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パルセーターを改良し、より高い洗浄力を実現

ついにパナソニックの縦型洗濯乾燥機にも洗剤・柔軟剤の自動投入機能が搭載!


近年人気の洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した縦型洗濯乾燥機が、ついにパナソニックから登場! これで、この機能を備えた縦型は日立とパナソニックの2メーカーとなりました。両メーカーの違いも交えつつ、パナソニックの新モデルの特徴を紹介します。

新モデルは、ガラストップのフタを採用。押さえの金具などを取っ払い、フレームレスにすることで手入れをラクにしたほか、よりサニタリー空間になじむようにしたのだそう

パナソニックの自動投入のこだわり

洗濯機に装備されたタンクに液体洗剤や柔軟剤を入れておけば、洗濯機が自動で最適な量とタイミングで洗剤や柔軟剤を投入してくれる洗剤・柔軟剤の自動投入機能は、洗濯のたびにいちいち手動で入れる手間がなく、洗剤や柔軟剤の使いすぎも防げるのでムダなコスト削減にもつながるなど、非常に便利なもの。2017年にパナソニックが業界初でドラム式洗濯乾燥機に搭載し、続いて、2018年に日立がドラム式洗濯乾燥機(ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SX110C)と縦型洗濯乾燥機(ビートウォッシュ BW-DX120C)に採用したものの、この機能を搭載した洗濯機を発売しているのはパナソニックと日立のみでした。今回、パナソニックが新たに縦型を発表したことにより、縦型の選択肢が拡充。日立の縦型(ビートウォッシュ BW-DX120C)は洗濯容量12kgと大きめなのに対し、パナソニックの新モデルは洗濯容量10kg、9kg、8kgの3機種となっており、設置の問題から購入をあきらめていた人も自動投入機能搭載機が選びやすくなりました。

左から容量(洗濯/乾燥)8kg/4.5kgの「NA-FW80K7」(市場想定価格21万円前後)、9kg/4.5kgの「NA-FW90K7」(市場想定価格22万円前後)、10kg/5kgの「NA-FW100K7」(市場想定価格23万円前後)。いずれもサイズは599(幅)×664(奥行)×1,089(高さ)mmで、カラーはNA-FW100K7がシャンパンとホワイト、NA-FW90K7がブラウン、NA-FW80K7がホワイトとなっています。2019年6月25日発売予定

液体洗剤や柔軟剤の自動投入は、注射器のように洗剤や柔軟剤を押し出して投入する仕組みとなっています。洗剤または柔軟剤を投入した後にはキレイな水で経路が洗浄されるので、詰まりにくく、洗剤と柔軟剤が混ざることもありません。このような構造は基本的にパナソニックも日立も同じですが、洗剤と柔軟剤のタンクの設置場所が異なり、日立は洗濯機の手前側、パナソニックは奥側の配置となっています。これは、従来から操作部を後方配置とすることで洗濯槽と人の距離を近くし、洗濯物を出し入れしやすくしている使い勝手を保持するためなのだそう。

操作部を後方に配置し、手前側を低くすることで、洗濯槽の奥まで手が届きやすくしています

操作部を後方に配置し、手前側を低くすることで、洗濯槽の奥まで手が届きやすくしています

洗濯槽より奥に、液体洗剤や柔軟剤を入れておくタンクを装備。タンク正面に目盛りが付いているので、残量がわかりやすい!

タンクの中にはフィルターが装備されており、髪の毛などが入り込まないように工夫されています

タンクの中にはフィルターが装備されており、髪の毛などが入り込まないように工夫されています

自動投入の仕組みは、同社のドラム式洗濯乾燥機と同じピストンポンプ式です。洗濯機が布量を検知したあと、最適な量の液体洗剤や柔軟剤を投入。その後、キレイな水で経路に残った洗剤・柔軟剤を洗い流します

液体洗剤や柔軟剤の補充は、上部を引き出して注ぐだけ。容量は液体洗剤のタンクが約390ml、柔軟剤のタンクが約490mlで、詰め替え用パウチ1本分が入りきるようになっています(お得用や銘柄など、一部入りきらないものもあります)

もちろん、タンクは取り外し可能

もちろん、タンクは取り外し可能

フタを開けて水洗いできるほか、この状態で液体洗剤や柔軟剤を注ぎ入れるのもOK

自立するので、取り外して注ぎ入れるのもやりやすいでしょう

自立するので、取り外して注ぎ入れるのもやりやすいでしょう

なお、日立製の自動投入のタンクは洗濯機の手前側に配置されています

なお、日立製の自動投入のタンクは洗濯機の手前側に配置されています

ちなみに、タンクに入れた液体洗剤や柔軟剤とは異なる種類を使いたい時には、自動投入機能を解除してから運転をスタートします。洗濯機が洗濯物の量を検知し、必要な洗剤量を表示してくれるので、普通の洗濯機と同じように洗剤ケースに注ぎ入れましょう。

操作部の左側にある「洗剤」を押し、項目が点灯しないようにすると自動投入機能が解除されます

操作部の左側にある「洗剤」を押し、項目が点灯しないようにすると自動投入機能が解除されます

手動で洗剤や柔軟剤を入れるケースは、タンクの隣にあります。粉末洗剤を使う時も、このケースに入れましょう

しっかりかくはんさせることで洗浄力をアップ!

パナソニックの縦型洗濯機(上位モデル)は、洗剤を直接洗濯槽に投入するのではなく、洗剤ケースで泡立ててから槽に注ぎ入れる「泡洗浄」が特徴。最初から泡の状態で洗うことができるので、繊維の奥にも浸透しやすく、かつ、洗剤の効果をすばやく引き出すことができます。この洗浄方法はそのままに、新モデルはパルセーターを改良。従来よりもパワフルな水流を生み出して洗濯物をすばやく上下内外に動かして洗うことができるようになり、これまでよりもムラを抑えて洗浄できるようになったといいます。なお、この新モデルには温めた洗剤液とお湯で洗う「温水機能」は搭載されていません。

パルセーターの羽根の形状が改良され、羽根の高さが増しました

パルセーターの羽根の形状が改良され、羽根の高さが増しました

俯瞰から見るとわかりづらいのですが、横から見ると羽根が高くなったことがわかります。パッと見た感じは旧タイプのほうが高いのですが、凹んだ部分から上部までの距離が新タイプのほうが長く、羽根の断面積が大きくなりました

羽根の断面積が大きくなると、より水をとらえることができるようになります。すると、大きな水流が生み出され、かくはんの効率がアップ。パルセーター近くの洗濯槽下のほうだけでなく、上部の水流も強くなっているのが下の動画で確認できます。

実際に、どのくらい洗濯物の動きに差がでるのかを見てみましょう(下の動画参照)。新旧モデルそれぞれに白いハンカチ50枚を入れて洗濯をスタートし、同時に黄色いハンカチを投入。その黄色いハンカチの動きを見ていると、新モデルのほう(右側)が、すばやく中に引き込まれ、左右に動いたり、上に出てきたりと位置が入れ替わっていることがわかります。縦型洗濯機はかくはんの際に衣類がこすり合わさることで汚れが落ちるので、しっかりとかくはんできることはとても重要なのです。
※従来モデルと比較した実演は「NA-FA100H7」という別の洗濯機ですが、新しいパルセーターを備えており、今回紹介した新モデルでも同様の水流が生み出されます。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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