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世界的プロダクトデザイナー深澤直人がデザインした新時代の冷蔵庫

アクア、500Lクラスで最薄! 奥行き635mmの冷凍冷蔵庫「TZシリーズ」を発表

オープンキッチンやアイランドキッチンが珍しくなくなり、インスタグラムを中心としたSNSで自分のライフスタイルをオープンにする風潮が根付いた現代では、もはやキッチンも、「自分を表現する」ツール。キッチンにおける存在感が大きい冷蔵庫にも、高いデザイン性が求められます。そんな中、今回アクアが発表したのは、世界的プロダクトデザイナー深澤直人氏によってデザインされた、定格内容積512Lながら薄型設計の冷凍冷蔵庫「TZシリーズ」。2019年3月上旬発売予定で、市場想定価格は27万円(税別)前後です。

「TZシリーズ」のデザインを手がけた深澤直人氏(右)と、アクアジャパン代表の吉田庸樹氏(左)

「TZシリーズ」のデザインを手がけた深澤直人氏(右)と、アクアジャパン代表の吉田庸樹氏(左)

500Lクラスで最薄! 奥行き635mmの「薄型設計」。幅は830mmだけど意外と置ける?

世界的プロダクトデザイナーの手によるものというだけあり、非常に洗練された印象の「TZシリーズ」。その特徴はデザインだけでなく、500Lクラスで最薄という、奥行き635mmの「薄型設計」です。同社の従来機種より約8p薄くなったことで、キッチンスペースを有効活用できるほか、女性でも最上段まで手が届きやすいというメリットも。ただしその分、幅は830mm(設置幅は840mm必要)と、500Lクラスとしてはなかなかワイドな印象です。

キッチンスペースに制限が生まれやすい日本では、「冷蔵庫はスリムなものが好まれる」というのが定説ですが、アクアの調査によると、冷蔵庫置き場の幅が完全に固定された間取りというのは、近年だいぶ減ってきているそう。多くの世帯では、収納棚などを移動することでスペースの拡張が可能なため、ワイドな冷蔵庫も十分検討できる家庭が多いのでは、とのことでした。

カラーは、サテンシルバー(AQR-TZ51HS)とダークウッドブラウン(AQR-TZ51HT)。インテリアになじみやすい2色です。本体サイズは、830(幅)×1825(高さ)×635(奥行)mm。年間の消費電力は299kWhで、1日あたりの電気代は約22円

設置イメージ。世界観のあるインテリアに、しっくりとなじみます

設置イメージ。世界観のあるインテリアに、しっくりとなじみます

横から見た様子

横から見た様子

背面は平らに仕上げており、横から見てもすっきり。壁に接した設置もできるので、より省スペースですみます

背面は平らに仕上げており、横から見てもすっきり。壁に接した設置もできるので、より省スペースですみます

庫内の奥行きは510mm。デッドスペースになりがちな最上段の奥までよく見えて、手も届きやすくなっています

庫内の奥行きは510mm。デッドスペースになりがちな最上段の奥までよく見えて、手も届きやすくなっています

本体が薄いとスペースを広く使うことができるため、2人以上でキッチンに立つ場合も動線を確保でき、動きやすい!

「TZシリーズ」には、世界的プロダクトデザイナーである深澤氏のこだわりが随所に見られます。たとえば、扉の把手(とって)の角度。「R28」という、人の手の親指と人差し指の間にフィットする角度に仕上げられており、使いやすさとデザイン性を両立させた仕様になっています。

R28という曲線が、手にぴったりフィット。冷蔵庫の筐体の素材は直角に曲げるのは簡単ですが、曲線を作るのは高い技術力を要するものだそう

「キャップ」と呼ばれるドアの上のパーツも、ごく薄いものに。深澤氏の絶対的なこだわりから実現したものだそう

近年、シンプルでインテリアになじみやすいデザインの冷蔵庫は増えていますが、「TZシリーズ」がほかの製品とは一線を画す印象なのは、細部にまでこだわっているから。そのこだわりが、ぱっと見た時に受ける印象の差につながっているということですね。

収納しやすさ、見やすさ、鮮度へのこだわりも

デザインへのこだわりが詰まった「TZシリーズ」ですが、やはり冷蔵庫としてのスペックが気になります。もちろん、冷蔵庫としての機能にも妥協はしていません。

「TZシリーズ」の冷蔵室の容量は、250L。奥行きが短い分、幅が広いため、広々と庫内を見渡すことができるのがメリットです。冷蔵室には、大人の腰の位置に容量26Lの野菜室が設置されているため、かがまずに野菜の出し入れができるほか、肉や魚などの乾燥させたくない食品を収納する「フレッシュストッカー」も装備(容量18L)しています。

扉はフレンチドア(観音開き)。冷蔵室には、7つのロングLED庫内灯が設置され、庫内をすみずみまで照らします

野菜室「旬鮮野菜ルーム」は、外から冷やす半密閉構造。ルーム内の温度変化は1℃以内にコントロールされており、食材の乾燥を抑えます

「旬鮮野菜ルーム」には、「HCS-V(Humidity Control System-Vegetable)フィルター」を搭載。保存中の余分な湿気を放出することで結露を抑制し、野菜の水腐れを防ぎます

「旬鮮野菜ルーム」で保存した小松菜(右)と、「HCS-Vフィルター」を搭載していない野菜室で保存した小松菜(左)を比較すると、「旬鮮野菜ルーム」では、小松菜の乾燥率を約81%も抑制できているという結果に

「フレッシュストッカー」は幅約66pで、パック肉なども重ねることなく収納がしやすい仕様。天面ガラスから中を見渡せるので、食品の使い忘れや重ね買いも防げます

冷凍庫は、500Lクラスで最大の180L(製氷ユニット含む)という大容量。6つのボックスに分かれているため、整理整頓がしやすいのもうれしいですね。全ボックスが「-18℃冷凍」となっています。また、ファン遮蔽装置を搭載した独自の「旬鮮フリーザー」が、庫内の温度変化を抑えることで、食品に霜が付くのを防ぎ、鮮度を保ちます。

冷凍室にも2つのLEDを搭載

冷凍室にも、2つのLEDを搭載。上段右は、急速冷凍で食材の栄養とおいしさを封じ込めるクイック冷凍コーナー。中段は食パンなども入れやすい深さ、下段は500mlのペットボトルを立てて収納できる深さがあります

ファン遮蔽装置によって、霜取り運転時の庫内温度の上昇を防ぎます

ファン遮蔽装置によって、霜取り運転時の庫内温度の上昇を防ぎます

ファン遮蔽装置。通常運転では、冷気をファンで送り込み、庫内を冷却(左)。霜取り運転時はカバー(矢印)を閉じることで風路を遮断。暖気をブロックします(右)

「旬鮮フリーザー」で冷凍したひき肉(左)と、通常冷凍したひき肉(右)。「旬鮮フリーザー」で冷凍したひき肉は霜がほとんどついていないことがわかります。乾燥率が約50%抑制されていることで、このように鮮度を保てるのだそうです

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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