新製品レポート
家族みんなで使いやすい掃除機

独自の“Q型”が新しい! 三菱電機のコードレススティック掃除機「ZUBAQ」

ここ数年、掃除機の市場では、サッと取り出して使える手軽なコードレススティック掃除機が大人気。国内外のメーカー各社からさまざまなモデルが登場しています。なかでも、独自性で目をひくのが三菱電機の“iNSTICK”(インスティック)シリーズ。今回、このiNSTICKシリーズに「ZUBAQ」(ズバキュー)という名の新モデルが登場しました。一体どんなコードレススティック掃除機なのか、その特徴を見ていきましょう!

リビングに出しっぱなしもOK! 独自のQ型デザイン

三菱電機のiNSTICKシリーズといえば、既存モデルはコードレススティック掃除機でありながら空気清浄機能も搭載するという、1台2役の“個性派”掃除機でした。今回のZUBAQは、それとは異なる位置づけのモデルとして追加されており、コードレススティック掃除機としての機能に特化しています。空気清浄機能は搭載していません。

ポイントとなるのは、まずそのデザイン。本体の持ち手が円形状になっていて、充電スタンドに設置するとアルファベットの“Q”を縦長にしたような形になります。これを同社では「Q型スタンドクリーナー」と呼称。リビングなど生活空間に出しっぱなしにして、思いついたときにすぐ掃除ができるよう、スタイリッシュさに配慮した設計です。

というわけでこちらがZUBAQ(型番:HC-JXH30P-N)。持ち手が円形状で、充電スタンドに設置したところを横から見ると、アルファベットのQを縦長にしたような形になります

リビングに出しっぱなしにできるよう外観をスタイリッシュなデザインにしたり、シックな本体カラーを採用する点は、既存の“iNSTICK”シリーズと共通。クリーナー本体の重量は1.8kg(パイプ・ブラシ含む)。リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、充電時間は約90分。連続運転時間は標準モードで約40分、強モードで約8分

引き出すとスティック型、持ち上げるとハンディ型になるのが便利

特に注目したいのは、充電スタンドから取り出しやすい「ワンモーション設計」です。というのも、ZUBAQは一般的なコードレススティック掃除機と同様に、スティック型とハンディ型の2ウェイで使用できますが、充電スタンドから手前に引いて取り出すとスティック掃除機に、上に持ち上げるとパイプ部分が自動で外れてハンディ掃除機になるのです

つまり、スティック型とハンディ型を切り替える際に、いちいちパイプ部分を手動で付け替える必要がありません。スティック型でもハンディ型でも、思い立ったときにすぐその形で充電スタンドから取り出して掃除ができます。以下の動画をご参照ください。

充電スタンドから手前に引いて取り出すと、普通のスティック掃除機に。スムーズな動きでパッと取り出すことができるので、すぐに掃除を始められます

上方向に持ち上げると、スティックのパイプ部分が自動で外れてハンディ型になります。さらに、付属のアタッチメントは充電スタンドの側面にかけておくことができ、サッと装着できるようになっています。以下の動画は、エアブロー専用ブラシをスムーズに取り付けたところ

新開発JCモーターと新開発ブラシで吸引力アップ!

もちろん掃除機として、基本の吸引性能も高められています。三菱電機には、扇風機に始まりBtoB向けも含めて100年におよぶモーター開発の歴史がありますが、その技術を投入したZUBAQ専用の「JC(ジェットコア)モーター」が新たに開発されました。

コンパクトながら12万5,000回転/分を確保するこのJCモーターの搭載により、吸引性能の向上と軽量化を両立。フローリングはもちろん、カーペットやラグのゴミもしっかり吸い取れるよう吸引力を高めています。

エレベーター、自動車、電車、重機も動かす三菱電機のモーター技術を応用して開発された、ZUBAQ専用のJCモーター

JCモーターの分解イメージ。超高速回転と高効率化を実現し、吸引性能を向上させています

JCモーターの分解イメージ。超高速回転と高効率化を実現し、吸引性能を向上させています

また、モーターに加えてヘッドとブラシ部分も新しく開発されました。ヘッドは自走式で、ネオジウム磁石モーターを内蔵し、自走力とゴミのかき出し力を向上させています。ヘッド自体をコンパクトにしながら、その中で吸い込み口を広く取る設計とし、ブラシ面積を最大化。米粒などの大きなゴミでもしっかりとかき上げ、広範囲から吸引できるようになりました。

硬質ブラシによって、じゅうたんでも奥のほうからゴミをかき出します。新開発モーターによって吸引力を向上させたことで、床面とのすき間も広めに取ることができ、大きなゴミもしっかり取れるように

ブラシでかき上げたゴミがスムーズに本体へ吸引されるように改良した「ごみ旋回促進ブラシ室」など、ゴミ取り性能が改良されました

掃除のしやすいポイントいろいろ!

ここからは、掃除機能を見ていきましょう。Q型デザインと新開発モーター&ヘッドによって、掃除をしやすくするポイントが詰まっています。

まず上述の通り、ZUBAQはQ型デザインで持ち手が円形状になっているのが特徴ですが、そのおかげで、掃除する場所にあわせて適した持ち方ができるようになっています。持ち手に対して力のかけ方が最適になるので、手元への負荷が抑えられます。

床を掃除するときと、高いところを掃除するときとで、それぞれ最適なポジショニングで持つことができます

床を掃除するときと、高いところを掃除するときとで、それぞれ最適なポジショニングで持つことができます

同社従来モデルと比較して、掃除中に手元にかかる重量感が23%減、持ち上げ感が最大49%減に。階段掃除もラクラク

また、コンパクトなヘッドや細身のパイプに加え、ダストカップが手元側にある構造なので、クリーナー本体をほぼ水平に寝かせることが可能。おかげで、ソファの下などが掃除しやすくなっています。

本体をペタッと寝かせることが可能! 高さ6cmの場所までコンパクトなヘッドを進入させて掃除できます

本体をペタッと寝かせることが可能! 高さ6cmの場所までコンパクトなヘッドを進入させて掃除できます

ZUBAQをハンディ型にした場合は、通常のハンディブラシを使った掃除のほかに、ゴミを吹き飛ばしながら掃除できる「エアブロー機能」にも対応します。玄関やウッドデッキなど、外ゴミの掃除にぴったりです。

通常のハンディ用ブラシのほかに、エアブロー機能用のアタッチメント(左)が付属

通常のハンディ用ブラシのほかに、エアブロー機能用のアタッチメント(左)が付属

エアブロー機能を使えば、ゴミを吹き飛ばして掃除ができます。玄関などをキレイにしたり、通常の掃除機が届かない家具のすき間掃除などにも最適

「ふとんクリーンブラシ」も標準で付属していて、布団クリーナーとしても使えます。アレルパンチ植毛で、ダニの死がいや布団などのアレル物質を抑制

ダストボックスは丸ごと水洗い可能

ダストボックスの集じん容量は0.25L。帯電を抑制する加工が施されていて、ゴミを捨てやすいように工夫されています。サイクロンボックス、ダストボックス、回転ブラシなどは全て水洗い可能で、清潔に保てるのもうれしいところ。

ダストボックスは、どのポイントから回しても凹凸がかみ合いやすく、着脱しやすい設計になっています

ダストボックスは、どのポイントから回しても凹凸がかみ合いやすく、着脱しやすい設計になっています

ダストボックスのパーツは全て水洗いができ、キレイにお手入れできます

ダストボックスのパーツは全て水洗いができ、キレイにお手入れできます

家族みんなで気づいたときに“小掃除”するスタイルへ

三菱電機がZUBAQで提唱するのは、家族みんなで掃除をシェアする“小掃除”スタイル。最近多い共働きの家庭では、平日の日中にまとめて掃除機がけの時間を作れません。それならば、帰宅した家族それぞれが、汚れに気づいたタイミングでその個所をパッと掃除する“小掃除”スタイルにするほうが効率的で、家の清潔性を保てます。

そんな“小掃除”スタイルを実現するためには、汚れに気づいたとき、サッと掃除機を取り出せることが大事。リビングに出しっぱなしにしやすいうえ、機動性にも配慮されたZUBAQはうってつけでしょう。さらに軽量性も考えられているので、小学生くらいのお子さんが使ってお手伝いがしやすいのも魅力です。“家族みんなで使いやすい掃除機”として、注目したい1台です。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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