レビュー
パンもおかずも時短で焼ける

忙しいひとり暮らしにイイ! シロカのオーブントースター「すばやき」のすばやさを体験

毎朝忙しくて、朝食の用意に時間を取られるのも惜しい! ……そんな風に思っているみなさん、こんなオーブントースターはいかがでしょう? シロカ(siroca)の「プレミアムオーブントースター すばやき」。その名の通り「すばやく」トーストを焼けるというオーブントースターで、6枚切りの角食パン1枚なら最短1分で焼けちゃうという時短製品なのです。

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シリーズとしては、1〜2人世帯用の2枚焼きモデルと、家族世帯用の4枚焼きモデルをラインアップしています。今回は、2枚焼きモデル「すばやき ST-2A251」(以下、すばやき)を使ってみました。わずか1分でトーストが焼ける2枚焼きサイズは、忙しい朝を過ごす社会人のひとり暮らしにぴったりなはず。実際どんなトーストが焼けるのか、“ひとり暮らし目線”でレビューしていきましょう!

高温ですばやく焼く「すばやき製法」が特徴

シロカといえば、コンベクション構造を採用したリーズナブルなノンフライオーブンの大ヒットで知られるメーカー。そんなシロカが、「泣けるほどウマいトーストが焼ける」というコンセプトで展開しているのが、今回ご紹介する「すばやき」です。

その特徴は、おいしいトーストを焼くための理論に基づいて実装されたという「すばやき製法」。高火力の「カーボンヒーター」に、「循環ファン」「反射板」「低放射ガラス扉」を組み合わせた庫内構造で、庫内を短時間で高温にして食パン表面の水分を一気に飛ばし、内部に水分を閉じ込めるというものです。短時間で焼き上げることにより、外はカリカリ、中はしっとりもちもちのトーストが作れるのだそう。上述の通り、6枚切りの角食パン1枚なら最短1分でトーストしちゃうというからスゴい!

というわけで、こちらが2枚焼きモデルの「すばやき ST-2A251」。このほかに、4枚焼きモデルの「すばやき ST-4A251」もラインアップしています(デザインは一緒)

2枚焼きモデルは、上下に1本ずつカーボンヒーターを搭載。上下の反射板と循環ファン、熱の放射を抑える処理をほどこした低放射ガラスドアを採用することで、庫内の熱をキープする構造

「すばやき」の操作系は3つのノブだけでとってもシンプル! かわいらしいデザインです

「すばやき」の操作系は3つのノブだけでとってもシンプル!(コンベクション機能の入/切、温度設定、タイマー設定)かわいらしいデザインです

普通の焼き網(前列左)、トースト専用焼き網(前列右)、トレー+トレー用焼き網(後列真ん中)を付属。用途にあわせて使い分けます

本当にわずか1分で焼ける? パンを焼いてみた!

実際、わずか1分でどんなトーストが焼けるのでしょうか? というわけで、さっそく6枚切りの食パンを1枚焼いてみました。「すばやき」でパンを焼くときの推奨温度280℃に設定して、タイマーを1分にセットしてみます。

タイマーのノブをひねった瞬間、カーボンヒーターが一気に発熱

タイマーのノブをひねった瞬間、カーボンヒーターが一気に発熱

そして1分後にできたトーストがこちら

そして1分後にできたトーストがこちら

わずか1分で焼きあがったトーストは、ヒーターに近い真ん中部分のほうが濃く焼けています。一気にヒーターが発熱し、たった1分で焼き上げる性質上、どうしてもムラができやすいのかもしれません。しかし実際に食べてみると、コンベクション構造で庫内に熱が循環するおかげか、表面の白い部分も含めて全体にサクッと感があります。そして、中身(クラム)はもちもちをキープ! また、耳の部分にしっとりやわらかな歯ごたえを残す焼き上げになっているのもポイント。耳がカリカリに焼けないトーストが好みの人には、うれしい仕上がりでしょう。

ややムラがあり、カーボンヒーターに近い真ん中部分がより焼けています。何枚か試してみたのですが、真ん中がより焼けやすい傾向はあるようでした。しかし実際に触ってみると、表も裏もパンの表面全体が薄くサクッとしています

中身(クラム)はもちもち。食パンの種類によっても変わると思うので、いくつかメーカーの違うパンで試してみましたが、多少の差はあれど基本もちもちに仕上がりました。なお、写真はパスコの「超熟」です

耳がカリカリにならず、生っぽいしっとりさを保ったまま火が入るタイプ。これは好きな人も多いのでは?

耳がカリカリにならず、生っぽいしっとりさを保ったまま火が入るタイプ。これは好きな人も多いのでは?

比べるまでもないかと思いますが、筆者所有の一般的な2枚焼きトースターでは、焼き時間1分だと全く焼き色が付きません。「すばやき」がいかに一瞬で庫内を高温にするかがわかります

1分半タイマーで焼き色こんがり+もちもち感キープ!

上述の1分焼きトーストだと、「もう少し焼き色を付けたいな」と思う人もいますよね。そこで試しにタイマーを1分半にセットして、30秒長く焼いてみました。結果、1分半焼くと全体的にこんがりして、表面のカリッと感が増えます。中身のもちもち感もそれなりにキープされるので、好みにあわせて1分〜1分半の間でタイマーを調整するとよさそう(※ちなみに2分焼いてみたら焦げてしまいました。基本は1分台の焼き時間を守るのがベターなようです)。

こちらが1分半焼いたもの。これでも十分早い! 表も裏もこんがり感が増してイイ感じです。耳のしっとり感もちゃんと残っていました

そのほか、冷凍保存しておいた食パンや、2枚同時焼きも試してみました。いずれも、1分半のタイマーでイイ感じの焼け具合に。それぞれ、ちゃんと中身のもちもち感もキープされていますよ。

冷凍保存しておいた食パンは、1分半タイマーでよい仕上がりになりました。ちなみに冷凍したほうが、中のもちもち感が上がったような気も……

2枚同時焼きでも、たった1分半でイイ感じにこんがり&中はもちもちになりました。朝はパン2枚派の人に

2枚同時焼きでも、たった1分半でイイ感じにこんがり&中はもちもちになりました。朝はパン2枚派の人に

オーブン料理がすばやくおいしくできる!

さて、食材の内部に水分を閉じ込めて短時間で焼き上げるという「すばやき」の構造を考えてみると、パン以外のオーブン調理もおいしく時短でできそうです。ひとり暮らしだと、いちいちフライパンやお鍋を使って料理するのが面倒になるときがありますが、オーブントースターで簡単にできるならうれしい。というわけで、いろいろ試してみました!

▼目玉焼きウインナー

「すばやき」でトーストを焼いたあとに、朝食のおかずも作れたら便利ですよね。というわけで、目玉焼きウインナーを作ってみました。これがなかなかアリで、280℃設定+4分タイマーで目玉焼きとウインナー焼きが一気に完成。目玉焼きは黄身がうっすら半熟でベストな仕上がりですし、 ウインナーも皮はパリパリで中身がジューシーです。

これなら、まずトーストを1分ほど焼いたあとに、続けて目玉焼きウインナーを作っても、トータル5分ほどで朝のおかずが完成してしまうわけです。このすばやさはひとり暮らしにうれしい!

オーブン調理OKの耐熱皿に、卵を割り入れてウインナーを置き、「すばやき」にセット。たった4分で目玉焼きウインナーのできあがりです。フライパンいらずでおかずが完成!

目玉焼きの黄身が固くなりすぎず、ほどよい半熟加減でした。おいしい〜

目玉焼きの黄身が固くなりすぎず、ほどよい半熟加減でした。おいしい〜

▼焼き鮭

和食のおかずも作ってみようと思い、鮭の切り身を焼いてみました。わりと便利だなと思ったのは、1枚の切り身をひっくり返さずに焼けることです。コンベクション構造で、庫内全体にヒーターの熱が回って高温になるおかげでしょう。しかも、こちらも280℃設定+4〜5分あれば焼き上がるのですごく時短! 今回筆者が使ってみた限りは、魚を焼いても庫内にニオイ残りは感じられませんでした(繰り返し使っているとその限りではないかもしれませんが)。

鮭の切り身もたった4分半でこの状態に!

鮭の切り身もたった4分半でこの状態に!

1度もひっくり返すことなく、表面にも裏面にも火が通っています

1度もひっくり返すことなく、表面にも裏面にも火が通っています

中身にもちゃんと火が入っていて、しっとり身が離れる。皮にもパリッと焼き目が付きました

中身にもちゃんと火が入っていて、しっとり身が離れる。皮にもパリッと焼き目が付きました

「すばやき」は、石窯にヒントを得てトーストをおいしく焼けるように開発されたとのことですが、結果的におかずを短時間でおいしくグリルできることにつながっているようです。上述のほかにもいろいろなグリル調理を試してみたので、以下より写真でご紹介します。

石窯と聞けば、やはりピザは試さないと。冷凍ピザなら、280℃設定+4〜5分タイマーで焼けます。チーズがとろとろでパンのふんわり感もあっておいしい!

こちらは、鶏もも肉と野菜のグリル。250℃設定で5〜6分焼いてみました。野菜の内部にはみずみずしさが残っていて、鶏もも肉がふんわりジューシーな仕上がり! シンプルにオリーブオイルと塩コショウの味付けだけで、素材の味を楽しめます

究極はコレなんですけど、シンプルにただ焼いただけのソーセージがおいしい……! 280℃の高温で、3分ほどタイマー設定すればOKです。皮にパリッと歯ごたえがあり、中から肉汁がしたたるジューシーな焼き上がりでした

揚げ物の「温めなおし」はさすがのクオリティ

さて、シロカと言えば、大ヒットしたノンフライオーブンによる食材の「温めなおし機能」が秀逸でした。もちろん「すばやき」にも、その実力は引き継がれています。あまったおかずを冷蔵保存することも多いひとり暮らしには、特に便利な機能ですよね。

筆者が冷蔵庫に入れておいた唐揚げを、「すばやき」の170℃設定+7分タイマーで温めなおしてみたところ、外側の衣がカリッと香ばしく、中身はアツアツで揚げたてみたいなできばえに。コンベクション+すばやく高温になる構造で、揚げ物に火が通りすぎることがなく、衣だけをカリカリに仕上げてくれる……このクオリティはさすがです!

冷凍保存しておいた唐揚げをIN。温めなおしは170℃でじっくり7分タイマーをセット

冷凍保存しておいた唐揚げをIN。温めなおしは170℃でじっくり7分タイマーをセット

唐揚げの表面にうっすら焼き色が付きつつ、中身はアツアツでジューシー。揚げたてみたい

唐揚げの表面にうっすら焼き色が付きつつ、中身はアツアツでジューシー。揚げたてみたい!

白身魚のフライは、外側の衣にパリッと焼き色が付きました。中の白身もふっくらしていておいしい!

白身魚のフライは、外側の衣にパリッと焼き色が付きました。中の白身もふっくらしていておいしい!

ドアを外してお手入れできる

「すばやき」のもうひとつの特徴は、ドアを取り外せることです。オーブントースターを選ぶ際に、ここをポイントにする人もいますよね。ドアを丸洗いできるのでお手入れがしやすいのはメリットでしょう。

左右の金具についているツメとフックを外します。最初は金具が硬いのもあり、この取り外し操作は慣れるまで少し時間がかかるかも

何よりも、朝食を「すばやく」作りたいひとり暮らし民へ

というわけで、「すばやき」の2枚焼きモデルをチェックしてみました。その名の通り、トーストもおかずも「すばやく」作れるスペックは、ひとり暮らしにぴったりかと思います。オーブン機能を駆使すれば、ちょっとした食事が時短で簡単にできちゃいます。

もしネックになるとしたら、その価格でしょうか。本機のメーカー希望小売価格は2万円(税別)。2枚焼きのオーブントースターとしては、あの「BALMUDA The Toaster」と同等の金額です。つまり、そこそこ高級モデルに入る部類。ひとり暮らし用のオーブントースターにその金額を出せるかというのは、人によって意見が分かれるところでしょう。しかし、とにかくトーストを「すばやく」焼けることや、簡単においしいおかずを作れる時短ポイントに最大のメリットを感じる人なら、きっと価値があると思います!

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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