選び方・特集

《2022年》今、人気のおすすめ扇風機はこれだ! 定番から話題の高級機種まで

暑い夏。涼を取るのに欠かせない家電のひとつが扇風機です。近年は1〜2万円クラスの高級扇風機が人気となっていますが、これまでの扇風機に選ぶ価値がないわけではありません。使い方や好みの涼み方を考慮して、値段にとらわれずに選ぶことが“本当の快適”を手に入れる近道です。そこで、今流行りのDCモーター搭載機から昔ながらのACモーター搭載機まで、タイプ別に注目モデルを厳選しました。

高級扇風機ってどんなもの?

一般的には数千円で購入できる扇風市場に数万円もする高級モデルが登場し始めたのは、2010年のこと。その先駆けとなったのは、バルミューダ「GreenFan」です。速度の異なる風を同時に作り出す二重構造の羽根を採用することで、従来の扇風機のような断片的な風ではなくムラのないスムーズな風を実現。さらに、従来のACモーターから、回転数を細かく制御できるDCモーターに変更し、そよ風のような微風を放出できるようにしたのも特徴です。その微風(最小風量時)の消費電力は初代モデルで4W(最新モデルでは1.5W)、最大風量時でも20W。従来の扇風機は30〜50W程度なので、その差は歴然でした。この省エネ性能によって、当時の節電意識の高まりの後押しもあり、GreenFanは3万円を超える価格ながら大ヒット。これ以降、他メーカーも続々とDCモーター搭載モデルをリリースしていき、現在、高級扇風機というと、省エネ性能にすぐれ、ムラのない“やさしい風”を放出できる「DCモーター搭載機」を指すのが一般的です。

「GreenFan」の登場をきっかけに、DCモーター搭載の高級扇風機が続々と発売されるようになりました。写真は2014年に発売された「GreenFan Japan」ですが、初代「GreenFan」と見た目にはほとんど変わりません

DCモーター搭載扇風機は従来機(ACモーター)とどう違う?

従来の扇風機(ACモーター)とDCモーター搭載機の大きな違いは2つ。ひとつは、風です。DCモーターは超低速回転でも安定して送風できるため、机の上に置いた紙が吹き飛ばないほどの微風を作り出せるのが特徴。羽根の形状や枚数も工夫されており、従来の、羽根によって空気を切りさいていくような風ではなく、自然のそよ風のような断続的なやわらかい風を送り出せます。さらに、ACモーター搭載機は「弱」「中」「強」というように3段階で風量調節するのが一般的でしたが、DCモーター搭載機では〜無段階で調節できるものも多く、“自分に快適”な風量に設定しやすいのもポイント。正直、DCモーター搭載機の微風を体験すると、ACモーター搭載機の「弱」はかなり強風に感じます。また、モーターの特性上、運転音も非常に静か。バルミューダ「GreenFan」の最小風量時の運転音がわずか13dBということからも、ほとんど運転音は聞こえないレベルであることがわかります。

33段階で風量を変えられるモデルもDCモーター搭載機にはあります

33段階で風量を変えられるモデルもDCモーター搭載機にはあります

そして、大きな相違点の2つめは消費電力。おおざっぱに言ってしまうと、DCモーター搭載機は従来の半分程度の消費電力で済みます。もともと扇風機の消費電力はそれほど大きくないので、たとえばACモーター搭載機(40W)を1日8時間で1か月(30日)使っても電気代は約260円ですが、1年間同じように使ったとすると、DCモーター搭載機とACモーター搭載機では約1,500円強の電気代の差が出ます。ささいな差ですが、使用時間が長くなると電気代の差額も大きくなるので、設計寿命の10年(主に国内メーカーの場合)で本体価格の差額のモトも取れてしまうかもしれません。

はたして高級扇風機を選ぶべきか?

近年、扇風機はエアコンと併用して使うようになってきているので、室内の空気を循環させるなら弱い風量で十分、その分、消費電力を抑えて静かであってほしいというニーズからDCモーター搭載機の人気が高まっているのは事実です。各社からDCモーター搭載機の初代モデルが続々と登場した2011年頃は、「従来の扇風機(ACモーター)より消費電力は1/10だけれど、本体価格は10倍」と言われていたほど高価でしたが、現在は1万円前後から手に入れられるようになり、手ごろさも出てきました。大手家電メーカーの上位モデルは今でも3万円を超えますが、型落ちやエントリーモデルであれば、最近は1万円を切ることも。扇風機の場合、型落ちでも性能はそれほど変わらないので、最新モデルを狙わなくても問題ありません。ただし、注意したいのは新モデルなのに“安すぎる”製品。省エネ、微風といったDCモーターならではの特性は備えているものの部品のかみ合わせが甘く、低速回転している時に羽根がグラつき「カタカタ」と音がすることもあるので、最低でも1万円前後の製品を選ぶほうが安心だと思います。自分が求める快適さや性能と本体価格を天秤にかけて、高級扇風機を選ぶかを考えてください。「風はたっぷり浴びたい」「運転音も気にならない」という人であれば、従来どおりのACモーター搭載機でかまわないでしょう。

DCモーター搭載機でも、組み立てる部品のかみあわせ具合がいまいちなモデルもあるので要注意

DCモーター搭載機でも、組み立てる部品のかみあわせ具合がいまいちなモデルもあるので要注意

1.やっぱりDCモーター搭載扇風機が欲しい!

せっかくDCモーター搭載機を導入するなら、とことん心地よさと省エネにこだわったモデルでこれまでの扇風機とはまったく異なる快適さを手に入れましょう。ハイポジションのリビングファンを中心に、小さめの部屋で使いやすいコンパクトタイプ、置き場を圧迫しないタワーファンを厳選しました。

1-1.シャープ「PJ-P3DG/PJ-P3DS」

扇風機の風を浴びて涼みたいけれど、だるくなるのがネックという人にうってつけなのが、シャープのDCモーター搭載リビングファン「PJ-P3DG 」と「PJ-P3DS」。アサギマダラ蝶の羽根形状を模したファン「ネイチャーウイング」で生み出されるムラのない風に、肌表面の水分蒸発を抑えるプラズマクラスターイオンを乗せることにより、長時間風に当たっていてもだるさ感が軽減されるといいます。さらに、手足の冷えすぎも抑えられるとのこと。そして、もちろん、プラズマクラスターイオンはニオイにも効果あり! 扇風機で涼みながら衣類やソファに染み付いたタバコ臭・汗臭、料理の臭いなどを消臭してくれます。部屋干しした洗濯物に風を送って生乾き臭をスポット消臭することも可能。なお、最上位機「PJ-P3DG」は、よりなめらかな風が放出できるようにアサギマダラ蝶とアゲハ蝶の羽根形状を応用するとともに、蝶の翅脈(しみゃく)を模倣したリブを備えた「トリプル・ネイチャーウイング」を採用することで、翅脈(しみゃく)のない羽根を装備したモデルと同じ消費電力で、より大きな風量が放出できるのが特徴です。

左が「PJ-P3DG」で、右が「PJ-P3DS」

左が「PJ-P3DG」で、右が「PJ-P3DS」

●「PJ-P3DG/PJ-P3DS」のスペック
・サイズ:370(幅)×370(奥行)845〜1,110(高さ)mm
・羽根径:32cm
・消費電力(最小/最大):2.7W /26W(PJ-P3DS:20W)
・風量切替:33段階(PJ-P3DS:32段階)、リズム風あり
・首振り:【左右】約50°・70°・90°
・角度調節(上下):(上)約50°、(下)約21°
・タイマー(入/切):1・2・3・4・5・6・7・8・9時間/1・2・3・4・5・6・7・8・9時間
・リモコン:あり

1-2.パナソニック「F-CV339」

風の強弱や風量が変わるリズムに信州の蓼科高原に吹く風を再現した「1/fゆらぎ」という自然風を放出できるのが特徴。「1/fゆらぎ」の風は、一定風量の風を連続で浴び続けるよりも体温低下が緩和されるため、長時間風に当たっていても疲れにくいのだそう。また、温度センサーが搭載されているのもポイント。室温を感知し、運転を自動で調整する「温度センサー運転」にしておけば、室温に合わせて風量調節や運転の停止/再開が行われるため、いちいち操作する手間がかかりません。さらに、温度センサーを使用し、就寝を妨げないように段階的に風量を下げる「おやすみモード」も用意されています。

上下・左右の首振りを組み合わせ、部屋の空気を立体的にかくはんさせることも可能。脱臭効果が期待できる「ナノイー」も搭載されています

上下・左右の首振りを組み合わせ、部屋の空気を立体的にかくはんさせることも可能。脱臭効果が期待できる「ナノイー」も搭載されています

●「F-CV339」のスペック
・サイズ:370(幅)××370(奥行)905〜1,100(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最小/最大):2W/22W
・風量切替:8段階(リズム風(1/fゆらぎ)あり)
・首振り:【上下】約20° 【左右】約60°・75°・90°
・角度調節(上下):(上)約21°、(下)約14°
・タイマー(入/切):4・6・8時間/1・2・4時間
・リモコン:あり

1-3.東芝「TF-30DL25」

センサーなどは搭載されないシンプルなモデルですが、4段階で切り替えられる風量調節のほか、「爽やかな高原に吹く心地よいそよ風」と「高原の草木を揺らす軽やかな涼風」という2つの風を再現した「ランダム風」も搭載。静電気によるホコリの付着を軽減する加工が羽根に施されていたり、リモコンに運転状況が確認できる液晶ディスプレイ付いているなど、使い勝手にも配慮されています。

東芝「TF-30DL25」

●「TF-30DL25」のスペック
・サイズ:360(幅)×350(奥行)×670〜860(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大):16W
・風量切替:連続風4段階/ランダム風2種類
・首振り:【左右】85°
・角度調節(上下/左右):(上下)各20°/(左右)各15°
・タイマー(入/切):2・4・6時間/ 1・2・4時間
・リモコン:あり

1-4.日立「HEF-DL300D」

前述の東芝「TF-30DL25」と同じく、センサーなどを使わないシンプルなモデル。連続風は6段階で設定でき、もっとも風量の小さい「微風」ではうちわであおいだような自然な風を放出します。さらに、設定した風量に合わせて自動で風量を切り替えていく「リズム運転」も搭載。表示ランプの明るさを落とし、操作音を消す「減灯&消灯」も装備されています。

日立「HEF-DL300D」

●「HEF-DL300D」のスペック
・サイズ:371(幅)×371(奥行)×735〜950(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最小/最大):2/21W
・風量切替:8段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】約75°
・角度調節(上下/左右):(上)約20°、(下)約10°/(左右)各20°
・タイマー(切):1・3・6時間
・リモコン:あり

1-5.バルミューダ「The GreenFan EGF-1700」

DCモーター搭載扇風機の先駆者、バルミューダも選択肢からは外せません。温度センサーやリズム風は非搭載で、風量調節は4段階、タイマーは運転を停止する時間を設定する「切タイマー」のみの構造となっています。首振り角度は左右約75°で、30〜150°の範囲で任意で首振り角度を設定可能。さらに、中間ポールを取り外せば卓上スタイルに変身し、別売のバッテリー(EGF-P100)を用意しておけば電源が取れない場所や停電時にも使えるようになるなど、多機能を追求するのではなく、独自機能で“選ぶ価値”を見い出させてくれます。

バルミューダ「The GreenFan EGF-1700」

●「The GreenFan EGF-1700」のスペック
・サイズ:330(幅)×320(奥行)×871/497(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最小/最大):1.5W/20W
・風量切替:4段階
・首振り:【左右】約75°
・角度調節(上下):(上)約19°、(下)約11°
・タイマー(切):1・2・3・4時間
・リモコン:あり

1-6.三菱電機「SEASONS R30J-DDB」

中間ポールを外すと卓上扇風機になるバルミューダ「The GreenFan」のスタイルは魅力だけれど、一般的なリビングファンのような高さのあるものが欲しいなら三菱電機「R30J-DDB」がうってうけ。本製品も2Way仕様で、リビング使用のスタイルは「The GreenFan」よりも15cmほど高くなっています。最大風量時の消費電力はここまで紹介した扇風機の中でもっとも少ない13Wながら、10m先まで送風できるのもポイント(バルミューダ「The GreenFan」は15m先まで送風可能)。首振りは左右180°、上下100°と幅広く、真上までカバーしてくれます。上下左右を組み合わせた立体的な送風ができるので、室内の空気をかくはんしたり、部屋干しした洗濯物の乾燥にも絶大な効果を発揮してくれるでしょう。また、通常の「切タイマー」とは別に、時間の経過とともに風量が下がっていき、セットした時間になると運転が停止する「おやすみタイマー」も用意されています。

「R30J-DDB」をトールスタイルとロースタイルにした状態

「R30J-DDB」をトールスタイルとロースタイルにした状態

●「SEASONS R30J-DDB」のスペック
・サイズ:370(幅)×370(奥行)×580/1,020(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大): 13W
・風量切替:5段階(リズム風あり)
・首振り:【上下】100°(上:約90°、下:約10°)/50°(上:約40°、下:約10°) 【左右】約50°・90°・180°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)約10°
・タイマー(入/切):2・4・6時間/ 1・2・4・6時間
・リモコン:あり

「R30J-DDB」と同じ構造を採用した、下位機「R30J-DMB」もラインアップされています。ポールを着脱することでハイポジションとローポジションに変更できるほか、羽根や本体サイズ、風量の切り替え数なども上位機と同様。上下に首振りする機能は搭載されていませんが、手動でヘッドを真上に向けることができます。

「R30J-DMB」をトールスタイルとロースタイルにした状態。上位機「R30J-DDB」に搭載されている消灯・消音機能は非搭載となります

「R30J-DMB」をトールスタイルとロースタイルにした状態。上位機「R30J-DDB」に搭載されている消灯・消音機能は非搭載となります

●「SEASONS R30J-DMB」のスペック
・サイズ:370(幅)×370(奥行)×580/1,020(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大): 10W
・風量切替:5段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】約50°・90°・180°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)0°
・タイマー(入/切):2・4・6時間/ 1・2・4・6時間
・リモコン:あり

1-7.シャープ「PJ-P2DBG」

続いても、ヘッドが真上までカバーして首振りできる扇風機。左右の首振り角度こそ90°に限られるものの、真上から下向き10°までぐるりと首振りしてくれます。羽根径18cmのコンパクトタイプですが、ヘッドが多方向に大きく動くため、部屋の空気を効率よく循環可能。また、本製品にはバッテリーが搭載されているのでコードレスで使用することもできます。「1-1」で紹介した同社リビングファン同様にプラズマクラスターイオンによる消臭効果が望めるほか、熱中症予防のお知らせ機能なども完備。「切タイマー」と連動して徐々に風量を下げて、設定時間に運転を自動停止する「おやすみモード」も搭載されています。

ベース前側にフットライトを搭載。センサーで反応するタイプではなく、リモコンで点灯/消灯させる仕様ですが、運転停止中でも点灯させられるので停電時にも役立ちます

ベース前側にフットライトを搭載。センサーで反応するタイプではなく、リモコンで点灯/消灯させる仕様ですが、運転停止中でも点灯させられるので停電時にも役立ちます

●「PJ-P2DBG」のスペック
・サイズ:270(幅)×270(奥行)×550〜670(高さ)mm
・羽根径:18cm
・消費電力(最小/最大):2.2W/14.5W
・風量切替:8段階(リズム風あり)
・首振り:【上下】(上)約90°、(下)約10°/(上)約40°、(下)約10° 【左右】約90°
・角度調節(上下):(上)約40°/90°、(下)約10°
・タイマー(入/切):1・2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

コードレス仕様にしないなら、普通に電源コードをコンセントに差して使う「PJ-P2DS」を選ぶのもあり。室内の温度や湿度を見張り、光と音で知らせてくれる機能は搭載されていませんが、真上方向まで立体的に可動する首振り運転や「おやすみモード」、プラズマクラスター機能は完備されています。

フットライトは非搭載。なお、「PJ-P2DS」も上位機「PJ-P2DS」同様に組み立てられた状態で届きます

フットライトは非搭載。なお、「PJ-P2DS」も上位機「PJ-P2DS」同様に組み立てられた状態で届きます

●「PJ-P2DS」のスペック
・サイズ:270(幅)×270(奥行)×525〜645(高さ)mm
・羽根径:18cm
・消費電力(最小/最大):1.6W/12W
・風量切替:8段階(リズム風あり)
・首振り:【上下】(上)約90°、(下)約10°/(上)約40°、(下)約10° 【左右】約90°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)約10°
・タイマー(入/切):1・2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

1-8.山善「YHX-FGD301」

扇風機を使わない時の収納を重視するなら、山善「YHX-FGD301」が最適です。ポールや電源コードなどをベース裏面に組み込めるようになっており、収納時の高さは通常の状態の約1/4に! 本製品はポールを1本外すとローポジションの扇風機として使えるようになりますが、その際、取り外したポールをベースに収納できるのも、この構造のメリットです。肝心の扇風機としての基本性能は、シンプルなもの。温度センサーなどは搭載されておらず、連続風(8段階)か、風の強弱が変わる「リズム風」のどちらかで送風します。

※収納した状態の写真は前モデルです

※収納した状態の写真は前モデルです

●「YHX-FGD301」のスペック
・サイズ:350(幅)×350(奥行)×640/920(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大): 19W
・風量切替:8段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】約30°・60°・90°・120°
・角度調節(上):90°
・タイマー(切):1・2・4・6時間
・リモコン:あり

【使ってわかった!ワンポイントコメント】
使用したのは前モデル「YHX-FGD30」ですが、コンパクトに収納できる構造は同じ。収納する手順はむずかしくないので、そこは心配しなくて大丈夫です。幅や奥行きは変わらないものの高さが大幅に抑えられるので、棚に入れて収納することも可能。個人的には、ローポジションにしたときに取り外した中間ポールをベース裏に収納しておけるのが、すごく気に入っています。
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<関連記事>※前モデルのレビュー→使わない時もじゃまにならない! 使用時の約1/4の高さで収納できる山善のDCモーター扇風機

1-9.アイリスオーヤマ「サーキュレーターアイ STF-DCC15T」

直進性の高い風を生み出すサーキュレーターの特性寄りに設計されており、最大31mの距離に送風できます。もちろん、パワフルなだけでなく、やさしい微風も放出可能。風量を変化させて自然に近い風を再現する「リズム風」や、正面方向は微風、上向きでは風量を強くし、それ以外の範囲では徐々に風量を変化させて体に当たる風をコントロールする「おやすみモード」も搭載されています。首振りは上下左右に動かせ、真上方向まで可動するので、エアコンと併用して室内の空気をかくはんする用途としても役立つでしょう。

アイリスオーヤマ「サーキュレーターアイ STF-DCC15T」

●「サーキュレーターアイ STF-DCC15T」のスペック
・サイズ:240(幅)×240(奥行)×600〜700(高さ)mm
・羽根径:15cm
・消費電力(最大): 25W
・風量切替:10段階(リズム風あり)
・首振り:【上下】105° 【左右】約60°・90°・120°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)約15°
・タイマー(入/切): 2・4・8時間/ 2・4・8時間
・リモコン:あり

1-10.日立「HSF-DS500D」

設置スペースを抑えたいなら、タワーファンを選ぶのも手です。タワーファンは本体もしくは内部がスイングする仕様となっているため、運転中も幅をとりません。また、送風口が縦長なので、ソファなどに座った時に全身に風を浴びたい人にもうってつけでしょう。本製品には、温度センサーを使用して室温にあわせた風量に自動調節する機能が搭載されています。しかも、切り替える風量の大きさを「強め、弱め」で設定できるようになっているので、自分の好みに近い“おまかせ”運転が望めそう。風量がリズミカルに変化する「リズム運転」や、少しずつ風量が下がり2時間もしくは10時間で運転が停止する「おやすみ運転」も搭載。

本体が回らない内部スイングを採用しているので、首振り時に作動が気になりにくいのもいいところ

本体が回らない内部スイングを採用しているので、首振り時に作動が気になりにくいのもいいところ

●「HSF-DS500D」のスペック
・サイズ:280(幅)×280(奥行)×940(高さ)mm
・消費電力(最小/最大):5.5W/18W
・風量切替:6段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】約55°
・タイマー(入/切):1・2・3・4・5・6・7・8・9時間/1・2・3・4・5・6・7・8・9時間
・リモコン:あり

1-11.山善「YSR-WD901」

日立「HSF-DS500D」よりスリムな設計で、設置面積は22cm角。重量が2.6kgと軽いため場所を取らず、部屋の移動もラクラク(取っ手も装備)! 風量にあわせて風の強弱が変わる「リズム運転」や、温度センサーで室温をチェックして風量を最適に自動調整する機能が搭載されています。

山善「YSR-WD901」

山善「YSR-WD901」

●「YSR-WD901」のスペック
・サイズ:220(幅)×220(奥行)×860(高さ)mm
・消費電力(最大):20W
・風量切替:8段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】約50°
・タイマー(切):1・2・3・4・5・6・7・8時間
・リモコン:あり

1-12.ダイソン「Dyson Pure Cool(TP07)」

デザインにこだわるなら、ダイソンの羽根のない扇風機は外せない! 複数のモデルがラインアップされていますが、今回選んだのは空気清浄機と扇風機を組み合わせた「Pure Cool」シリーズ。PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%キャッチできる「グラスHEPAフィルター」と、有害なガスやニオイを除去する「活性炭フィルター」が搭載されており、花粉やウイルス、ホルムアルデヒドなどを取り除き、キレイな空気にして送風してくれます。送風の仕組みは従来どおりで、ムラのない風は心地よさバツグン。最大350°までできる首振り機能や、後方に送風して風を直接人に当てない「ディフューズドモード」も搭載されています。さらに、空気の汚れを本体のディスプレイで確認も可能。スマートフォンと連携させて、アプリで室内の空気の状態をチェックしたり、外から本体を操作をすることもできます。

写真左と中央がTP07。スマートフォンと連携させて使うことがないなら、Wi-Fi機能非搭載の「TP7A」(写真右)を選んでもいいでしょう

写真左と中央がTP07。スマートフォンと連携させて使うことがないなら、Wi-Fi機能非搭載の「TP7A」(写真右)を選んでもいいでしょう

●「Dyson Pure Cool(TP07)」のスペック
・サイズ:220(幅)×220(奥行)×1,050(高さ)mm
・消費電力(最小/最大):6W/40W
・風量切替:10段階
・首振り:【左右】45°・90°・180°・350°
・タイマー(切):1・2・4・8時間
・リモコン:あり

2.高コスパなACモーター搭載機の技ありモデル

これまでの扇風機で不満はない。微風ではなくガンガン風に当たりたい! という人は、価格の安いACモーター搭載機でOK。しかし、その中にも送風具合を工夫したり、センサーを駆使するなどして快適さを追求しているモデルがあります。そうした付加価値のある人気モデルを紹介!

2-1.シャープ「PJ-P3AS」

一定の周期で風量を切り替えることで自然に近い風を放出する「リズム風」を完備。リズム風はただ心地いいだけでなく、「弱」運転よりも約37%省エネになるのもメリット。そして、同社のDCモーター搭載機と同様に「プラズマクラスター7000」も搭載しており、涼むだけでなく、浮遊カビ菌の除菌や静電気の抑制、部屋干した洗濯物の生乾き臭の消臭などの効果も期待できます。

「入/切」タイマーが搭載されていますが、「入タイマー」と「切タイマー」を同時に設定することはできません

「入/切」タイマーが搭載されていますが、「入タイマー」と「切タイマー」を同時に設定することはできません

●「PJ-P3AS」のスペック
・サイズ:369(幅)×355(奥行)×690〜840(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大):47.5W(60Hz)
・風量切替:3段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】75°
・角度調節(上下):(上)21°、(下)21°
・タイマー(入/切):1・2・6時間/1・2・6時間
・リモコン:あり

2-2.パナソニック「F-CV324」

流線型の7枚羽根から生まれる風は風速の変動幅が小さく、ACモーター搭載機ながらなめらかな風を浴びることができます。さらに、同社DCモーター搭載リビングファンに採用されていた「1/fゆらぎ」の風も完備。強弱の風を不規則に届ける1/fゆらぎの風なら、長時間扇風機の風に当たっていても疲れを感じにくいのだそう。

パナソニック「F-CV324」

●「F-CV324」のスペック
・サイズ:367(幅)×350(奥行)×715〜960(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大):43W(60Hz)
・風量切替:3段階(リズム風(1/fゆらぎ)あり)
・首振り:【左右】90°
・角度調節(上下):(上)18°、(下)12°
・タイマー(切):1・2・4時間
・リモコン:あり

2-3.日立「HEF-AL300D」

8枚の羽根で切れ目のないやさしい風を目指し、うちわであおいだような微風をACモーター搭載モデルでも実現。同社のDCモーター搭載機にも完備されている、風量を切り替えながら送風する「リズム運転」や就寝時の快適さを考慮した「おやすみ運転」も備えられています。さらに、「入/切」タイマーは単独/同時設定できるようになっているので、就寝時にも役立つでしょう。

日立「HEF-AL300D」

●「HEF-AL300D」のスペック
・サイズ:371(幅)×371(奥行)×735〜950(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最小/最大):14/42W(60Hz)
・風量切替:4段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】75°
・角度調節:(上)約20°、(下)約10°、(左右)各約20°
・タイマー(入/切):1・2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

2-4.三菱電機「R30J-HRB」

「1-6」で紹介したDCモーター搭載機「SEASONS」シリーズと同じ形状の羽根を採用することで、「強」運転時でも運転音を36dBに抑制。設定された時間に向けて徐々に風量を弱めていく「おやすみタイマー」や、ランプと電子音をオフにする「消灯&消音」機能も完備されています。

「入/切」タイマーは同時に設定可能

「入/切」タイマーは同時に設定可能

●「R30J-HRB」のスペック
・サイズ:390(幅)×390(奥行)×848〜1,048(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大):31W(60Hz)
・風量切替:3段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】85°
・角度調節:(上)約35°、(下)約10°
・タイマー(入/切):2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

2-5.三菱電機「R30J-RB」

前述の「R30J-HRB」と同じ形状の羽根を採用しているので、運転音を抑えた送風が期待できます。リズム風や「おやすみタイマー」を備えている点も同じですが、「消灯&消音」機能は搭載さておらず、リモコンで首振りの開始/停止も行えません。しかし、本製品は収納のスペースを取らないのが強み。ヘッドの後方が飛び出ないバックレスモーターを採用し、ベースを分解して支柱にかけられる機構とすることで、奥行き約195mmでの収納を実現しました。

本製品も「入/切」タイマーの同時設定可能

本製品も「入/切」タイマーの同時設定可能

●「R30J-RB」のスペック
・サイズ:377(幅)×340(奥行)×678〜858(高さ)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(最大):28W(60Hz)
・風量切替:3段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】85°
・角度調節:(上)約20°、(下)約10°
・タイマー(入/切):2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

2-6.ツインバード「EF-D913W」

部屋の温度に合わせて風量を自動で調整する運転モードほか、就寝時に最適な「おやすみ」モード(「弱」選択時以外は徐々に風量が弱くなる)や、選択した風量に基準に強弱をつけて送風する「リズム」モードなど、快適に涼める機能も搭載されていますが、「EF-D913W」の魅力はファンが洗えること! 一般的にタワーファンはファンが取り出せないので、衛生面が気になる人にはうれしい機構です。

ツインバード「EF-D913W」

ツインバード「EF-D913W」

●「EF-D913W」のスペック
・サイズ:280(直径)×890(高さ)mm
・消費電力(最小/最大):19/31W(60Hz)
・風量切替:3段階(リズム風あり)
・首振り:【左右】約70°
・タイマー(切):2・4・6時間
・リモコン:あり

【使ってわかった!ワンポイントコメント】
「EF-D913W」をレビューした2020年時点では、ファン(シロッコファン)を取り外すどころか、触ることもできない構造となっているのが一般的だったため、内部をきちんと掃除できるタワーファンはほかにはありませんでした。吸い込んだ空気を放出する仕組みであることを考えると、内部をキレイにできるのは大きな魅力です。取り外したファンは水洗いも可能。着脱は簡単に行えますが、安全性を考慮した設計になっているので安心してください。
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<関連記事>ファンが丸洗いできるって最高!キレイな風で涼めるツインバードのタワーファンは気持ちいい!!

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価格.comマガジン編集部

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