料理の温め、食材の解凍、ちょっと手の込んだ調理まで、家庭のキッチンライフをサポートしてくれる便利な家電、電子レンジ&オーブンレンジ。高機能に進化を遂げているそのトレンドから製品選びのポイント、そして価格.comで人気の注目モデルを紹介します。
電子レンジは、庫内にマイクロ波を発生させて、食品に含まれる水の分子などを振動させて食品を温める調理機器です。加熱の組み合わせによって、「単機能電子レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブン」など、さまざまな種類があるので求める機能に合わせて、選ぶようにしましょう。
単機能電子レンジは、シンプルな温め機能が付いているタイプのことを言います。庫内の構造は下皿が回転して食材にマイクロ波を当てるターンテーブルタイプと、下皿はなくフラットな庫内で多方向からマイクロ波を当てる庫内フラットタイプがあります。また、庫内にセンサーなどを搭載したモデルだと、食材の重量や表面温度を測り、加熱時間を自動で判断してくれる「自動温め機能」などがあり便利です。比較的安価なモデルが多く、「総菜やお弁当を温められればOK! 複雑な調理機能はいらいない」という人にピッタリでしょう。
オーブンレンジは、マイクロ波による温めに加え、ヒーターなどの熱源を使ったグリルやオーブンなどの機能を搭載したタイプのことを言います。グリルやオーブンによる焼き料理だけでなく、お菓子やパン作りなどもできるのもポイント。ほかにも自動調理機能が搭載されているモデルだと、食材を専用のトレーに並べ、ボタンひとつで加熱調理してくれるものもあり、さまざまな調理をしたい方やお手軽に料理をしたい人、お菓子作りをしたい人など、幅広い層におすすめです。
スチームオーブンレンジは、水を使って庫内に蒸気を発生させ、食材を焼いたり蒸したりできるタイプのことを言います。スチームによる加熱だけでなく、100度以上の高温の水蒸気を発生させて調理する「過熱水蒸気式」を採用しているモデルもあり、油を使わずに加熱調理ができて、食材の油分や塩分をカットできるので健康志向の人に向いています。また、高温のスチームを庫内に充満させて汚れを浮き上がらせ、お手入れをしやすくする機能を搭載したモデルもあります。お手入れのしやすさを重視する人は、掃除機能もチェックしてみてもいいでしょう。
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ここでは、使用する家族の人数や調理の方法、温めの精度を左右するセンサーやお手入れなどを中心に電子レンジの選び方のポイントを紹介します。
電子レンジを選ぶポイントとして、まずは何人分の料理を温める(もしくは加熱調理する)かを確認するようにしましょう。サイズの目安は一般的に以下のとおりです。
・ひとり暮らし … 20L以下
・2人世帯 … 20〜25L
・3〜4人世帯 … 26〜29L
・4人以上の世帯 … 30L以上
また、電子レンジ・オーブンレンジは高温になるため、設置場所に天面、背面、両側面の放熱スペースを確保するようにしましょう。なかには放熱スペースが不要なピッタリ設置が可能な製品もあるので、設置環境に合わせてチェックしてみてください。
おいしくヘルシーな調理がしたい人は、食材の余分な油分や塩分をカットできて、ヘルシーな料理が可能な「ノンフライ調理」に注目です。特に注目したい人気機能は下記の2つです。
コンベクション式:ファンで対流させた高温の熱風で食材を焼き上げる加熱方法で、庫内を高温にして熱風を隅々まで行き渡らせるので、ムラなく加熱でき、食材の表面もこんがりするのが魅力です。
過熱水蒸気式:100度以上の高温に加熱した水蒸気で食材を加熱調理し、肉や魚など食材の外側はカリッと焼き上げて、中はしっとりと仕上げることができます。
加熱調理はもちろんですが、基本の温めもムラなくおいしく仕上げてほしいときは、センサー機能に注目しましょう。「赤外線センサー」を搭載していれば、食品から放出される赤外線量を感知して食品の表面温度を測定して、加熱時間などをコントロールできます。また「重量センサー」を搭載していれば、食材の総重量や加熱前後の重量差を測定して調理時間の管理も可能に。そのほか「湿度センサー」や「温度センサー」などがあると、電子レンジの温めだけでなく、オーブンやグリル機能を使うときに重宝します。
電子レンジを選ぶ際に注目したいのが庫内構造です。温めや加熱調理など日々使用するモノなので、庫内が食材の油などで汚れることがよくあります。そんなとき、手軽にお手入れしたいなら庫内の隅まで汚れを拭き取りやすい「庫内フラット」タイプがおすすめです。そのほか、高温のスチームで庫内の汚れを浮き上がらせて拭き取りやすくするお手入れ機能や、庫内に残った臭いを取り除く脱臭機能を搭載したモデルなどがあるので、あわせてチェックしてみてください。
続いては、価格.comで人気を集めている電子レンジメーカーの特徴を紹介します。各メーカーが展開するオーブンレンジのシリーズの特徴やこだわりポイントをチェックして、ライフスタイルに合うメーカー探してみましょう。
価格.com「電子レンジ・オーブンレンジ」カテゴリーのメーカー別のシェア率を示すグラフ(2023年9月7日現在)。シェア率はパナソニックが最も高く28.62%で、2位のシャープは22.06%、3位の日立は17.42%です
パナソニックの電子レンジの特徴は、独自の「ヒートグリル皿」を使用した時短調理です。この「ヒートグリル皿」は、高機能スチームオーブンレンジとして人気の「ビストロ(Bistro)」シリーズなどで採用されており、マイクロ波を吸収してグリル皿を最高230度まで上げられるため、ハンバーグやトーストなど食材をひっくり返さなくても裏面まで一気に焼き上げます。そのほか、高度な温度管理を可能にするセンサー機能など、充実した機能を搭載した製品が揃っています。
シャープの電子レンジの特徴といえば、やはり過熱水蒸気による調理でしょう。「水で焼く」をテーマにウォーターオーブンとして人気を集める「ヘルシオ」シリーズでは、過熱水蒸気の調理にこだわり、余計な油分や塩分を落とし、栄養素のキープをすることで、おいしさと健康を両立させたヘルシーな調理が魅力。そのほかに野菜を使った副菜や煮物を時短で自動調理する機能や、スマートフォンアプリと連携してメニューを検索・追加できるなど、使い勝手のよい機能も豊富です。
日立の電子レンジは、コンベクション調理に力を入れており、オーブンの予熱が短く、立ち上がりも早いのが特徴です。肉料理など一気に加熱して表面を香ばしく焼き上げることで、食材の表面をこんがり、中はジューシーに調理できます。人気の「ヘルシーシェフ」シリーズなどでは、赤外線センサーと重量センサーを併用して加熱をコントロールし、よりおいしく仕上がります。豊富な自動調理メニューと操作しやすいタッチ液晶を搭載し、使いやすさにも配慮されています。
東芝の電子レンジは庫内の天井をドーム型にした「石窯ドーム」シリーズが人気を集めています。特徴となるのは、350度という業界最高のオーブン温度を実現していること。高火力を生かして、下味を付けて冷凍した食材を凍ったまま調理することもできるので、食材の下ごしらえをしておけば、忙しい日でも解凍の手間を省いて手軽に料理できます。過熱水蒸気調理にも対応し、時短で作れる自動調理が豊富なのもポイント。
価格.comで人気の電子レンジ・オーブンレンジを紹介していきます。シンプル機能で価格もお手ごろな単機能モデルから調理の幅が広がる多機能なモデルまで、さまざまな注目製品をピックアップしていますので、ライフスタイルに合う1台を見つけてみましょう。
パナソニックの単機能電子レンジ「NE-FL1A-W」の特徴は、独自のスクリューアンテナ。マイクロ波をかくはんして温めるため、ムラを抑えて解凍ができて便利です。また「1000Wインバーター」と「蒸気センサー」を採用しており、ごはんやおかずはもちろん冷凍食品なども素早く自動で温めてくれます。庫内はフラットで汚れを落としやすく、操作ボタンも「あたため」や「飲み物」など、よく使うものが大きく配置された使いやすさも魅力です。
●パナソニック「NE-FL1A-W」のスペック
・タイプ:単機能電子レンジ
・サイズ:488(幅)×405(奥行ハンドル含む)×298(高さ)mm
・庫内容量:22L
・最大レンジ出力:1,000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:蒸気センサー
・オートメニュー数:2
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
東芝の単機能電子レンジのプレミアムモデル「ER-XS23」。そのポイントとなるのが、食品の表面温度を検知する「8つ目赤外線センサー」です。庫内に配置された赤外線センサーが温度を検知して、グラム設定など行わずに解凍できるだけでなく、-10度から85度まで、設定した温度に温めることが可能。また高出力1000Wインバーターを採用し、スピーディーな温めができるのはもちろん、普段使いの温めに600W/500W、解凍に便利な200Wの出力切り替えにも対応。間口は幅387mmとワイドで使いやすく、庫内は汚れが付きにくいコーティングが施され、まさにプレミアムな仕様となっています。
●東芝「ER-XS23」のスペック
・タイプ:単機能電子レンジ
・サイズ:468(幅)×428(奥行ハンドル含む)×337(高さ)mm
・庫内容量:23L
・最大レンジ出力:1,000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:8つ目赤外線センサー
・オートメニュー数:3
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
「RE-TM18」はタイマーを操作して加熱時間を設定する簡単操作が魅力の単機能レンジです。タイマーはダイヤル式で暗い場所でも見やすく光るのが特徴。加熱する食品の目安時間が記載されており、使いやすさにも配慮されています。また、解凍機能も搭載されており、グラム単位で解凍が可能。価格も手頃なため、加熱機能と使いやすさを重視する人におすすめです。
●シャープ「RE-TM18」のスペック
・タイプ:オーブンレンジ
・サイズ:460(幅)×370(奥行つまみ含む)×265(高さ)mm
・庫内容量:18L
・最大レンジ出力:520W(50Hz)、650W(60Hz)
・庫内構造:ターンテーブル
・センサー:-
・オートメニュー数:-
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
日立の「HMR-FT19A」は単機能電子レンジですが、湿度センサーにより、「あたため」「解凍あたため」「飲み物・牛乳」の3つの自動調理ができるのがポイントです。庫内の幅は285mmあり、大きなお弁当や大皿なども出し入れしやすく、フラット庫内でお手入れしやすい構造。レンジ出力も温めの600Wと500W、解凍の200Wと100Wの4段階で切り替えが可能となっており、使い勝手のよい1台と言えます。
●日立「HMR-FT19A」のスペック
・タイプ:単機能電子レンジ
・サイズ:469(幅)×383(奥行ハンドル含む)×296(高さ)mm
・庫内容量:19L
・最大レンジ出力:800W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:湿度センサー
・オートメニュー数:3
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
「IMB-T178」はシンプルな操作で子どもから高齢の方まで使いやすい単機能レンジ。「ワンタッチあたためボタン」で飲み物やごはん、自動調理が選択でき、最大レンジ出力は50hzで500w、60hzでは650wあります。また、シンプルながらも自動調理メニューは5種類あり、チャーハンや鶏ハム、肉じゃがなどをワンタッチで調理可能。価格.com最安価格は8,444円とリーズナブルな価格で、温め専用のサブレンジとしても活躍してくれそうです。
●アイリスオーヤマ「IMB-T178」のスペック
・タイプ:単機能電子レンジ
・サイズ:440(幅)×325(奥行)×255(高さ)mm
・庫内容量:17L
・最大レンジ出力:500W(50Hz)・650W(60Hz)
・庫内構造:ターンテーブル
・センサー:なし
・オートメニュー数:5
・脱臭機能:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
「NE-MS4A」は最大1000Wのパワフルな出力と豊富な機能が魅力の電子レンジ。オーブン使用時は温度設定を100〜250度と幅広い範囲で調整可能でパンやお菓子作りもバッチリ。さらに、下ごしらえした食材を耐熱ガラス製ボウルに入れて加熱するだけで、パスタ、中華料理、フレンチ料理、エスニック料理など幅広い料理が簡単に作れる「ワンボウルメニュー」も魅力のひとつ。このほか、脱臭機能の搭載やフラットな庫内で掃除やお手入れも簡単で、価格.comでも幅広い人から人気を集めているモデルの1つです。
●パナソニック「NE-MS4A」のスペック
・タイプ:オーブンレンジ
・サイズ:500(幅)×400(奥行ハンドル除く)×347(高さ)mm
・庫内容量:26L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:スイングサーチ赤外線センサー
・オートメニュー数:57
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:角皿式
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
「ER-X18」は縦開き扉のフラット庫内モデルのオーブンレンジ。オーブン使用時の温度調節範囲が100〜250度で、グリル調理やノンフライ調理、パン作りができ、自動調理メニュー数も28個と機能も豊富です。また、温め機能も充実しており、通常の加熱に加え、冷凍ごはん、惣菜、飲み物、弁当の温めにも対応しています。さらに特徴となるのが、お手入れにも配慮がされているところ。庫内に撥水・撥油コーティングが施され、汚れなどがこびりつきにくく、付着した油などの拭き取りも簡単です。リーズナブルな価格で本格的な調理が可能なため、料理を手軽に楽しみたい方におすすめ。
●東芝「ER-X18」のスペック
・タイプ:オーブンレンジ
・サイズ:485(幅)×376(奥行ハンドル含む)×410(高さ)mm
・庫内容量:18L
・最大レンジ出力:900W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:絶対湿度センサー、温度センサー
・オートメニュー数:28
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:○
「RE-F183」は、シンプルで使いやすい操作パネルを備えており、特に時短調理に向いています。オーブン使用時の温度調節範囲は110〜250度で、ノンフライの唐揚げだけでなく、トーストも簡単にこんがりと焼き上げることが可能。注目すべきは、「らくちんセンサー!」という機能で、食材の量を見極めて最適な熱量と時間で自動調理を行います。たとえば、野菜調理や煮物などさまざまな料理を手間なく作れます。さらに、市販の冷凍食品やお弁当も、手動で加熱時間を設定することなく、自動で適切に温められます。また、「トースト」「飲み物」「冷凍食品」「お弁当」「ゆで野菜」「解凍」など、さまざまな自動メニューが用意され、ボタンひとつで操作できるのが特徴です。
●シャープ「RE-WF183」のスペック
・タイプ:オーブンレンジ
・サイズ:455(幅)×375(奥行ハンドル含む)×330(高さ)mm
・庫内容量:18L
・最大レンジ出力:900W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:絶対湿度・温度センサー
・オートメニュー数:41
・脱臭機能:◯
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
「MRO-F6A」は豊富な機能とお手入れのしやすさが特徴です。まず、基本のレンジ出力は最高1000Wとパワフルで、オーブン使用時も100〜250度まで温度調節が可能。グリルも上下平面ヒーターグリルを搭載し、食材を上下から均一に加熱します。自動調理メニューも78個と豊富で使い勝手のよさが魅力で、下ごしらえして冷凍したおかずをオートで解凍から焼き上げまで行えるメニューも搭載しています。調理のほかにこだわっているのが清潔さです。独自の「外して丸洗いテーブルプレート」を採用し、セラミック製の取り外し可能なプレートは、調理後の汚れも落としやすく便利です。
●日立「MRO-F6A」のスペック
・タイプ:オーブンレンジ
・サイズ:483(幅)×388(奥行ハンドル含む)×340(高さ)mm
・庫内容量:22L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:温度センサー
・オートメニュー数:78
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:角皿式
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:○
2022年に象印が開発した初のオーブンレンジ「EVERINO」の新モデルがこの「EVERINO ES-GU26」。いちばんの特徴は、レンジ機能からグリル機能に自動で切り替える加熱機能。レンジ機能で食材の芯まで素早く熱を通した後、自動でグリル機能に切り換えて、食材の表面にこんがり焼き色を付けて仕上げる「芯までレジグリ」機能と、冷めた揚げ物を揚げたてのように衣はサクサク、中は熱々に温め直す「揚げ物サクレジ」機能を搭載しています。しかも自動調理メニュー数も増えて37に増加。
このほか、温めムラを減らす加熱方法として、ボウルに食材を入れて浮かせた状態で庫内にセットしてレンジ加熱する独自の「うきレジ」機能を採用。食材の上部と底部の温めムラを抑えて全方位から加熱調理できるだけでなく、時短効果も期待できます。
●象印「EVERINO ES-GU26」のスペック
・タイプ:オーブンレンジ
・サイズ:487(幅)×399(奥行ハンドル除く)×370(高さ)mm
・庫内容量:26L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:赤外線センサー・温度センサー
・オートメニュー数:37
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:○
「ビストロ NE-BS8A」は、パナソニックの中ではミドルクラスのオーブンレンジですが、ハイエンドモデルにも採用されている「ヒートグリル皿」に対応しているところが特徴。「ヒートグリル皿」に食材を並べ、調味料をかけて両面グリルを素早く焼き上げる「かんたんグリルメニュー」で手軽に調理ができるのがポイントです。このほか、熱風を庫内全体に循環させ焼き上げる「2段コンベクションオーブン」や蒸し焼きメニューや冷凍食品を高温スチームでふっくら焼き上げるスチーム機能を搭載します。価格.com最安価格は68,180円。センサー性能や除菌機能などは、上位モデルと少し差がありますが、「ヒートグリル皿」や豊富な機能を搭載したコスパのよいモデルと言えます。
●パナソニック「ビストロ NE-BS8A」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:494(幅)×445(奥行ハンドル除く)×370(高さ)mm
・庫内容量:30L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:スイングサーチ赤外線センサー
・オートメニュー数:107
・脱臭機能:○
・2段オーブン:○
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:-
東芝のミドルクラスのオーブンレンジ「ER-XD70」は、石窯ドームオーブン(上下ヒーター式)を採用し、オーブン温度は最高250度になります。自動調理メニュー数も94種と豊富で、専用の角皿に食材を並べ、スタートボタンを押すだけで自動で加熱調理してくれる手軽さが魅力。また、オーブン内には赤外線センサーが備わっており、食材を素早く食べごろの温度まで加熱。肉や魚、パンなどがおいしく焼き上がるだけでなく、調理時間も短縮することが可能。このほかにノンフライ調理機能を備え、健康を気遣う人にとっても魅力的な1台です。
●東芝「石窯ドーム ER-XD70」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:480(幅)×390(奥行ハンドル除く)×350(高さ)mm
・庫内容量:26L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:赤外線センサー、温度センサー
・オートメニュー数:116
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:角皿式
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:○
シャープの「PLAINLY RE-WF263」は、ウォーターオーブンの「ヘルシオ」シリーズとは異なり、過熱水蒸気とヒーター加熱を使って食材をしっとり焼き上げるオーブンレンジ。2段熱風コンベクションにより焼きムラを抑え、お菓子やパン、ローストチキンなどの料理を均一に調理できます。また、「らくチン!センサー」機能は食品から発生する蒸気量や分量を検知しオート調理することも可能。さらに「らくチン1品」や「らくチン!メニュー」機能が料理作りをサポートします。
●シャープ「PLAINLY RE-WF263」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:487(幅)×450(奥行ハンドル除く)×367(高さ)mm
・庫内容量:26L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:絶対湿度・温度センサー
・オートメニュー数:107
・脱臭機能:○
・2段オーブン:○
・スチーム:カップ式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
重量センサーと蒸気・温度センサーを搭載した日立のミドルクラスのスチームオーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-S8A」。重量センサーは食品の重さに合わせて自動で加熱量を調整し、蒸気・温度センサーは蒸気と温度を正確に検知し、解凍から焼き上げまで手間なく料理を完成させることができます。さらにテーブルプレートの丸洗い機能や臭いの低減機能も備えることで、庫内を清潔に保つことが可能。これらの機能だけでなく、庫内の側面も背面も天面もフラットで、拭き掃除もしやすくお手入れも簡単なところもポイントです。
●日立「ヘルシーシェフ MRO-S8A」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:487(幅)×430(奥行ハンドル除く)×365(高さ)mm
・庫内容量:31L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:重量センサー、蒸気・温度センサー
・オートメニュー数:116
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
アイリスオーヤマのMS-F3002」は、熱風を庫内に循環させて食材を加熱するコンベクション機能や過熱水蒸気を充満させて加熱するスチーム調理などの人気機能を搭載しながら、価格.com最安価格4万円前後という手ごろな価格を実現しているのが魅力。64眼赤外線センサーで食品の温度を測定し、最適な温度と時間で温める「自動あたため」のほか、「時短」ボタンを押すと自動で出力が上がり、温め時間を短縮するユニークな機能も備えています。
●アイリスオーヤマ「MS-F3002」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:493(幅)×438(奥行ハンドル除く)×380(高さ)mm
・庫内容量:30L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:64眼赤外線センサー
・オートメニュー数:108
・脱臭機能:×
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
パナソニックの「ビストロ NE-UBS10A」は、レンジ、オーブン、グリル、高温スチーム調理など、さまざまな自動調理が行えますが、注目は独自の「ヒートグリル皿」です。皿の裏面のフェライトがマイクロ波を吸収して最高230度まで上昇するため、ハンバーグやトーストなど食材をひっくり返さなくても裏面までしっかり焼き上がるのが特徴。
また、食材の温度を判別する高精細の64眼スピードセンサーを搭載しているので、自動で火加減調整しながらの加熱調理もお手のもの。パスタやシチューなど下ごしらえした食材を耐熱ガラス製ボウルに入れて調理する「ワンボウル調理」や、下ごしらえして冷凍した食材を解凍せずにそのまま焼き上げる「凍ったままグリル」など、忙しいときでも手軽に料理ができる機能も搭載しています。
●パナソニック「ビストロ NE-UBS10A」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:494(幅)×486(奥行ハンドル含む)×370(高さ)mm
・庫内容量:30L
・最大レンジ出力:1,000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:高精細・64眼スピードセンサー・とろみ検知センシング
・オートメニュー数:333
・脱臭機能:○
・2段オーブン:○
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
東芝の「石窯ドーム ER-XD7000」は、その名前のとおり石窯をイメージして庫内の天井をドーム型にしており、350度という業界最高のオーブン温度を実現。予熱も約5分で200度まで達するほどスピーディーで、丸みを帯びた庫内は熱の対流もよく、ムラを抑えて食材を焼き上げます。また、高火力を生かして、下味を付けて冷凍した食材を凍ったまま調理できる「冷凍から焼き物」調理を搭載。食材を下ごしらえしておけば、忙しい日でも解凍の手間を省いて手軽に料理できます。
食材や分量に合わせて火加減を自動調節する「石窯おまかせ焼き」も便利な機能。角皿に食材を並べ、メインの食材を選んでスタートするだけで、食材に合った温度と時間で調理が完了します。過熱水蒸気調理にも対応し、時短で作れるレシピも豊富。
●東芝「石窯ドーム ER-XD7000」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:498(幅)×466(奥行ハンドル含む)×314(高さ)mm
・庫内容量:30L
・最大レンジ出力:1.000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:ねらって赤外線センサー(1024ポイント赤外線センサー、温度センサー)
・オートメニュー数:490
・脱臭機能:○
・2段オーブン:○
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
過熱水蒸気を使った調理を広めたシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」。そのハイエンドモデルにあたる「ヘルシオ AX-XA30」のいちばんの特徴は、レンジやヒーター加熱を組み合わせることなく、ウォーターヒート技術によって最初から最後まで過熱水蒸気だけで食材を調理することです。最高温度300度の高温の過熱水蒸気で食材を焼くため、表面はこんがりと、中はジューシーに調理。さらに、油分や塩分をカットしてヘルシーに仕上がるのも大きな魅力です。
機能面では、冷めたおかずやお惣菜などをできたてのようによみがえらせる「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能を搭載。家族の帰宅時間が異なるときでも、できたてのようなおいしさが味わえるのはうれしい機能です。解凍に時間がかかる冷凍食品をちょうどいい状態に解凍できる「食べごろ解凍」機能も搭載。このほか、冷凍・冷蔵・常温など食材の状態を気にせず、好みの食材・分量を角皿に並べて調理方法を選ぶだけでおいしく仕上がる「まかせて調理」も便利です。スマートフォンアプリと連携してメニューの検索・追加もできます。
●シャープ「ヘルシオ AX-XA30」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:490(幅)×485(奥行ハンドル含む)×420(高さ)mm
・庫内容量:30L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:64眼赤外線ムーブ・らくチン!(絶対湿度)・温度センサー
・オートメニュー数:260
・脱臭機能:○
・2段オーブン:○
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
日立の「ヘルシーシェフ MRO-W10A」は、最高300度の2段オーブンや1,000Wの大火力での加熱はもちろん、過熱水蒸気で食材の脂や塩分を落とすヘルシーな調理も可能と多機能ですが、特にこだわりが感じられるのが、肉の料理です。レンジ・オーブン・過熱水蒸気・グリルを自動で制御して焼き上げる「熱風旨み焼き」を搭載しており、肉の種類や形状を選択すれば、後はオーブンレンジにおまかせ。レンジ加熱で素早く食材の温度を上げ、オーブンと過熱水蒸気の熱風で焼き、グリルで一気に加熱して表面を香ばしく焼き上げることで、食材の表面をこんがり、中はジューシーに調理します。
食材の重さと温度を測る独自の「Wスキャン」を採用しているのも特徴です。重さは庫内底面の重量センサーで、表面温度は8眼赤外線センサーで測り、加熱のパワーや時間を自動で調節。冷凍ごはんと冷蔵野菜炒めなど、状態や分量が違う2品でも、まとめて適温に温めることができます。全265種のオートメニューや操作しやすい5インチのカラータッチ液晶など、使いやすさもバッチリ。
●日立「ヘルシーシェフ MRO-W10A」のスペック
・タイプ:スチームオーブンレンジ
・サイズ:497(幅)×442(奥行ハンドル含む)×375(高さ)mm
・庫内容量:30L
・最大レンジ出力:1,000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:重量センサー、センター赤外線センサー、温度センサー
・オートメニュー数:265
・脱臭機能:○
・2段オーブン:○
・スチーム:タンク式
・過熱水蒸気調理:○
・ノンフライ調理:○
2017年に登場し、スタイリッシュなデザインで注目を集めた「BALMUDA The Range」の新モデル「K09A」が、2023年6月に登場しました。リニューアルのポイントは、庫内にマイクロ波を拡散させるアンテナの形状の改良で、レンジ加熱時の温めムラを低減。さらにヒーター管を庫内上部に内蔵することで、より均等に焼き上げられるようになるだけでなく、庫内もフラットになってお手入れしやすくなったのもメリットです。リニューアル後もコンセプトは変わらず、スチームや過熱水蒸気による高性能な調理機能を搭載するのではなく、よく使うレンジとオーブン機能に絞ることで、シンプルなデザインと操作性を実現しています。
●バルミューダ「BALMUDA The Range K09A」のスペック
・タイプ:電子オーブンレンジ
・サイズ:456(幅)×435(奥行、ハンドル含む)×331(高さ)mm
・庫内容量:20L
・最大レンジ出力:800W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:非公開
・オートメニュー数:-
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
象印の「STAN. ES-SA26」は洗練されたマット調デザインが特徴のオーブンレンジで、キッチンの雰囲気に溶け込みつつも上品な高級感があります。そのいっぽうで、特に目を引く機能に「レジグリ」があります。自動切り替え機能を使えば、食材の迅速な加熱後に自動的に焼き色をつけてくれ、料理の見た目だけでなく風味も格段に向上し、今まで以上の仕上がりが手軽に実現できます。さらに「全方位あたためうきレジ」機能では、独自のボウルや角皿を用いて食材を浮かせて調理することで、食材全体に均一な熱を通すことが可能。この技術により短時間でしっかりと味の染み込んだ料理が完成し、食材の風味や質感を最大限に引き出せます。
●象印「STAN. ES-SA26」のスペック
・タイプ:電子オーブンレンジ
・サイズ:490(幅)×399(奥行)×370(高さ)mm
・庫内容量:26L
・最大レンジ出力:1000W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:赤外線センサー、温度センサー
・オートメニュー数:37
・脱臭機能:○
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:◯
マットブラックの質感とゴールドの取っ手が特徴的なシャープのオーブンレンジ「RE-SD18A」。フロントパネルにはダイヤル式の操作系が2つ配置され、調理設定を直感的に調節することができます。また、中央に採用されたブラックバックライト液晶は、使いやすさだけでなく、デザイン性にも一役買っています。いっぽう、機能面では手軽にアヒージョやオムレツなどのバル料理を楽しむことができるほか、急な食事の追加にも対応し、短時間で副菜や煮物を調理できます。さらに、湿度・温度センサーも搭載されており、外側はカリッと、内側はしっとりとしたパンを焼き上げることができるので朝食や軽食の準備にも便利です。
●シャープ「RE-SD18A」のスペック
・タイプ:電子オーブンレンジ
・サイズ:455(幅)×375(奥行)×330(高さ)mm
・庫内容量:18L
・最大レンジ出力:900W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:絶対湿度・温度センサー
・オートメニュー数:43
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:◯
ラドンナの「Toffy K-DR1-PA」はペールアクアの鮮やかなカラーが目を引くレトロスタイルの単機能子レンジ。フロントパネルに施された特徴的な楕円形ののぞき窓や英語表記が人気のポイントです。なかにはコンパクトな電子レンジに合わせてキッチンを北欧風に作り変える人もいるようです。庫内サイズはひとり暮らしにピッタリな17Lで、マグカップや食器を楽に収納可能。加えて、フラットな庫内デザインはお手入れを効率的に行えます。単機能ながらもデザインは印象的で、インテリアとして魅せたい人におすすめです。
●ラドンナ「Toffy K-DR1-PA」のスペック
・タイプ:電子オーブンレンジ
・サイズ:451(幅)×344(奥行)×283(高さ)mm
・庫内容量:17L
・最大レンジ出力:550W(50Hz)・650W(60Hz)
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:非公開
・オートメニュー数:-
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
充電式のマキタのコードレス電子レンジ「MW001GZ」は、電源の確保が難しい場所でも手軽に使える便利なアイテム。庫内容量こそ8Lと小さめですが、サイズは25.5cmと幅広なので、お弁当や飲み物も余裕で温められます。また最大出力も家庭用の据え置きレンジと同じくらいの500Wで、しっかりと加熱することができます。使用の際は、別途「40Vmaxバッテリー」など対応するバッテリーを準備する必要があります。「BL4080F(8.0Ah)バッテリー」を2本装着した場合、冷蔵弁当約11回分の容量があるので複数人数で使用しても電池切れの心配はまずなさそうです。さらに、背部にあるUSB端子を利用すれば、モバイルバッテリーとしてほかのデバイスの充電にも役立ちます。屋外作業の際だけでなく、アウトドアや車中泊、災害時の備えとしても頼れる相棒になることでしょう。
●マキタ「MW001GZ」のスペック
・タイプ:電子オーブンレンジ
・サイズ:343(幅)×318(奥行)×338(高さ)mm
・庫内容量:8L
・最大レンジ出力:500W
・庫内構造:庫内フラット
・センサー:非公開
・オートメニュー数:-
・脱臭機能:-
・2段オーブン:-
・スチーム:-
・過熱水蒸気調理:-
・ノンフライ調理:-
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