レビュー
価格.comの掃除機ランキングで1位をひた走るスティック型クリーナー

マキタのコードレス掃除機をレビュー! 掃除しすぎに注意するレベルの手軽さ

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価格.comの「掃除機」カテゴリーにおける売れ筋、注目ランキングの2部門で1位をキープし続ける人気コードレス・スティック型クリーナー、マキタ「CL107FDSHW」。2016年10月に発売されたにも関わらず、今でもユーザーから長い間支持を得ている超人気モデルです。前から気になっていたこのモデルを、引越しを機に購入し1か月ほど使ったところ、「掃除機かけるのめんどくせー。クイックルワイパーで十分でしょ」と掃除をサボりがちだった筆者が、「もうマキタなしでは生きられない」とまで言い出すレベルの高い実用性を備えていました。

手軽さが掃除へのわずらわしさを劇的に改善してくれたマキタ「CL107FDSHW」

手軽さが掃除へのわずらわしさを劇的に改善してくれたマキタ「CL107FDSHW」

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とにかく軽くてコンパクト。チープながらもシンプルなデザイン

マキタ「CL107FDSHW」が到着して、早速驚いたのがコンパクトなサイズ。梱包されていた箱でさえ、「これ本当に掃除機入ってるの?」と疑いたくなるほどの大きさでした。本体にストレートパイプとノズルを装着させたときの大きさは、960(長さ)×112(幅)×150(高さ)mm。数字で書くとよくわかりませんが、ノズルを下にして立てたときは高さが約970mmで、大人男性の腰までくらいのサイズ感です。

掃除機が入っているとは思えないコンパクトな箱

掃除機が入っているとは思えないコンパクトな箱

同梱物は充電器、バッテリー(リチウムイオン、1.5Ah)、クリーナー本体、ノズル、ストレートパイプ、サッシノズル、紙パック(10枚)。ダストバッグは、本体に取り付け済みでした

ノズルは、通常タイプと隙間用のサッシノズルの2種類。この2つにストレートパイプを組み合わせて使用します

ノズルは、通常タイプと隙間用のサッシノズルの2種類。この2つにストレートパイプを組み合わせて使用します

ノズルとストレートパイプを装着させたときの長さは約97p

ノズルとストレートパイプを装着させたときの長さは約97p

重量は、本体にバッテリーを装着させた状態で約1.1kg。ストレートパイプとノズルを装着しても、片手で軽々と掃除できるくらいの重さです。

本体にストレートパイプとノズルを装着させた状態でも片手で軽々と持ち上げられます。長時間は無理ですが、数分程度なら持ち上げ続けられるくらいの重量です。女性だとややつらいかもしれません

外観は、白地にマキタのロゴが入っているだけの超絶シンプル仕様。もちろん人気のダイソンの製品などと比べると、デザインに若干チープさがあるのは否めませんが、掃除機にデザイン性を求めない人ならまったく問題なし。余分な装飾が一切ないほぼ白一色のデザインは、部屋に置いていても気にならないくらいで、白地の壁などにもなじみます。

白地にマキタのロゴが映えるシンプルなデザイン

白地にマキタのロゴが映えるシンプルなデザイン

本体の後部にはストラップが付いていて、フックなどに引っ掛けられるようになっています

本体の後部にはストラップが付いていて、フックなどに引っ掛けられるようになっています

ノズルのネック部分が90°まで角度を調節できるようになっているため、ストレートパイプを差し込んだ状態でも壁に立てかけられます

そもそもの本体サイズが小さいため、自宅ではフックに引っ掛けたり、壁に立てかけたりせずに、クローゼットに収納していました。収納スペースがない人は、「CL107FDSHW」で使えるスタンドもあるので、そちらを使うのもアリでしょう。

コンパクトなサイズのため集じん容量は少なめ

次は「CL107FDSHW」の使い勝手を確認。集じん方法は紙パック式で、購入時に容量500mlのダストバッグが1つと、容量330mlの紙パックが10個付属します。ダストバッグは不織布のため手洗いができ、何度でも使用可能。ただし、実際に使用してみるとゴミが布地に入り込むため、手洗いするのが面倒なこともありました。

紙パックは、ゴミがたまったら丸ごと捨てるだけなので、お手入れいらず。ただし、容量が330mlとそれほど大きくないため、メインの掃除機として使っていると結構な頻度で交換する必要があります。価格.comでの紙パック(10枚入り)の最安価格は427円(税込、2018年2月20日時点)となっており、コストパフォーマンスだけを考えるとダストバッグのほうがお得。コストがかかってもお手入れが面倒だという人は、紙パックを定期的に買うのがよいでしょう。紙パックを使う場合の難点は、マキタ純正の紙パックしか使えず、安価な代用品を使えない点でしょうか。

同梱されている紙パックとダストバッグ

同梱されている紙パックとダストバッグ

ダストバッグの容量は500mlで紙パックは330ml。ゴミが溜まりすぎると、吸引力が落ちてしまうので定期的なお手入れが必要です。自宅では、ダストバッグの手入れが面倒なので、ゴミが溜まったら捨てるだけの紙パックを使用していました(画像は左がダストバッグ、右が紙パック)

「CL107FDSHW」はバッテリー交換式の掃除機のため、使用する前には充電する必要があります。付属する急速充電対応の充電器で満充電にかかる時間は約22分。搭載されている3つの掃除モードにより連続使用時間は異なり、標準モードで約25分、強モードで約12分、パワフルモードで約10分の使用が可能です。

使用前にはバッテリーの充電が必要。充電器は、マキタの電動工具に付いているものと同様のデザインです。満充電には実測で約25分かかりました

バッテリーは本体の後部にスライドさせるようにして装着させます

バッテリーは本体の後部にスライドさせるようにして装着させます

実際に使うとわかる! プロが採用する高い実用性

スティッククリーナー「CL107FDSHW」は、一般家庭だけでなくプロの清掃業者も使用する製品です。プロが使用するということは、高い実用性を備えているということ。それを確かめるべく、実際に約1か月使いましたが、プロも認める高い実用性に納得せざるを得ませんでした。

まずは、掃除機としての基本的な吸引力を見ていきましょう。「CL107FDSHW」には標準、強、パワフルという強さを3段階に分けた掃除モードが搭載されています。標準は、吸い込みがやや弱めで、基本的に使用するのは強モードになります。このモードであれば、床の上の髪の毛やほこりなどは簡単に吸い取ってくれます。もちろん、コード付きの紙パック掃除機より吸引力は劣りますが、家の中を普通に掃除する分にはまったく問題ないパワーだと感じました。

強、パワフル、標準モードを切り替えるボタン。押すたびに、モードが切り替わります

強、パワフル、標準モードを切り替えるボタン。押すたびに、モードが切り替わります

自宅では基本的に強モードを使用。これでも吸い込み力が足りない時にのみパワフルモードに切り替えて使用していました。標準、強、パワフルモードで実際にゴミを吸い取ってみた動画を撮影したので、参考にしてみてください。なお、吸い取っているゴミは使用済みのコーヒーかすです。

吸い込みに関しては気になったことが2点あります。ひとつは、ノズルにブラシが搭載されていないことです。ブラシはじゅうたんなどに絡まった毛やほこりをかき出すのに効果を発揮します。そのため、「CL107FDSHW」はフローリングではしっかりゴミを吸い取ってくれますが、じゅうたんで使うには最適とは言えません。

いっぽうで、毛やほこりがからまりやすいブラシが搭載されていないのは、手入れが楽チンといメリットもあります。そのため、自宅がフローリングという人は「CL107FDSHW」でも十分満足できるはず。じゅうたんでも使用したいという人は、専用のじゅうたん用ノズルが販売されているので、そちらを購入したほうがよさそうです。

付属するノズルはブラシ非搭載。手入れが楽な半面、じゅうたんで使うゴミを取り逃がしてしまうかも。4個の小型ローラーを備えており、走行性には問題なし

もう1点気になったのは、掃除の際に押すときはきちんと吸い込んでくれるのですが、手前に引いたときはほとんど吸い込んでくれない点。これは上記の吸い込みモードの動画でも確認できます。手前に引いたときは、ゴミがノズルのお尻部分に引っかかってしまうため、ノズルの後部を少し浮かして引くという、ちょっとしたテクニックが必要になります。

このように気になる点もあったものの、全体的な実用性は高く、使い勝手は満足できるものでした。コンパクトで軽量な本体は、ベッドやソファの下なども掃除しやすいし、片手で棚やエアコンの上なども掃除できちゃいます。コードレスなので、コンセントを抜き差しするわずらわしさもなく、自動車の室内も掃除可能。さらに、先端を照らすライトが搭載されているので、暗いクローゼットや自動車の室内の掃除がはかどります。

机や棚は本体+ノズルで掃除

机や棚は本体+ノズルで掃除

床を掃除するときはノズル+ストレートパイプ+本体で掃除。ベッドやソファの下でも難なく掃除できます。軽いので階段を掃除するのも非常に楽でした

ソファや自動車の車内の掃除はサッシノズル+本体で

ソファや自動車の車内の掃除はサッシノズル+本体で

本体にはLEDライトが搭載されているため、暗いクローゼットでもきれいになったか確認しながら掃除可能です(左がLEDオフ、右がLEDオン)

LEDライトは電源をオンにすると点灯。バッテリーが少なくなると、点滅して教えてくれます

LEDライトは電源をオンにすると点灯。バッテリーが少なくなると、点滅して教えてくれます

換気扇や冷蔵庫の上など、高い場所の掃除もラクラクです

換気扇や冷蔵庫の上など、高い場所の掃除もラクラクです

充電さえしておけば、とにかく手軽に使えるのが「CL107FDSHW」の一番の魅力でしょう。今までは床にゴミやほこりを見つけても、掃除機をかけると決めた日まで放置するのが当たり前でした。「掃除機を出してコンセントを挿して……」というのが本当にわずらわしかったのです。しかし、「CL107FDSHW」はフローリングワイパー並みの手軽さで使えます。掃除機に抱いていた「面倒くさいという」印象がガラリと変わりました。

コードレス掃除機でもメイン機として十分使える

「CL107FDSHW」を1か月使用してみて、当初はサブ機として使うことを想定していましたが、今ではメイン機として活躍しています。一般的な家を掃除するには十分なパワーを備えており、キャニスタータイプの掃除機ではありえない手軽さは、一度使うと手放せないくらいの魅力です。

手軽さのいっぽうで、連続使用時間の短さは「CL107FDSHW」のウィークポイントと言えます。標準モードで最大25分の連続使用が可能ですが、メイン機で使用する場合は連続使用が12分の強モードを主に使用することになります。掃除機をふだん20分以上かけるという人は、メインではなくサブ機として使うか、もしくは、別売りの高容量バッテリー(連続使用時間32分/強モード)を使うのがベターです。または、付属のものと同じバッテリーをもうひとつ用意しておくという手もあります。本機のバッテリーは簡単に交換できるので、掃除の途中でもサッとバッテリー交換できるのもメリットでしょう。

掃除機をかける時間が長くても15分という人は、「CL107FDSHW」をメイン機として十分使用できるはずです。価格.comでの最安価格は12,977円となっており、性能を考えると非常にコストパフォーマンスは高く、引越しで新しい掃除機の購入を考えている人や、掃除機を買い換えようと思っている人は、一度手に取ってみても損はないはず。じゅうたんをメインに掃除したり、掃除機を20〜30以上かけたり人は、プラスのコストがかさみますが、別売りのノズルやバッテリーを購入すれば対応可能。この拡張性も魅力のひとつです。

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水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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