新製品レポート
専用ヒーター搭載で、乾燥なしモデルでも温水泡洗浄を実現

“見せたくなる”パナソニックの新・縦型洗濯機は黄ばみも落とせる実力派!

洗濯機にもデザイン性を求める声が高まる中、今までの縦型洗濯機のイメージを変えるような「NA-FA120V1」がパナソニックから登場。もちろん、こだわったのはデザイン性だけではありません。使いやすさを向上させるために各所を見直したり、近年のトレンドである「温水洗浄」を乾燥機能を搭載しない洗濯機でも行えるようにするなど、機能性も大幅にアップ。セミナーで見てきたNA-FA120V1の魅力をお伝えします。

大容量で使いやすい“見せたくなる”洗濯機に

上の写真を見てわかるように、NA-FA120V1はこれまでの縦型洗濯機のイメージをガラリと変えるデザインが特徴的。近年の主流である直線的でシンプルなサニタリー空間にマッチするように、明度、彩度を抑えた高級感のあるカラーが採用されました。さらに見た目の美しさだけでなく、洗濯回数を削減できるように洗濯容量を従来の10kgから12kgに大幅アップ。あわせて投入口を円形の広い設計に改良することで、スムーズな洗濯物の出し入れを実現しました。このような広くて大きい投入口を実現する鍵となったのが、新開発のバランサー。洗濯槽上部に配置されるバランサーを薄型化することで、外観サイズを抑えながら容量や投入口を増大できたといいます。

日本国内のモデルにはあまりないシルバー基調のデザインは、一般的な白色ボディよりも絞まって見える印象。サイズ(給・排水ホース含む)は643(幅)×1,056(高さ)×672(奥行)mmで、同社のドラム式洗濯乾燥機「NA-VX9800」(洗濯容量11kg/乾燥容量6kg)と比べると幅が4mm、高さが2mm大きくなるものの、奥行は50mm短くなっています

操作部は、2014年モデルから継承されている後方配置

操作部は、2014年モデルから継承されている後方配置

操作部が後方にあると、洗濯槽と人の距離が近くなり、洗濯物の出し入れの負担が減るといいます。また、槽内を見渡しやすいので、靴下やハンカチなどの小さな洗濯物の取り忘れも低減

洗濯容量が12kgになったので、従来の10kgタイプ(NA-FA100H5)よりも投入口が大きくなったのは当然ですが、投入口の後方が欠けることなく円形になったのもポイント。毛布などの大物を洗濯する際の引っかかりが、劇的に解消されます

投入口の大型化を実現するために、バランサーを改良。従来よりも厚みが12mmスリムになり、内径を大きく確保できるようになりました

バランサーとは、脱水で衣類が洗濯槽の片側にかたよった際にバランサーの中にある液体が動き、洗濯槽の傾きを調整して振動を低減するパーツ。そのため、単純に薄型にするだけでは液体の流動性が損なわれてしまいます。新開発されたバランサーは内部の構造を改良し、液体を流れやすくしているとのこと

円形になった投入口にはさえぎるものが何もないので、見渡しやすく、出し入れもしやすい!

円形になった投入口にはさえぎるものが何もないので、見渡しやすく、出し入れもしやすい!

NA-FA120V1に搭載されている「毛布コース」は洗濯容量6kgまでとなりますが、薄手のシングル毛布(綿毛布1枚1.5kg以下)なら1回で4枚洗うことができます。その際も写真のように、簡単に毛布をセット可能。毛布を入れるネットも不要なので、わずらわしさもありません

なお、グレー色のボディは、白を基調としたサニタリールームに置いても違和感なし!

なお、グレー色のボディは、白を基調としたサニタリールームに置いても違和感なし!

温水泡洗浄とパワフルな洗浄コースを新搭載

次は、進化した洗浄性能について見ていきましょう。パナソニックの洗濯機は、あらかじめ泡立てておいた洗剤液を給水と同時に洗濯槽に注ぎいれる「泡洗浄」が最近のトレンド。洗剤を泡の状態にしておくことで界面活性剤の効果を高め、汚れに素早くアタックできるというのが強みです。その泡洗浄が温水泡洗浄にグレードアップ。これまでは温風で洗剤液を温めていたため、乾燥機能を備えたモデルでしか温水洗浄が行えませんでしたが、洗剤液を温めるヒーターを装備することで乾燥機能のない縦型洗濯機でも温水泡洗浄が使えるようになりました。

洗濯槽の下部に配置されたヒーターで、洗剤液を温め。温風での温めと異なり、洗剤液を直接加熱するため、ムラなく温めできます

温水洗浄コースは4種類を用意。約40℃に洗剤液を温めると、衣類に付着した皮脂が溶け出し、洗剤中の酵素が活性化します。この温度帯で洗うと黄ばみ予防でき、約200分かけてじっくり洗うと黄ばみまで落とすことが可能に

約40℃の水温をキープしてつけおき洗いする「約40℃つけおきコース」を使用すれば、衣類の黄ばみも白くなります

さらに、子どもがつけてしまった食べこぼしなどの落ちにくい汚れを強力に洗浄する「パワフル滝洗いコース」も追加。通常(おまかせコース)は約43分かけて洗濯〜脱水を行うのに対し、パワフル滝洗いコースは約60分かけてしっかり洗うコースとなります。

左右2か所から勢いあるシャワーを吐出しながら洗うことで洗濯物がより立体的に動くようになり、汚れが落ちやすくなるのだそう

ケチャップのついたTシャツを「おまかせコース」で洗った場合、若干シミが残ってしまいますが(中央)、「パワフル滝洗いコース」で洗うと視認できないレベルまで汚れが落ちました(右)

槽洗浄の時間が1/2に短縮!

デザイン、使いやすさ、洗濯性能を高めたNA-FA120V1ですが、もうひとつ大きく進化したのが「槽洗浄コース」です。塩素系の洗剤を投入し、「槽を回転→つけおき」を繰り返して洗濯槽に発生する黒カビをキレイにするコースなのですが、従来は約12時間と長い運転時間が必要でした。新モデルではつけおきの時間を短くし、その分、槽回転の稼働率を増やすことで、効果は落とさず約半分の時間短縮を実現。1日に数回洗濯する人も、槽洗浄の時間をそれほど気にすることなく使用できるようになりました。

洗濯槽の洗浄を行わないと、左側のように黒カビが発生してしまいます。この黒カビは洗濯物にも付着してしまうので、槽のケアはとても大切

縦型洗濯乾燥機「NA-FW120V1」も発売

NA-FA120V1と同様の機能を備えた、乾燥機能付きタイプ「NA-FW120V1」(洗濯容量12kg/乾燥容量6kg)もラインアップ。NA-FW120V1には温風で約87分洗濯物を加熱してから洗うことで、ダニなどのアレル物質を洗い流す「ダニバスターコース」も搭載されています。

左端と中央が、縦型洗濯機「NA-FA120V1」(市場想定価格20万円前後)。NA-FA120V1には、シルバーとホワイトのカラーバリエーションが用意されています。縦型洗濯乾燥機「NA-FW120V1」(市場想定価格26万円前後)はシルバー色のみラインアップ。いずれも2018年6月1日発売予定です

【関連リンク】
《2018年》おすすめのドラム式洗濯乾燥機、縦型洗濯機7選! 本当の狙い目はこれ

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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