レビュー
ふわとろ台湾式、シャリシャリ日本式をこれ1台で

2色のかき氷が作れるようになった「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」で、夏を乗り切る!


もうすぐ夏本番。となると食べたくなるのがかき氷だが、近年は粉雪のようにふわふわな食感の「雪花氷(シェーファービン)」、つまり、台湾式かき氷の人気が高まっている。今回紹介するのは、そんな台湾式かき氷が手軽に作れるドウシシャ「電動ふわふわ とろ雪かき氷器 DTY-18」。その手軽さや本格派の仕上がりで大ヒットを飛ばした「DTY-16」(2016年発売)から数えて3代目となる最新モデルだ。専用の製氷カップにハーフサイズが追加され、見た目にも美しい2色のかき氷が作れるようになったとのことだが、最大のウリである「ふわとろ感」は果たして健在なのか。そして、2つの味が織りなす味わいとは? さっそく検証してみよう。

ハーフサイズの製氷カップを使えば、見た目にも美しい2色のかき氷が作れる!

「電動ふわふわとろ雪かき氷器DTY-18」(以下、DTY-18)の最大のトピックはズバリ、本体に付属する製氷カップにハーフサイズが追加されたことだ。従来モデルに同梱されていたのは、通常(フルサイズ)の製氷カップのみ。つまりこれまでは、マンゴーならマンゴー1色のかき氷しか作れなかったわけだが、ハーフサイズの製氷カップそれぞれで違う味の氷を作り本体にセットすれば、たとえばマンゴーミルク味なら、オレンジ色と白色のグラデーションが美しい2色のかき氷が簡単に作れてしまうのである。

ちなみに、台湾式かき氷ではシロップや練乳、フルーツジュース、牛乳などを凍らせた氷を削るのが一般的だが、こうした糖分が入った氷は通常の氷よりもやわらかいため、一般的なかき氷器だとうまく削るのが難しい。その点「DTY-18」は、やわらかい氷もしっかりと押さえて削れる独自の構造を採用している。さらに、刃の高さを変えて削り具合を調整することもできるので、ふんわり食感の台湾式かき氷と、シャリシャリ食感の日本式かき氷を作り分けられるのだ。

本体サイズは約145(幅)×200(奥行き)×355mm(高さ)で、重さは約1.2kg。ヒョイッと持ち上げられる軽さなので、収納場所からの取り出しや、キッチンからダイニングへの持ち運びも苦にならない。コード長は約1.3m

器を載せるトレイはワイドな設計。大きめの器も無理なく置ける

器を載せるトレイはワイドな設計。大きめの器も無理なく置ける

通常の製氷カップ1個と、2色のかき氷を作れるハーフサイズの製氷カップ2セット(4個)が付属する

通常の製氷カップ1個と、2色のかき氷を作れるハーフサイズの製氷カップ2セット(4個)が付属する

使い方を確認していこう。まずは天面のつまみを持って、上部のカバーを外す

使い方を確認していこう。まずは天面のつまみを持って、上部のカバーを外す

上部のカバー裏に設けられたスパイクで氷をしっかり押さえながら、本体底部の刃で氷を削っていく仕組みだ

上部のカバー裏に設けられたスパイクで氷をしっかり押さえながら、本体底部の刃で氷を削っていく仕組みだ

氷の吐出口の脇に刃の高さを変えるネジが付いており、これを時計回りに回すと粗く、反時計回りに回すと細かく、といった具合に氷の粗さを調整できる

製氷カップから氷を取り出し、本体にセット。カップに溝があるおかげか、比較的簡単に氷が取り出せた

製氷カップから氷を取り出し、本体にセット。カップに溝があるおかげか、比較的簡単に氷が取り出せた

トレイに器をセットしたら、準備完了。本体上部のスイッチは押している間だけ作動する仕様だ

トレイに器をセットしたら、準備完了。本体上部のスイッチは押している間だけ作動する仕様だ

左が細かめ、右が粗めの設定で削った氷だ。細かめにすると、粉雪のような口どけの台湾式かき氷らしい仕上がりとなり、粗めにすると粒感のあるかき氷ができあがった

各パーツは取り外して水洗いできるので、お手入れも簡単だ

各パーツは取り外して水洗いできるので、お手入れも簡単だ

ふわふわ、とろとろの食感に大満足!

それでは、実際にいろいろな台湾式かき氷を作ってみよう。「DTY-18」には付属のレシピが同梱されているので、まずはこれを見ながら作ってみる。最初に挑戦したのは2つの味を組み合わせた「ブルーベリー&グレープ氷×オレンジマーマレード氷」だ。

1品目は、2つの味を組み合わせた「ブルーベリー&グレープ氷×オレンジマーマレード氷」。オレンジジュース60g、マーマレードジャム25g、練乳10gを混ぜた液体と、グレープジュース60g、ブルーベリー35gを混ぜた液体をそれぞれハーフサイズの製氷カップに流し込み、冷凍庫へ

液体が完全に凍っていることを確認したら、氷を速やかに本体にセットする

液体が完全に凍っていることを確認したら、氷を速やかに本体にセットする

2つの氷の高さがそろっていないとうまく削れないことがあるので、材料は正確な分量で混ぜ合わせるように注意しよう

運転を開始すると削られた2色の氷が勢いよく落ちてくるので、器をクルクルと回して盛り付け具合を調節する

運転を開始すると削られた2色の氷が勢いよく落ちてくるので、器をクルクルと回して盛り付け具合を調節する

オレンジと濃い紫のコントラストが華やかな台湾風かき氷のできあがり。舌触りは想像以上になめらかで、ジェラートに近い印象だ。口に入れた瞬間、トロリととけていく食感がなんともたまらない

粉雪のような口どけのため、一気に食べても頭がキーンとならない。子どもも歓喜の表情を浮かべながら、あっという間に完食していた

スタンダードな1色の台湾式かき氷も作ってみることに。こちらはチョコレートシロップ30gと牛乳120g、練乳15gを用いた「チョコレート氷」だが、ピーラーで削ったかのような薄いかき氷ができあがり、ふわふわ感の中にシャリシャリ感が残る、ラクトアイス風の仕上がりとなった

いちごジャム60g、牛乳100g、練乳10gを凍らせた「いちごミルク氷」の出来映えはどうだろう? かつらむきしたかのような見た目は「チョコレート氷」と似ているが、こちらはややしっとりとした、“ふわとろ”の舌触り。いちごの粒感もほどよく残っており、これまた絶品だった

家族に大好評だったのが、クリームチーズ50g、ヨーグルト50g、砂糖20g、水60gを混ぜて凍らせた「チーズケーキ氷」。さらさら、ふんわりとした見た目はまさしく粉雪のようで、クリームチーズの濃厚な甘さと、ヨーグルトのほのかな酸味がベストマッチだった

レシピに載っていないオリジナルかき氷にもチャレンジしてみよう。まずは手軽さを重視して、グァバジュースとグレープフルーツジュースをそれぞれ凍らせた「グァバ氷×グレープフルーツ氷」から。

ややしっとり感に欠けるものの、シャリシャリのシャーベットとは違うふんわりとした口どけの食感が楽しめた

ややしっとり感に欠けるものの、シャリシャリのシャーベットとは違うふんわりとした口どけの食感が楽しめた

水とシロップを混ぜた液体に缶詰のパイナップルを入れた「パイナップル氷」と、カルピスに桃の缶詰を入れた「桃カルピス氷」を組み合わせて、「パイナップル氷×桃カルピス氷」を作ってみた。

シロップとカルピス部分はふわふわで、果肉部分はとろとろの食感。2つの食感が織りなす絶妙なハーモニーに、家族一同声をそろえて「うまっ!」

最後はちょっと冒険してみよう。コーンポタージュスープを凍らせて、目指したのはアイスの名作「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」!

食感はなめらかで口どけもよいが、当然ながら、味は冷たいコーンポタージュ。家族には賛同を得られなかったものの、冷製スープ好きの筆者としては“アリ”な味わいだった

仕上がりのバラツキが、むしろおもしろい!

今回の調理はすべて刃の高さを一定(細かめ)にしての検証だったが、凍らせた材料によって微妙に“ふわとろ感”が異なり、しっとり感が強いふわとろの時もあれば、ほどよいサラサラ感が残るふわとろの時もある。牛乳、練乳、チョコレート、果物などを使用しない時にシャリシャリ寄りになったので、糖度が高い材料のほうがとろっとしやすいのだろう。この点が個人的にはおもしろく、「今回はどうなるかな?」とワクワクしながら氷を削ることができ、それによって、オリジナルレシピの創作意欲も湧いてきた。

もちろん、肝心の味わいは文句なしに一級品。材料にこだわれば、無添加でヘルシーなかき氷を作れるところも大きな魅力だろう。暑い夏をおいしく、涼しく乗り切るためのアイテムとして、また、子どもの笑顔を引き出すための秘策として、ぜひ「DTY-18」をチェックしてみてほしい。

毛利真大

毛利真大

編プロでの広告制作、雑誌編集を経てフリーライター/エディターに。家電をはじめ、自動車、ファッション、ビジネス関連など幅広い分野で活動。86年、秋田県出身。「大曲の花火」とグミをこよなく愛する。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る