特集
最上位機だけじゃない“お買い得”製品を厳選!!

《2020年》洗濯機おすすめ11選!乾燥機能、洗浄力が強いドラム式・縦型の“買い”はこれ!!

汚れをしっかり落とすことができ、乾燥機能が充実、省エネ性も上々。そんな洗濯機としての基本性能が高くて狙い目の製品を“最上位モデルに限定せず”に、価格.comマガジン編集部が見極めてみました。ドラム式、縦型の選び分けや購入時のチェックポイントなど、選び方の基本も解説します。

ドラム式と縦型、どちらを選ぶ?

「ドラム式」と「縦型」の相違点はいろいろありますが、洗濯槽の配置が異なるため、洗濯機の基本となる洗浄方法も別物。ドラム式はドラムを回転させ、洗濯物をドラム上から下へ落とすたたき洗いが中心なのに対し、縦型は洗濯槽に水を溜め、パルセーターの回転で水をかくはんし、その水流で洗濯物をもみ洗いします。このような洗浄方法の違いで大きく異なってくるのが、使用水量。パナソニックの洗濯容量10kgの製品で比べてみると、ドラム式「NA-VX7900L」の定格洗濯時の標準使用水量は78Lなのに対し、縦型「NA-FA100H6」は104Lと、1か月間毎日使用した場合、780Lもの水量の差が出ます(水道料金に換算すると200円程度)。ただ、たっぷり水を使って洗浄する縦型のほうが泥などのがんこな汚れはよく落ちると言われており、衣類に汚れが多めな場合は縦型のほうが一般的に適しています。

ドラム式もシャワーで洗剤液を洗濯物にふりかけて洗浄力を高めるなど各メーカーが工夫していますが、泥などのがんこな汚れには縦型のほうが強いといわれています。縦型は乾燥機能を搭載した最上位モデルでもドラム式より本体価格が5〜8万円も安くなるので、衣類の汚れを落とすことを優先するなら縦型のほうが向いているでしょう

では、ドラム式を選ぶメリットとは何でしょうか。それは、乾燥機能です。ドラム式はドラムの回転・反転で洗濯物が大きく広がり、洗濯物全体に温風が当たりやすいので、乾燥の仕上がりのよさは圧倒的。洗濯〜乾燥運転でかかる消費電力量も、省エネ性能の高いモデルであれば縦型洗濯乾燥機の半分程度に抑えられ、運転時間も1時間以上短く済みます。さらに、上位モデルには乾燥機能を応用し、洗剤液や衣類を温めて皮脂汚れまで落せる洗濯コースを搭載。縦型洗濯乾燥機にも同様の洗濯コースを備える製品もありますが、電気代を考えると、このコースを頻繁に使うならドラム式を選んだほうがよさそうです。

温水を使った洗濯コースの中には、衣類の黄ばみを落とせるものもあります。写真は、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機の「約40℃つけおきコース」で洗った結果!

なお、ドラム式はドアを引いて開けるため、前方に50cmほど余裕が必要。また、乾燥機能搭載モデルは消防法にもとづきドラム式、縦型ともに左右、後方、上方に空きスペースが製品ごとに指定されているので、設置場所がクリアできるかも確認しておきましょう。

設置スペースのほか、洗濯物の取り出しやすさも確認しておきましょう。なお、投入口が低めの位置にあるドラム式は、腰痛持ちの人には使いづらいかも

こんなところもチェックしておこう

ドラム式、縦型のどちらを選ぶにしても、容量、掃除のしやすさは必ずチェックしておきましょう。一般的に1日あたり1人1.5kgの洗濯物が出ると言われており、「1.5kg×家族人数」で必要な洗濯容量を求めることができます。単純に計算すると、4人家族の場合6kgの容量でOKとなりますが、週末にまとめ洗いをする家庭やシーツや毛布を洗うニーズがあるなら、洗濯容量8kg以上の製品を選ぶほうがいいでしょう。なお、洗濯容量と乾燥容量は異なりますので、洗濯から乾燥まで全自動で行う場合は注意してください。

洗濯容量12kgのドラム式は薄手のシングル毛布4枚を1度に洗うことができますが、乾燥容量は6kgなので、このまま乾燥運転はできません

糸くずフィルターや乾燥フィルターの手入れのしやすさもチェックしておきましょう。特に、乾燥フィルターは取り外しできないパーツがあり、掃除に苦労することもあるので、構造を細かく確認しておくほうが後々助かります

なお、乾燥フィルターの自動お掃除機能を搭載したドラム式洗濯乾燥機も登場。現時点で、この機能を備えているのはシャープの最上位機(現行モデルは「ES-W112」)

近年注目されている機能は「自動投入」とスマホ連携

2017年にパナソニックが「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」を搭載したドラム式洗濯乾燥機を発表して以降、同機能を備えた洗濯機が日立、東芝からも登場。この機能は、専用タンクに液体洗剤や柔軟剤を入れておけば、洗濯物の量に応じて自動で洗剤や柔軟剤が洗濯層に投入されるというもの。洗濯のたびに洗剤を入れる手間がなくなるのは1度体験すると元には戻れないくらい便利だと、利用者からの評価が非常に高い機能です。

洗剤や柔軟剤を投入したあと、経路が水道水で洗浄されるため、洗剤と柔軟剤が混ざる心配もありません。また、タンクに入れた以外の洗剤や柔軟剤を手動で投入することもできるので、衣類によって違う洗剤を使い分けすることもできます

そして、無線LAN機能を搭載した洗濯機も増加中。連携したスマートフォンやスマートスピーカーでリモート操作できたり、洗濯を始める予約時間を外出先から変更できるほか、アプリにしか用意されていない多様な運転コースを選択したり、天気予報をもとに運転コースをアドバイスしてもらえるなど、より洗濯機の性能を生かし、適した洗濯/乾燥が行えるようになります。

アプリからは、洗濯する衣類の種類や着用時のシーンから運転コースを選ぶこともできるので、気付いていない最適な運転コースに出会えるかも!

縦型洗濯機選びのポイントとおすすめモデル

縦型はドラム式に比べると乾燥の仕上がりは劣るので、乾燥機能は使わないと割り切り、価格の安い全自動洗濯機を選ぶのも得策です。全自動洗濯機の最上位モデルには各メーカーがウリとしている洗浄機能が搭載されていることが多いので、こうした製品を選べば洗浄力も十分期待できるはず。なお、全自動洗濯機を選ぶ際には「インバーター」を搭載しているかもチェックしておきましょう。インバーターとはモーターの回転速度を制御する装置で、洗濯槽の動きもコントロールできるため、電気代や水道代、運転音を抑えられるのが特徴。たとえば、パナソニック製の洗濯容量7kgのインバーター搭載「NA-FA70H6」と非搭載「NA-F70PB12」を比べてみると、インバーター搭載モデルのほうが標準使用水量は27L、消費電力量は65Wh、運転音(脱水時)は7dB抑えられています。一般的に洗濯容量8kg以上の全自動洗濯機にはインバーターが搭載されていますが、7kgクラスは搭載/非搭載が混在しているのでしっかりと確認しておきましょう(洗濯容量6kg以下の製品には基本的にインバーターは非搭載)。また、より静音性の高いモデルには「DD(ダイレクトドライブ)構造」が採用されています。

乾燥機能付きのモデルは、左の写真のように投入口に内フタが装備されています(ただし、シャープ製品は右の写真のように非搭載)。大物を洗濯する際の出し入れのしやすさに影響するので、使用感もチェックしておきましょう

1.パナソニック「NA-FA120V2」

洗剤は泡にしたほうが界面活性剤が衣類に触れる面積が大きくなり、汚れを素早く引きはがせるという性質を利用した「泡洗浄」がパナソニック製品の特徴。洗剤ケースの中で泡立て、給水と同時に泡の状態にした洗剤液を洗濯物に降り注ぐため、洗濯槽をかくはんして泡立てるよりも早く汚れにアタックできるのだそう。そして、NA-FA120V2ならではの機能が“温水洗浄”。専用ヒーターを使用することで、洗剤中の酵素が活性化する温度まで洗剤液を温めて洗うことができるようになり、これまで以上に洗浄力がアップしました。温水洗浄は乾燥機能付き洗濯機ではトレンドとなっていますが、乾燥機能非搭載の縦型洗濯機で対応しているモデルは2020年1月8日時点ではNA-FA120V2のみ。約40℃に温めた洗剤液で洗うコースでは、ニオイの原因菌を洗い落としたり、衣類の黄ばみを落とすこともできます。

パナソニック「NA-FA120V2」

ボタン類を後方配置にすることで、洗濯物の出し入れをラクに行えるデザインを採用。乾燥機能付きモデルが欲しい方は「NA-FW120V2」(洗濯・脱水容量12kg/乾燥容量6kg)をチェックしてみて!

●「NA-FA120V2」のスペック
・サイズ:643(幅)×1,056(高さ)×672(奥行)mm
・洗濯・脱水容量:12kg
・標準使用水量(定格洗濯時):150L
・消費電力量(定格洗濯時):98Wh
・目安時間(定格洗濯時):43分
・運転音(洗濯/脱水):37dB/39dB

2.東芝「ZABOON(ザブーン) AW-12XD8」

左右非対称の形状のパルセーターで押し上げる水流と引き込む水流を作り出し、洗濯物を洗濯槽内で大きく入れ替えながら、もみ、押し、ほぐして洗浄するAW-12XD8は、普通の水道水ではなく「ウルトラファインバブル水」を使用するのがポイント。水道水に圧力をかけて微細な泡「ウルトラファインバブル」を生成し、その泡を含んだウルトラファインバブル水が洗剤と混合され、洗濯槽にふり注がれます。直径1μm未満のウルトラファインバブルは、これまで入り込めなかった繊維の奥にまで侵入して洗剤成分を届けることができるため、“常温の水、普通の洗濯コース”で皮脂汚れまで除去可能。特別な洗濯コースを選ばずに、黄ばみ防止対策をしたい人にうってつけです。さらに、すすぎ工程にもウルトラファインバブル水が使用されるため、洗濯物への洗剤残りも低減。最新モデルは、脱水後にパルセーターを細かく動かすことで衣類のからみをほぐす機能も搭載し、使いやすさを向上させているそうです。

東芝「ZABOON AW-12XD8」

パルセーターがモーターと直径したDD(ダイレクトドライブ)構造なので、パワーロスが少なく、振動や騒音が小さいのも特徴。すすぎ工程にもウルトラファインバブル水を使用する「ウルトラファインバブルW」は、全自動洗濯機「AW-10SD8」(洗濯容量10kg)のほか、縦型洗濯乾燥機「AW-10SV8」(洗濯・脱水容量10kg/乾燥5kg)、「AW-9SV8」(洗濯・脱水容量9kg/乾燥5kg)に採用されています

●「AW-12XD8」のスペック
・サイズ:637(幅)×1,051(高さ)×609(奥行)mm
・洗濯・脱水容量:10kg
・標準使用水量(定格洗濯時):139L
・消費電力量(定格洗濯時):109Wh
・目安時間(定格洗濯時):49分
・運転音(洗濯/脱水):29dB/37dB

<関連記事>「ウルトラファインバブル洗浄」のくわしい説明はこちらでチェック!

3.シャープ「ES-GV10D」

シャープの縦型洗濯機の最大の特徴は、洗濯槽に穴がないこと。洗濯槽の外側や底裏に付いた黒カビが槽内に入ってこないので清潔な水で洗濯を行うことができ、洗濯槽と外槽の間に溜まるムダな水も不要なため、高い節水効果も発揮します(同機種で比べた場合、洗濯槽に穴があるなしで使用水量が1回あたり約35L違ってくるそう)。さらに、穴がないことで洗濯時の水の勢いが加速しやすく、竜巻状に巻き上がった水流でもみ洗するとともに、槽内の壁でこすり洗いして洗濯物をしっかり洗浄。洗濯容量5kg以下の時には、脱水の最後にパルセーターをゆっくり動かして洗濯物のからみをほぐす運転も行われます。なお、最新モデルは、ガンコな汚れを落とす「ガンコ汚れコース」が、ペット用の衣類にも対応できるように進化。衣類に付いたペットの毛を浮かし、汚れとともに取り除けるようになったそうです。

シャープ「ES-GV10D」

洗濯のたびに、脱水の水を利用して槽の外側を洗い流す自動お掃除機能を搭載。ES-GV10Dと同スペックの洗濯容量9kg「ES-GV9D」、洗濯容量8kg「ES-GV8D」、洗濯容量7kg「ES-GV7D」(ふろ水ポンプ別売)もラインアップされています

●「ES-GV10D」のスペック
・サイズ:600(幅)×960(高さ)×595(奥行)mm
・洗濯・脱水容量:10kg
・標準使用水量(定格洗濯時):102L
・消費電力量(定格洗濯時):98Wh
・目安時間(定格洗濯時):45分
・運転音(洗濯/脱水):38dB/38dB

4.日立「ビートウォッシュ BW-X120E」

「もみ洗い」「たたき洗い」「押し洗い」でキレイにする基本的な洗浄方法に加え、汚れや布質などをセンシングし、最適な制御を行う「AIお洗濯」機能が追加され、より高い省エネ性と仕上がりが望めるように。温水洗浄はできないものの、洗剤液にじっくりつけおきして皮脂汚れを落す洗濯コースが用意されているので、黄ばみ除去や防止も行えます。さらに、標準のすすぎでは落としきれなかった繊維奥の洗剤残りを除去するために、約1,000回転/分の遠心力で洗濯物に含まれる水分と洗剤を飛ばしたのち、たっぷりの水で洗剤を落とす「ナイアガラすすぎ」も用意。使用水量は標準のすすぎよりも88L多くなりますが、洗剤の溶け残りによる肌トラブルなどが心配な方には重宝するはず。そして、本製品は洗剤・柔軟剤の自動投入機能が完備されているのもポイント。無線LANは非搭載なためリモート操作はできませんが、洗濯のたびに洗剤や柔軟剤を投入する手間が減らせます。

日立「ビートウォッシュ BW-X120E」

すすぎのあとにキレイな水で洗濯槽を洗い流す自動おそうじ機能も搭載

●「BW-X120E」のスペック
・サイズ:650(幅)×1,060(高さ)×715(奥行)mm
・洗濯・脱水容量:12kg
・標準使用水量(定格洗濯時):123L
・消費電力量(定格洗濯時):98Wh
・目安時間(定格洗濯時):43分
・運転音(洗濯/脱水):37dB/36dB

5.日立「ビートウォッシュ BW-DX120E」

縦型洗濯機の乾燥運転は効率がいいとは言えないため、この特集では洗濯・脱水運転のみのモデルを厳選していますが、近年のトレンドである洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備え、かつ、スマートフォンでリモート操作できる縦型は「BW-DX120E」のみ(2020年1月8日時点)なので紹介しておきます。自動投入の機構は、専用タンクに液体洗剤と柔軟剤をあらかじめ入れておく一般的な仕様ですが、タンクにこだわったのがポイント。同様の機能を持つパナソニック製品よりタンク容量が大きいため、タンクに若干洗剤が残っている状態でも、市販されているつめかえタイプの液体洗剤(キャップの付いていないタイプ)や柔軟剤をまるまる1本入れることができます。また、タンクにはハンドルも装備されており、取り外しも持ち運びもラクラク。さらに、複数のセンサーで情報を集め、洗濯物の量や布質、汚れ、水温、水硬度などに合わせた洗い方を行う「AIお洗濯」機能も搭載されています。

日立「ビートウォッシュ BW-DX120E」

高濃度の洗剤液を浸透させた衣類に温水ミストを吹きつけることで、衣類の温度を約30〜40℃に温め、洗剤の酵素パワーを引き出す「温水ナイアガラ ビート洗浄」も搭載

●「BW-DX120E」のスペック
・サイズ:650(幅)×1,060(高さ)×715(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):12kg/6kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):125L/140L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):99Wh/1,890Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):44分/170分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):37dB/36dB/43dB

6.パナソニック「NA-FW100K7」

日立以外で洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した縦型をリリースしているのは、パナソニックのみ。乾燥機能付きの「FW」シリーズに容量違いの3モデルがラインアップされていますが、無線LANを搭載していないため、リモート操作などはできません。上で紹介した同社の全自動洗濯機「NA-FA120V2」とは異なり、温水専用ヒーターも装備されていないので、「泡洗浄」は常温の水を使う通常のものとなりますが、温風で衣類を加熱することで油汚れや皮脂汚れを効果的に落とす「温風つけおきコース」や、洗濯前に温風でプレ乾燥を行い、繊維からダニを引き剥がして洗い流す「ダニバスターコース」といった多様なコースを用意。さらに、FWシリーズならではの運転コースとして、軽い汚れや乾きやすい衣類(化繊80%以上の衣類で、0.6kgまで)を約60分で洗濯〜乾燥運転を完了できる「化繊60分」コースも完備されています。

パナソニック「NA-FW100K7」

「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」を搭載した「FW」シリーズには、「NA-FW90K7」(洗濯・脱水容量9kg/乾燥4.5kg)と「NA-FW80K7」(洗濯・脱水容量8kg/乾燥4.5kg)もラインアップ

●「NA-FW100K7」のスペック
・サイズ:650(幅)×1,060(高さ)×715(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):10kg/5kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):110L/131L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):60Wh/2,290Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):35分/210分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/37dB/45dB

ドラム式洗濯乾燥機選びのポイントとおすすめモデル

乾燥性能にすぐれるドラム式は洗濯から乾燥まで全自動運転を行うことが多いため、乾燥方式をしっかりチェックしておきましょう。主な乾燥方式は「ヒートポンプ乾燥方式」と「ヒーター方式」ですが、省エネ性で選ぶならば間違いなくヒートポンプ乾燥方式が有利。ヒートポンプ乾燥は熱交換の仕組みで動くヒートポンプで湿気を含んだ空気を除湿し、その水分を機外へ排出して乾燥した温風(60℃以下)で乾かすため、消費電力が抑えられるのがポイントです。パナソニックのドラム式洗濯乾燥機(洗濯容量10kg)で比べてみると、ヒーター乾燥方式「NA-VG2400L」の定格洗濯乾燥時の消費電力量は1,980Whなのに対し、ヒートポンプ乾燥方式「NA-VX700AL」は960Wh。電気代にすると1年間で1万円となるため(1日1回使用で算出)、10年近く使うことを考えると、多少本体価格は高めでもヒートポンプ乾燥方式を採用した製品を選んだほうがいいかもしれません。また、低めの温風で乾かすヒートポンプ乾燥方式は、衣類の縮みや傷みが少ないのもメリットです。

上位モデルにはヒートポンプ乾燥方式、下位モデルにはヒーター乾燥方式が採用される傾向。パナソニックのドラム式洗濯乾燥機の見た目がおしゃれな「Cuble」はヒーター排気式なため、消費電力量は少々高めです

7.パナソニック「NA-VX900AL/R」

洗剤・柔軟剤の自動投入機能が装備されているので、洗濯物を入れてスタートボタンを押したら、あとは洗濯機におまかせでOK。スマートフォンと連携し、外出先からリモート操作も行えます。洗浄方法は同社の縦型モデル同様、泡立てておいた洗浄液を衣類に振りかける「泡洗浄W」を採用。繊維の奥まで洗浄液が素早く浸透するため、落ちにくかった汚れもしっかり落とせるのだそう。乾燥機能搭載モデルのトレンドである温水洗浄のコースも多様に用意されており、黄ばみを落とせるほか、除菌も行えます。さらに、最新モデルにはパイルを起こし、ふんわりと肌ざわりのいいタオルに仕上げる専用コースも完備。乾燥フィルターは、お手入れの際に付着した糸くずが取りやすいステンレスのメッシュ製が引き続き採用されています。

パナソニック「NA-VX900AL」

NA-VX900AL/Rと同様の洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した「NA-VX800AL」「NA-VX800AR」もラインアップされていますが、スマートフォンとの連携機能は搭載されていません

●「NA-VX900AL/R」のスペック
・サイズ:639(幅)×1,058(高さ)×722(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):11kg/6kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78L/55L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):68Wh/890Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):32分/98分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/41dB/46dB

<関連記事>タオル専用コースの詳細はこちらをチェック!

8.パナソニック「Cuble(キューブル) NA-VG2400L/R」

乾燥方式がヒーター排気式となるCubleは、ヒートポンプ式と比べると消費電力は高くなります。ただ、近年はデザイン性も重要な選択肢となっており、この点でCubleは非常に人気。上で紹介した「NA-VX900AL/R」と同じように、洗剤・柔軟剤の自動投入機能とスマートフォンとの連携機能、「泡洗浄W」を備えているので(NA-VG2400L/R、NA-VG1400L/R)、使いがってや洗浄力は上々。温水を使用した黄ばみ除去ができる運転コースも、もちろん用意されています。また、一般的なヒーターで加熱して乾燥させるタイプは、高温の温風により衣類の傷みが懸念されますが、Cubleは室温+約15℃ の温風で乾かすため、衣類へのダメージは最小限に抑えられるとのこと。この乾燥方式により、タオル専用コースもNA-VX900AL/Rと同レベルの仕上がりが望めるそうです。

パナソニック「Cuble NA-VG2400L」

NA-VG2400L/Rと主要な機能は同じで、ホワイトを基調としたボディの「NA-VG1400L」「NA-VG1400R」もラインアップされています

●「NA-VG2400L/R」のスペック
・サイズ:639(幅)×1,050(高さ)×665(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):10kg/5kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78L/65L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):70Wh/1,980Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):30分/195分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/42dB/46dB

9.日立「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SX110E」

最新モデルであり、最上位機となる「BD-NX120E」は、洗濯・脱水容量が12kgでありながら奥行が620mmとスリムで、デザイン性にも重きを置いているという点では魅力ですが、それほどデザインにはこだわらず、洗濯・脱水容量は11kgでいいなら「BD-SX110E」が狙い目かも。最上位機のほうが「おいそぎコース」と「スチームアイロンコース」の所要時間が短いという違いはあるものの、日立のドラム式乾燥機の最大の特徴である「風アイロン」機能や、洗剤・柔軟剤の自動投入機能、スマートフォンとの連携機能、「AIお洗濯」といった主要な機能は変わらないので、基本性能は申し分ありません。高濃度の洗剤液を温風で温めることで酵素のパワーを引き出し、皮脂汚れを除去する「温水ナイアガラ洗浄」も使えます。

日立「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SX110E」

左が洗濯・脱水容量12kg/乾燥6kgの最上位機(BD-NX120EL/BD-NX120ER)で、右が洗濯・脱水容量11kg/乾燥6kgの「BD-SX110E」。基本性能はBD-SX110Eとほぼ同じで、洗剤と柔軟剤の自動投入機能やスマホ連携機能が非搭載の「BD-SV110EL/BD-SV110ER」もラインアップされています

●「BD-SX110E」のスペック
・サイズ:630(幅)×1,065(高さ)×715(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):11kg/6kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78L/53L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):66Wh/850Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):33分/165分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):34dB/37dB/48dB

<関連記事>「BD-SX110E」や最上位機「BD-NX120E」の基本性能についてはこちらをチェック!

10.東芝「ZABOON TW-127X8L/R」

本製品の最大の魅力は、同社の縦型モデルと同様、「ウルトラファインバブル洗浄W」を採用すること。ナノサイズの泡を生成させた「ウルトラファインバブル水」で洗浄することで、普通の水道水を使うよりも高い洗浄力を発揮します。通常、気温が低くなり、水温が下がると汚れ落ちが悪くなりますが、ウルトラファインバブル洗浄なら冷たい水でも汚れ落ちのよさは変わらず。常温の水でも黄ばみが抑えられるそうです。そんなウルトラファインバブル洗浄を温水でも利用できるのが、乾燥機能付きのドラム式洗濯乾燥機の強み。より効率よく汚れが落とせ、黄ばみもスッキリ落とせるといいます。さらに、本製品には「Ag+抗菌ユニット」が装備され、雑菌の繁殖を抑える効果もプラス。新たに搭載された洗剤・柔軟剤の自動投入機能により、ウルトラファインバブル洗浄Wの性能が向上し、汗や垢、食品由来の汚れに含まれるタンパク質汚れまで落とせるようになりました。

東芝「ZABOON TW-127X8L/R」

乾燥フィルターのお手入れは、レバーをプッシュするだけでカンタンに廃棄できる仕組みとなっています

●「TW-127X8L/R」のスペック
・サイズ:645(幅)×1,060(高さ)×750(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):12kg/7kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):80L/61L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78Wh/1,150Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):35分/108分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):32dB/37dB/49dB

<関連記事>「TW-127X8L/R」の詳細が知りたい人はこちらの記事をチェック!

11.シャープ「ES-W112」

ヒートポンプ乾燥は60℃以下の温風で洗濯物を乾かすため、傷みが少ないのがメリットですが、洗濯機から取り出した際に少し湿ったような印象を受けることが多いのも確か。この状態でもしっかり乾いているので問題ありませんが、もっとカラッと仕上げたい場合にうってつけなのが、ES-W112が採用する「ハイブリッド乾燥」。ヒートポンプ乾燥で乾かしたあとに、サポートヒーターで10℃ほど高い温風を放出し、カラッと乾燥させて仕上げてくれます。ヒーターを使用すると電気代はややかかりますが、7つのセンサーで制御することで省エネ性も図られており、ここまで紹介したドラム式洗濯乾燥機と比べても、洗濯〜乾燥の全行程でかかる消費電力量はもっとも低い600Wh。洗浄においては、100〜500μmの微細な水滴を噴射し、繊維の奥から汚れをはじき飛ばしてキレイにする「マイクロ高圧洗浄」や、洗剤を使わず約5分の高圧洗浄で汚れを洗い流す「サッと予洗いコース」といった独自機能を搭載しています。そして、本製品の唯一無二の機能が乾燥フィルターの自動お掃除機能。乾燥運転終了後、フィルターに付いたゴミをブレードでかき取り、ダストボックスに溜めていくという仕組みとなっており、ユーザーは1週間に1度ほど溜まったゴミを捨てるだけと、お手入れの手間を軽減してくれます。

シャープ「ES-W112

無線LANを搭載しており、スマートフォンと連携する機能も備えていますが、リモート操作はできません。クラウドサービス「COCORO WASH」を使用することで、運転状況を確認したり、洗濯する日に適した運転コースの提案などを受けられます。また、人気の同社製「超音波ウォッシャー」も付属

●「ES-W112」のスペック
・サイズ:640(幅)×1,104(高さ)×728(奥行)mm
・容量(洗濯・脱水/乾燥):11kg/6kg
・標準使用水量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):78L/52L
・消費電力量(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):65Wh/600Wh
・目安時間(定格洗濯時/定格洗濯乾燥時):35分/155分
・運転音(洗濯/脱水/乾燥):30dB/37dB/39dB

>>価格.comユーザーのおすすめは?洗濯機人気売れ筋ランキング
>>価格.comでそのほかの洗濯機をチェックする

価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
価格.comマガジン タイムセール
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る