新製品レポート
液晶ディスプレイ搭載の新世代モデル

空気を見える化! ダイソンの空気清浄ファンヒーター「Pure Hot+Cool」3つの進化ポイント

ダイソンの空気清浄機能付きファンヒーター「Dyson Pure Hot+Cool」は、空気清浄機、扇風機、ヒーターの3つが1台に集約された便利家電です。もちろん扇風機は、独自の「Air Multiplier テクノロジー」を搭載した“羽根のないスタイル”。部屋の空気をキレイにしながら、夏は扇風機として、冬はヒーターとして、1年中使うことができます。

このたび、そんなDyson Pure Hot+Coolの新世代モデルが発表されました。大きく3つのポイントに分けて、その魅力をご紹介していきましょう。

Dyson Pure Hot+Coolの新世代モデル(左)は、2018年10月17日発売です。従来モデル(右)と比較して、サイズが大型化しデザインが変わりました。ちなみに価格はオープンですが、ダイソンストアでは7万円前後で販売見込みとのこと

夏場は扇風機に! 最大350°の範囲をカバーする首振り機能と、独自の「Air Multiplier テクノロジー」によって、毎秒290lの風を排出します。部屋全体の空気が均一になるよう、室内の空気を効果的に循環させる構造としています

そして冬場はヒーターに! 気流増幅部の配列を最適化し、室内の空気にムラがないように暖めます。自動温度制御機能も搭載しており、室内が設定温度に到達すると自動でヒーターをオフにして待機モードに切り替わります

1.フィルター内のHEPA材増量! 空気清浄機能が強化

Dyson Pure Hot+Coolのポイントは、ヒーターとして使う場合も扇風機として使う場合も、同時に空気清浄してくれること。ダイソン独自のアルゴリズムによって、内蔵センサーが室内をただよう微粒子や有害物質を自動検知します。

内部にはグラスHEPAフィルターを搭載するのですが、新モデルではここに組み込むHEPA材を従来モデル比で60%以上増量させているんです。さらに、有害なガス・ニオイ・煙などを吸収する活性炭フィルターも、従来比で活性炭の量を3倍以上に増やしたそう。PM0.1レベルの微細粒子を99.95%除去するという、強力な空気清浄能力が特徴です。空気清浄能力が向上し、目安としては30分で9畳、60分で24畳をカバーします。

内部に独自の空気清浄テクノロジーを搭載。レーザー計測によって微粒子の量を分析する上、有害ガス・ニオイセンサーでベンゼンやアセトアルデヒドなどのVOCやNO2などを検知し、空気をキレイにしてくれます

搭載されているHEPAフィルターの長さは9mにおよぶそう。アレル物質やバクテリア、花粉、カビ胞子なども逃しません。活性炭フィルターはトリス緩衝液を浸透させて吸収効率を高めており、ホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害ガスやニオイを取り除きます

フィルターの交換目安は約1年(1日12時間使用の場合)。交換用のグラスHEPAフィルターは4,000円、活性炭フィルターは3,000円(ともに税別)

シリーズ違いのDyson Pure Coolを使用した場合の効果測定結果がこちら。Dyson Pure Cool を45分間運転させると、空気中に浮遊している微小粒子物質の割合が7%に減少したそう

2.液晶ディスプレイ搭載! 空気の状態をリアルタイム表示

2つめのポイントは、本体に新しく液晶ディスプレイを搭載したこと。内蔵センサーが検知した結果をこのディスプレイに表示して、室内の空気の状態を“見える化”してくれるのです。表示はリアルタイムで更新されるので、常に最新の空気の状態を確認することができます。

ちなみに、ダイソンの液晶ディスプレイ付きの空調家電としては、2018年4月に「Dyson Pure Cool 空気清浄ファン」(ヒーター非搭載の空気清浄ファン)が発表されたのを覚えている方も多いかもしれません(→詳細はこちら!)。機能面で言うと、今回発表された新モデルは、4月に発表されたDyson Pure Cool 空気清浄ファンにヒーター機能が追加されたものとも言えます(外観は異なります)。

センサーによる計測結果を、本体フロントに備える液晶ディスプレイにリアルタイム表示してくれます

センサーによる計測結果を、本体フロントに備える液晶ディスプレイにリアルタイム表示してくれます

有害物質が検知されたときは、その物質名も表示されます

有害物質が検知されたときは、その物質名も表示されます

なお、Dyson Pure Hot+Coolには、本体の操作が行える専用リモコンアプリ「Dyson Link」が提供されていますが、センサーによる計測結果はこのアプリのほうにも共通して表示されます。本体から離れた位置にいても、手元のスマートフォンから常に最新の空気環境をモニターできます。

専用アプリのメインページで計測結果を確認できます。室内の空気がキレイなとき(左)と、有害物質が発見されたとき(右)。これまでの計測結果の履歴を見ることもできます

もちろん、普通にリモコンとしても使用可能。運転切替やスリープタイマー設定などの基本機能を、スムーズにコントロールできます

3.冬にうれしい機能を新搭載! 本体背面に排気する「ディフューズドモード」

3つめのポイントは、冬場にうれしい新機能「ディフューズドモード」が搭載されたことです。そもそもDyson Pure Hot+Coolは、空気清浄機能で取り込んだ空気を前面に排出し、扇風機の風として送風する仕組みになっています。

ところが冬場は、ヒーター機能をオフにしてただの空気清浄機として使いたい場合、この排出される風(=扇風機の風)が不要となります。そこで搭載されたのが「ディフューズドモード」。これをONにすると、排出される空気の角度が変わります。バッフルが前方の開口部をふさぎ、本体側面にある円形ループの後部から45°の角度で空気が排出されるようになるのです。

従来は本体フロントから風が排出されます(左)が、「ディフューズドモード」にすると、本体側面から排出されるように切り替わります(右)

Dyson Pure Hot+Coolの付属リモコン。緑の矢印が「ディフューズドモード」ボタン

Dyson Pure Hot+Coolの付属リモコン。緑の矢印が「ディフューズドモード」ボタン

「ディフューズドモード」をONにすると、右の表示に切り替わります

「ディフューズドモード」をONにすると、右の表示に切り替わります

また、出力W数が従来の1200Wから1400Wにアップしたことで、ヒーター自体の性能も向上しており、室内をより早く均一に暖められるようになりました。しかも、ヒーター機能は設定温度に達すると自動で停止し、室内温度が下がってくると再び自動でONになる仕組み。省エネ性にも配慮した仕様で、ムダなく効率的に部屋を暖めてくれます。これから秋〜冬に向かっていく今の時期はもちろん、1年中使える家電なので、常に買いどきとしてチェックしておきたい1台です。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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