新製品レポート
プロジェクター&スピーカー内蔵で、親子で楽しめる!

独自AIシステム対応の次世代LED照明「popIn Aladdin」量産スタート

“第三次AIブーム”の波に乗って、最近は家電のIoT化が叫ばれ各分野で盛り上がっている。そんな中、popIn株式会社のスマートLED照明「popIn Aladdin」(ポップイン アラジン)が、一般向けに量産開始される。2017年にスタートしたクラウドファンディングのプロジェクトで、9,200万円以上を集め話題となったプロダクトだ。暮らしの中に「アラジンの魔法のランプ」のような体験をもたらすという、製品の魅力をご紹介しよう。

popIn Aladdinは、主に寝室での使用を想定して開発されたスマートLED照明。2018年4月25日〜5月31日の期間限定で先行予約受付を行い、同年秋頃に出荷を予定。家電量販店の店頭に並ぶのも同じく今年の秋頃を予定しているそう。5月末までの先行予約期間中は、44,800円(税込)の特価で販売される

popInが開催した製品発表会では、家電芸人としても有名な土田晃之さん(左)をゲストに迎え、popIn Aladdinの魅力に迫った。右は、同社代表取締役 程涛氏

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popIn Aladdinとは?

popIn Aladdinを端的に説明すると、本体に「プロジェクター」「スピーカー」「ネットワーク機能」「Android OS」を搭載するスマートLED照明である。本体サイズは410(幅)×250(高さ)×410(奥行き)mmの円形で、重量は2.5kg。

その内部には64bit 4コア/1.5GHzのCPUを搭載し、2GBのメモリーと16GBのストレージを装備。AIによる音声認識機能を備えており、音声での操作が可能で、付属リモコンに「アラジン」と呼びかけることで点灯・消灯などの操作が行えるようになる予定。

こちらが前面で、プロジェクターの投影レンズが見える

こちらが前面で、プロジェクターの投影レンズが見える

こちらが背面で、スピーカーユニットが搭載されている

こちらが背面で、スピーカーユニットが搭載されている

そのほか、本体側面には、吸気口と送風口を装備

そのほか、本体側面には、吸気口と送風口を装備

一般家庭にあるシーリングライト用のコンセントから電源を供給するタイプで、使用する際は、既存のライトを外してpopIn Aladdinを取り付ければよい。なお最初は、本体を天井に取り付けたあと、スマートフォンに専用アプリをインストールしてWi-Fiの接続設定を行う必要がある。

製品には取り付け用のアタッチメントが同梱される予定で、基本的に日本国内のシーリングライト規格には全て対応するそう

popIn Aladdinは日本国内生産にこだわっており、最終組立行程および出荷前検査をVAIO株式会社の工場が担当するのも特徴

製品のポイントは、家族世帯が寝室で使うシーンを想定し、親子で楽しめるコンテンツ再生機能を搭載していること。以下より、3つの注目点に分けてその魅力をご紹介しよう。

【1】「アラジン、電気つけて」で操作できるライト機能

まずはスタンダードなライト機能から。popIn Aladdinは、家庭でよく使われる「昼光色」「昼白色」「電球色」に対応し、リモコンまたはスマホの専用アプリを使って、6段階で調光することが可能。シーリングライトの光量は、4〜12畳までの広さをカバーできるそうだ。光源の寿命は2万時間。

上述の通り、AIシステムとの連携機能に対応していて、音声認識マイクを搭載した付属リモコンに「アラジン、電気つけて」「アラジン、電気消して」などと話しかければ、点灯・消灯の操作が行える(※なお、発話ワードが“アラジン”になるかどうかは、2018年4月段階で決定ではないそう)。

こちらが付属のリモコン

こちらが付属のリモコン

マイクのボタンを押すと音声認識モードになり、リモコンの上部に話しかけることで、操作が行える。後述するプリインストールアプリからの再生機能なども、基本は音声操作に対応予定とのことだが、詳細は決まっていない

なお、AIは既存の「Amazon Alexa」や「Google アシスタント」などの公開APIではなく、popInが開発した独自のAIシステムを採用しているそう。まだ開発途中とのことで体験はできず、音声認識の精度などは確認できなかった。同社によれば、将来的にはリモコンではなく、popIn Aladdinに直接話しかけて操作ができるようにしたいとのことだ。

【2】寝室が“情報空間”になる、プロジェクター機能

popIn Aladdinの機能の中核となるのが、プロジェクター機能だ。投影方式は単版DLP式で、0.45型のDMDパネルを搭載し、最大表示解像度は1280×800のWXGAをカバーする。輝度は最大700ルーメン。投影可能な画面サイズは60〜120インチで、シーリングから壁面までの距離1.54〜3.09mでの設置が推奨されている。

プロジェクターを投影したところ。ちなみに日本の住宅事情に配慮し、ちゃんと台形補正機能にも対応しているし、プロジェクターの向きは360°回転可能。なお、明る過ぎず、かつ映像も見やすいちょうどいい明るさを探って、700ルーメンという輝度に落ち着いたそうだ

このプロジェクターで、さまざまなコンテンツを部屋の壁に投影してくれるのが、popIn Aladdinのメイン機能である。たとえば、アプリから起床時間をタイマー設定しておくと、時刻が来たら自動でライトとプロジェクターが立ち上がり、その日の天気や最新ニュース記事などのコンテンツを表示してくれる。

また、子ども向けのオリジナルコンテンツを用意しているのもポイント。内容としては、動く太陽系や日本地図を表示する「学習ポスター」や、「世界のふしぎ」を知る学習百科コンテンツをラインアップしており、寝室で就寝前に親子で一緒に楽しむことができる。「子育てのコツ」「お出かけ情報」といった、親向けの子育てコンテンツも表示可能だ。

テレビやスマホ/タブレットの画面を就寝前に見ると、安眠の妨げになることが多くの場所で指摘されているが、プロジェクターの投影映像であればそういった面での心配はない。popIn Aladdinを寝室に取り付ければ、就寝前のゆったりしたひとときに、親子でさまざまなコンテンツを楽しんでコミュニケーションできるようになる。

そして、朝起きたときには、popIn Aladdinが目覚まし代わりに天気やニュースを表示してくれる。寝室を便利な“情報空間”にすることができるのだ。

起床時間をタイマー設定しておくと、自動でライトとプロジェクターが立ち上がり、日替わりで配信されるニュースなどのコンテンツを壁に表示してくれる

時刻やその日の天気も表示してくれるので、朝起きてすぐにいろいろな情報をチェックできる

時刻やその日の天気も表示してくれるので、朝起きてすぐにいろいろな情報をチェックできる

就寝前には、子ども向けのコンテンツ「世界のふしぎ」を表示させれば、親子で一緒に勉強ができる

就寝前には、子ども向けのコンテンツ「世界のふしぎ」を表示させれば、親子で一緒に勉強ができる

「マジックインテリア」機能を使って写真を壁に表示させ、デジタルフォトフレームのように使うのもアリ

「マジックインテリア」機能を使って写真を壁に表示させ、デジタルフォトフレームのように使うのもアリ

そのほか、Bluetooth機能でスマートフォンと連携させることもできるし、Miracastのミラーリング機能でスマホのコンテンツを投影させることも可能だ。ちなみに、本体には16GBのストレージを搭載していて、スマホで撮った写真などのデータを、アプリ経由でpopIn Aladdinのストレージにコピーし、投影することもできる。

スマホとミラーリング接続して、表示コンテンツを投影することもできる

スマホとミラーリング接続して、表示コンテンツを投影することもできる

【3】スピーカー内蔵! YouTubeやAbema TVなどの映像アプリを楽しめる

popIn Aladdinはスピーカーも内蔵しており、映像や音楽などのコンテンツを楽しめるのも特徴だ。内部には、Android版のYouTubeやYouTube Kids、Abema TVなどのアプリをプリインストールしており、それらの映像コンテンツを音声付きで楽しむことができる。

製品出荷時点で、これらのアプリをプリインストール! 寝室で、子どもと一緒に楽しめる

製品出荷時点で、これらのアプリをプリインストール! 寝室で、子どもと一緒に楽しめる

子ども向けコンテンツ「世界のふしぎ」のメニュー。今後も、コンテンツはどんどん増えていく予定

子ども向けコンテンツ「世界のふしぎ」のメニュー。今後も、コンテンツはどんどん増えていく予定

もちろん、スマホ内の音楽を再生するBluetoothスピーカーとして使うことも可能だ。さらにDLNAにも準拠しており、iPhoneやMacからAirPlay再生も行える。しかも、ライトとプロジェクターを消した状態でもスピーカー再生だけは独立して動作するので、就寝前に音声だけで童話や音楽を楽しむことができる。

以下の動画は、子ども向けコンテンツである「世界のふしぎ」から、「昆虫ってなに?」のコンテンツを再生したところ。このように、子ども向けのコンテンツをわかりやすく朗読してくれるので、勉強にもよい。

こちらは、都道府県の説明をわかりやすく読み上げてくれる「日本地図」コンテンツ。子どもと一緒に地域の由来などが学べる

ちなみにスペックは未公開だが、内蔵するスピーカーユニットはharman/kardon製のもの。Bluetoothで音楽再生したり、YouTubeのMVを再生した場合に、臨場感のあるサウンドが楽しめるようにしている

popInのレコメンド技術を応用したコンテンツ提供

popIn Aladdinの大きなポイントは、popIn独自のレコメンデーション技術が応用されていること。ユーザーがインターネット検索してコンテンツを探すのではなく、popIn Aladdin自体がコンテンツをおすすめしてくれるというわけだ。レコメンドエンジンサービスを運営する同社ならではと言える。

なお、製品の出荷時点では、使用する地域にあわせたおすすめ情報をレコメンド予定とのこと。提供コンテンツの数は、インターネット経由で随時追加、更新される。将来的には、ユーザー1人ひとりにカスタマイズしたレコメンデーションを行うことも考えているそうだ。

お出かけイベントなどの情報は、ユーザーの居住地域にあわせた情報がレコメンドされる

お出かけイベントなどの情報は、ユーザーの居住地域にあわせた情報がレコメンドされる

発表会に登壇した土田さんは、「これがあるだけで家族の会話が盛り上がりそう。子どもも寝室に行きたがるようになるだろうし。設置も簡単なのがいいですね」と感心した様子だった

ちなみに最後になったが、製品名に付いている“Aladdin”の由来は、もちろん「アラビアン・ナイト」から来ている。AI機能とレコメンド技術を組み合わせた仕組みによって、音声操作でさまざまなコンテンツを呼び出すことができる本製品が、まるで「アラジンの魔法のランプ」のような体験をもたらすという意味で、popIn Aladdinと命名されたそうだ。

なお、2018年4月25日〜5月6日の期間限定で、二子玉川の蔦屋家電にてpopIn Aladdinの魅力を体験できる特設ストアがオープンしている。ぜひゴールデンウィーク中に、「アラジンの魔法のランプ」のような体験をしに家族で足を運んでみては?

蔦屋家電の特設ストアでは、実際にベッドに腰かけながら、popIn Aladdinで映像を投影したり音楽を再生したりできる

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杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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