近年のヘアドライヤーは単純に温風を出して髪を乾かすだけでなく、髪を美しく保つ機能も重視されています。市場にはたくさんの製品が販売されているので、大風量タイプや軽量・小型タイプなど、自分の好みに合わせて選択可能。しかし、本当に速乾できるのか、ヘアケア効果はあるのかといった部分はスペックを見るだけではわかりません。そこで、多くのヘアドライヤーを実際に使用している美容家電のプロに、速乾&ヘアケアでき、使いやすい製品を教えてもらいました。
<監修>白物・美容家電ライター 田中真紀子
家電製品を生活者目線で分析し、雑誌やWebで紹介する家電のスペシャリスト。自宅にも最新家電を中心に200以上を所有し、日常的に使用しながらライフスタイルに合わせた取り入れ方を提案している。執筆・監修に関わる記事は年間300本以上で、テレビ・ラジオにも多数出演。また、数少ない美容家電ライターとしても活躍。ヘアドライヤーは10台以上所有し、実際に使うことでわかる使いやすさや製品の魅力を伝えている。
素早く髪を乾かしたいなら大風量モデルを選んだほうがいいことはわかるけれど、風量の目安は? 風量のほかにチェックしておいたほうがいい項目はあるの? など、ヘアドライヤーを選ぶうえで押さえておいたほうがいいポイントを紹介します。
一般的に、ヘアドライヤーの風量と髪を乾かす早さは比例するため、風量は必ずチェックしましょう。例外もありますが、ロングヘアや髪の量が多い場合は、最大風量時に1.5㎥/分以上の風量があるものを目安に選んだほうが無難です。ただし、「風量が大きい=速乾性能が高い」と単純には言い切れません。風圧が弱いと髪に届く前に拡散してしまうため、期待したほどの速乾は得られないことも。とはいえ、風量が小さ過ぎるものは、やはり髪を乾かすのに時間がかかるので、公表されているスペックで選ぶなら、風量の数字は重要です。
そのいっぽうで、風量だけに頼らず速乾できるドライヤーも続々と登場しています。たとえば、シャープ「ドレープフロードライヤー」の風量は1.2㎥/分ですが、吹き出し口を2つに分けることで立体感ある風を生み出し、素早いヘアドライを可能に。また、パナソニックの大人気シリーズ「ナノケア」は同社の「イオニティ」シリーズよりも風量は小さいものの、1つの吹き出し口から弱風と強風を出すことで髪をほぐやすくし、風量の数値以上の速乾を実現しました。
最近は最大風量が2.0㎥/分以上の製品も多くなってきましたが、大風量モデルでも大半が風量を調整可能。髪を整える際には弱風にするなど、シーンに応じて使い分けられます
一般的なヘアドライヤーは、100度以上に熱された熱源(発熱体)で温めた風で髪を乾かす仕組みを採用しているため、吹出口付近の温風は100〜120度と高温です。髪は表面温度が100度を超えると傷みやすくなると言われていますが、濡れた髪を乾かすときには、ダメージを受けるほど髪の表面温度は上昇しません。ただ、乾いてからは髪の表面温度が上がりやすいので、髪とヘアドライヤーの吹出口は20cmほど離し、同じ部分に温風を当て続けないようにするなど注意が必要です。そうしたことを気にせずに使いたいなら、温度調節機能を備えた製品を選びましょう。風の温度が高いドライモードに比べると速乾性能は劣りますが、髪が乾いてきたら60度くらいの低温で乾かすモードに切り替えれば、効率よく、かつ安心してヘアドライできます。
「スカルプモード」も低温モードの1つですが、製品によって名称は異なります
ヘアドライヤーはほぼ毎日使うものなので、使いやすさも重視したいポイント。重量が重いと腕が疲れやすいことは想像できますが、「重量バランス」も使い勝手に大きく影響します。たとえば、ハンドルを握ったときにヘッドの重みで前方(あるいは後方)に傾いてしまうものは、使用中に常にバランスを取り続けなければならず、手首が疲れがち。また、ヘッドが長いと、その分、腕を高く上げなければならないので腕への負担が増えます。可能なら、ネットで購入する前に、店頭で実際にヘアドライするように頭の上で動かし、自分にとって使いやすい製品かを確認しましょう。
ずっと腕を上げた状態で動かしながら使うので、腕や手首に負担がかかります。これが「髪の毛を乾かすのは面倒」という気持ちにもつながるので、少しでも楽に使える製品を選びましょう
最近のヘアドライヤーは、髪に潤いを与え、静電気を抑えるとされるイオンを風とともに放出する機能を搭載した製品が増加中。マイナスイオンが有名ですが、パナソニックは「ナノケア」、シャープは「プラズマクラスター」というように、メーカーやモデルごとに搭載しているイオンの種類は異なります。その効果には個人差があると言われるいっぽうで、ヘアドライ後の髪のまとまりやすさやツヤ感に差が出てくるという声も多いので、仕上がりや髪ケアを意識するならイオンなどの+αの機能をチェックしておくといいでしょう。
イオンの効果で、温風を当てただけでうねりが落ち着くことも! このほか、枝毛の低減やカラーの退色抑制、地肌への潤いアップといった効果を持つイオンもあります
ヘアドライの時間を短くできるというだけでなく、髪は濡れた状態が最も傷みやすいので速乾できることは大きなメリット。速乾性能にすぐれ、かつ、髪へのダメージを防ぐ機能を備えたヘアドライヤーを選びました。
2022年に新しく追加された「ナノケア」シリーズの最上位モデル。従来モデルと比べて本体の体積を約27%削減し、ノズルがないフォルムになったのが特徴です。一般的にボディを小型化すると大風量が確保しにくくなりますが、送風路を最適化することで「ナノケア」シリーズ史上最大風量1.6㎥/分を実現。3つに分割された吹出口から強弱差のある風を同時に出し、濡れて密着した髪をほぐします。また、風の吹出口と高浸透ナノイーとミネラルを含む風を放出する吹出口を同じ面に配置し、髪との距離が近くなったことで髪への潤いが約1.9倍にアップ。温風の温度制御の精度も従来モデルよりも高いので、使いやすくなったうえに、速乾性能や髪ケア効果が向上しました。髪への過度な熱を抑えるため、2つのセンサー(環境温度センサーと風温センサー)で室温に合わせて風温を自動調整する「スマートセンシング」機能を搭載しているのも本製品のポイントです。
ディープネイビー、ラベンダーピンク、ウォームホワイトの3色をラインアップ
重量は従来モデルと比べ45g軽くなった程度ですが、ノズルが短くなった分、さらに重量バランスがよくなり、腕や手首への負担が減ったほか、格段に取り回しやすくなりました。高浸透ナノイー&ミネラルの効果で、一度使っただけで髪がしっとり滑らかになるのを実感できます。「価格.comプロダクトアワード2022」において、ヘアドライヤー部門で金賞を受賞した人気の高さも魅力。
●「ナノケア EH-NA0J」のスペック
サイズ:148(幅)×74(奥行)×221(高さ)mm
重量:550g
最大風量:1.6㎥/分
温風温度:[温風モード時]約95度(HOT/室温30度の時)、[スカルプモード時]約60度(室温30度の時)
消費電力:1,200W
イオン機能:○(高浸透ナノイー&ミネラル)
折りたたみ:−
上述の「EH-NA0J」と比べるとノズルが長く、本体もサイズアップしますが、重量バランスのいい設計なため、腕への負担や使いづらさは少ない印象。最上位モデル(EH-NA0J)と同じように、強弱差のある風と高浸透ナノイー&ミネラルが出るので、素早く髪を乾かしながらヘアケアできます。搭載しているモードは最上位モデルとほぼ同じですが、温風の温度が本製品のほうが少し高め。「インテリジェント温風モード」は最上位モデルにないモードで、室温に合わせて最適な風温を出します。最上位モデルの「スマートセンシング」機能と似ていますが、「インテリジェント温風モード」は環境温度センサーで室温を感知し、風温をコントロールするもの。「スマートセンシング」機能は環境温度センサーに加え、風の温度を感知する風温センサーも使用するため、室温に合わせて風温を上げ下げするだけでなく、髪に近い距離で温風を当て続けた際に蓄積された熱も感知して、過度な熱が伝わらないように調整してくれます。モードをいちいち切り替えることなく、さらに髪の表面温度まで加味して風温調整してほしいなら、最上位モデルを選んだほうが高い満足度が得られるでしょう。
ディープネイビー、モイストピンク、ウォームホワイトの3色をラインアップ
ナノイーの発生量は最上位モデル(EH-NA0J)と同量なので、髪の潤い体験は十分感じられます。最上位モデルに比べると重量感は気になりますが、ナノケアの魅力を少し手ごろな価格で体感したいなら、こちらも選択肢としておすすめです。
●「ナノケア EH-NA0G」のスペック
サイズ:216(幅)×89(奥行)×224(高さ)mm
重量:595g
最大風量:1.5㎥/分
温風温度:[温風モード時]約125度(ドライ/室温30度の時)、[スカルプモード時]約60度(室温30度の時)
消費電力:1,200W
イオン機能:○(高浸透ナノイー&ミネラル)
折りたたみ:○
パナソニックには、大風量を強みとした「イオニティ」シリーズもラインアップされています。「ナノイー」シリーズの中でも最も風量が大きい「EH-NA0J」でも1.6㎥/分ですが、「EH-NE7J」は2.0㎥/分を実現。「速乾ノズル」を装着すれば、「ナノイー」シリーズの上位モデル同様に強弱差の異なる風が出るようになり、濡れてくっついた髪がほぐしやすくなります。ナノイーは搭載していないものの、マイナスイオンを風とともに放出することで、キューティクルを密着させ、指通りのよい髪に導くほか、髪の静電気も抑制。また、「HOT」選択時には中央から温風、サイドから冷風を出し、温風と冷風を交互に当てることにより、毛の流れを整え、ツヤのある髪に仕上げます。
速乾ノズルを装着した状態。ブラック、ピンク調の2色をラインアップしています
風量が強いうえ、「速乾ノズル」を装着すれば強弱のある風で髪をほぐしながらヘアドライできるので、素早く乾かせます。ナノイーは非搭載ですが、髪がサラサラになるのを感じられますよ!
●「イオニティ EH-NE7J」のスペック
サイズ:216(幅)×90(奥行)×224(高さ)mm
重量:580g
最大風量:2㎥/分
温風温度:約80度(TURBO/HOT)、約100度(ドライ/HOT)
消費電力:1,200W
イオン機能:○(マイナスイオン)
折りたたみ:○
大風量といえば、ダイソンは外せません。最大約110,000回/分で回転する高速モーターと同社の「羽根のない扇風機」に使用されている独自の技術を組み合わせ、約2.4㎥/分の大風量を生み出します。それに加え、マイナスイオンで静電気による髪の広がりを抑え、センサーで風温を毎秒20回測定して温度が一定になるようにコントロールする機能で、過度な熱によるダメージを防止。この機能により、髪のツヤや滑らかさがアップするほか、うねりを抑える効果が得られるそう。また、吹出口に装着して使用する5つのツールを交換することで、風の特性を変えることが可能。滑らかに仕上げたいときは「スムージングノズル」、低温のやさしい風で乾かしたいときは「ジェントルエアーリング」、周りの髪を乱すことなくブローしたいときは「スタイリングコンセントレーター」、カールやパーマのかかった髪には「ディフューザー」、浮き毛を抑えて仕上げたいときは「浮き毛抑制ツール」というように、目的に合わせて使い分けられます。
アイアン/フューシャ、ブラック/ニッケルの2色をラインアップ
圧倒的な風量と風圧で速乾を実現するだけでなく、風を絶妙にコントロールする複数のアタッチメントが“なりたい髪”に整えてくれます。悩んでいたアホ毛が「浮き毛抑制ツール」でピタッと収まったのには驚きました。ヘアドライヤーの悩みを1台で解決してくれるテクノロジーが満載です。
●「Dyson Supersonic Ionic HD08 ULF N」のスペック
サイズ:78(幅)×97(奥行)×245(高さ)mm
重量:720g
最大風量:2.4㎥/分
温風温度:約100度(弱風/高温での使用時)
消費電力:1,200W
イオン機能:○(マイナスイオン)
折りたたみ:−
価格.comで詳細をチェック
速乾を重視した本製品は、風量を約2㎥/分から約2.3㎥/分にアップさせるだけでなく、従来モデル(TID2250)と比べ風圧を109%増幅。それでいながら、重量は12%軽量化した495gを実現しました。風とともにマイナスイオンとプラスイオンを放出する機能を搭載しており、髪の静電気や絡まり低減に効果を発揮。ツヤのあるまとまった髪に仕上げます。
セットフードを装着した状態。ブラック、レッド、ホワイトの3色をラインアップしています
髪はプラスだけでなくマイナスにも帯電しているため、それを中和するのにマイナスとプラス両方のイオンを放出します。ヘアドライ後の髪の広がりが気になる人に最適。風量×風圧×ハイパワーで速乾を目指した製品だけあり、素早く髪を乾かせます。
●「Speedom プロテクトイオン ヘアードライヤー TID2400B」のスペック
サイズ:238(幅)×77(奥行)×215(高さ)mm
重量:約495g
最大風量:2.3㎥/分
温風温度:約100度(TURBO/室温30度の時)
消費電力:1,300W
イオン機能:○(プロテクトイオン)
折りたたみ:○
約2.3㎥/分の大風量とマイナスイオンを備えながら、5,918円(税込/公式オンラインストア価格)という安さが魅力。スカルプモードなどの低温を出すモードは搭載していませんが、ヘアドライする際に使用する「TURBOモード」時の風温は80度なので、髪へのダメージを抑えながら乾かせそう。80度の風温では物足りない場合は、付属のノズルを装着すれば103度の温風が出ます。また、500gを切る重量もポイント。カラーバリエーションも豊富なので、自分の好みや部屋に合うカラーを選んでみては?
ノズルを装着した状態。ブラック、ホワイト、グレー、ネイビーのほか、2023春夏限定カラーのローズとターコイズをラインアップしています(2023年5月9日時点)
ヘアドライヤーでは珍しいマットな質感とスリムなデザインなので、洗面台に出しっぱなしにしておいてもインテリア性を損ないません。そんな見た目とシンプルな機能ながら、大風量で速乾性能も十分。軽量でマイナスイオンも搭載し、6,000円以下とは思えないクオリティです。
●「スピーディーイオンドライヤー SL-013」のスペック
サイズ:202(幅)×75(奥行)×199(高さ)mm
重量:約495g
最大風量:2.3㎥/分
温風温度:[ノズル未装着時]約80度(TURBO/室温30度の時)、[ノズル装着時]約103度(TURBO/室温30度の時)
消費電力:1,200W
イオン機能:−
折りたたみ:○
サロン帰りのようなしっとりとツヤのある髪に導き、速乾性能も高いことで定評のある「ReFa」のヘアドライヤーにコンパクトなモデルが登場。最上位モデル「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」と比べ、本体サイズは幅30mm、奥行32mm、高さ35mm小さくなり、重量は265g軽量化した475gという軽さを実現しました。最大風量は1.4㎥/分から0.9㎥/分に少なくなったものの、「RRO」に搭載されているモーターよりも高回転数のモーターを備え、風速と風圧の高い風を生み出すことで従来モデルと同等以上の速乾ができるといいます。ただし、最上位モデルにある、髪の中間から毛先にかけてふんわりと仕上げる「ボリュームアップモード」は非搭載。低温の風を出す「スカルプモード」(50度以下)や「モイストモード」(60度以下)は継承されているので、髪や頭皮をやさしく乾かせます。過度な熱が伝わらないように自動で風温や温風/冷風を切り替える機能も搭載されていますが、「PRO」は髪や頭皮の温度を検知して自動調整するのに対し、「SMART」は環境温度センサーを使って調整する仕組みを採用しているため、センシング精度は「PRO」のほうが高そう。
ホワイト、ブラックの2色をラインアップ
ReFaの世界観を感じさせるエレガントなフォルムがおしゃれ。従来の「PRO」モデルも人気でしたが、重さが気になるという声があったため、「SMART」は軽さや取り回しのしやすさを求める人に最適です。折りたたんで収納もできるので、旅先などに持っていきやすいでしょう。ちなみに、60度以下で髪を乾かす「モイストモード」は私のお気に入りのモード。髪を傷めにくい低温でも風量がパワフルなので、髪はしっかり乾き、使い続けるほどに髪へのやさしさを実感します。
●「ReFa BEAUTECH DRYER SMART」のスペック
サイズ:216(幅)×49(奥行)×197(高さ)mm
重量:約475g
最大風量:0.9㎥/分
温風温度:約50度以下(スカルプモード時)、約60度以下(モイストモード時)
消費電力:1,150W
イオン機能:○(ハイドロイオン)
折りたたみ:○
最大風量は公表されていないものの、本特集の監修者である田中さんが太鼓判を押すほど、その風量はパワフル。270gという軽量・小型なボディからは最大風速47m/秒の風を生み出します。さらに、髪を芯から温める遠赤外線や髪のパサつきや静電気を抑えるマイナスイオンも搭載。髪や地肌の過度な乾燥を防ぎながら素早く乾かします。通常の「スピードモード」のほか、約60度の低温で乾かす「スカルプモード」やキューティクルを引き締める「クールダウンモード」、温風と冷風をランダムに送風することで髪のうねりを抑えてツヤを引き出す「ツヤモード」といった4種類のモードを用意。また、波形のノズルが付属しており、このノズルを吹出口に装着すれば髪をとかすように動かしながら使えます。
ホワイト、サンドベージュの2色をラインアップ
とても軽くてコンパクトなのに、びっくりするほどパワフルな風が出ます。ヘアドライ時の腕の疲れを軽減したい人にうってつけ。いまどきっぽいシンプルなデザインと機能ながら、あるとうれしいモードを押さえている点も高評価です。
●「フェスティノ ツヤモイスト ドライヤー SMHB-029」のスペック
サイズ:115(幅)×44(奥行)×185(高さ)mm
重量:約270g
最大風量:非公表
温風温度:約90度(スピードモード時)、約60度(スカルプモード時)
消費電力:1,000W
イオン機能:○(マイナスイオン)
折りたたみ:−
美容院などで髪を早く乾かすためにヘアドライヤーを2本使いすることがありますが、そのテクニックを応用し、「早く乾かしたければ大風量」というヘアドライヤーの定説をくつがえしたのが特徴。一般的なヘアドライヤーは1か所から風を出すのに対し、本製品は2つの吹出口から独立した風を髪に届けます。2つの風を左右から当てることでドレープのように髪が動き、深く広範囲に風が届くため、早く乾くそう。もちろん、プラズマクラスターも搭載。水分子に包まれているプラスイオンとマイナスイオンが髪の表面をコーティングし、毛髪の潤いをキープ。キューティクルを引き締める効果もあるので、ダメージに強い、しなやかな髪に導きます。さらに、熱ダメージを軽減する「センシングドライモード」もポイント。このモードにしておけば、髪の表面温度が約55度以下になるように、吹出口と髪の距離に合わせて風温を自動でコントロールしてくれます。このほか、Bluetoothを介して接続したスマートフォンのアプリ(ボーテアップ)から、「温度帯×時間」の組み合わせで自分好みのドライモードにカスタマイズできる機能も搭載。
リネンゴールド、フローズンホワイトの2色をラインアップ
2つの吹出口から風を出すため、風当たりは強過ぎないのに速乾できます。「センシングドライモード」なら、ヘアドライヤーを髪に近づけ過ぎても熱さに驚くような事態にはならないので、髪や頭皮にやさしいのはもちろん、暑い夏でも快適。小さい子どもの髪を乾かす際に使いやすい、音と温度を抑える「ジェントルモード」があるのもポイントです。一般的なヘアドライヤーのように1つの吹出口から送風するノズルも付属しているので、ヘアセットもバッチリ!
●「beaute A IB-WX3」のスペック
サイズ:88(幅)×132(奥行)×233(高さ)mm
重量:590g
最大風量:1.2㎥/分
温風温度:約95度(ホット/ドライ、室温30度の時)
消費電力:1,200W
イオン機能:○(プラズマクラスター)
折りたたみ:−
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