選び方・特集

《2023年》洗濯機おすすめ12選!乾燥性能、洗浄力が高いドラム式・縦型の“買い”はこれ!!

汚れをしっかり落とすことができ、乾燥機能が充実、省エネ性も上々。そんな洗濯機としての基本性能が高くて狙い目の製品を“最上位モデルに限定せず”に、価格.comマガジン編集部が見極めてみました。ドラム式、縦型の選び分けや購入時のチェックポイントなど、選び方の基本も解説します。

ドラム式と縦型、どちらを選ぶ?

「ドラム式」と「縦型」の相違点はいろいろありますが、洗濯槽の配置が異なるため、洗濯機の基本となる洗浄方法も別物。ドラム式はドラムを回転させ、衣類をドラム上から下へ落とすたたき洗いが中心なのに対し、縦型は洗濯槽に水を溜め、パルセーターの回転で水をかくはんし、その水流で衣類を動かして衣類同士をこすれ合わせることで汚れを落とします。このような洗浄方法の違いで大きく異なってくるのが、使用水量。パナソニックの洗濯容量10kgの製品で比べてみると、ドラム式「NA-VX700BL」の定格洗濯時の標準使用水量は78Lなのに対し、縦型「NA-FA100H8」は110Lと、1か月間毎日使用した場合、960Lも水量の差が出ます(水道料金に換算すると200円強)。ただ、たっぷり水を使って洗浄する縦型のほうが泥などのがんこな汚れはよく落ちると言われており、衣類に汚れが多めな場合は縦型のほうが一般的に適しています。

ドラム式も洗浄力を高めため各メーカーが工夫していますが、泥などのがんこな汚れには縦型のほうが強いといわれています。縦型は乾燥機能を搭載した最上位モデルでもドラム式より販売価格が5〜8万円安いので、衣類の汚れを落とすことを優先するなら縦型のほうが向いているでしょう

では、ドラム式を選ぶメリットとは何でしょうか。それは、乾燥機能です。ドラム式はドラムの回転・反転で洗濯物が大きく広がり、洗濯物全体に温風が当たりやすいので、乾燥の仕上がりのよさは圧倒的。洗濯〜乾燥運転でかかる消費電力量も、省エネ性能の高いモデルであれば縦型洗濯乾燥機の半分程度に抑えられ、運転時間も1時間以上短く済みます。さらに上位モデルには、洗剤液や衣類を温めて皮脂汚れまで落せる洗濯コースを搭載していることも。縦型洗濯乾燥機にも温水洗浄できる製品もありますが、ほとんどが乾燥機能を搭載したモデルとなるため、電気代のことを考えると、このコースを頻繁に使うならドラム式を選んだほうがよさそうです。

温水を使った洗濯コースの中には、衣類の黄ばみを落とせるものもあります。写真は、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機の「約40℃つけおきコース」で洗った結果!

こんなところもチェックしておこう

ドラム式、縦型のどちらを選ぶにしても、適した容量であるかは必ずチェックしておきましょう。一般的に1日あたり1人1.5kgの洗濯物が出ると言われており、「1.5kg×家族人数」で必要な洗濯容量を求めることができます。単純に計算すると、4人家族の場合6kgの容量でOKとなりますが、週末にまとめ洗いをする家庭やシーツや毛布を洗うニーズがあるなら、洗濯容量8kg以上の製品を選ぶほうがいいでしょう。なお、洗濯容量と乾燥容量は異なりますので、洗濯から乾燥まで全自動で行う場合は注意してください。

洗濯容量12kgのドラム式は薄手のシングル毛布4枚を1度に洗うことができますが、乾燥容量は6kgなので、そのまま乾燥運転はできません

そして、設置できるサイズであるかも大切なチェックポイントです。特に、ドラム式はドアを引いて開けるため、前方に50cmほど余裕が必要。また、乾燥機能搭載モデルは消防法にもとづきドラム式、縦型ともに左右、後方、上方に空きスペースが製品ごとに指定されているので、そうしたことも忘れずに確認しましょう。

毎日使うものなので、洗濯物の取り出しやすさもできれば確かめておきたいところ。投入口が低めの位置にあるドラム式は、腰痛持ちの人には使いづらいかもしれません

近年人気の機能は、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能と乾燥フィルターやドアパッキンの自動お手入れ

2017年に、パナソニックが液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載したドラム式洗濯乾燥機を発売して以降、同機能を備えた洗濯機が続々と登場。この機能は、あらかじめ専用タンクに液体洗剤や柔軟剤を入れておけば、洗濯物の量に応じて自動で洗剤や柔軟剤が洗濯層に投入されるというもの。洗濯のたびに洗剤を入れる手間がなくなるのは1度体験すると元には戻れないくらい便利だと、利用者からの評価が非常に高い機能です。また、洗濯物の適した量の洗剤や柔軟剤が投入されるので、入れ過ぎや不足が防げるのもメリット。

液体洗剤や柔軟剤を投入したあと経路が水道水で洗浄されるため、洗剤と柔軟剤が混ざる心配もありません。また、タンクに入れた以外の洗剤や柔軟剤を手動で投入することもできるので、衣類によって違う洗剤を使い分けもできます

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そして、ドラム式にはお手入れの手間を軽減する機能を搭載したモデルが増加中。以前から、洗濯槽を自動で掃除する機能は多くのモデルに搭載されていますが、最近は、乾燥運転時に出るホコリや糸くずなどが溜まる乾燥フィルターやドアパッキンも自動でお手入れするモデルが登場しています。乾燥フィルターのお手入れの手間を減らしたい人はシャープや日立、AQUAの上位モデルを、ドアパッキン裏の自動お掃除機能が使いたい人はパナソニックや日立、AQUAの上位モデルをチェックしてください。

ドアパッキンの裏に溜まるホコリや糸くずは、通常、布を使って拭き取らなければなりませんが、ドアパッキンの自動お掃除機能を備えたモデルなら、自動で洗い流されます。2023年1月4日時点でこの機能を搭載しているのは、パナソニックのLXシリーズと乾燥フィルターレス構造を採用した日立の「ビッグドラム」シリーズ3機種、AQUA「まっ直ぐドラム」シリーズ

ドアパッキンの裏に溜まるホコリや糸くずは、通常、布を使って拭き取らなければなりませんが、ドアパッキンの自動お掃除機能を備えたモデルなら、自動で洗い流されます。2023年1月4日時点でこの機能を搭載しているのは、パナソニックのLXシリーズと乾燥フィルターレス構造を採用した日立の「ビッグドラム」シリーズ3機種AQUA「まっ直ぐドラム」シリーズ

シャープのドラム式洗濯乾燥機の最上位機(現行モデルは「ES-X11A」)には、乾燥フィルター自動お掃除機能を搭載。エアコンのフィルターの自動お掃除機能のような仕組みで、乾燥フィルターに付いたホコリを集めてダストボックスに溜め、ゴミ捨ての回数を減らしてくれます

シャープのドラム式洗濯乾燥機の最上位機(現行モデルは「ES-X11A」)には、乾燥フィルター自動お掃除機能を搭載。エアコンのフィルターの自動お掃除機能のような仕組みで、乾燥フィルターに付いたホコリを集めてダストボックスに溜め、ゴミ捨ての回数を減らしてくれます

乾燥フィルターのない「乾燥フィルターレス」構造を採用した日立のドラム式洗濯乾燥機は、乾燥フィルターの手入れの必要なし!

乾燥フィルターのない「乾燥フィルターレス」構造を採用した日立のドラム式洗濯乾燥機は、乾燥フィルターの手入れの必要なし!

縦型洗濯機選びのポイントとおすすめモデル

縦型はドラム式に比べると乾燥の仕上がりは劣るので、乾燥機能は使わないと割り切り、価格の安い全自動洗濯機を選ぶのも得策です。本特集では、トレンドの液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した全自動洗濯機を中心におすすめモデルをピックアップしました。全自動洗濯機の最上位モデルには各メーカーがウリとしている洗浄機能が搭載されていることが多いので、こうした製品を選べば洗浄力も十分期待できるはず。なお、全自動洗濯機を選ぶ際には「インバーター」を搭載しているかもチェックしておきましょう。インバーターとはモーターの回転速度を制御する装置で、洗濯槽の動きもコントロールできるため、電気代や水道代、運転音を抑えられるのが特徴。たとえば、パナソニック製の洗濯容量7kgのインバーター搭載「NA-FA70H8」と非搭載「NA-F70PB14」を比べてみると、インバーター搭載モデルのほうが標準使用水量は27L、消費電力量は65Wh、運転音(脱水時)は7dB抑えられています。一般的に洗濯容量8kg以上の全自動洗濯機にはインバーターが搭載されていますが、7kgクラスは搭載/非搭載が混在しているのでしっかりと確認しておきましょう(洗濯容量6kg以下の製品には基本的にインバーターは非搭載)。また、より静音性の高いモデルには「DD(ダイレクトドライブ)構造」が採用されています。

乾燥機能を搭載した縦型洗濯機は、左の写真のように投入口に内フタが装備されています(ただし、シャープ製品は右の写真のように非搭載)。大物を洗濯する際の出し入れのしやすさに影響するので、使用感もチェックしておきましょう

1.パナソニック「NA-FA12V1」

洗剤は泡にしたほうが界面活性剤が衣類に触れる面積が大きくなり、汚れを素早く引きはがせるという性質を利用した「泡洗浄」がパナソニック製品の特徴。水圧で洗剤を溶かし泡立て、給水と同時に泡の状態にした洗剤液を洗濯物に降り注ぐため、パルセーターを回転させて泡立てるよりも早く汚れにアタックできるのだそう。そして、「NA-FA12V1」ならではの機能が「温水洗浄」。専用のヒーターを使い、洗剤中の酵素が活性化する温度まで洗剤液を温めて洗うことで、通常の水を使うよりも高い洗浄力を発揮します。乾燥機能付き洗濯機ではトレンドとなっている機能ですが、乾燥機能非搭載の縦型洗濯機で対応しているモデルは2023年1月3日時点のでは「NA-FA12V1」のみ。ニオイの原因菌や蓄積した皮脂汚れを洗い落としたり、衣類の黄ばみを落とすこともできます。さらに、新たに搭載された「次亜除菌コース」も要チェック。専用の錠剤を使って次亜塩素酸を含む水に洗濯物を浸して除菌し、部屋干し臭の発生を防ぎます。

Wi-Fi機能も新たに搭載。連携したスマートフォンの専用アプリからリモート操作したり、オリジナルコースを作成したりできるほか、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能で使用する洗剤や柔軟剤の残量が少なくなったタイミングでオンライン購入もできます。なお、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えた乾燥運転できるモデルが欲しい方は「NA-FW10K1」(洗洗濯・脱水容量10kg/乾燥容量5kg)をチェックしてみて!

Wi-Fi機能も新たに搭載。連携したスマートフォンの専用アプリからリモート操作したり、オリジナルコースを作成したりできるほか、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能で使用する洗剤や柔軟剤の残量が少なくなったタイミングでオンライン購入もできます。なお、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えた乾燥運転できるモデルが欲しい方は「NA-FW10K1」(洗洗濯・脱水容量10kg/乾燥容量5kg)をチェックしてみて!

●「NA-FA12V1」のスペック
・サイズ:643(幅)×694(奥行)×1,086(高さ)mm
・洗濯・脱水容量:12kg
・標準使用水量(定格洗濯時):150L
・消費電力量(定格洗濯時):98Wh
・目安時間(定格洗濯時):41分
・運転音(洗濯/脱水):37dB/39dB
・温水洗浄:○(15〜40℃)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・スマホ連携機能:○

2.東芝「ZABOON(ザブーン) AW-12DP2」

「AW-12DP2」は、普通の水道水ではなく「ウルトラファインバブル水」を使用するのがポイント。水道水に圧力をかけて微細な泡「ウルトラファインバブル」を生成し、その泡を含んだウルトラファインバブル水が洗剤と混合され、洗濯槽にふり注ぎます。直径1μm未満のウルトラファインバブルは、これまで入り込めなかった繊維の奥にまで侵入して洗剤成分を届けることができるため、“常温の水と普通の洗濯コース”で皮脂汚れまで除去可能。特別な洗濯コースを選ばずに、黄ばみ防止対策をしたい人にうってつけです。さらに、すすぎ工程にもウルトラファインバブル水を使用するため、洗濯物への洗剤残りも低減。ウルトラファインバブルとともにAg+抗菌成分も繊維のすき間に浸透するようになっており、衣類に雑菌が繁殖するのを抑制してくれます。トレンドである、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も完備。

パルセーターがモーターと直径したDD(ダイレクトドライブ)構造なので、パワーロスが少なく、振動や騒音が小さいのも特徴です。なお、「AW-12DP2」と同じ洗浄方法「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」と液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えた「AW-10DP2」(洗濯・脱水容量10kg)もラインアップ

パルセーターがモーターと直径したDD(ダイレクトドライブ)構造なので、パワーロスが少なく、振動や騒音が小さいのも特徴です。なお、「AW-12DP2」と同じ洗浄方法「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」と液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えた「AW-10DP2」(洗濯・脱水容量10kg)もラインアップ

●「AW-12DP2」のスペック
・サイズ:637(幅)×642(奥行)×1,051(高さ)mm
・洗濯・脱水容量:12kg
・標準使用水量(定格洗濯時):139L
・消費電力量(定格洗濯時):105Wh
・目安時間(定格洗濯時):43分
・運転音(洗濯/脱水):29dB/37dB
・温水洗浄:−
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・スマホ連携機能:−

3.日立「ビートウォッシュ BW-X100H」

温水洗浄はできないものの、洗剤液にじっくりつけおきして皮脂汚れを落す洗濯コースが用意されているので、黄ばみ除去や防止も行えます。さらに、標準のすすぎでは落としきれなかった繊維奥の洗剤残りを除去するために、約1,000回転/分の遠心力で洗濯物に含まれる水分と洗剤を飛ばしたのち、たっぷりの水で洗剤を落とす「ナイアガラすすぎ」も完備。使用水量は標準のすすぎよりも88L多くなりますが、洗剤の溶け残りによる肌トラブルなどが心配な方には重宝しそう。そして、「BW-X100H」は液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えているのもポイント。Wi-Fi機能は非搭載なためリモート操作はできませんが、洗濯のたびに洗剤や柔軟剤を投入する手間が減らせます。

「BW-X100H」(左写真)より洗濯容量の大きい、洗濯・脱水容量12kgのビートウォッシュ「BW-X120H」(右写真)もラインアップ。「BW-X120H」は新しい形状のパルセーターを採用することで洗濯時間を短縮し、衣類の色あせやほつれなども防ぐ洗い上がりを実現しました。また、汚れや布質などをセンシングし、最適な制御を行う「AIお洗濯」機能やWi-Fi機能も搭載しています

「BW-X100H」(左写真)より洗濯容量の大きい、洗濯・脱水容量12kgのビートウォッシュ「BW-X120H」(右写真)もラインアップ。「BW-X120H」は新しい形状のパルセーターを採用することで洗濯時間を短縮し、衣類の色あせやほつれなども防ぐ洗い上がりを実現しました。また、汚れや布質などをセンシングし、最適な制御を行う「AIお洗濯」機能やWi-Fi機能も搭載しています

●「BW-X100H」のスペック
・サイズ:608(幅)×650(奥行)×1,050(高さ)mm
・洗濯・脱水容量:10kg
・標準使用水量(定格洗濯時):103L
・消費電力量(定格洗濯時):61Wh
・目安時間(定格洗濯時):35分
・運転音(洗濯/脱水):32dB/38dB
・温水洗浄:−
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・スマホ連携機能:−

4.AQUA「Prette(プレッテ) AQW-VX14N」

「Prette VXシリーズ」は、超音波洗浄機能「らくらくSONIC」を備えているのが特徴。洗濯槽上部に超音波振動を発する「ホーン」と呼ばれる金属を装備しており、そこに衣類を当てることで、衣類に付いた食品汚れ、化粧品類の汚れ、襟もとや袖口の皮脂汚れなどを落とします。超音波洗浄で効率よく部分洗いが行えるようになり、さらに、洗ったものはそのまま洗濯槽に入れればいいので移動の手間もありません。「らくらくSONIC」で使用する洗剤も、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能で使われる液体洗剤タンクに入ってるものを使用するため、事前に洗剤や水を準備する手間もなし! なお、通常の洗濯運転では、洗剤液が素早く洗濯物に浸透するように、洗剤液を泡立ててから洗濯槽に注ぎ入れる仕組みを採用しています。

「らくらくSONIC」搭載モデルは「AQW-VX14N」のほか、洗濯・脱水容量12kgの「AQW-VX12N」、10kgの「AQW-VX10N」、9kgの「AQW-VX9N」、8kgの「AQW-VX8N」をラインアップしています

「らくらくSONIC」搭載モデルは「AQW-VX14N」のほか、洗濯・脱水容量12kgの「AQW-VX12N」、10kgの「AQW-VX10N」、9kgの「AQW-VX9N」、8kgの「AQW-VX8N」をラインアップしています

●「AQW-VX14N」のスペック
・サイズ:650(幅)×633(奥行)×1,069(高さ)mm
・洗濯・脱水容量:14kg
・標準使用水量(定格洗濯時):169L
・消費電力量(定格洗濯時):77Wh
・目安時間(定格洗濯時):42分
・運転音(洗濯/脱水):36dB/38dB
・温水洗浄:−
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・スマホ連携機能:−

5.ハイアール「JW-KD100A」

柔軟剤はそれほど使わないなら、自動投入は液体洗剤のみの「JW-KD100A」を選んでもよさそう。一般的な液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能搭載モデルと比べ、タンクの数が少ないので本体幅や奥行きが抑えられるのも魅力です。液体洗剤を入れる容器も540mlと比較的小さめですが、超濃縮洗剤(水量30Lに対して10ml)最大容量で1週間に5回洗濯した場合、約1か月は持つとのこと。搭載している洗濯コースはそれほど多くありませんが、短時間で洗濯できる「お急ぎコース10分」や「毛布コース」脱水の時間と回転数を調整して衣類のシワを抑える「しわケア脱水」機能など、よく使われそうなコースや機能は備えています。

洗濯物の取り忘れを防げるように、フタの内側には洗濯槽内が写り込むミラーを装備。2023年1月13日発売予定

洗濯物の取り忘れを防げるように、フタの内側には洗濯槽内が写り込むミラーを装備。2023年1月13日発売予定

●「JW-KD100A」のスペック
・サイズ:590(幅)×570(奥行)×970(高さ)mm
・洗濯・脱水容量:10kg
・標準使用水量(定格洗濯時): 115L
・消費電力量(定格洗濯時):65Wh
・目安時間(定格洗濯時):31分
・運転音(洗濯/脱水):38dB/42dB
・温水洗浄:−
・液体洗剤の自動投入機能:○
・スマホ連携機能:−

6.シャープ「ES-GV10G」

シャープの縦型洗濯機には液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載したモデルはラインアップされていませんが(2023年1月6日時点)、穴のない洗濯槽は魅力的なので紹介しておきたい! この穴なし槽のおかげで洗濯槽の外側や底裏に付いた黒カビが槽内に入ってこないため、清潔な水で洗濯でき、洗濯槽と外槽の間に溜まるムダな水も不要なので高い節水効果を発揮します(同機種で比べた場合、洗濯槽に穴があるなしで使用水量が1回あたり約35L違ってくるそう)。さらに、穴がないことで洗濯時の水の勢いが加速しやすく、竜巻状に巻き上がった水流でもみ洗するとともに、槽内の壁でこすり洗いして洗濯物をしっかり洗浄。洗濯物の量が5kg以下の時には、脱水の最後にパルセーターをゆっくり動かして洗濯物のからみをほぐす運転も行われます。通常の洗濯コースのほか、つけおきで汚れを落としやすくする「ガンコつけおきコース」、洗剤なしで軽く洗える「サッと予洗い」コース、「シワ抑え」コースなども搭載。

「ES-GV10G」と同じ機能を搭載したの洗濯・脱水容量9kg「ES-GV9G」、洗濯・脱水容量8kg「ES-GV8G」、洗濯・脱水容量7kg「ES-GV7G」(ふろ水ポンプ別売)もラインアップ。AIが使用者の好みを学習し、好みの仕上がりに近づけたくれたり、スマートフォンでリモート操作したり、洗濯方法のアドバイスを受けられるAIoT機能搭載の「ES-GW11G」(洗濯・脱水容量11kg)も基本構造は同じです

「ES-GV10G」と同じ機能を搭載したの洗濯・脱水容量9kg「ES-GV9G」、洗濯・脱水容量8kg「ES-GV8G」、洗濯・脱水容量7kg「ES-GV7G」(ふろ水ポンプ別売)もラインアップ。AIが使用者の好みを学習し、好みの仕上がりに近づけたくれたり、スマートフォンでリモート操作したり、洗濯方法のアドバイスを受けられるAIoT機能搭載の「ES-GW11G」(洗濯・脱水容量11kg)も基本構造は同じです

●「ES-GV10G」のスペック
・サイズ:600(幅)×595(奥行)×960(高さ)mm
・洗濯・脱水容量:10kg
・標準使用水量(定格洗濯時):102L
・消費電力量(定格洗濯時):98Wh
・目安時間(定格洗濯時):45分
・運転音(洗濯/脱水):38dB/38dB
・温水洗浄:−
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:−
・スマホ連携機能:−

ドラム式洗濯乾燥機選びのポイントとおすすめモデル

乾燥性能にすぐれるドラム式は洗濯から乾燥まで全自動運転を行うことが多いため、乾燥方式をしっかりチェックしておきましょう。主な乾燥方式は「ヒートポンプ乾燥方式」と「ヒーター方式」ですが、省エネ性で選ぶならば間違いなくヒートポンプ乾燥方式が有利。ヒートポンプ乾燥は熱交換の仕組みで動くヒートポンプで湿気を含んだ空気を除湿し、その水分を機外へ排出して乾燥した温風(60℃以下)で乾かすため、消費電力が抑えられるのがポイントです。パナソニックのドラム式洗濯乾燥機(洗濯容量10kg)で比べてみると、ヒーター乾燥方式「NA-VG2500L」の定格洗濯乾燥時の消費電力量は1,980Whなのに対し、ヒートポンプ乾燥方式「NA-VX700BL」は960Wh。電気代にすると1年間で1万円となるため(1日1回使用で算出)、10年近く使うことを考えると、多少本体価格は高めでもヒートポンプ乾燥方式を採用した製品を選んだほうがいいかもしれません。また、低めの温風で乾かすヒートポンプ乾燥方式は、衣類の縮みや傷みが少ないのもメリットです。

上位モデルにはヒートポンプ乾燥方式、下位モデルにはヒーター乾燥方式が採用される傾向。パナソニックのドラム式洗濯乾燥機の見た目がおしゃれな「Cuble」はヒーター排気式なため、消費電力量は少々高めです

7.パナソニック「NA-LX129BL/R」

通常、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能で使用するタンクは液体洗剤用と柔軟剤用の2つですが、「NA-LX129BL/R」はおしゃれ着洗剤用のタンクを追加した3つのタンクを装備。おしゃれ着洗剤の使用頻度が高い人には魅力でしょう。洗浄は、泡立てた洗浄液を衣類に振りかけるのと同時に、勢いよくシャワー(高浸透バブルシャワー)を噴射することで泡を繊維の奥まで浸透させる方法を採用。温水で黄ばみなどを落とす温水洗浄コースはもちろん、本洗いの前に軽く予洗いすることで汚れ移りを抑える「2度洗いモード」や、毛布や敷きパッドの皮脂汚れ・ニオイを約40℃の温水で落とす「約40 ℃毛布コース」、洗濯運転は行わずにスチームを発生させて衣類を湿らせ、乾燥風で水分を飛ばすことでシワとニオイを取り除く「シワとり・消臭コース」も搭載しています。そして、最近人気のドアパッキンの自動お掃除機能も完備。洗濯終了後にナノイーX(48兆)を洗濯槽に放出し、黒カビの菌(胞子)を除菌したり、パッキンやドアのハンドル部に抗菌加工を施すなど、清潔性を高める機能も追加されました。

「NA-LX129BL/R」と同サイズ・容量で、ドアパッキンの自動お掃除機能や3つのタンクを備えた洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載した「NA-LX127BL」「NA-LX127BR」もラインアップしていますが、「ナノイーX」は非搭載です

「NA-LX129BL/R」と同サイズ・容量で、ドアパッキンの自動お掃除機能や3つのタンクを備えた洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載した「NA-LX127BL」「NA-LX127BR」もラインアップしていますが、「ナノイーX」は非搭載です

●「NA-LX129BL/R」のスペック
・サイズ:639(幅)×722(奥行)×1,060(高さ)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):12kg/6kg
・乾燥方式:ヒ―トポンプ方式
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):83L/55L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):68Wh/890Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):32分/98分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/41dB/46dB
・温水洗浄:○(15〜60℃)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・ドアパッキンの自動お掃除機能:−
・乾燥フィルターの自動お掃除機能:−
・スマホ連携機能:○

8.パナソニック「Cuble(キューブル) NA-VG2700L/R」

乾燥方式がヒーター排気式となるCubleはヒートポンプ方式と比べると消費電力は高くなりますが、近年はデザイン性も重要な選択肢となっており、この点でCubleは推せるモデル。液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能やスマートフォンとの連携機能、洗浄液を泡立ててから注ぎ入れる「スゴ落ち泡洗浄」、「2度洗いモード」を備えているので、使い勝手や洗浄力は上々。温水を使用した黄ばみ除去ができる運転コースも、もちろん用意されています。また、一般的なヒーターで加熱して乾燥させるタイプは、高温の温風により衣類の傷みが懸念されますが、Cubleは室温+約15℃の温風で乾かすため、衣類へのダメージは最小限に抑えられるとのこと。洗濯終了後にナノイーXを使って洗濯槽を除菌する機能も搭載しています。

スマートフォンの専用アプリからのみ選択できる新コース(ウールコース、シーツコース)も用意

スマートフォンの専用アプリからのみ選択できる新コース(ウールコース、シーツコース)も用意

●「NA-VG2700L/R」のスペック
・サイズ:639(幅)×665(奥行)×1,050(高さ)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):10kg/5kg
・乾燥方式:ヒーター排気式
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78L/65L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):70Wh/1,980Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):30分/195分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/42dB/46dB
・温水洗浄:○(15〜60℃)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・ドアパッキンの自動お掃除機能:−
・乾燥フィルターの自動お掃除機能:−
・スマホ連携機能:○

9.東芝「ZABOON TW-127XP2L/R」

同社の縦型モデルと同様に、ナノサイズの泡を含む「ウルトラファインバブル水」を使って洗浄することで、普通の水道水を使うよりも高い洗浄力を発揮するのが特徴です。通常、気温が低くなり、水温が下がると汚れ落ちが悪くなりますが、ウルトラファインバブル洗浄なら冷たい水でも汚れ落ちのよさは変わらず。常温の水でも衣類の黄ばみが抑えられるそうです。さらに本製品は、ウルトラファインバブルと一緒にマイクロサイズの泡「マイクロバブル」を発生させる仕組みを採用しており、2つの泡の効果でさらに高い洗浄を実現したとのこと。そんな「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を温水でも利用できるのが、乾燥機能付きのドラム式洗濯乾燥機の強み。より効率よく汚れが落とせ、黄ばみもスッキリ落とせるといいます。UV照射し、温風で加熱してから洗濯を始める「ダニケアコース」や、送風とタンブリングで衣類に付いた花粉を落とす「花粉コース」といった新コースも追加されました。横揺れを抑える高減衰ゴムや静音性の高いS-DDモーターを搭載し、低振動・低騒音にこだわっているのもポイントです。

乾燥フィルターに溜まったゴミは、レバーをプッシュするだけでカンタンに廃棄できる仕組みを採用。なお、Wi-Fi機能は使わないなら「TW-127XH2L」「TW-127XH2R」という選択肢もあり。ただし、マイクロバブルは使用しない「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」での洗浄となります

乾燥フィルターに溜まったゴミは、レバーをプッシュするだけでカンタンに廃棄できる仕組みを採用。なお、Wi-Fi機能は使わないなら「TW-127XH2L」「TW-127XH2R」という選択肢もあり。ただし、マイクロバブルは使用しない「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」での洗浄となります

●「TW-127XP2L/R」のスペック
・サイズ:645(幅)×720(奥行)×1,060(高さ)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):12kg/7kg
・乾燥方式:ヒ―トポンプ方式
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):80L/61L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):70Wh/1,330Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):35分/96分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/37dB/48dB
・温水洗浄:○(15〜60℃)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・ドアパッキンの自動お掃除機能:−
・乾燥フィルターの自動お掃除機能:−
・スマホ連携機能:○

10.シャープ「ES-X11A」

ヒートポンプ乾燥は60℃以下の温風で洗濯物を乾かすため、傷みが少ないのがメリットですが、洗濯機から取り出した際に少し湿ったような印象を受けることも。その状態でもしっかり乾いているので問題ありませんが、もっとカラッと仕上げたい場合にうってつけなのが、「ES-X11A」が採用している「ハイブリッド乾燥NEXT」。ヒートポンプ乾燥で乾かした後に、サポートヒーターで10℃ほど高い温風を放出し、カラッと乾燥させて仕上げます。ヒーターを使用するため電気代は少々高くなりますが、センサーで制御することで省エネ性も図られており、本特集で紹介したドラム式洗濯乾燥機と比べると、洗濯〜乾燥の全行程でかかる消費電力量は最も低い600Wh。

洗浄方法は、100〜500μmの微細な水滴を噴射し、繊維の奥から汚れをはじき飛ばしてキレイにする「マイクロ高圧洗浄」を採用。洗剤を使わず約5分の高圧洗浄で汚れを洗い流す「サッと予洗いコース」、3kgの衣類を約80分で仕上げる「洗乾80分コース」など多彩な洗濯コースを搭載しています。そして、今注目の乾燥フィルターの自動お掃除機能も完備。乾燥運転終了後、フィルターに付いたゴミをブレードでかき取り、ダストボックスに溜めていくという仕組みとなっており、ユーザーは1週間に1度ほど溜まったゴミを捨てるだけと、お手入れの手間を軽減してくれます。

前モデルと本体幅は変えずに332mmだった衣類投入口が370mmに拡大し、毛布などの大物の洗濯物の出し入れしやすくなりました。ちなみに、左開きタイプ(ES-X11A-SL、ES-X11A-TL)にはクリスタルシルバーとリッチブラウンの2色を用意していますが、右開きタイプ(ES-X11A-SR)はクリスタルシルバーのみです

前モデルと本体幅は変えずに332mmだった衣類投入口が370mmに拡大し、毛布などの大物の洗濯物の出し入れしやすくなりました。ちなみに、左開きタイプ(ES-X11A-SLES-X11A-TL)にはクリスタルシルバーとリッチブラウンの2色を用意していますが、右開きタイプ(ES-X11A-SR)はクリスタルシルバーのみです

●「ES-X11A」のスペック
・サイズ:640(幅)×739(奥行)×1,115(高さ)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):11kg/6kg
・乾燥方式:ヒ―トポンプ方式+サポートヒーター
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):75L/52L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):75Wh/600Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):35分/155分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):30dB/37dB/39dB
・温水洗浄:○(温風で洗濯物や水の温度を35℃前後にする仕組み)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・ドアパッキンの自動お掃除機能:−
・乾燥フィルターの自動お掃除機能:○
・スマホ連携機能:○

11.日立「ビッグドラム BD-STX120HL/R」

上述のシャープ「ES-X11A」は、糸くずなどを溜めるダストボックスを装備することで乾燥フィルターのお手入れ回数を減らすというものでしたが、日立「BD-STX120HL/R」は「乾燥フィルターレス」構造を採用。乾燥フィルターがないので、当然、乾燥フィルターのお手入れは不要です。乾燥運転時に出た糸くずなどは、洗濯槽や乾燥ダクトを自動お掃除機能で洗い流す際に一緒に洗い流され、糸くずフィルターに移送。これと同時に、ドアパッキン裏側に溜まったホコリや糸くずも洗い流す仕組みとなっているため、ドアパッキンのお手入れの手間も軽減されます。糸くずフィルターには6kgの洗濯物を洗濯〜乾燥運転した際に出るホコリや糸くずを30回分溜めておけるので、約1か月に1回のお手入れでOK。

洗浄性能については、温水洗浄が進化。洗剤液を直接ヒーターで温める仕組みを採用し、白物衣類の除菌も行えるようになりました。また、高速風でシワの伸ばしながら乾かす「風アイロン」も進化。ヒーターの出力を上げたり、湿度センサーを新たに搭載し、前モデルよりも仕上がりの精度を高めながら、洗濯〜乾燥運転にかかる時間の短縮を実現しました。

白を基調としたデザインに一新するとともに、本体サイズはそのままに容量(洗濯・脱水)が11kgから12kgにアップ。なお、「BD-STX120HL/R」と搭載している機能は同じで、操作部にガラスタッチ式操作パネルを採用した「BD-SX120HL」「BD-SX120HR」もラインアップしています(「BD-STX120HL/R」はカラー液晶タッチパネルを採用)

白を基調としたデザインに一新するとともに、本体サイズはそのままに容量(洗濯・脱水)が11kgから12kgにアップ。なお、「BD-STX120HL/R」と搭載している機能は同じで、操作部にガラスタッチ式操作パネルを採用した「BD-SX120HL」「BD-SX120HR」もラインアップしています(「BD-STX120HL/R」はカラー液晶タッチパネルを採用)

●「BD-STX120HL/R」のスペック
・サイズ:630(幅)×716(奥行)×1,065(高さ)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):12kg/6kg
・乾燥方式:ヒーター式
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):88L/86L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78Wh/1,570Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):35分/98分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):34dB/37dB/48dB
・温水洗浄:○(15〜60℃)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・ドアパッキンの自動お掃除機能:○
・乾燥フィルターの自動お掃除機能:○(乾燥フィルターレス構造)
・スマホ連携機能:○

12.AQUA「まっ直ぐドラム AQW-DX12N」

乾燥フィルターやドアパッキンの自動お掃除機能を搭載したモデルはAQUAにもアリ! 乾燥フィルターは内蔵と補助の2種類で構成されており、内蔵フィルターはシャワー水とワイパーブラシで洗い流され、乾燥運転時に出た糸くずなどは排水フィルター(糸くずフィルター)に溜まります。乾燥補助フィルターのお手入れは週1回程度のお手入れが推奨されていますが、乾燥運転のたびに乾燥フィルターをお手入れする必要はありません。そして、すすぎ行程や脱水行程の前にドアパッキンの自動洗浄が行われます。

本製品はシリーズ名のとおり、洗濯槽をまっすぐ配置しているのもこだわり。ななめに配置するよりも、洗いムラや洗濯物の絡みが抑えられるといいます。水温や汚れの量などから洗い時間や洗剤量などを自動調整し、家庭ごとの洗濯パターンを学習していく「Aiウォッシュ」機能や、温風ミストとUVライトで除菌・消臭・シワ伸ばしする「エアウォッシュ」、20〜60℃の温度で洗えるお湯洗いモードなど、充実した洗濯・乾燥コース&モードを搭載

洗濯/すすぎ/乾燥の各行程でUVライトを使った除菌が行われます

洗濯/すすぎ/乾燥の各行程でUVライトを使った除菌が行われます

●「AQW-DX12N」のスペック
・サイズ:595(幅)×685(奥行)×943(高さ)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):12kg/6kg
・乾燥方式:ヒ―トポンプ方式+サポートヒーター
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):59L/84L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):55Wh/1,130Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):29分/139分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):34dB/45dB/47dB
・温水洗浄:○(20〜60℃)
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:○
・ドアパッキンの自動お掃除機能:○
・乾燥フィルターの自動お掃除機能:○
・スマホ連携機能:−

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価格.comマガジン編集部

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