レビュー
吉田カバンとソフトバンク系のSB C&Sがコラボ!

スマホが充電できる「ポーター」のビジネスリュックを1週間使い倒してみた!

ソフトバンクのグループ会社であるSB C&Sと吉田カバンは、次世代バッテリー技術「Power Leaf(パワーリーフ)」を採用するモバイルバッテリー搭載ビジネスバッグ「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を発売中だ。

吉田カバンのオフィシャルオンラインストア価格は、59,400円(税込)。

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」の正面。上下に2つのポケットを搭載する

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」の正面。上下に2つのポケットを搭載する

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」の側面。左右にひとつずつサイドポケットを搭載

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」の側面。左右にひとつずつサイドポケットを搭載

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」の背面。ショルダーストラップにモバイルバッテリーのコントローラーを搭載できる

ここでは、本モデルの使い勝手をリサーチすべく、1週間使い倒してみた。

スマホ1台を1回充電できる次世代バッテリーを搭載

本モデルの最大の特徴は、次世代バッテリー技術「Power Leaf」を採用したモバイルバッテリー「Ceramic Battery Board」が付属していること。切断しても発火や液漏れが発生しない安全性と、容量3550mAhながらも約4.7mmの薄さと250gの軽さを実現している。サイズは、横16×縦25cmとコピー用紙A4サイズとA5サイズの間くらいの大きさだ。

「Power Leaf」は、セラミック素材のバッテリー。発火や爆発が生じないバッテリー素材で、液漏れの心配もなく、衝撃や切断後も安全に放電される。素材自体の厚みはわずか0.38mmで、紙のように自由に湾曲させることができるため、さまざまな形状の製品へと加工できる

「Ceramic Battery Board」と厚さ約2mmの500円玉を並べてみた。厚さ4.7mmの「Ceramic Battery Board」は、一見クリップボードのように見えるほど薄い。端子を備える側面のみ少し厚く設計されており、出力用USBポートとしてtype-Aとtype-Cを各1基と、入力用microUSBポート1基が搭載されている

本体のメインコンパートメントのそばには、「Ceramic Battery Board」が収納できる専用ポケットが設置されている。いっぽう、充電のオン/オフ操作が可能で、入力/出力端子を備えるコントローラーはショルダーストラップに取り付けられており、両者は付属の専用ケーブルでつなぐ。つまり、バッグから「Ceramic Battery Board」を取り出すことなく、コントローラーから充電と給電が行えるわけだ。

「Ceramic Battery Board」のポケットは、背面上部に設置。しっかりと収納すると、ケーブルだけをショルダーストラップのほうへと配線できる

「iPhone X」を充電している状態。ポケットに収納した「Ceramic Battery Board」から延びたケーブルは、ショルダーストラップの面ファスナーの中を通って、ショルダーストラップ上のコントローラーへ。そして、コントローラーと「iPhone X」は、別売のLightningケーブルで接続している。なお、ケーブルとコントローラーは左右どちらのショルダーストラップにも配置可能だ

「Ceramic Battery Board」自体の充電は、付属の約1mのUSBケーブル(type-A→microUSB)をコントローラーにつないで行う。

「ポーター」のロゴが刻印されたコントローラー。USBケーブルを入力端子側につなげば、「Ceramic Battery Board」自体の充電もポケットから出さずに行える

「Ceramic Battery Board」の容量は3550mAh。たとえば、バッテリー容量が2716 mAhとされる「iPhone X」や、2658mAhとされる「iPhone XS」、3174mAhとされる「iPhone XS Max」、2942mAhとされる「iPhone XR」などのスマートフォンを、1回フル充電できるはずだ。出力電圧/電流の公称スペックは、5V/最大3A。ほかの一般的なモバイルバッテリーと比べても、遜色ないと言ってよいだろう。

【主要スマートフォンやタブレットのバッテリー容量一覧はこちら】
《2019年》失敗しないモバイルバッテリーの選び方、そしておすすめ8製品

実際に「Ceramic Battery Board」を使用して「iPhone X」を通勤中に充電してみた。バッテリー残量が37%の状態から18分間充電して、54%まで上昇。また別の日、45%の状態から36分間充電して77%まで上昇した。だいたい1分3〜8秒で1%充電できた計算だ。実はこの2回の充電中、アプリの「DAZN」で20分前後、動画視聴していたので、充電環境や個体差にもよるが、使用しながらでも比較的速い充電を行えることがわかった。もちろん、「iPhone X」などに付属するApple製「5W USB電源アダプタ」(出力電流1A)を使用したときよりも速く充電できるということになる。

ちなみに、「iPhone X」と同じくLightningケーブルを使えばBluetoothイヤホン「BeatsX」が、type-CのUSBケーブルを使えば「MacBook Pro」も充電できた。

充電中の使い勝手も良好だった!

次に、「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を実際に背負ったときの使い心地をチェックしていこう。

身長179cmの筆者が背負った様子。見た目のバランスは、個人的には大きすぎず小さすぎずちょうどよいと感じた

背負ったときの最初の印象は、一般的なリュックと何ら変わりなかった。「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」が約1300gで、「Ceramic Battery Board」が約250gの計1550gと、一般的なリュックに比べると、数値的には多少重いほうだが、実際は気になるほどではなかった。写真では、右側のショルダーストラップにケーブルやコントローラーを配置したが、左右を比べても違和感はなく、背負い心地に影響はなかった。

コントローラーと機器をつなげるUSBケーブルは自分で用意する必要があるが、充電しながらスマホをいじったり、充電しているスマホをリュックサック本体のサイドポケットに入れたりするには、50cm程度のUSBケーブルを選ぶと使い勝手がよかった。

ケーブルの大部分は面ファスナーで挟み隠されている

ケーブルの大部分は面ファスナーで挟み隠されている

ショルダーストラップをどのくらいの長さに設定したかにもよるが、コントローラーは肩周りに位置する。コントローラーの外側に充電のオン/オフボタンが配置されていて、直視せずとも操作できた

スマホを充電しながら使用しているシーン。このようなスタイルなら、50cm程度のUSBケーブルがかさばらずちょうどよい

充電中のスマホをリュックのサイドポケットに入れている状態。リュックを背負いながらでも、充電中のスマホを出し入れできる。また、ショルダーストラップの下部にクリップが付いているので、ケーブルがムダにたるんだり、ブラブラしたり、からんだりしないのがうれしかった

50cmのUSBケーブルを使用すれば、充電したままズボンのポケットにも入れられるし、もちろん電話応答も可能だ

紛失しにくいギミックもあり! ビジネスシーンにぴったりの高品質リュック

最後に、「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」のリュックサックとしての仕様もチェックしていこう。

本体の生地の素材には、上品な光沢を持つナイロンツイルを採用。さらに、表面には「テフロン ファブリックプロテクター」加工が、裏面にはPVC加工が施されており、防汚性や撥水性が高められている。

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」の表面。ブラックの光沢が美しい。ちなみに、吉田カバンは1935年の創業以来、日本製にこだわってカバンを作り続けてきた老舗カバンメーカー。「ポーター」は同社のメインブランドで、ジャパンメイドの技術と伝統を生かした素材/パーツ/縫製への強いこだわりが、国内外問わず高い評価を得ている

実際に「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を雨の日に使用して、水滴がついた様子。しっかりと撥水していた

実際に「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を雨の日に使用して、水滴がついた様子。しっかりと撥水していた

背面のアップ写真。メッシュ素材を採用しており、通気性はよさそうだ

背面のアップ写真。メッシュ素材を採用しており、通気性はよさそうだ

メインコンパートメント内には、独立したPCポケットや、ペン差し、オープンポケットが設けてあり、ビジネスで使用する道具を整理しながら収納しやすい。

メインコンパートメント内。内装は「ポーター」おなじみのオレンジ色を採用

メインコンパートメント内。内装は「ポーター」おなじみのオレンジ色を採用

クッション性のあるPCポケット。「MacBook Pro」の15インチモデルもすっきりと収納できた

クッション性のあるPCポケット。「MacBook Pro」の15インチモデルもすっきりと収納できた

ある日の持ち物。仕事帰りに行くスポーツジム用のランニングシューズ(28cm)や水筒、ランニングウェアなど、この荷物量で本体の収納量に対して8〜9割程度だった。「Ceramic Battery Board」は薄いため、収納量に影響はないと考えてよい

なお、「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」には、あるギミックが隠されている。それは、正面下部のポケット内に搭載された、スマートトラッカー「Tile(タイル)」(別売)用の専用ポケットだ。

「Tile」は、スマートフォンとBluetooth連携し、探し物を音で探せるスマートトラッカーだ。「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」に入れておけば、万が一リュックを置き忘れたときに地図上で(最後に検知した)場所を確認できたりする。

「Tile」専用の小さいポケットを搭載

「Tile」専用の小さいポケットを搭載

「Tile」の専用アプリ画面。右の写真のようにBluetoothの接続範囲内であれば正確な現時点の場所をチェックしたり、音を鳴らして場所を教えてくれたりする

【まとめ】ビジネスライフをよりスマートに過ごしたい人へ

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を1週間使い倒してみたが、使い勝手はおおむね良好だった。やはり1番の魅力は、スマホやBluetoothイヤホンの充電を忘れたときに強い味方となってくれたこと。スマホ1台分のバッテリー容量ではあるが、充電を忘れたときの緊急時用としては大いに活躍してくれた。充電スピードが速く、充電しながらスマホをいじれることもありがたかったし、リュックからバッテリーをわざわざ出し入れする必要もなかったので非常に快適に使用できた。「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を背負っていれば、“仕事で外回り中、目的地周辺の地図を見たいのにスマホのバッテリーが3%を切っていて焦る”、なんてこともなくなるだろう。

「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」は、リュックサックとしての性能も抜群だ。1週間、通勤に使い続け、仕事帰りに飲食店やスポーツジムに行くときも一緒だったが、目立つ汚れや傷もついておらず、常に上品な黒い光沢を楽しめた。もちろん長年ファンに愛される「ポーター」ブランドの“つくり”は、しっかりしていて信頼がおけた。個人的には、内部に「Ceramic Battery Board」が入っているため、荷物が少ないときに本体が型崩れしないのもうれしいポイントだった。

「ポーター」のビジネス向けリュックサックとしては、税込59,400円と少々高額だ。しかし、3550mAhの超薄型モバイルバッテリーを使用できるうえに、今までにないほど快適に“ながら充電”が行える。同モデルはこれでしか体験できない機能を持つと考えれば、59,400円という価格の印象も変わってくるはずだ。

4月からの新生活。ビジネスライフをよりスマートに過ごしたい人は、新調時、買い替え時、「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」を選択肢のひとつに入れても問題はない。

ちなみに、「PORTER RUCKSACK × Power Leaf」と同じ「Ceramic Battery Board」を搭載したスリングショルダーバッグ「PORTER SLING SHOULDER BAG × Power Leaf」も発売中

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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