高さ)×43.5(奥行)mm、重量は約445g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディキャップを除く)、約390g(本体のみ)。
2023年3月2日(木)発売
ティーピーリンクジャパンから、縦置き型Wi-Fi 6ルーター「Archer AX3000」が発売される。
「Archerシリーズ最小クラス」をうたう、IPv6 IPoE対応Wi-Fi 6ルーター。2022年12月発売の「Archer AX80」に続き、アンテナ内蔵と縦置きに対応した日本特別モデルとして展開する。
仕様面では、最大3Gbps(5GHz:2402Mbps+2.4GHz:574Mbps)をサポート。さらに、対応中継器と使用することでメッシュWi-Fiを構築できる「EasyMesh」に準拠した。
このほか、本体サイズは157(幅)×166(高さ)45(奥行)mm。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。