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コンパクトモデル「V7 Slim」も同時発表

手元で“残り運転時間”が見える! ダイソンのコードレス掃除機「V11」はパワフルで便利に進化

ダイソン(dyson)から、コードレススティック掃除機の新しいフラッグシップモデル「Dyson V11」(以下、V11)が発表されました。ダイソンの掃除機といえば“変わらない吸引力”のキャッチコピーでおなじみですよね。最新のV11はその高いパワーに加え、手元の液晶ディスプレイで残りの運転時間を確認できるようになったんです。よりパワフルに、そして便利に進化したV11の詳細を、3つのポイントに分けてご紹介しましょう。

V11のほかに、コンパクトモデルの「V7 Slim」も同時発表されました。こちらも後ほどご紹介します。2機種とも、公式オンラインストアで2019年3月20日から、各家電量販店で4月3日から順次発売が開始されます。いずれも価格はオープン

V11の基本をチェック!

まずは、V11の基本スペックを見ていきましょう。ダイソンのコードレススティック掃除機といえば、そのカラフルでスタイリッシュなデザイン性と、手元に搭載した「クリアビン・サイクロン・モーター」による高いパワーが特徴。14個のサイクロン(コーン)を同心円状に配置することで高い遠心力を生み出し、吸い取ったゴミを空気から分離する仕組みです。

V11も、このあたりの基本構造は前世代モデルの「V10」を継承しています。このほか、運転モードは「エコモード」「中モード」「強モード」の3種類を備え、フィルター性能を高めて排気のクリーンさにも配慮するなど、基本は従来シリーズの魅力を引き継ぎながら進化しているのがポイントです。

こちらがV11。最長運転時間は60分(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール使用時)。本体重量は2.72kg(ソフトローラークリーナーヘッド装着時)です

V11シリーズとしては、スタンダードモデル「V11 Fluffy」のほかに、自立式充電ドックを同梱する「V11 fluffy+」や、より強力な「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」を付属する「V11 absolute」など3種類を展開

14個のサイクロンによって79,000G以上という強力な遠心力を生み出し、ゴミやホコリを空気から分離する基本スペックはV10と共通。しかし搭載するモーターが最新世代になり、よりパワーアップしています

ダイソンのコードレススティック掃除機の特徴である「ソフトローラークリーナーヘッド」ももちろん健在。赤と青のナイロンフェルトで大きなゴミを捕らえ、静電気の発生を抑える黒いカーボンファイバーブラシで微細なホコリやハウスダストを床から取り除く設計です

フィルターの性能にも配慮。0.3μの微細な粒子を99.97%捕らえられる設計で、クリーンな空気を排出します

フィルターの性能にも配慮。0.3μの微細な粒子を99.97%捕らえられる設計で、クリーンな空気を排出します

【進化ポイント1】新開発「ダイソン デジタルモーター V11」

それではV11の何が新しくなったのかというと、まず内部のモーターです。ダイソンでは今回V11の開発にあたり、モーターの全パーツを見直して改良を図ったそう。そして完成された新世代の「ダイソン デジタルモーター V11」を採用しています。毎分最大125,000回転というスペック的な数字はV10と同じですが、今回は新しくモーター部に「3段階のディフューザー」を搭載しました。

このディフューザーで、モーターから出てくる空気の流れを整えて吸引力を向上させつつ、さらに騒音まで抑える設計になっているのが特徴です。また、インペラーの設計も改良してより効率よくゴミを吸い込めるようにしました。同社の発表によれば、そのおかげでV10よりも吸引力が25%アップし、同時に運転音が11%静かになっているとのことです。

こちらがV11のモーター部。前2つの薄いディフューザーがモーターから出る空気の流れを整える役目を担い、乱気流を低減することで吸引力を向上させています。さらに、残りひとつのディフューザーで騒音を低減し、音響を改善する構造

V10のモーターと比較すると、新しくなったディフューザーの分だけ大型化しているのがわかります。それもあって、V11本体の重量はV10より160g増加していますが、このあたりは性能のために割り切っているよう

以下は、V11でゴミを吸い取っている様子です。さすがの吸引力という感じ。

V10と運転音を比較しているのが以下の動画。前半がV10、後半がV11です。雑音の多い環境下、カメラ内蔵マイクで録音しているのでわかりにくいかもしれませんが、V11のほうが少し抑えぎみの音になっています。

【進化ポイント2】手元の液晶で、残りの駆動時間が見える

もうひとつ、V11の特徴として大きいのが、手元に液晶ディスプレイを搭載した点です。掃除機で液晶ディスプレイとはどういうことかと思いますが、このディスプレイに「残りの運転時間」を表示してくれる機能が付いたのです。

特にバッテリー残量を表示するのではなく、「37:02」のように具体的な残り時間の数値を教えてくれるのがうれしいところ。V11は、内部に高密度の7セルリチウムイオンバッテリーを搭載し、公式スペックで最大60分(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール使用時)の連続運転に対応します。掃除をしながらリアルタイムで「あと何分」と把握できるのは便利ですよね。

写真のように「37:02」といった感じで具体的な残り時間を表示してくれます。内蔵のシステムモニタリング機能と高度センサーが毎秒4回バッテリー容量を計測して、本体とヘッドの出力を最適化する設計。使用頻度にあわせてユーザーの使用傾向を学習する機能も搭載されており、使用を継続することで残量表示の精度も向上するそう

しかもこちら、内部のプロセッサーが「運転モードの種類」「接続しているヘッドの種類」「床面の状態」などを総合的に認識して、残り時間をリアルタイムで算出する仕組みです。なので、運転モードを変更したり、フローリングから畳に移動したりすると、それにあわせてちゃんと残りの運転時間表示が変更されます。

3種類の運転モードを切り替えたり、床面を移動したりすると、ちゃんとリアルタイムで状況を把握して残り時間の表示を変更してくれます

残りの運転時間だけではなく、通気孔が詰まっていたり、フィルターがきちんと閉まっていないような場合も、この液晶ディスプレイで確認個所をアニメーションで表示してくれます

【進化ポイント3】充電用のスタンドが付属! アタッチメントも収納しやすい

V11シリーズの中で、「V11 absolute」と「V11 fluffy+」には、自立式の専用充電スタンドが同梱されることにも注目。自立式なので壁に固定しなくてもよいうえ、付属ツールもまとめて収納することができて便利です。なお、スタンダードモデルのV11 Fluffyにはこの充電スタンドが付属せず、従来と同じ壁掛け型の充電システムとなります。製品選びの際には、このあたりも含めてポイントになりますね。

充電スタンドは自立式なので、壁に固定する必要はありません。各種ツールも収納できるので便利です。パイプやヘッドを付け替えた状態でも、そのまま収納できることに注目

付属ツールを本体のパイプに取り付けたままで掃除ができるようになりました

なお、付属する各種ツールは本体のパイプに取り付けたまま掃除が行えるようになっており、アタッチメントの交換がしやすくなっています

ダストカップの構造はV10を継承。赤いレバーを下におろすことで、ゴミ箱の中に向かってまっすぐにゴミを排出できるようになっています

日本の住居にあわせて設計されたコンパクトな「V7 Slim」

ここからは、V11と同時発表された「V7 Slim」について簡単にご紹介しましょう。本機は、ダイソンの開発陣が「日本の家庭向けに設計した」とアピールするモデル。簡単に言うと、メカ的には2017年に登場したスタンダードモデル「V7」と同等ながら、本体サイズをコンパクト化した製品です。具体的には、パイプ部が短くなり、ヘッドも小型化されました。

こちらがV7 Slim。コンパクトなモーターヘッドと短くなったパイプ部により、本体重量は2.2kgに

こちらがV7 Slim。コンパクトなモーターヘッドと短くなったパイプ部により、本体重量は2.2kgに

同時発表されたV11(ダイソン掃除機のスタンダードなサイズ)と比べてみると、そのコンパクトさがわかりやすいです

搭載するモーターのほか、クリアビンからのゴミ捨て方法などサイズ以外の基本設計はV7と共通です

搭載するモーターのほか、クリアビンからのゴミ捨て方法などサイズ以外の基本設計はV7と共通です

とはいえ、コンパクトになってもダイソンならではの吸引力は健在。内部に搭載するのはV7と同じ「ダイソン デジタルモーター V7」で、コンパクトになったヘッド内にはカーボンファイバーとナイロン素材のブラシを装備。最長30分の駆動に対応します。

というわけで最後に、V7 Slimで掃除をしている様子をご覧ください。ダイソンのコード付きキャニスター掃除機と比べても遜色ないパワーを発揮しています。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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