レビュー
寝床温度を33℃±1℃で快眠温度にしてくれる「FUTOCON」は送風もできる!

寝苦しさが解消! 送風で暑さが緩和される寝具「ふとんコンディショナー」がもう手放せない!!


あまりにも暑くて寝苦しいので、布団の中を理想的な温度にコントロールしてくれる、レイコップ「ふとんコンディショナー(FUTOCON)」を使ってみることにしました。ただし、今回試すのはマットから風が出てくる「送風」運転のみ。眠りやすさは変わるのでしょうか!?

ふとんコンディショナーの「送風」運転とは?

ふとんコンディショナーは、温度管理を行う本体と高反発のエアマットがセットになった寝具。エアマットに装着されたセンサーで寝床の温度や湿度をチェックし、エアマットへ送り込む風の温度や量をコントロールする「睡眠ケアモード」がウリです。睡眠ケアモードは、睡眠中は“快眠温度”と言われる33℃になるように調整されるのですが、人の体温変化に合わせ、寝入り時には若干温度を下げ、目覚め時には温度を若干高くするというように微調整してくれるのがポイント。入眠から起床までトータルで快適にしてくれます。2018年2月に開催された発表会で筆者も体験しましたが、33℃前後の布団はとても心地よく、布団から出たくない! と思うほどでした。

ふとんコンディショナーは、本体とエアマットを接続して使用。エアマット内に温風を送って適温にするのですが、エアマットは通気性のよい素材でできているので、その適温の空気はかけ布団のほうにも漏れ出すようになっています

エアマットの中枢となるエアサスペンサーは東洋紡と共同開発されたもの。硬さの異なる3層構造となっており、体にかかる圧力を分散してくれます

発表会では33℃前後の快眠温度を体験。運転スタートから10分も経たずに布団の中がポカポカになり、布団の中は暑過ぎず、カラッとしていて気持ちよかったです

33℃前後の快眠温度をキープするために欠かせないのが、寝床の温度や湿度を見張るセンサー。エアマットの中央付近に装着されています

■「ふとんコンディショナー」ってなに? という人はこちらの記事でチェック!

しかし、今は夏。日中は35℃以上の暑さ、夜間は気温が25℃を下回らない熱帯夜が当分続くと予想されている酷暑に寝床が33℃前後というのは……。冷房をガンガン効かせている人は快適かもしれませんが、控えめの冷房運転と扇風機で過ごしている筆者宅では少なくとも暑そう。でも、ご安心を! 睡眠ケアモードには、送風運転も用意されているのです。温度調整はせずに室内の空気をエアマット内に放出する運転となるため、冷風が出るワケではありませんが、冷房が効いた部屋で使えばひんやりとした寝床になるはず。しかも、エアマットは通気性がよいので、マットから出る風で寝汗も低減されるのでは? と期待がふくらみます。

購入時は本体とエアマットは接続されていないので、設置は自分で行います

本体を接続する位置は3か所から選択可能。なお、エアマットは現時点ではシングルサイズのみのため、写真のダブルサイズのベッドではサイズ違いとなりますが、今回はこのまま進めます

エアマットの通気口にユニットを固定し、本体と接続。なお、エアマットはそのままの状態でも使えますが、今回は夏の快眠を目指し、専用の夏用カバーも装着することにしました。夏用カバーは、ひんやりとした肌触りが得られる接触冷感となっています

送風では使用しませんが、通常の「睡眠ケアモード」ではセンサーを使用するため、センサーから出ているコードを本体に接続しておきましょう

睡眠ケアモードは初期設定で睡眠中の寝床温度が33℃になるように調整されていますが、もっと温かくしたい、少し温度を下げたいという人のために30〜36℃の範囲で変更可能。そして、さらに温度設定を下げると、送風に切り替わります

「送風」しながら寝てみよう!

さっそく、送風運転をオンにして寝てみましょう。今回体験するのは、60代の両親。父は昼間、炎天下で仕事をしているので体が熱を持ってしまい、夜になっても非常に寝苦しくて困っているといいます。また、母のほうは暑さの緩和だけでなく、マットの寝心地がいいのかが気になるとのこと。基本的に、筆者の両親は初見の家電製品には否定的なため、ふとんコンディショナーに対しても不信感を抱いているようです(笑)。なお、寝具はベッドではなく、床に敷くスタイル。前面パネルを外し、本体を上下逆さまにして吹出口が下にくるようにセットすれば、床に敷いた布団にも設置できます。

吹出口の位置が変わるだけで、接続方法はベッドに設置した時と同じです

吹出口の位置が変わるだけで、接続方法はベッドに設置した時と同じです

2台のふとんコンディショナーを設置しましたが、それほど圧迫感はありません。本体のサイズは、463.5(幅)×223.5(奥行)×526.5(高さ)mm

通常の睡眠ケアモードの場合、最初に行われる予熱(10分)の間は布団に入れませんが、送風運転はエアマットに風を送るだけなので、すぐに布団に入ることができます

送風の風量は3段階で調整可能。もっとも大きな風量(3段階)に設定すると、扇風機の「強」運転くらいの運転音がするので(下の動画参照)、風量は中間(2段階)がよさそうな気がします。

なお、運転の開始・停止はタイマーを使用すれば便利なのですが、就寝・起床の時間が決まっていないため、就寝前に手動で行います

検証する部屋の温度は29℃。就寝時にエアコンの冷房運転と扇風機をオンにしていますが、夜中2時頃にエアコンは切れるようにタイマー設定しているそうです。

今夜の室温は29℃で、湿度は70%を超えています。暑さも問題ですが、湿度が非常に高いので寝苦しいのは間違いありません

ふとんコンディショナーの睡眠ケアモード(送風)を開始しようと付属のリモコンで操作したところ、なんと、2台とも反応してしまいました。近い距離にふとんコンディショナーを複数台設置すると、1つのリモコンで複数台が反応する可能性があるようです。とはいえ、筆者の両親はだいたい同じ時間に就寝・起床するので、2台が一緒に動いたのはむしろラッキーかも(笑)

送風というと扇風機の風に当たるようにエアマットから風が出るように思われるかもしれませんが、ふとんコンディショナーの送風運転は超微風。ほのかに、出ているかな? というレベルです

思いっきり風を感じるほどの風量が出るわけではないので快眠できるのか不安でしたが、夜中に様子を見に行ってみたところ、ドアが開けた音にも気付かないほどぐっすり眠っていました。本体の運転音も問題ないようです

翌朝、父から「あれ(ふとんコンディショナー)は、いつまで置いておくの?」と質問されました。話を聞くと、いつもは暑くて途中で何度か目が覚めてしまうのだけれども、ふとんコンディショナーを使った夜は寝汗をかくことがなく朝まで眠れたので、ずっと置いておいてほしいとのこと(笑)。エアマットからはほのかな風しか出ていませんが、背中の風通しがよくなることで熱がこもらず、涼しく感じたようです。また、母も背中の暑さがなくなった! と高評価でした。マットから出る風は本当に微々たるものですが、もっと強い風だと、扇風機の風に長時間当たってダルくなるような症状が起こるかもしれないので、熱を取る、蒸れをなくすことができるこの程度がベストなのかもしれません。

エアマットの厚みは45mmほど。高反発マットなので体が沈みこまず、とてもラクだったとのこと

まとめ

その後も、ハンパない暑さが続く中、1週間ほどふとんコンディショナーを両親に使ってもらっていますが、本当に快適なようで、本気で購入を考えているそう。筆者も実際に寝てみたので、“風の出るマット”を手放したくない気持ちは理解できるのですが、寒い季節になり温度調整する睡眠ケアモードを使う際、メカに弱い両親が使いこなせるのか、カバーを洗濯する時に本体を取り外して再び設置することができるのか、フィルターの掃除はできるのかという3点を懸念しています。

エアマットはエアサスペンサー、インナーカバー、アウターカバーで構成されており、カバー類は洗濯機で、エアサスペンサーは40℃以下の水で手洗い可能(中性洗剤も使用してOK)。ただし、洗うためには本体やセンサーを取り外す必要があります

本体の吸気部に搭載されているフィルターは除菌率99.9%、防ダニ99.9%、脱臭率90%で、キレイな空気をエアマットに届けてくれます。なお、累計300時間の運転でフィルターのお手入れを知らせるランプが点灯。集じんフィルターは約1年に1回の交換が推奨されています

ただ、想像している以上に快適なのは間違いありません。今回試したのは送風ですが、快眠温度(33℃前後)にキープする温めの気持ちよさもかなりのもの。体温の変化に合わせて寝床の温度がコントロールされるので、電気毛布のように背中がちょっと熱くなり過ぎて寝汗をかいてしまったというようなこともなく、適度に暖かい空気で包まれているような感覚なのです。また、この心地よさはエアマットなくしては実現できなかったでしょう。筆者の母はマットにこだわっており、いくつか高価なマットを購入していますが、他メーカーのマットよりもふとんコンディショナーのエアマットのほうが好みの硬さで、かつ、背中の蒸れや暑さがないと大絶賛していました。寝具が変わるだけで、眠りやすさ、睡眠の質が変わるのは確か。価格は12万円強(2018年7月21日時点の価格.com最安価格)と高めですが、エアマットの寝心地がいいことと、通年で使える温度調整機能を総合すると妥当な価格かもしれません。

実は、ベッドにふとんコンディショナーを設置し、姪っ子にもひと晩寝てもらいました。翌日撤収したのですが、ふとんコンディショナーがなくなったことに気付いた姪っ子に「あの気持ちいいやつにゴロンってしたい!」と駄々をこねられたほど、気に入ってしまったようです。1度の体験でトリコになってしまうふとんコンディショナー、おそるべし!

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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