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必要性能を備えた個性的な製品をピックアップ

《2020年》失敗しないモバイルバッテリーの選び方とおすすめ10製品

スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機、最近では加熱式タバコなどの予備電源として利用できるモバイルバッテリー。市場には膨大な種類の製品があり、コンビニやキオスクでも買える所がある。しかし、性能や価格などの幅がかなり広く、何を選べばいいのかわかりにくいのも確か。そんな膨大な製品群の中から、価格.comで買える、用途に合わせたおすすめの製品を紹介しよう。

モバイルバッテリーの選びのポイントは、容量と出力

機能がシンプルなだけに深く考えずに選んでしまうと後悔しやすいモバイルバッテリー。まずは、製品選びのポイントを見ていこう。

スマホのバッテリーの大容量化に対応するため、容量は4,000mAh以上のものを選びたい

モバイルバッテリーで最も重要なのは、どれだけの充電が行えるのかを示すバッテリー容量だ。一般的に「mAh」(ミリアンペア・アワー)の値で表され、この値が大きいほど容量の大きなバッテリーとなる。なお、損失するエネルギーがあるので、バッテリー容量のうち大体6〜7割が実際に充電に使うことができる容量になる。つまり、容量が10,000mAhであれば6,000〜7,000mAh程度、5,000mAhであれば3,000〜3,500mAh程度が実際に利用できる容量だ。また、繰り返し使うことでバッテリーは少しずつ劣化していき、容量は少しずつ減少する。重量だが、同じバッテリー容量でも差は意外と大きく、容量10,000mAhの製品でも、重量は180g〜300g程度の幅がある。価格.comで製品を選ぶ場合、まず容量で製品を絞り込んでから、重量の軽い順に並び替えるのがよいだろう。

では、今モバイルバッテリーを選ぶなら、どれだけの容量があれば十分なのか? 最新のAndroidスマートフォンでは4,000mAh程度の大容量バッテリーを搭載するものも珍しくない。iPhoneシリーズもAndroidほど極端ではないが、徐々にバッテリーが大容量化しており、「iPhone XS Max」ではついに容量が3,000mAhを超えた。これらの最新スマートフォンに十分な充電を行うなら、モバイルバッテリーの容量も最低限4,000mAhというのがひとつの基準になるだろう。

充電速度は「W」をチェック。急速充電が行えるUSB PD対応の製品も増加中

いっぽう、充電の速さに大きく関係するのが、出力を示す電力「W」(ワット)だ。以前は、USBポートの電圧が5Vで固定されていたので、電流の大きさ「A」(アンペア)を見るだけで充電性能が把握できた。しかし、近頃は出力の電圧「V」(ボルト)を高めたものが増えており、電圧×電流で求められる電力「W」を見たほうが充電性能を把握しやすい。

また、高速な充電が行える「USB PD(USB Power Delivery)」対応のモバイルバッテリーも増えている。「iPhone 8」以降のiPhone各モデルや、多くの最新Androidスマートフォン、「MacBook」などのノートPCなどでUSB PD対応のデバイスが増えており、実用性が高くなっている。なお、USB PD対応のモバイルバッテリーを選ぶ場合は、スマホやタブレットなどを充電するのであれば出力は18〜20W程度で十分だが、ノートPCの充電に使うなら40〜60W程度の電力が欲しい。出力が増えるほど当然価格は上昇する。

低価格のモバイルバッテリーでもUSB PD対応製品が増えた。USB PDは給電能力が高いうえに、リバーシブルのUSB Type-Cポートを使うため扱いやすい

「PSE」マークのないものは個人間でも売買は禁止

総務省は2019年2月1日に、発火事故が続発するモバイルバッテリーを、電気用品安全法の規制対象に変更し、PSEマークのない製品の製造、販売、輸入を禁止した。よって、現在国内で正規に販売されているモバイルバッテリーはすべて「PSE対応品」である。なお、PSEマークがあれば一定の安全性は期待できるが、以前に売られていたPSEマークのないモバイルバッテリーすべてが、ただちに危険というわけではないので、あわてて買い換える必要はないだろう。ただし、手持ちのPSEマークのないモバイルバッテリーを、フリーマーケットやネットオークションに出品することは上記の「販売」に該当するので、注意が必要だ。

2019年2月1日以降、PSEマークのないモバイルバッテリーは個人間であっても国内では販売できなくなった。今売られているものはPSEマークのあるものだけだ

容量20,000mAh以上(大型タブレットやスマホを複数回充電できる)

スマホからノートPCまで対応する大容量・高出力の1台
BLUEDOT「BMB-PDH202」

USB Type-CとUSB Type-Aを各1基備えた、容量20,000mAhの大容量モデル。入力と出力の兼用となるUSB Type-Cポートは、60W(20V×3A)の出力に対応しており、ノートPCの充電や本機の急速充電にも利用可能ないっぽう、30W(20V×1.5A)対応のUSB PD充電器を使えば本機を約3時間でフル充電できる。もう1基の、USB Type-AポートはQuickCharge 3.0対応で、Androidスマートフォンやタブレットなどの充電に適している。なお、USB Type-CポートとUSB Type-Aポートは同時に利用可能で、最大78Wの出力に対応する。液晶のインジケーターを備えており、1%刻みでバッテリー残量を表示できるのも魅力だ。

なお、下位モデルとして「BMB-PD201」がラインアップされる。こちらはUSB PDの最高出力が18W(9V×2A、12V×1.5A)となっている点と、液晶インジケーターが搭載されていない点が異なる。

●基本スペック
・容量:20,000mAh
・出力ポート:USB Type-C×1(5V×3A、9V×3A、12V×3A、15V×3A、20V×3A、USB PD対応。最大60W)。USB Type-A×1(3.6〜6V×3A、6.5〜9V×2A、9〜12V×1.5A、Quick Charge 3.0対応。最大18W)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約80×175×23mm
・重量:約535g
・インジケーター:液晶
・保証期間:1年

1%単位で容量を表示する液晶画面を搭載。高コスパも魅力
ADATA「Power Bank AP20000D」

ADATAは台湾に本拠を置くサプライメーカーで、microSDカードやメモリーモジュールでご存知という方も多いだろう。本製品は容量20,000mAhで、2ポートの出力に対応する製品。出力は2ポート合計で2.1A。液晶ディスプレイを備えており、バッテリーの残量を1%単位で正確に表示できることに加えて、LED懐中電灯としても利用でき、非常時の電源や照明としても利用できる。コスパも魅力で、価格.comの最安価格は3,475円(2017年8月末時点)と、20,000mAhクラスとしてはかなり安めだ。

●基本スペック
・容量:20,000mAh
・出力ポート:USB Type-A(2.1A)×2(2ポート合計2.1A)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約80.6×163×23.3mm
・重量:約450g
・インジケーター:液晶
・保証期間:1年

100WのAC出力からワイヤレス充電まで対応の万能モバイルバッテリー
Omnicharge「Omni 20+」

容量20,400mAhの高性能モデル。USB Type-AポートはAndroidスマートフォンで普及している急速充電規格「QuickCharge 3.0(QC3.0)」に対応するほか、上限60WのUSB PDに対応するUSB Type-Cポートを1基備える。このほかの出力ポートも強力で、100W対応のACコンセントとDC出力ポート、10W対応のQiポートを備えている。特に注目なのはDC出力ポートだ。出力を1〜24Vの範囲で調整可能なので、ノートPCやデジタル一眼カメラなどを、効率的に充電できる。実勢価格は25,000円以上と高価で、600g以上の大型機だが、汎用性を考慮すれば価値は高い。

・容量:20,400mAh
・出力ポート:USB Type-A×2(最大出力18W、ポート2のみQuickCharge 3.0対応)
USB Type-C×1(最大出力60W、USB PD対応)×1、DC出力×1(1V〜24Vで調整可能、最大出力100W)、AC出力×1(120V、60Hz、疑似正弦波、最大出力100W)、Qi×1(最大出力10W)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約127×122×27mm
・重量:約630g
・インジケーター:液晶
・保証期間:1年

容量10,000mAh前後(スマホを2回ほど充電できる)

価格.comで人気の「BMB-102」にUSB PD対応の後継機が登場
BLUEDOT「BMB-PD101」

価格.comで人気のBLUEDOT「BMB-102」の後継モデル。2基の出力ポートのうち1基が、最大出力18W(9V×2Aまたは12V×1.5A)のUSB PDに対応したUSB Type-Cポートに変更され、最新のiPhoneやiPad、Androidスマートフォンの急速充電に対応した。もう1基のUSB Type-Aポートも、QuickCharge 3.0対応なので、同規格に対応するAndroidスマートフォンやタブレットと組み合わせれば急速充電が行える。これらのUSBポートはいずれも、モバイルバッテリー自体の充電にも利用可能だ。USB Type-Cポートを使えば約4時間半、USB Type-Aなら約6時間でフル充電できる。

・容量:10,000mAh
・出力ポート:USB Type-C×1(5V/2A、9V/2A, 12V/1.5A、USB PD対応)×1、USB Type-A(5V 2A、5〜6.5V 3A、6.5〜9V 2A、9〜12V 1.5A、QC3.0対応)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約64×140×17mm
・重量:約230g
・インジケーター:LED
・保証期間:1年

薄型・軽量で、USB PDにも対応する定番モデル
ANKER「PowerCore Slim 10000 PD A1231011」

容量10,000mAhの薄型モバイルバッテリー。出力ポートは、最大18Wの出力に対応するUSB PD対応USB Type-Cポートと、最大12Wの出力に対応するUSB Type-Aポートを各1基備える。「Power Core Slim」シリーズは、Ankerのラインアップの中では薄さを追求しているのが特徴で、スマートフォンとの重ね持ちや、鞄の中に入れて携帯する用途向きだ。また、イヤホンなど小型機器の充電に適した「低電流モード」も装備。USB PDポートは充電にも利用可能で、最短で約3.5時間でフル充電が行える。

●基本スペック
・容量:10,000mAh
・出力ポート:USB Type-C×1(5V×3A、9V×2A、15V×1.2A、USB PD対応。最大18W)。USB Type-A×1(5V×2.4A、最大12W)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約68×149×14mm
・重量:約212g
・インジケーター:LED
・保証期間:18か月

同時充電放電や自動オン-オフ機能を備えた大容量高コスパ機
ADATA「PT100」

6色のカラーバリエーションをそろえたモバイルバッテリー。2基のUSB Type-Aポートは、それぞれ10.5W(5V×2.1A)と5W(5V×1A)の出力に対応する。本機ならではのユニークな機能として、本機を充電しつつ、同時に本機に接続した機器を同時に充電できる「同時充電放電」機能や、接続機器の充電が完了すると自動で電源供給を停止して過充電を防ぐ「自動オン-オフ機能」がある。このほか、4種類の照明モードを切り替えられるLEDライトも備えており、緊急時の照明としても利用可能だ。カラーバリエーションによっては多少の価格差はあるが、1,500円台(2019年7月24日時点。価格.com調べ)で購入可能という、10,000mAhクラスとしては屈指の高いコストパフォーマンスも大きな魅力だ。

・容量:10,000mAh
・出力ポート:USB Type-A×2(各ポートの最大出力は5V/2.1Aと5V/1A)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約63×140×21.5mm
・重量:約285g
・インジケーター:LED
・保証期間:1年

USB PDと QuickCharge 3.0に加えて10Wのワイヤレス充電に対応
BLUEDOT「BMB-Qi10」

容量10,000mAhの薄型モバイルバッテリー。最大出力18WのUSB PD対応USB Type-Cポートと、QuickCharge 3.0対応のUSB Type-Aポートに加えて、Qi規格に対応するワイヤレス充電ポートを備える。ワイヤレス充電ポートは最大出力10W充電で、10W対応デバイスなら、有線接続に近い速度で充電が行える。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。

●基本スペック
・容量:10,000mAh
・出力ポート:USB Type-C×1(5V×3A、9V×2A、12V×1.5A、USB PD対応。最大18W)。USB Type-A×1(5V×3A、9V×2A、12V×1.5A、QuickCharge 3.0対応)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約69.5×144×16.5mm
・重量:約240g
・インジケーター:LED
・保証期間:1年

容量5,000mAh以下(スマホを1回充電できる)

軽量・安価ながら大型スマホも余裕の5,000mAhを確保
HI-DISC「HD-MB5000PTBK」

容量5,000mAhながら、重量はわずか112gに抑えられており、重量あたりのエネルギー密度が高い。10.5W(5V×2.1A)の出力に対応するUSB Type-Aポートを1基搭載する。10W(5V×2A)のACアダプターを使えば約3時間でフル充電が可能となる。コストパフォーマンスも魅力で、価格.comの最安価格は1,000円以下で推移している。なお、長さ25cmのmicroUSBケーブルが同梱されている。

・容量:5,000mAh
・出力ポート:USB Type-A×1(5V/2.1A)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約68×125×9.9mm
・重量:約112g
・インジケーター:LED
・保証期間:6か月

重量約72gの小型スティックタイプ、出力2.1Aで基本性能も十分
エレコム「DE-M04L-3200」

持ち運びに便利なスティック型モバイルバッテリーは、人気は高いものの充電性能がいまひとつというものが多い。しかし、本機は重量約72gというコンパクトボディながら、出力2.1Aという十分な性能を備えている。3,200mAhという、スマートフォンなら1回弱の充電が行える容量で、鞄に常備しておき、いざと言うときに素早く充電する、そんな使い方に適している。ブラック、ブルー、グリーン、レッド、ピンク、ホワイトフェイスというカラフルな6色に加えて、加熱式たばこの「glo」や「IQOS」「Ploom TECH」とカラーを合わせたバリエーションモデルもラインアップされている。これらを含めればさらに豊富なカラーを選ぶことができるのも魅力だ。

発売当初は4,000円台と割高感が否めなかったが、近ごろ(2019年11月22日現在)の価格.comの最安価格は、カラーバリエーションによっては2,000円を下回るところまで下がっている。コストパフォーマンスの点でも文句のない製品だ。なお、本機には10cmのmicroUSBケーブルが同梱されているが、Type-Cケーブル同梱の「DE-C09L-3200」シリーズや、Lightningケーブルを同梱する「DE-L11L-3200」シリーズも兄弟シリーズとして用意されている。

・容量:3,200mAh
・出力ポート:USB Type-A×1(5V/2.1A)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約24×24×101mm
・重量:約72g
・インジケーター:LED
・保証期間:6か月

ケーブル一体・約4.8mmの超薄型軽量ボディ。LightningモデルとUSB Type-Cモデルを用意
マクセル「MPC-RTL3000P」、「MPC-RTC3000P」

容量3,000mAhの超薄型モバイルバッテリー。価格.comの最安価格が3,000円台(2020年2月10日現在)と比較的高価ではあるが、ケーブル一体で、約4.8mmという薄さと約85gという軽さを実現しているのが特徴。なお、Lightningケーブル一体型が「MPC-RTL3000P」、USB Type-Cケーブル一体型が「MPC-RTC3000P」と、ケーブルによって2モデルが用意されている。いずれも充電は同梱のケーブルを入力用のmicroUSBポートに挿して行う。カラーバリエーションは、ブラック、ゴールド。シルバー、ピンクの4色だ。

●基本スペック
・容量:3,000mAh
・出力ポート:Lightning端子(ケーブル一体型。5V×1A)、USB Type-C端子(ケーブル一体型。5V×1A)
・サイズ(幅×高さ×厚さ):約69×139×4.8mm(MPC-RTL3000P)、
約71×139×4.8mm(MPC-RTC3000P)
・重量:約85g
・インジケーター:LED
・保証期間:6か月

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価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!

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