必要性能を備えた個性的な製品をピックアップ

《2017年》失敗しないモバイルバッテリーの選び方、そしておすすめ8製品

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スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機、最近では加熱式タバコなどの予備電源として利用できるモバイルバッテリー。市場には膨大な種類の製品があり、コンビニやキオスクでも買える所がある。しかし、性能や価格などの幅がかなり広く、何を選べばいいのかわかりにくいのも確か。そんな膨大な製品群の中から、価格.comで買える、用途に合わせたおすすめの8製品を紹介しよう。

目次
モバイルバッテリーの選びのポイントは、容量と重量、出力
・蓄電できる容量と重量
・2A以上対応の出力対応のものを選ぼう
・「急速充電」の中身に注意
容量別製品カタログ
・容量20,000mAh以上(大型タブレットやスマホを複数回充電できる)
・容量10,000mAh前後(スマホを2回ほど充電できる)
・容量5,000mAh前後(スマホを1回充電できる)

モバイルバッテリーの選びのポイントは、容量と重量、出力

機能がシンプルなだけに深く考えずに選んでしまうと後悔しやすいモバイルバッテリー。まずは、製品選びのポイントを見ていこう。

蓄電できる容量と重量

最も重要なのは、どれだけの充電が行えるのかを示すバッテリー容量だ。一般的に「mAh」(ミリアンペア・アワー)の値で表され、この値が大きいほど容量の大きなバッテリーとなる。なお、熱として失われるエネルギーがあるので、バッテリー容量のうち大体6〜7割が実際に充電に使うことができる容量になる。つまり、容量が10,000mAhであれば6,000〜7,000mAh程度、5,000mAhであれば3,000〜3,500mAh程度が実際に利用できる容量だ。また、繰り返し使うことでバッテリーは少しずつ劣化していき、容量は少しずつ減少する点は覚えておきたい。

また、同じ容量でも重量の差は意外と大きく、容量10,000mAhの製品でも、重量は180g〜300g程度の幅がある。価格.comで製品を選ぶ場合、まず容量で製品を絞り込んでから、重量の軽い順に並び替えるのがよいだろう。

以下に主要なスマートフォンおよびタブレットに内蔵されるバッテリー容量をまとめてみた。Androidスマートフォンは3,000mAh程度のものが多く、Androidタブレットは5,000〜8,000mAhで幅があり、大型機や、高性能機のほうがより大きなバッテリーを備えている傾向がある。スマートフォンを2回程度充電したいなら10,000mAh程度の製品を、タブレットなど、より大容量の製品を充電したいなら、20,000mAh程度の製品を選ぶのが安心だ。

2A以上対応の出力対応のものを選ぼう

充電の速さに大きく関係するのが電流の大きさで、「A」(アンペア)で表される。以前は、1A出力のみの製品も多かったが、最近のスマートフォンやタブレットは高性能化しており、特にタブレットでは、2A以上の電流出力がないと充電できないものもある。そのため、出力は2A以上に対応しているものを選ぼう。

なお、複数の出力用USBポートを備えている場合、話は少しややこしくなる。カタログには、「2ポート合計で合計3.6Aの出力に対応」などと書かれていても、2ポートを同時に使うと、2Aの出力を取り出せないケースもあるので注意したい。

出力は、2Aが確保されていれば十分高性能。マルチポート機の場合、合計出力と個々の出力ポートの上限の両方を確認しておきたい

「急速充電」の中身に注意

「急速充電対応」と書いてあるモバイルバッテリーも多いが、AndroidスマホとiPhoneでは、急速充電の方式が異なるし、Androidスマホの中でも、急速充電の仕様がいくつもある。iPhoneも世代ごとに急速充電機能が強化されているので、その中身を確認する必要がある。

2017年夏の時点で見ると、2A以上の出力に対応したモバイルバッテリーを「急速充電対応」という場合が多いようだ。これは、「iPhone 6 Plus」や「iPhone 6S Plus」、「iPhone 7」といった比較的新しい世代のiPhoneが、従来よりも大きな2Aの充電に対応しているためだろう。いっぽう、Androidスマートフォンやタブレットでは、「QuickCharge(QC)」と呼ばれる急速充電の規格が広く使われているが、このQuickChargeに対応するモバイルバッテリーはかなり数が少ない。

なお、モバイルバッテリーのメーカーでもAnkerの「PowerIQ」や「VoltageBoost 」、cheeroの「Auto-IC」、バッファローの「AUTO POWER SELECT」のような、端末の種類を識別して最適な充電を行う機能を「急速充電」と言っていることがあるが、これは、上記のQuickChargeとは別となる。

Androidスマートフォンで一般的な急速充電の規格「QuickCharge」に対応しているモバイルバッテリーは限られている

容量20,000mAh以上(大型タブレットやスマホを複数回充電できる)

高いエネルギー密度でこのクラスとしては驚きの軽さ
Anker「PowerCore 20100」

本機は、20,100mAhのバッテリー容量を持つが、重量あたりの容量が非常に高いのが特徴だ。重量は、約356gで、20,000mAhクラスとしては屈指の軽さである。2.4Aの出力に対応するUSBポートを2系統備えるうえに、接続した機器を識別して最適な充電を行うAnkerの独自技術「PowerIQ」や、少し昇圧して充電速度を高める「VoltageBoost」技術も備えており、充電速度も速い。

●基本スペック
・容量:20,100mAh
・出力ポート数:2.4A×2
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約58×166×22mm
・重量:約356g
・インジケーター:LED
・保証期間:18か月

1%単位で容量を表示する液晶画面を搭載。高コスパも魅力
ADATA「Power Bank AP20000D」

ADATAは台湾に本拠を置くサプライメーカーで、microSDカードやメモリーモジュールでご存知という方も多いだろう。本製品は容量20,000mAhで、2ポートの出力に対応する製品。出力は2ポート合計で2.1A。液晶ディスプレイを備えており、バッテリーの残量を1%単位で正確に表示できることに加えて、LED懐中電灯としても利用でき、非常時の電源や照明としても利用できる。コスパも魅力で、価格.comの最安価格は3,475円(2017年8月末時点)と、20,000mAhクラスとしてはかなり安めだ。

●基本スペック
・容量:20,000mAh
・出力ポート数:2.1A×2(2ポート合計)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約80.6×163×23.3mm
・重量:約450g
・インジケーター:液晶
・保証期間:1年

容量10,000mAh前後(スマホを2回ほど充電できる)

人気モデルの後継機は、充電用Lightingポートを新搭載!
BLUEDOT「BMB-101」

価格.comの「モバイルバッテリー」カテゴリーで、長い間、売れ筋ランキングの1位をキープしていた定番モデル、BLUEDOT「BMB-10」の後継モデル。容量は10,000mAhで、出力ポートは2系統で合計2.1A対応と、基本的な性能は前モデルと共通だが、新たにLightingポートを備え、iPhone/iPad用のLightingケーブルを使ってモバイルバッテリーを充電できるようになった。

●基本スペック
・容量:10,000mAh
・出力ポート数:2.1A×2(2ポート合計)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×138×16mm
・重量:約210g
・インジケーター:LED
・保証期間:1年

重量約180gの軽さが光る定番モバイルバッテリー
Anker「PowerCore 10000」

容量10,000mAhの定番モバイルバッテリー。重量が200gを下回る約180gに抑えられており、この容量クラスの製品としては飛びぬけてコンパクトで軽く仕上がっているのが大きな特徴だ。充電最適化技術の「PowerIQ」と「VoltageBoost」に対応した出力2.4AのUSBポートを1系統備えている。なお、ポケットモンスターとのデザインコラボモデルとして「ファイヤー」「サンダー」「フリーザー」の3種類も発売されている。

●基本スペック
・容量:10,000mAh
・出力ポート数:2.4A×1
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約92×60×22mm
・重量:約180g
・インジケーター:LED
・保証期間:18か月

QuickCharge 3.0対応のUSB Type-Cポートを搭載
ADATA「A10050QC」

容量10,050mAh の最新モデル。2系統の出力ポートを備えるが、そのうち1ポートは、USB Type-Cポートとなっており、急速充電規格「QuickCharge 3.0」にも対応している。そのため、USB Type-Cポートを備える「Xperia」、「Galaxy」などのAndroidスマートフォンとの相性がよい。なお、通常のUSBポート(Type-B)も出力2.5Aで、高速な充電が行える。

●基本スペック
・容量:10,050mAh
・出力ポート数:合計4.6A×2(USB Type-C:3A、USB Type-B:2.5A)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約64.07×105.2×23mm
・重量:約247g
・インジケーター:LED
・保証期間:1年

容量5,000mAh前後(スマホを1回充電できる)

高いエネルギー密度が魅力のシンプルモデル
マクセル「MPC-TW5200」

本機は、重量が約130gと、かなり軽く抑えられており、ボディもコンパクト。重量あたりのバッテリー容量はこのクラスとしては高い。出力用USBポートは1系統のみだが、2.1Aの出力に対応しているので性能的には十分。カバンの中に常備しておきたいスマホ用の予備電源として最適の製品と言えるだろう。

●基本スペック
・容量:5,200mAh
・出力ポート数:2.1A×1
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約45×98×22mm
・重量:約130g
・インジケーター:LED
・保証期間:1年

滑り止めの付いた薄型ボディで、スマホと重ねて使いやすい
Anker「PowerCore Slim 5000」

約10mmという薄型ボディが特徴。片面にシリコン製の滑り止めが施され、もう片面はエッジ部分が丸められている。このボディのおかげで、スマートフォンと重ねて持ち運びやすく、滑りにくく傷も付きにくい。短めのケーブルを組み合わせて使いたい製品だ。

●基本スペック
・容量:5,000mAh
・出力ポート数:2.0A×1
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約64×126×10mm
・重量:約118g
・インジケーター:LED
・保証期間:18か月

容量4,000mAh 。低価格ながら軽量&薄型でスマホ1回の充電に最適
TEC「TMB-4K」

ボディは厚さ9.7mmに抑えられ、重量も約110gと軽いなど、携帯性を重視しつつ、スマホ1回をフル充電できる4,000mAhの用量を確保した製品。出力も2.5Aと十分な内容だ。また、バッテリー本体とスマートフォンを同時に充電もできる。価格.comの最安価格は980円(2017年8月末時点)と、価格の安さも魅力だ。

●基本スペック
・容量:4,000mAh
・出力:2.5A×1
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約67.5×118×9.7mm
・重量:約110g
・インジケーター:LED
・保証期間:6か月

価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!

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2017.11.15 更新
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