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《2019年》炊飯器おすすめ10選! おいしいごはんが炊けるIH炊飯器

おいしいごはんを食べようと高めのお米を購入しても、炊飯器によっては米本来の味が引き出せないこともあります。価格.comマガジン編集部では何度か炊飯器の炊き比べを行っていますが、「2万円台の炊飯器+高めの米」よりも「上位クラスの炊飯器+安い米」のほうがおいしいという結果が出たほどなので、ミドルエンドモデル以上の炊飯器は用意しておきたいところ。今回は、お米のパフォーマンスを最大限生かせるであろう5合炊きIH炊飯器を厳選するとともに、近年ニーズが高まっている糖質制限できる炊飯器も紹介します。

目次
炊飯器のトレンドと選びのポイント
・IH炊飯器のトレンドをチェック!
・こんなところもチェックしておこう
おすすめIH炊飯器8製品を厳選ピックアップ
1.象印「極め炊き NW-KA10」
2.東芝「RC-10ZWM」
3.三菱電機「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」
4.タイガー「THE 炊きたて JPG-X100」
5.パナソニック「Wおどり炊き SR-VSX108」
6.日立「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」
7.愛知ドビー「バーミキュラ ライスポット」
8.アイリスオーヤマ「銘柄量り炊き KRC-IC50」
〜番外編〜 糖質制限できる炊飯器
9.タイガー「<炊きたて>とらひめ JPE-A10Z」
10.サンコー「糖質カット炊飯器 LCARBRCK」

IH炊飯器のトレンドをチェック!

内釜の底面をヒーターで熱する「マイコン式」よりも、電磁誘導によって内釜全体を発熱させる「IH式」のほうが火力が大きく、熱がムラなく伝わるため、ごはんがおいしく炊けることは今や周知の事実。ごはんの味にこだわる人はIH炊飯器を選ぶのが当たり前になってきています。しかし、ひと口にIH炊飯器と言っても製品によって炊き上がりはそれぞれ。内釜の素材、炊飯方法などが異なるため、炊き上がったごはんの味も製品ごとに違ってくるのです。特に食感や味が変わってくるのが、圧力調理の有無。水の沸点は100℃ですが、加圧することにより沸点は100℃以上になるという原理を利用した圧力IH炊飯器は、高火力で一気に炊くことで米の「α化」(米のでんぷん質が水と熱の力でやわらかく粘りのある状態に変化すること)を促進し、甘みと粘りのあるごはんに炊き上げます。ただ、水加減などによっては少しやわらかめの食感になることがあり、硬めで甘さはほどよい程度がいいという人には非圧力式の炊飯器が人気。とはいえ、現在、主要メーカーの高級炊飯器は9割が圧力IH方式を採用しています。非圧力式の炊飯方法がウリだったパナソニックも、旧三洋電機の技術「可変圧力」を2013年に取り入れ、圧力IH方式となりました。現時点で、従来から炊飯器を作り続けているメーカーで非圧力式をフラッグシップモデルに掲げているのは三菱電機のみとなっています。

非圧力の高級炊飯器は選択肢が少ない状況ですが、この数年で圧力式/非圧力式の炊飯器で炊いたごはんの食感差はずいぶん小さくなりました。少し前は、「圧力IH式はごはんの味が濃く、やわらかめ」と評価されることが多かったのですが、ここ最近は米自体の味も変わってきているのか、それほど味が濃いとは感じなくなった印象。ただ、粒のふくらみ、もちもちとした食感は圧力IH炊飯器のほうがあります

圧力をかけるかかけないかの炊飯方法の違いはあるものの、基本的に各メーカーの炊飯器は、理想の炊き上がりとして“かまどごはん”を目指しています。「吹きこぼれを気にせず沸騰させ続けられない炊飯器で、どのように連続沸騰を維持するか」、「小さい筐体に蓄熱性を持たせるためには、どうするか」といったように、かまどでの炊き方を再現しようとしているのです。内釜の形やIHコイルの通電方法など手法はさまざまですが、ひと昔前に勃発した素材や厚みを競っていた“内釜戦争”の頃とは比べ物にならないほど最近の炊飯器は繊細な進化を続けており、10年近く各メーカーのIH炊飯器を見て試食してきた価格.comマガジン編集部スタッフによると、いずれも格段においしくなっているとのこと。壊れていなくても、6年ほど前の製品を使っているのであれば、最新モデルに買い替えることで大きな感動が得られるはずです。近年は、硬さや粘りを調整できる「炊き分け」機能や米の銘柄ごとに最適な炊飯が行える炊飯モードも搭載され、個々の好みやお米本来の味を楽しめるようになっているので、好みの変化にもあわせやすく、より長く満足できるごはんが食せるのではないでしょうか。また、健康志向の高まりをうけ、玄米や麦めしなどの炊飯にチカラを入れるメーカーも続々。玄米が苦手な人にもおいしく食べてもらえるように、白米と混合して炊く炊飯モードを搭載した東芝「RC-10ZWL」のようなモデルもあるので、こうした炊飯モードに着目して選ぶのもいいかもしれません。

米は銘柄ごとに含水率が異なるため、それぞれの米が最適に炊き上がる炊飯プログラムを用意したのが「炊き分け」機能です。水加減を気にしなくていいのでラク! 一般的に白米、無洗米(白米)の銘柄が選べるようになっているモデルが多く、搭載される対象銘柄も年々増えています

こんなところもチェックしておこう

おいしいごはんが炊けることは炊飯器においてとても重要なことですが、毎日使うものだけに使い勝手は必ずチェックしておいてください。特に、内釜の重さ、炊飯のたびに洗わなければならないパーツ、かまど部分の拭きやすさなどは忘れずに確かめておきましょう。

内釜は米と水を入れた重さも考慮しましょう。洗米の際に持ち上げたり、シンクから炊飯器の場所まで持ち運ぶ時に苦労しない重さがベストです

内ブタや蒸気を確保するカートリッジなどは、どれだけ分解しなければならないのか、また、分解したパーツの凸凹具合などもチェックしておきましょう

内釜の水位目盛りも各メーカーでそれぞれ。目盛りが0.5合ごとに小刻みになっていると、少量炊きの時などに便利です

おすすめIH炊飯器8製品を厳選ピックアップ

1.象印「極め炊き NW-KA10」

今では多くの高級炊飯器が採用する羽釜形状の内釜を2010年にいち早く投入し、“南部鉄器×羽釜”を強く打ち出してきた象印ですが、2018年に発売した「極め炊き NW-KA10」で素材や形状を一新。内釜の素材は南部鉄器ではなくなりましたが、IHと相性がよい鉄素材をアルミとステンレスの間に仕込むことで従来どおりの高い発熱効率、蓄熱性、熱伝導を実現しています。さらに、底部のIHコイルを3個にし、1個ずつ順番に電流を流すことにより、炎で炊くかまどのような“ゆらぎ”を再現。単位面積あたりの火力は前モデルの4倍以上となり、炊き上がったごはん粒の大きさや甘み成分(還元糖)がアップしたといいます。また、この新しい加熱方式を採用したことで、前回炊いたごはんの感想を入力すると食感が調整されていく「わが家炊き」メニューの炊き分けの範囲が拡大。より使う人の好みの食感に炊き上げられるようになりました。

象印「極め炊き NW-KA10」

内釜の改良により、内釜の重量が約2kgから約1kgにダウン。本体の奥行も65mmコンパクトになったので、設置場所にも困りにくくなりました

●「極め炊き NW-KA10」のスペック
・サイズ:275(幅)×235(高さ)×345(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,240W
・圧力:○(1.3気圧)
・炊飯時間(白米「ふつう」):51〜57分
・最大保温時間(白米):40時間

<関連記事>ごはん好きオヤジも震える! 象印の圧力IH炊飯器「炎舞炊き」の進化に感動

2.東芝「RC-10ZWM」

内釜の底部に60°の丸みをつけることで大きな熱対流を生み出し、羽釜の羽より上の部分に高さを設けることで吹きこぼれを抑制。連続沸騰で炊飯することにより、ふっくらとしたごはんを炊き上げる「RC-10ZWM」には、東芝ならではの真空技術も完備されています。真空技術とは、内釜内の空気をポンプで抜いて真空状態にし、浸水や保温を行うというもの。たとえば、浸し工程で内釜内を真空状態にすると、米の中の空気も抜け、早い段階から米の芯まで熱がしっかり届けられるようになり、α化が促進。一般的なIH炊飯器の浸し工程では米の表面しかα化せず、食感がやわらかくなりすぎることがありますが、「真空ひたし」なら、ふっくらと弾力のある炊き上がりが望めるといいます。この真空ひたしが本モデルからパワーアップし、浸し時間や炊飯時間を短縮。食感を炊き分けできる「かまど名人コース」で3合を炊く場合、従来より約17分早い38分で炊き上がります。さらに、吸水時間が大きく異なる玄米と白米の混合炊きコースでは、混合比率が3通りから選べるようになりました。

東芝「RC-10ZWM」

甘みの調整を優先した「甘み炊きコース」も搭載。粘りを抑えながら甘みの濃いごはんを炊きあげることもできます

●「RC-10ZWL」のスペック
・サイズ:303(幅)×279(高さ)×386(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,420W
・圧力:○(1.2気圧)
・炊飯時間(かまど名人 おすすめ):55〜60分
・最大保温時間(白米):40時間

3.三菱電機「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」

IHと相性のよい純度99.9%の炭素材を採用した羽釜形状の内釜は、本体にセットすると羽より上の部分がかまどからはみ出すようになっており、この構造により加熱空間と羽より上に温度差が生じ、沸騰時に発生する泡を抑制。火力を弱めることなく大火力で沸騰し続けるため、粒立ちのよいふっくらごはんが炊き上がります。さらに、最新モデル「NJ-AW109」は側面のヒーターが7つから8つに増え、火力が約7%アップ。内釜底の左右と中央を肉厚にすることで大きな泡が発生し、その泡によりまんべんなく激しい対流が起こり、よりしゃきしゃき感のあるごはんが炊けるようになりました。なお、三菱電機の炊飯器は最近ではめずらしく、圧力をかけずに炊くのもポイントです。一般的に圧力IH炊飯器のほうがやわらかめの食感になる傾向があるため、しっかりとした弾力のごはんが好みなら非圧力式の本製品のほうがいいかもしれません。

三菱電機「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」

米の銘柄に最適な炊飯を行う「銘柄芳潤炊き」モードや、硬さや粘りを細かく設定できる「炊き分け名人」モードなども搭載

●「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」のスペック
・サイズ:285(幅)×249(高さ)×320(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,380W
・圧力:非搭載
・炊飯時間(白米「ふつう」):45〜58分
・最大保温時間(白米):12時間

<関連記事>“高火力×泡”でおいしいごはん! しゃっきり感がアップした三菱電機「本炭釜 KAMADO」

4.タイガー「THE 炊きたて JPG-X100」

三菱電機と同じく、内釜の素材に強いこだわりを持つタイガーの炊飯器は、2006年の発売からずっと土鍋を採用していますが、2017年に登場した「JPG-X100」は土鍋の素材を見直し、「炭化ケイ素」を配合。蓄熱性の高い土鍋に熱伝導のよい炭化ケイ素が加わることで、熱伝導率は従来の約2.5倍になり、米の甘みや香りが増幅したといいます。また、内釜の口部分を絞った「口絞り構造」により、内釜内で発生した蒸気がフタのような役割を果たし、熱をキープ。内釜をおおう「遠赤特大土かまど」の表面積も従来より約11.4%アップし、高火力での炊飯を実現しました。さらに、炊き上げ時には1.25気圧をかけて粘りと弾力を引き出し、炊き上げ直後に1.05気圧まで減圧するとともに約280℃の高温で炊き上げることで、ごはんのベタつきを抑え、1粒ひと粒が弾力のある仕上がりになるようにしているのだそう。なお、「JPG-X100」は炊飯後に保温するかしないかを選ぶことが可能。内釜には同素材のフタが付属しており、おひつとしても利用できます。

タイガー「THE 炊きたて JPG-X100」

人が近づくと操作ボタンが表示される「モーションセンサー」を搭載するなど、見た目も高級仕様。麦と白米を混ぜて炊くメニューも装備されています

●「THE 炊きたて JPG-X100」のスペック
・サイズ:261(幅)×220(高さ)×325(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,180W
・圧力:○(1.25気圧)
・炊飯時間(火加減「中」):49〜62分
・最大保温時間(白米):24時間

<関連記事>タイガーの高級圧力IH炊飯器「JPG-X100」 麦めし好きオヤジがその魅力に迫る

5.パナソニック「Wおどり炊き SR-VSX108」

炊飯中に加圧(1.2気圧/105℃)と減圧(1気圧/100℃)を繰り返すことで激しい対流を起こすとともに、IHコイルの通電を細かく切り替え、泡の発生を内向き、外向きと変えて対流を生み出すことで、米を“おどらせて炊く”炊飯方法が特徴。新モデル「SR-VSX108」は、その加圧減圧を利用し、減圧スピードが遅ければ新米(精米したての米)、早ければ乾燥米と判断する「鮮度センシング」機能を搭載し、米の鮮度にあった圧力制御を行うことで、新米も乾燥米も同レベルの炊き上がりを実現しました。そして、従来機同様、仕上げのタイミングで220℃の過熱水蒸気を噴射。旨みをコーティングし、ハリやツヤのあるごはんに仕上げてくれます。このスチーム(過熱水蒸気)を噴射させるために、炊飯のたびに専用容器に水を入れなければなりませんが、白くてキラキラとした“銀シャリ”は見事。保温時にもスチームが投入されるので、乾燥も低減されます。

パナソニック「Wおどり炊き SR-VSX108」

前炊きの際の温度をアミノ酸を生成する45〜55℃の温度帯にキープする浸水方法を採用したことで、従来よりも旨みが約12%アップしたといいます

●「Wおどり炊き SR-VSX108」のスペック
・サイズ:275(幅)×234(高さ)×361(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,120W
・圧力:○(1.15気圧)
・炊飯時間(銀シャリ「ふつう」):48分
・最大保温時間(白米):24時間

<関連記事>劣化した米も新米レベルに復活! パナソニック「Wおどり炊き」新モデルのこだわりがスゴイ!!

6.日立「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」

圧力とスチームを用いる炊飯器は、日立にもあります。ただし、パナソニックの「Wおどり炊き」ように、水を入れる専用容器は不要。内ブタ部分に蒸気を溜める機構とヒーターがあり、そこで加熱し、スチームにして噴射します。さらに、「Wおどり炊き」と異なる点は、1.2気圧(105℃)で炊飯し、そのまま減圧することなく蒸らし工程でも高温をキープしたままスチームを投入すること。最後まで高温をキープするこの炊飯方式により、ふっくらと甘く、ツヤやかなごはんが炊き上がるといいます。また、日立は使いやすさにもこだわりを見せており、蒸気がほとんど出ない蒸気カット機構を採用するほか、内釜を軽量化。「RZ-AW3000M」の内釜の重さはわずか約720gなので、米3合(450g)と水(600ml)を入れても約1.7kg程度となり、持ち運びに苦労することはないでしょう。内釜を薄くした分、蓄熱性は内釜を包む本体全体でカバー。側面に断熱材を装備するとともに、ふたの中に空気断熱層を設けることで熱を逃がさないようにしています。

0.5合から2合までをおいしく炊く専用コースが搭載されているので、少量でも理想的な炊き上がり。少量炊きの際も好みの食感を設定できます

●「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」のスペック
・サイズ:268(幅)×237(高さ)×352(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,400W
・圧力:○(1.2気圧)
・炊飯時間(極上「ふつう」):40〜57分

・最大保温時間(白米):40時間

<関連記事>「ふっくら御膳 RZ-AW3000M」のごはんを試食してきた!

7.愛知ドビー「バーミキュラ ライスポット」

もともと鋳物ホーロー鍋で人気のメーカーだけに、IH炊飯器といっても一般的な炊飯器とは別物。ざっくり説明すると「鍋+卓上IHコンロ」といった構造で、専用のIHコンロに、熱をキープするための「断熱カバー」と鋳物ホーロー鍋を載せて炊飯します。高い機密性や熱伝導性、蓄熱性を有する鋳物ホーロー鍋の特徴を最大限に生かせるように、フタに吹きこぼれ抑制の機構を設け、高火力を維持。さらに、加熱部分と鍋上部の温度差を大きくすることで激しい対流を起こし、米をムラなく炊き上げます。炊飯モードは「普通」と「おこげ」のみとシンプルですが(白米と玄米で選択可能)、試食した価格.com編集部員や家電ライターが「弾力が強く、食べ応えがあり、とにかくおいしい」と絶賛するほど。2018年3月には3合炊きの「バーミキュラ ライスポットミニ」が登場しましたが、炊きあがったごはんの味は5合炊きと同レベル! 少量炊きが欲しかった人は、「ミニ」を迷わず選んでも問題なしです。

愛知ドビー「バーミキュラ ライスポット」

IHコンロにある調理モード(中火、弱火、極弱火、保温)を利用すれば、料理を作ることもできます

●「バーミキュラ ライスポット」のスペック
・サイズ(IHコンロに載せた状態):311(幅)×208(高さ)×296(奥行)mm
・最大炊飯容量:5合
・消費電力:1,300W
・圧力:非搭載
・炊飯時間(白米「普通」):60分
・炊き分け機能:なし
・最大保温時間:保温機能なし

<関連記事>家電ライターが絶賛する「バーミキュラ ライスポット」の味とは?
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8.アイリスオーヤマ「銘柄量り炊き KRC-IC50」

低価格ながらお値段以上においしいと評判なのがアイリスオーヤマの炊飯器です。2017年に同社初となる炊飯器を発売したばかりですが、もともと精米事業からスタートしたメーカーだけに米についての知見が膨大にあり、これが炊飯プログラムに生かされているのだそう。ゆえに、搭載されている機能も他メーカーにはないものがたくさん。たとえば、米の銘柄に適した水量が計れる機能や、お茶碗によそったごはんのカロリーがわかる機能、ごはんの中の食物繊維に似た成分「難消化デンプン」を増やす炊飯モードなど、おいしいごはんを炊くことに加え、健康を意識した機能が用意されています。こうした独自の機能をすべて盛り込んだのが「KRC-IC50」。発売当初の販売価格も3万円以下とリーズナブルですが、40銘柄以上に対応する銘柄炊き(銘柄に合わせた炊飯プログラム)も用意されており、かなり高い満足度が得られるでしょう。

アイリスオーヤマ「銘柄量り炊き KRC-IC50」

カレールウとの相性を考慮した「カレーモード」や、ごはんを冷凍保存してもおいしい「冷凍ご飯モード」なども搭載されています

●「銘柄量り炊き KRC-IC50」のスペック
・サイズ:265(幅)×231(高さ)×356(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,130W
・圧力:非搭載
・炊飯時間(白米「標準」):47〜63分
・最大保温時間(白米):12時間

<関連記事>低価格で機能てんこ盛り! アイリスオーヤマ“全部入り”IH炊飯器の真価を問う

〜番外編〜 糖質制限できる炊飯器

上で紹介したおすすめ炊飯器と趣向はやや異なりますが、近年流行の糖質制限に着目した製品もリリースされています。今のところ、ラインアップは普通の白米を低糖質に変えるサンコー「糖質カット炊飯器」と、独自開発された米粒加工食品を白米の代わりにするタイガー「<炊きたて>とらひめ」の2製品。ただし、「<炊きたて>とらひめ」は内釜自体が発熱するIH加熱ですが、「糖質カット炊飯器」は電気ヒーターで加熱する「蒸気炊飯式」です。どちらも糖質制限のメニューは普通のごはんとは味は別物なので、少々味に目をつぶっても糖質を抑えたいならアリかも!

サンコー「糖質カット炊飯器」で炊いた糖質カットされたごはん。見た目は普通に炊いたごはんと変わりません

9.タイガー「<炊きたて>とらひめ JPE-A10Z」

タピオカやこんにゃくなどを加工した米粒加工食品「とらひめ」を専用コースで炊くことで、白米とおきかえて低糖質な食事ができるようにしたのが本製品。とらひめは白米で炊いたごはん(茶碗1杯分約130g)に比べ、糖質が約47%、カロリーが約50%抑えられるだけでなく、食物繊維は約8倍もたくさん摂取できます。炊き方は無洗米に近い感じで、とらひめを内釜に入れ、水を注いで炊くだけ。炊きあがったとらひめに「仕上げ粉」をふりかけることで、粘りを出すようです。とらひめの価格は、10袋入りが1セットになって3,800円(税別)。1袋で1合ほどの量となるので、白米よりもコストは高めですが、実際に食べた価格.comマガジン編集部員によると、普通のごはんと勘違いするほどではないけれど、ごはんを食べた感じで満足できるそう。なお、この製品はタイガーの公式オンラインショップと「RIZAP(ライザップ)」の店舗で購入できます。

タイガー「<炊きたて>とらひめ JPE-A10Z」

白米や雑穀米、麦めし(白米との混合)が炊ける炊飯モードも搭載されています

●「<炊きたて>とらひめ JPE-A10Z」のスペック
・サイズ:272(幅)×211(高さ)×329(奥行)mm
・最大炊飯容量:5.5合
・消費電力:1,200W
・圧力:非搭載
・炊飯時間(とらひめ/白米):75〜85分/44〜54分
・最大保温時間(白米):24時間(とらひめは保温できません)

<関連記事>朗報! タイガー「とらひめ」なら、“ごはん”を我慢しないで糖質制限ができる

10.サンコー「糖質カット炊飯器 LCARBRCK」

タイガーの「とらひめ」とは異なり、一般的な白米を使うのが、サンコー「糖質カット炊飯器」です。方法は、米を煮る、米を炊くの2回で炊飯するというもの。米を煮た際に溶け出した糖質成分が自動排出されたあと、タンクに入れておいたキレイな水が自動で注がれ、炊き上げとなります。これだけで、ごはんに含まれる糖質が33%カットできるそう(ごはん100gの場合)。低糖質となったごはんは「すっきりとした味ではあるけれど、しっかりごはんの味わい」と、実際に食べた家電ライターには好評でした。

サンコー「糖質カット炊飯器 LCARBRCK」

食感は5段階で炊き分け可能。なお、糖質をカットしない普通の白米炊きはできませんが、玄米は炊けるそうです(専用コースはなし)

●「糖質カット炊飯器 LCARBRCK」のスペック
・サイズ:280(幅)×300(高さ)×400(奥行)mm
・最大炊飯容量:6合
・消費電力:860W
・炊飯時間(ふつう):35分
・最大保温時間(白米):2時間

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価格.comマガジン編集部

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