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発酵食品メーカーや、低温調理器としても活躍

甘酒も作れる! ヨーグルトメーカーのおすすめ8選と用途別の選び方

ヨーグルトを簡単に、安く、たっぷり作れるヨーグルトメーカー。以前は健康のために毎日ヨーグルトを食べる人に便利なものというイメージでしたが、最近では、「一定の温度で長時間保温できる」という機能を生かし、甘酒や塩麹、酵素シロップなどの発酵食品作りや、鶏ハムやローストビーフ、コンフィなど、肉や魚の低温調理といった、ヨーグルト作り以外の用途に活用する人も増えています。そんなニーズの変化に合わせ、ヨーグルトメーカーの機能も、細かく温度設定ができる、数日間にわたって保温ができるなど多様化。ここでは、用途別の選び方とともに、おすすめのヨーグルトメーカー8製品をご紹介します。

目次
・ヨーグルトメーカーの選び方
└普通のヨーグルトだけを作りたい
└いろいろな発酵食品が作りたい
└低温調理器として活用したい
・おすすめヨーグルトメーカー8選

多機能=使いやすい、とは限らない。何を作りたいかによって、最適な機種は違います

「牛乳パックごと作れる」「1℃単位で温度調節ができる」「99時間まで連続保温できる」など、ヨーグルトメーカーはどんどん無双化しています。しかし、使い方や用途によって最適な機能は違うもの。多機能モデルが必ずしも使いやすいとは限りません。ヨーグルトメーカーは、「おもに何を作りたいか」を決めて選ぶといいですよ。

「普通のヨーグルト」を作りたいだけなら、細かい温度設定や長時間のタイマー機能は必要ない

特殊菌ヨーグルトではない、普通のヨーグルトのみを作りたい場合は、単機能モデルがおすすめ。細かい温度設定やタイマー機能がない機種のほうが、調理のたびに温度や時間の設定する手間がありません。牛乳パックのまま作れる機種なら、より手軽で衛生的です。

ヨーグルトメーカーは、牛乳パックのまま作れる「牛乳パックタイプ」と、材料を専用の調理容器に入れて調理する「調理容器タイプ」の2種類。「牛乳パックタイプ」は、容器の消毒や洗い物の手間が省けるので、ヨーグルト作りがより手軽に行えます

特殊菌ヨーグルトやいろいろな発酵食品を作りたいなら、細かな温度・時間調整機能は必須

いろいろな発酵食品作りに挑戦したいなら、温度や保温時間はできるだけ自由度が高いものがおすすめ。「ケフィアヨーグルト」や「カスピ海ヨーグルト」など、ヨーグルトを作ることが多い場合は、牛乳パックごと作れるものが手軽です。甘酒や塩麹といった、ヨーグルト以外の発酵食品の調理がメインの場合は、材料のかき混ぜなどの作業がしやすい「調理容器タイプ」がベターです。

汎用性の高さを求めるなら、1時間単位、1℃刻みで調整できるモデルを選びましょう

「調理容器タイプ」は「牛乳パックタイプ」に比べ、材料をかき混ぜたり、できあがったものを取り出すのがラク。また、筆者の経験上、甘酒は「牛乳パックタイプ」に付属する縦長の容器ではなく、「調理容器タイプ」のほうが短時間で甘くできるようです(熱源に接触する面積が広いから?)

肉や魚の低温調理がしたい場合は、最高温度が高い「調理容器タイプ」がおすすめ

低温調理器として活用したい場合は、温度が高い「調理容器タイプ」がいいでしょう。低温調理のメニューは60℃以上で調理するものが多いので、最高温度は65℃以上の機種がおすすめです。容器については、口が広く容量の大きいもののほうが、調理する食材の形状や大きさに制限が少ないです。「牛乳パックタイプ」は付属の容器も縦長になり、入れられるものの形状が限定されてしまうことも(細長く巻いて作る鶏ハムなどにはぴったりですが……)。ひんぱんに肉や魚の低温調理に使用する場合にはあまり向きません。

この写真はちょっと極端ですが、「牛乳パックタイプ」に付属する調理容器は口が狭いものが多く、いざ加熱する段階になって、「肉が入らない……」なんてことも

おすすめのヨーグルトメーカー8選

1.アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカープレミアム IYM-012」
今、「ヨーグルトメーカー」といえばコレ! 一時は品薄状態になった大人気モデル

「IYM-012」は、2017年春に発売され、一時は品薄になるほど大ヒットしたヨーグルトメーカーです。「牛乳パックタイプ」で、温度は25〜65℃を1℃刻みで調整可能。1時間単位で調整できる1〜48時間のタイマー機能付きと、欲しい要素はおおよそ詰め込んだ感じ。いろいろな発酵食品も作れますが、ヨーグルトをメインに作る人に特にはおすすめです。下位モデルとして、温度設定がカスピ海ヨーグルト用の27℃とプレーンヨーグルト用の40℃のみに限定され、12時間固定のタイマー機能が付いた「ヨーグルトメーカー IYM-011」も用意されています。

サイズ:約147(幅)×147(奥行)×280(高さ)mm
重さ:約760g
温度:25〜65℃(1℃刻み)
タイマー:1〜48時間(1時間刻み)
牛乳パックのまま調理:○
調理容器容量: 800ml

<レビュー>R-1ヨーグルトも作れる? アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカープレミアム」のお得感がハンパない

2.ビタントニオ「ヨーグルトメーカー VYG-11」
最高温度70℃、肉の低温調理をおいしく仕上げるヨーグルトメーカー

「VYG-11」は、最高温度が70℃と高いので、肉の低温調理をおいしく仕上げることができるヨーグルトメーカー。製品には9つの肉料理のレシピが掲載されたレシピブックも付属します。保温時間も最長99時間(約4日間)と長く、酵素シロップなどの超ロング保温が必要なメニューも簡単。「牛乳パックタイプ」なので、「低温調理も、発酵食品作りもしたい。でもヨーグルトは牛乳パックで作りたい」というちょっと欲張りな願望をかなえてくれます。シルバーを基調とした清潔感のあるデザインで、キッチンに出しておいてもおしゃれ。ただ、付属の調理容器は容量が少なく口も小さいので、はっきりいって使いづらいです。低温調理をする場合は、別途容器を用意したほうがいいかもしれません。

サイズ:約122(幅)×138(奥行)×280(高さ)mm
重さ:800g
温度:25〜70℃(1℃刻み)
タイマー:1〜99時間
牛乳パックのまま調理:○
調理容器容量:500ml

<レビュー>最高温度70℃! ビタントニオ「ヨーグルトメーカー」は肉の低温調理もお得意

3.東京企画販売「ヨーグルトファクトリー Extra TKSM-019」
プレーンヨーグルトならこれで十分! スイッチひとつのシンプルマシン(甘酒作りは不可)

「普通のプレーンヨーグルトを作れればいい」という人におすすめなのがこちら。手軽な「牛乳パックタイプ」で、操作は電源のオン/オフのみ。電源をオンにしている間、セットしている食材を、ヨーグルト作りに適した42℃前後で保温し続けます。温度調整機能なし、タイマー機能なし、調理容器の付属もなし、とないないづくしですが、逆に言えば、温度や時間設定の手間もないということ。タイマーがないのがちょっと心配かもしれませんが、寝る前にセットして、朝起きたらスイッチをオフにするという使い方をしている家庭が多いようです。機能がシンプルな分、価格も2,000円以下(2017年12月13日時点での、価格.com最安価格)とかなりお手ごろ! なお、カスピ海ヨーグルトも作れる「ヨーグルトファクトリーPREMIUM TKSM-016」、カスピ海ヨーグルトと甘酒(1Lの調理容器付き)も作れる「甘酒 ヨーグルトファクトリー スーパープレミアム TKSM-020」も別途用意されています。

サイズ:138(幅)×276(高さ)×138(奥行)mm
重さ:約674g
温度:42℃前後
タイマー:なし
牛乳パックのまま調理:○
調理容量:付属しない

4.タニカ「ヨーグルティアS 1200ml YS-01」
最高温度70℃×大きめ容器。低温調理がしたいならこれがイチオシ!

1971年に日本で初めてヨーグルトメーカーを製造し、45年以上ヨーグルトメーカーを作り続けているという “ヨーグルトメーカーのパイオニア”、タニカのヨーグルトメーカーです。価格はやや高めですが、最高温度は70℃と高く、調理容器が大きめなので、肉や魚の低温調理の頻度が高い家庭におすすめ。出力の高いヒーターを採用しているため、設定温度までの上昇スピードが速く、より安定した発酵・調理ができるそう。30分のタイマーも付いているので、温泉卵も失敗なく作ることができます。

サイズ:約160(外径)×188(高さ)mm
重さ:約760g
温度:25〜70℃(1℃刻み)
タイマー:30分、1〜48時間(1時間刻み)
牛乳パックのまま調理:×
調理容器容量: 1,200cc

5.クビンス「ヨーグルト&チーズメーカー KGY-713SM」
ボタンひとつで作れるプリセットメニューが豊富で、調理容量はたっぷり2L

「ヨーグルト(ギリシャ)」「麹/チーズ」「納豆」「酢/酵素エキス」という、それぞれのレシピに適した温度とタイマーがプリセットされたモードが用意され、スイッチひとつで調理できるのが特徴。もちろん、20〜65℃の間での1℃刻みの温度調整と、1〜99時間の1時間刻みのタイマー機能のマニュアル調理も可能です。また、ギリシャヨーグルトやチーズを作る際の水切りが簡単に、早く行える回転式脱水機能(手動)を備えているのもポイント。「KGY-713SM」で作ったフレッシュチーズは激ウマなので、チーズ好きな人には特におすすめです。調理容器は2Lのたっぷり容量で、ヨーグルトの消費量が多い家庭にもぴったり。容器が大きいと調理前の消毒が大変ですが、「KGY-713SM」の容器はレンジでの消毒が可能なので、ご安心を!

サイズ:約180(幅)×180(奥行)×200(高さ)mm
重さ:約1kg
温度:20〜65℃(1℃刻み)
タイマー:1〜99時間(1時間刻み)
牛乳パックのまま調理:×
調理容器容量: 2L

<レビュー>コレ最強? クビンス「ヨーグルト&チーズメーカー」は発酵食品メーカーの決定版か

6.マルコメ「プラス糀 甘酒メーカー糀美人 MP101」
お手ごろ価格の「調理容器タイプ」をお探しならこちらをチェック

「甘酒メーカー」というネーミングにセンスを感じるこちら。実はできることはヨーグルトメーカーと同じです。また、温度は20〜55℃、タイマーは1〜48時間で、甘酒作りに特化しているわけでも、ヨーグルトメーカーとして抜きん出た機能があるわけでもありません。最高温度は55℃なので、低温調理にも向いてはいません。ただ、注目したいのはその価格。「調理容器タイプ」は「牛乳パックタイプ」に比べ価格が高い(1万円前後)ものが多いのですが、「MP101」は4,417円(2017年12月13日時点での、価格.com最安価格)と比較的お手ごろ。タニカ「ヨーグルティアS」や、クビンス「ヨーグルト&チーズメーカー」ほど多機能ではありませんが、「そんなに多くの機能は必要ないけれど、調理容器タイプのほうが使いやすい」という方は要チェックの1台です。

サイズ:約200(幅)×170(奥行)×215(高さ)mm
重さ:約860g
温度:20〜55℃(1℃刻み)
タイマー:1〜48時間(1時間刻み)
牛乳パックのまま調理:×
調理容器容量:大1500ml/小1350ml

<レビュー>甘酒メーカー「糀美人」なら、温度管理不要で甘酒作りが簡単!

7.アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー 温度調節機能付き PYG-15-A」
まとめてでも小分けでも作れるヨーグルトメーカー

たっぷり1.5Lまとめて、1人分ずつカップに小分けに、という2パターンで調理ができるヨーグルトメーカー。調理の段階で1人分ずつに分けておくことで、食べる時に器に移す手間がないだけでなく、食べる分以外は何度もスプーンや空気に触れることがないので衛生的。冷蔵庫にも入れやすいというメリットがあります。温度に関しては、27℃(カスピ海ヨーグルト・天然酵母)、41℃(プレーン・ギリシャヨーグルト)、60℃(麹・甘酒)の3つで、自由度はやや低いですが、タイマーはそれぞれ1〜36時間、1〜24時間、1〜48時間で設定ができるので、工夫の余地はあるはず。底面積が広いという形状を利用して、27℃(天然酵母)でパン生地の発酵をするという知恵モノもいるようです。

サイズ:約240(幅)×268(奥行)×166(高さ)mm
重さ:約2.7kg
温度:27℃、41℃、60℃
タイマー:1〜36時間(カスピ海ヨーグルト・天然酵母)、1〜24時間(プレーン・ギリシャヨーグルト)、1〜48時間(麹・甘酒)
牛乳パックのまま調理:×
調理容器容量:1500ml(大)/150ml(小)×8個

8.ティファール「マルチデリシス YG6548JP」
スチーム調理モードで蒸しパンやケーキも作れるデザートメーカー

こちらはちょっと変わり種。1人前ずつガラスカップに小分けにして作るタイプで、調理モードは約43℃で発酵調理する「ヨーグルトモード」と、約85℃でスチーム調理する「デザートモード」の2種類です。「デザートモード」では、プリンや蒸パン、チーズケーキなどが作れるので、ヨーグルト以外にも、子どもにヘルシーなおやつを作ってあげたいという人におすすめの1台です。

サイズ:約275(幅)×235(奥行)×159(高さ)mm
重さ:約2.3kg
温度:43℃(発酵モード)、85℃(スチーム調理モード)
タイマー:発酵6〜12時間、スチーム1〜59分
牛乳パックのまま調理:×
調理容器容量:150ml×6個

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価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

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