新製品レポート
軽い本体とサイクロン気流でゴミを浮かし取るヘッドで性能も上々

アイリスオーヤマの新アイデア家電は“静電モップ”付属のコードレススティック掃除機

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生活シーンの不満を発掘し、その不満を解決する機能を搭載した製品開発をモットーとしているアイリスオーヤマから、掃除をより効率的に行えるコードレススティック掃除機「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」が登場。下の写真は、普通のスティック掃除機に見えますが、これまでにない新しい機能が搭載されています。発表会で見てきた詳細をお伝えしましょう!

「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」の市場想定価格は26,800円(税別)で、2018年6月20日発売予定

「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」の市場想定価格は26,800円(税別)で、2018年6月20日発売予定

掃除機がけとモップで効率よく掃除するスタイル

アイリスオーヤマの調査によると、約80%の人が、掃除機と一緒にハンディモップも使っていることがわかったそう。一般的に、エントリーモデル以上の掃除機であれば、棚やエアコンの天面など部屋中を立体的に掃除できるようにさまざまなアタッチメントが同梱されていますが、軽量でサッと使えるハンディモップを使いながら掃除機がけをするという人は意外と多いようです。そこに目をつけ開発した「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」(以下、KIC-SLDCP5)は、掃除機本体にモップを備えるという新発想が採用されました。本体にモップを入れるケースが装着されており、ホコリを取りたい際にはモップを取り出して手動でモップがけを行うというシンプルな構造ですが、モップを入れておくケースは静電気を発生するようになっているので、静電気を帯びたモップでより効率よくホコリを取り除くことができます。

掃除機背面にモップを入れるケースを装備。ケースはナイロン製で、静電気を発生させ、モップをマイナス帯電させます

モップには、帯電しやすいポリプロピレン素材を採用。特殊な加工が施されているので、洗って何度でも使用できます

ホコリに多い、人の皮膚や人毛、羊毛、麻、木綿、絹、レーヨンなどはプラスに帯電しやすいので、マイナス帯電したモップを近づければ吸着するという仕組みです。なお、モップは2段階に長さを変更できるので、高所の掃除もバッチリ!

そして、ホコリをたっぷり吸着したモップの手入れも掃除機で行うことができます。掃除機のスタンドにモップに付いたホコリを吸引する機構が設けられており、汚れたモップを入れて、掃除機のスイッチを入れると吸引開始。スタンドに装備された放電プレートが除電するので、モップに付いたホコリもキレイに除去されます。

スタンド内のグレーの部分が、除電するための金属のプレート

スタンド内には、除電するための金属のプレート(グレーの部分)が装備されています

スタンドにモップを挿し込むとモップの帯電が除去され、掃除機がモップに付いたホコリを吸引します

スタンドにモップを挿し込むとモップの帯電が除去され、掃除機がモップに付いたホコリを吸引します

モップから剥がれたゴミは、掃除機の紙パック内に溜まるので、モップの掃除のたびにゴミ捨てする必要はありません。ダストパックの容量は0.3Lで、80枚の交換用ダストパックが付属します

基本性能も大幅にアップ!

静電モップが付属した点ばかりが注目されがちなKIC-SLDCP5ですが、掃除機としての性能も上々です。ヘッド内でサイクロン気流を起こす機構を備えた「サイクロンパワーヘッド」を新開発し、比重の重いゴミや糸ゴミ、微細じんなどさまざまなゴミをしっかり吸引。また、DCブラシレスモーターや独自設計のファンを搭載し、風路を改良することで吸引力を従来製品の約3倍に高めつつ、本体重量1.4kgという軽さを実現しました。

回転ブラシがカーペットにからまった糸ゴミなどをかき出し、吸引口で吸い込むだけでなく、実は、吸引口の溝の部分(緑の囲み部分)ではサイクロン気流が発生しており、砂などの重さのあるゴミを浮き上がらせて吸引。この構造により、ヘッド周囲のゴミも巻き込むように吸引されます(下の動画参照)

実際にどれほどゴミが取れるのかを、フローリング、カーペット、畳で試してみました(下の動画参照)。

いずれも、1往復でゴミは視認できないレベルになり、フローリングの溝や畳の目をのぞき込んでみても、掃除機がけした部分にはゴミは残っていませんでした。これだけしっかりとゴミを取りつつ、カーペットでも動かしやすかったのも好印象です。また、自走式のヘッドのパワーはほどよい具合で、引っ張られる感はなし。手首をひねるだけで、方向も変えることができ、操作性にストレスはありません。

床すれすれまで本体を寝かして操作できるので、ベッドの下なども掃除しやすそう

床すれすれまで本体を寝かして操作できるので、ベッドの下なども掃除しやすそう

ゴミが残っているかを検知し、ランプの色で知らせてくれる機能も装備。自動モードで運転している場合は、ゴミの量に合わせて吸引パワーを調整してくれます

充電時間は約3時間で、自動モードで約30分連続使用できます。バッテリー寿命は約500回(充電回数)

また、ヘッドやハンドルを外し、付属のノズルを装着すれば、ハンディ掃除機にもなります。

ハンディ掃除機として使用する場合には、モップを入れるケースやヘッド、ハンドルをすべて分解します

ハンディ掃除機として使用する場合には、モップを入れるケースやヘッド、ハンドルをすべて分解します

本体にノズルを取り付ければ、ハンディ掃除機に。ちょっと変わった形ですが、吸引力は問題なし

本体にノズルを取り付ければ、ハンディ掃除機に。ちょっと変わった形ですが、吸引力は問題なし

軽さを重視した紙パック式キャニスター掃除機も発売

「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」と同じ、「サイクロンパワーヘッド」を搭載した紙パック式キャニスター掃除機「軽量紙パッククリーナー KIC-BTP2」も2018年7月上旬に発売予定(市場想定価格は税別19,800円)。商品名のとおり、軽いことが最大のウリで、本体重量は1.8kg。ホースの直径を従来製品より7mm細くし、やわらかい素材を採用したほか、全部品の設計を見直したことで、ホースやパイプ、ヘッドを含めた重量も3kgの軽さを実現しました。

「軽量紙パッククリーナー KIC-BTP2」の吸込仕事率は110Wですが、ヘッドを装着した実際のゴミ取れ性能は十分

ヘッドを外し、付属のノズルを装着すれば、エアコンの天面も掃除できます。本体か軽いので、本体を持ちながらの掃除もラクラク

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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