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おいしいご飯はもはや「ごほうび」

1合だけでもおいしく炊ける! タイガー土鍋圧力IH炊飯器「ご泡火(ほうび)炊き」の真髄

今年もやってきました、炊飯器の季節! 食欲の秋に向けて、メーカー各社が続々と新製品を発表するシーズンです。そんな中、タイガー魔法瓶(以下、タイガー)からも、高級圧力IH炊飯器の新モデル「<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPG-S100」(以下、JPG-S100)が登場しました。発売日は2019年8月1日です。

炊飯器の内釜に土鍋を採用して実に13年。土鍋にこだわり続けてきたタイガーは、最新のJPG-S100で炊くご飯をどんな味に仕上げてきたのでしょうか? 同社が開催したご飯の実食体験会を元に、詳細をレポートします!

ポイントは「火」と「泡」! タイガーこだわりの土鍋内釜

JPG-S100は、「プレミアム本土鍋」を採用した5.5合炊き圧力IH炊飯器。米の粘り加減を5段階で選べる「炊きわけ機能」や、麦めしをおいしく炊けるコースなど多彩な炊飯メニューを搭載しています。さらに最新モデルとして、少量の1合炊きに特化した「一合料亭炊き」機能を搭載しているのが特徴。この「一合料亭炊き」の詳細は後述しますね。

手前のブラックモデルがJPG-S100(ホワイトモデルは前年機種)。本体色はシルキーブラックのみ。価格はオープンですが、実売想定価格は13万円前後(税別)

タイガーこだわりの土鍋内釜がポイント

タイガーこだわりの土鍋内釜がポイント

まずは、内釜に土鍋を使うことの魅力をご説明しましょう。キーワードは「火」です。本機の土鍋内釜は蓄熱性と遠赤外線効果が高く、さらに本体内部の内釜に接する「特大土かまど」も同じ蓄熱性の高い土素材なので、金属釜の2倍近い280℃の高火力を生み出せます。その結果、本機の土鍋内釜は金属釜の約4倍の遠赤外線効果でお米の芯まで熱を伝えられ、甘みと粘りを引き出せるのだそうです。

通常、炊飯器は吹きこぼれ防止のためにこまめに電源オン/オフを繰り返しますが、土鍋は高い蓄熱性により電源オフのときでも沸騰を維持できます。沸騰時間が長いほどにお米のα化が進んで甘みと粘りは増していくため、土鍋はおいしいご飯を炊くのに最適というわけ。

280℃という最高温度と金属釜の約4倍の遠赤外線効果で、お米の甘みと粘りを引き出します

280℃という最高温度と金属釜の約4倍の遠赤外線効果で、お米の甘みと粘りを引き出します

次に「泡」もポイントです。土鍋は自然素材なので目に見えない小さな穴が多数開いており、炊飯時にはそこから大量の気泡が吹き出します。その泡がお米をはげしく対流させるいっぽうで、米1粒ひと粒をコーティングして熱を芯まで伝えます。

泡で包まれているので、はげしく対流して米同士がぶつかっても傷つかず、甘味成分であるデンプン質を防ぐことができるのだとか。これにより、ご飯のハリ・ツヤのある見た目、モチモチした弾力のある食感、噛めば噛むほど甘みが湧き出すうま味を生み出せるのです。

土鍋から湧き出す大量の泡がお米をかき混ぜ、お米を包み込んで守ります

土鍋から湧き出す大量の泡がお米をかき混ぜ、お米を包み込んで守ります

なおタイガーの炊飯器は、昨年モデルから土鍋に炭化けい素を混ぜることで熱伝導性を高めていますが、今年のモデルでは内側に新しいフッ素コーティングを採用しています。剥がれにくく高火力に耐えられる新コーティングにより、高温の沸騰維持工程でさらに温度が上げられ、泡立ちもさらによくなり、ご飯の甘みをより引き出すことができるようになっているそう。

そんなこんなで、タイガーの炊飯器で炊いたご飯はハリがあり、もちもちした食感と、噛むほどに出てくるお米本来の甘みを楽しめます。もちろん2019年モデルも、引き続き甘みのあるおいしいご飯を堪能できます!

▼「ご泡火=ごほうび」のネーミングに込められた思い

上述の通り、土鍋内釜のポイントは「火」と「泡」。まさに「ご泡火(ほうび)炊き」というネーミングがそれを表しているわけです。タイガーによれば、こだわり続けてきた土鍋のおいしさをよりわかりやすく、覚えやすいワンワードで表現することができないかと考え、生まれたのが「土鍋ご泡火炊き」という言葉なのだそうです。

タイガー炊飯器の新しいキャッチフレーズ「ご泡火炊き」は浸透するか!?

タイガー炊飯器の新しいキャッチフレーズ「ご泡火炊き」は浸透するか!?

今回開催された体験会では、「炊飯器のプレミアムゾーンは、内釜から炊き方に競争軸が変わってきた。タイガーも炊き方に名称をつけて2019年度は勝負したい」と同社の担当者が鼻息荒く語っていました。確かに、パナソニックの「Wおどり炊き」や象印マホービンの「炎舞炊き」のように、炊き方の特徴を前面に出したキャッチフレーズはユーザーにとってもおいしさをイメージしやすいし、言葉自体が記憶に残りやすいので、実際に炊飯器を購入する際に第一候補としてまず頭に浮かびますよね。

▼土鍋内釜に5年保証が付いた

なお、タイガーでは上述の土鍋内釜に絶対的な自信を持っているため、今年から「内なべ5年保証」(JPG-S100のみ)を始めました。通常の内側コーティングの剥がれ保証だけでなく、割れ保証もついています。そもそも一般的な土鍋の2倍の強度があるタイガーの土鍋は、落としたくらいではびくともしませんが、ユーザーの購入時の不安を解消するために同制度を導入したものです。以下は、土鍋内鍋を落下させるテスト動画。強度が一般的な土鍋の2倍あるので、シンクの高さから落としてもびくともしません。

1合分だけおいしく炊ける新機能「一合料亭炊き」!

ここからは、新機能の「一合料亭炊き」についてご紹介しましょう。この機能には、筆者個人的にも注目しています。というのも、ここ最近は「1合炊き」のニーズがかなり増えているから。タイガーの発表によると、同社の3.5合炊きプレミアムモデルユーザーの約40%が毎日1合炊きしており、5.5合炊きプレミアムモデルユーザーも約21%が1合のご飯しか炊いていません。これは近年、高齢者の2人暮らしや単身世帯が増えていることが大きく影響しています。

少し前まで、家族4人世帯の炊飯器は3〜5合炊きが適していると言われていましたが、子どもが大学生や社会人になると家で夕食を食べる日が減ってご飯があまるようになり、結果、少量炊きする日が増えてしまうんですよね。わが家がまさにそうなんです。

そこでタイガーでは、そんな「1合炊きニーズ」に応えるため、5.5合炊きのJPG-S100でおいしく1合炊きができる新機能「一合料亭炊き」を搭載しました。具体的には、「1合炊き炊飯専用の土鍋中ブタ」を新たに付属するのです。

「一合料亭炊き」専用の中ブタ(右)。左にある内釜と同じ土鍋素材なので、フタをすればお米の上からも遠赤外線が放出されます

通常の5.5合炊き炊飯器で1合だけご飯を炊くと、炊飯空間が大きくなり熱効率が悪くなります。その結果、ご飯の甘みや弾力が弱く、ハリ・ツヤがない炊きあがりになってしまいます。そこで専用中ブタをつけることで1合に適した炊飯空間にし、さらに中ブタ自体を土鍋素材にすることで上からも遠赤外線効果が得られるので、3合炊き・5合炊き同様に1合でもおいしくご飯が炊けるという仕組みです。

中ぶたで物理的に炊飯空間を小さくすることで1合炊きに適した炊飯を実現!

中ぶたで物理的に炊飯空間を小さくすることで1合炊きに適した炊飯を実現!

【実食レポ】1合炊きでも土鍋炊きのおいしさ!

というわけで、実際にJPG-S100で炊いたご飯を試食してみました。前年モデルの5.5合炊きメニューで1合炊きしたものと、JPG-S100の「一合料亭炊き」で1合を炊いたものを食べ比べてみたのです。

前年モデルのものは少し水気が多く、食感がやわらかい。対して、JPG-S100の「一合料亭炊き」で炊いたご飯は少し硬めでハリがあり、噛みごたえがあります。モチモチしながらちゃんと米の形を舌で感じられる食感で、甘みも引き出されており、1合炊きとは思えないおいしさ。タイガー土鍋炊き本来の味が、1合からでも味わえます。これはイイ!

「一合料亭炊き」で炊いた1合ご飯。ツヤ・ハリがあり、もちもちした食感、噛めば湧き出る甘み

「一合料亭炊き」で炊いた1合ご飯。ツヤ・ハリがあり、もちもちした食感、噛めば湧き出る甘み

4人家族の筆者の家でも、ここ最近はご飯を1合しか炊かないことが多くなりました。もともと2人の娘と妻が少食なことに加え、筆者も50歳を超えて食が細くなり、家族4人でもご飯1合で十分になったのです。特に娘たちが大人になってからは、友人や会社の人と夕食を食べることが増え、家での夕食も減ったしね(娘に恋人がいたらヤダなあ。笑)。

でも、1合しか炊かないのに炊飯器は5.5合炊きのままなので、何かもったいない気がしていたんです。そもそも少しベチャっとした炊き上がりで、味にも不満を持っていました。なので最近、3合炊きモデルへの買い替えを検討していましたが、JPG-S100みたいに5.5合炊きでもこれほどおいしく少量炊きが楽しめるならアリかも! 4人家族である前提を考えると、5合分を炊ける環境も残しておきたいですしね。そんな風に思えるご泡火炊き体験でした。

近藤克己(プラスワン・クリエイティブ)

近藤克己(プラスワン・クリエイティブ)

1966年生まれ、福島県出身。大学では考古学を専攻。家電製品のフリーペーパーを発行しつつ、ライターとしても活動中。得意分野は家電流通、生活家電。趣味は、ゴルフ、ギター、山登り、アニメ、漫画。

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