新製品レポート
新機構でコードレス化を実現した東芝「TAS-X4」

電源コード付きでも使える2WAY機構! 業界初のコードレス衣類スチーマーが使いやすい!!


上の写真は2枚とも同じ製品ですが、どこが違うかわかりますか? 答えは、電源コードの有無です。この製品、2018年11月中旬に発売される東芝の衣類スチーマー「TAS-X4」。電源コードを付けた状態とコードレスの状態、どちらでも使用できるのがポイントです。体験会で実際に使ってみましたが、使いやすさがハンパじゃない! その様子をお伝えします。

カラーはシルバーとレディッシュブロンズがラインアップ。市場想定価格は14,000円前後

カラーはシルバーとレディッシュブロンズがラインアップ。市場想定価格は14,000円前後

コードレス化の課題である電動ポンプを廃した新構造を採用

一般的なアイロンの販売台数が年々減少しているのに対し、安定して売り上げを伸ばしている「衣類スチーマー」。ハンガーに衣類を吊したままスチームでシワを伸ばせる手軽さが支持されているのだが、東芝が調べたところ、電源コードにわずらわしさを感じている人がかなり多くいるのだそう。しかし、衣類スチーマーは垂直に持って使用しても安定してスチームを放出できるように電動ポンプが必要なため、そう簡単にコードレス化ができませんでした。そこで、TAS-X4は水タンク、気化室(スチームを発生させる空間)の形状や位置を見直すとともに、バルブ(弁)を採用することで、ポンプなしでも連続スチームを発生できる構造に改良。業界初のコードレス化を実現しました。とはいえ、通電していない状態(コードレス)では蓄熱で蒸気を作り出しているので、温度の低下にともないスチームも出にくくなってしまいます。そのため、コードレス仕様の連続使用時間は最長1分30秒。いったん充電台に戻し、温度を上昇させてから再びコードレスでアイロンがけするという使い方をしなければなりませんが、広範囲のシワを伸ばしたい時にこのような使い方をするのは少々手間。そんな事態にも対応できるように、TAS-X4は電源コードを付けたままでも使える2WAY機構とされました。

パッと見た感じは、一般的な衣類スチーマーと同じ。本体サイズは7.1(幅)×17.9(長さ)×13.7(高さ)cm

パッと見た感じは、一般的な衣類スチーマーと同じ。本体サイズは7.1(幅)×17.9(長さ)×13.7(高さ)cm

スタンドから持ち上げると、電源コードが付いた一般的なスタイルで使えます

スタンドから持ち上げると、電源コードが付いた一般的なスタイルで使えます

コードレス仕様にするためのポイントは、本体と電源コードの接続部にあり! 矢印の部分にあるスイッチを「コードレス」のほうにして本体を持ち上げると……

コードレスで使えるようになります

コードレスで使えるようになります

従来の電源コードの付いたモデルでは、本体が垂直になっても気化室に水タンクの水を送るために電動ポンプが不可欠でした

コードレスで使えるようにするため、新モデルでは電動ポンプの代わりにバルブ(弁)を採用。水タンクの形状や位置を調整するとともに、スチームレバーを引くとバルブが開き気化室に水が送られる仕組みとすることで、電力なしでもスチームが発生できるようになりました。

一般的な衣類スチーマーは手もとにあるボタンを押してスチームを放出させるタイプが多いのですが、TAS-X4はトリガーを採用しています。ボタンを押すよりも、自然な力で扱える印象。このトリガーは気化室へ水を送るためのバルブと連動しています

掃除機をはじめ、一般的にコードレスタイプの製品は電源コードの付いたものよりもパワーが劣る傾向があります。TAS-X4も電源コードの有無でスチーム量に差が出るのかをたずねたところ、連続使用時間が異なるだけで(コードレス時は最長1分30秒、電源コード付き時は最長7分10秒)、放出されるスチームの量に違いはないとのこと。コードレス時のスチームの出方は、下の動画で確認できます。

衣類スチーマーとしての実力を検証!

上の動画はたっぷりスチームが出る「シャワースチーム」の様子なのですが、パワフルなスチーム量をウリにしているタイプの衣類スチーマーに比べると、TAS-X4のスチーム量は控えめなような気も……。これで、どれほどシワが伸ばせるのかが気になるところ。そこで、実際にハンガーに衣類を吊したまま、シワを伸ばしてみました。

スチーム量の切り替えは、たっぷりの量が放出される「シャワースチーム」、一般的な量の「スチーム」、スチームを出さない「ドライ」の3段階で行えます

本体に水を入れ、スタンドに置いて加熱開始。設定温度まで立ち上げにかかる時間は約1分20秒です

本体に水を入れ、スタンドに置いて加熱開始。設定温度まで立ち上げにかかる時間は約1分20秒です

スチーム量はあえて一般的な量の「スチーム」を選択し、服の右側だけシワを伸ばしてみました(下の動画参照)

上の動画にあるように、TAS-X4を2回上から下にかけただけで右側のシワがキレイに! スチーム量を心配していましたが、まったく問題ないようです。今回は撮影のためゆっくりと動かしましたが、それでも所用時間は約20秒。慣れれば、連続使用時間1分30秒以内の時間でもシャツ1枚なら着て出かけられるレベルに仕上げられるのではないでしょうか

なお、コードレスで1分30秒使用し、スタンドに置いて再加熱して使えるようになるまでの時間は約40秒。使用時間が1分30秒より短いタイミングでスタンドに戻した場合、再立ち上げにかかる時間はこれより短くなります。

スチームには脱臭効果や除菌効果があるそうなので、なかなか洗えない衣類やニオイが気になった時にも役立ちます。コートなどの大物を脱臭する際には、電源コードを付けて使用するといいでしょう

アイロンとしても使える!

かけ面のある衣類スチーマーは、アイロン台を使用して衣類のシワを伸ばすことができます。TAS-X4のかけ面は、東芝のコードレスアイロンと同じように先端が細くなっているのでボタンまわりなどの細かいところまでしっかりアプローチ可能。また、温度設定が3段階から選べるため、素材に応じて最適な温度帯でアイロンがけできます。

先端は細いだけでなく、薄く作られているので、ボタンの下までしっかりアイロンがけ可能

先端は細いだけでなく、薄く作られているので、ボタンの下までしっかりアイロンがけ可能

かけ面の温度設定は、約200℃の「高」、約160℃の「中」、約120℃の「低」が用意されています

かけ面の温度設定は、約200℃の「高」、約160℃の「中」、約120℃の「低」が用意されています

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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