高橋敦のヲタ家電!
僕たち電源とかケーブルとかにこだわりがちだから……

ヲタク激推し! 安全性最強クラスの電源タップ「ザ・タップX」が普通にイイ

家電は誰の生活にも必須なもの。ヲタクのシングルライフも例外ではありません。しかし同じ家電でも「ファミリー」と「シングルヲタ」では、何を基準にどんな製品を選ぶべきかはもうぜんぜん違います!

というわけで、ヲタクの自由なシングルライフに役立つ家電情報をヲタク目線でお届けする連載、「ヲタ家電!〜ヲタクのお宅に推せる家電〜」なのですが……。

今回ピックアップするのは家電本体ではなく、それをつなぐ「電源タップ」「延長コード」。ヲタとは「電源」や「ケーブル」の類いにこだわりがちなものなのです。

【連載】
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電源周りで第一にこだわるべきは安全性!

AV家電、特にオーディオの世界などでは、電源タップや電源ケーブルを取り換えることで音が変わることは常識です。このあたり、ヲタクの皆さんもよくご存じかと思います。しかし、一般的な白物家電の世界の電源アイテムに、そういった「電源強化で家電の性能をアップ!」的な効果は、基本はありませんね。

たとえば「電源タップ変えたら扇風機の羽根の回転がなめらかになって、風の質が向上!」なんてことはありません。超厳密に計測すれば、消費電力の微細な変動くらいはあるのかもしれませんが、実感できるものではないでしょう。

オーディオ界隈ではこれで音が変わることは常識! 中村製作所「NXP-001SE」

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では、普通の家電周りで電源のタップやコードにこだわることには、ヲタの本能を満たすことのほかには意味がないのでしょうか?

いやあります! それは、「第一に安全性!」「第二に便利さ!」です。白物家電の電源供給用の電源タップにも、きちんとこだわるべきなのです。

後者「便利さ」については、個口の数や差し込み口の配置、コードの長さなど、自分が欲しいところにぴったりのタップやコードがあれば電源周りをムダなく配線できて便利だよね! ということです。さらに、新しい便利さを提供してくれる付加機能を備えたタップ、タワー型タップとかそういうのもありますが、今回はいったん置いておきましょう。

その「便利さ」に対して、第一にあげた「安全性」のほうは少しわかりにくい要素かもしれません。しかしこれほんとに大事!

電源周りの問題は、火災という事態につながりかねない!

電源周りの不具合は、それで家電が動かなくなってしまったらその時点でもう大問題ですが、さらに致命的な事態を引き起こしてしまうこともあります。タップやコード自体の発熱やそこからの発火です!

電気というのはうまく流れないと、そのエネルギーが意図せず熱に変換されてしまったり、火花として飛び散ってしまったりします。するとどうなるか? 電源タップ自体の素材や内部に侵入していたホコリに引火してしまったりします。

電源タップは床という低所、そして目立たないよう隅に置かれがちなのでホコリが溜まりがち

電源タップは床という低所、そして目立たないよう隅に置かれがちなのでホコリが溜まりがち

するとどうなるか? 炎上です。物理的に炎上です。つまり火事です。

火事となれば、ヲタク部屋に積まれた貴重なコレクションは、アイテムもデータも何もかも失われます。そしてそれ以上に周囲に迷惑をかけまくります。周囲にも自分にも人的被害がなければ不幸中の幸いではありますが、今後の暮らしに大きな影を落とすことは必至。ヲタ活どころではなくなってしまうかもしれません。

なので電源周りのアイテムには、そういった悲惨な事態を予防するための安全対策、その徹底が求められます。

基本的な安全性は電気用品安全法で確保されているが……

といっても実は、2012年1月に電気用品安全法いわゆる「PSE」が改正され、電源タップや延長コードといったアイテムも「延長コードセット」という区分でその対象になりました。以降は、第三者機関による所定の安全性能検査をクリアした新基準適合品のみが製造・輸入を認められているのです。

新基準とは具体的には、

1)定格容量を定格電流15Aまたは20Aに固定
2)コードはキャブタイヤコードもしくは保護被覆付コードに限定
3)プラグ材料には「耐トラッキング性」「難燃性」が必須
4)電線接続部分には「温度上昇試験」を適用
5)最大電力・コード束ね使用禁止・適合表示の表示義務
(※パナソニック「住まいの設備と建材」ページ参照:https://sumai.panasonic.jp/wiring/renewal/tabletap.html

専門用語も多くわかりにくいかもしれませんが、要はその新基準のおかげで、「現在売られているほとんどのタップやコードは、特に吟味して選ばなくとも必要十分の安全性を備えている」ということです(※相当古い在庫品や中古品は別)。

電気用品安全法は経済産業省案件。最近だとモバイルバッテリー周りの話題もありました

電気用品安全法は経済産業省案件。最近だとモバイルバッテリー周りの話題もありました(参考→https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/

ヲタの本能は「必要十分」では満たされない!

ですが……「本当に必要十分」で十分ですか? 必要十分で満足できるような性格だったらヲタクになどなっていないのではありませんか? 女性声優さんの写真集を観賞用と保存用と保存の予備、そして応募積み&布教用在庫などで、過剰に何冊も買っていたりはしませんか?

もしも火事となってしまえば、その過剰な投資もすべて無に帰すのです。ならばそれを予防するため、家電の電源周りのアイテムにも、必要十分程度ではなく万全最高の安全性能を備えるものを選びたくなるのが、ヲタクのサガではないでしょうか?

まあこの「安全性」という面については、ヲタシングルだろうがファミリーだろうが同じように重視するべき要素ではあります。なので「ヲタ家電」としての独自性は薄いかもしれません。ですが、「電源やケーブルにこだわりがち」「コレクション保管にこだわりがち」というヲタの本能を満たすものという意味では、これもまたヲタ家電なのです……たぶん……。

安全対策全部入り! パナソニック「ザ・タップX」激推し!

では安全対策にすぐれた電源タップや延長コードについて、筆者の激推し製品を紹介させていただきましょう。

白物家電における安心安定メーカーといえばパナソニック! そのパナソニックが展開する電源タップ&コードの看板シリーズが「ザ・タップ」! そしてその中でも筆者が個人的に特に推したいのが「ザ・タップX」!

筆者宅でもテレビ周り、空調周り、楽器周りと全域で活躍なのが……

筆者宅でもテレビ周り、空調周り、楽器周りと全域で活躍なのが……

ザ・タップX! しかしぱっと見はごく普通の電源タップです

ザ・タップX! しかしぱっと見はごく普通の電源タップです

多くはタイ製ですが、日本製のやつも混じっていたり……ザ・タップX JAPAN!

多くはタイ製ですが、日本製のやつも混じっていたり……ザ・タップX JAPAN!

「ザ・タップ」シリーズの中にはいくつかのシリーズ内シリーズがあるのですが、いちばんベーシックでありつつ安全性の面で最強なのが、ザ・タップXシリーズです。基本的にこれを選んでおけば間違いありません。筆者宅の電源タップと延長コードも、オーディオ周りを除くその大半をザ・タップXで揃えてあります。

そのザ・タップXが備えるすぐれた安全対策とは……

1)水やホコリの侵入を防ぐ構造!
一体成型や防水パッキン、プラグ部の開閉式への防水カバー設置で隙間を減らし、トラッキング火災や感電の原因となる水しぶきやホコリの浸入を防止。

2)熱に強い素材!
内ボディにはトラッキング火災に強いユリア樹脂、外ボディにも燃え広がりにくい樹脂を採用。

3)丈夫な根元部と断線しても安全を確保するコード!
コード根元部の折り曲げ強度保証値はJIS規格の4倍。コードはもし仮に断線しても外部に火花が出にくい二重被覆構造。

4)トラッキング&感電防止プラグ!
栓刃間部分にもユリア樹脂を採用し、そこに溜まりがちなホコリによるトラッキングを防止。プラグ金属部根元の絶縁被覆で感電も防止。

5)発熱を抑える高電導材!

タップの受け側端子に高電導材を採用し、発熱量を同社従来比で約24%ダウン

……といった内容です。これらの安全対策の多くは「X」に限らず「ザ・タップ」全シリーズ全モデルに共通ではあります。しかし、シリーズ全モデルがこれらの安全対策を全搭載しているのは、ザ・タップXシリーズのみ。特に全モデルが「開閉式防水カバー」を備えるのはXのみです。安全対策の面においてはXこそ最強!

ちなみに「発熱を抑える高電導材」については、「電導で発熱が少ないって電源的には損失が少なくて高効率ってことなのでは? それ音質面でも優位なのでは?」ということで、あんまりお金をかけない派オーディオマニアからも注目されていたりします。筆者宅だと、ギターアンプ&エフェクター周りの電源タップも当然ザ・タップXです。

以下、上記の安全対策のうち、実物の外観でチェックできるところを写真で紹介!

開閉式防水カバー。プラグを差し込めばそれに押されて開くというシンプルな仕組み

開閉式防水カバー。プラグを差し込めばそれに押されて開くというシンプルな仕組み

丈夫な根元部と断線しても安全を確保するコード!長年このシリーズを使い続けていて壊れたことなし

丈夫な根元部と断線しても安全を確保するコード!長年このシリーズを使い続けていて壊れたことなし

トラッキング&感電防止プラグ。根元部分が絶縁素材で覆うことでそこでの電気的なトラブルを防止

トラッキング&感電防止プラグ。根元部分が絶縁素材で覆うことでそこでの電気的なトラブルを防止

ラインアップも豊富だから文句なしの便利さ!

そしてこのザ・タップXシリーズ、製品ラインアップも超豊富です。電源タップ&延長コード選びのポイント「安全性と便利さ」の後者「便利さ」も満たしてくれます。

電源タップや延長コードって、その部屋の大きさ、壁コンセントの配置、どこでどれだけの家電を使うかなど次第で、「ここには〇個口タップが必要」「ここからここまで伸ばすには〇メートル必要」「ここで使う家電にはスイッチ付タップのほうが便利」とか、いろいろありますよね。

ザ・タップXのラインアップには、そういった要望のほとんどに応えられるだけのバリエーションが用意されています。2019年7月16日現在で、製品ウェブサイト掲載の製品をまとめるとこんな感じになるほど。

ザ・タップX製品ラインアップ(2019年7月16日確認版)

ザ・タップX製品ラインアップ(2019年7月16日確認版)

4個口/スイッチなし/1mのWHA2514WKP

4個口/スイッチなし/1mの「WHA2514WKP」

3個口/全口一括スイッチ/1mのWHA25132WKP

3個口/全口一括スイッチ/1mの「WHA25132WKP」

4個口/各口個別スイッチ/2mのWHA25244WP

4個口/各口個別スイッチ/2mの「WHA25244WP」

これに後述の延長コードも組み合わせれば、家中の電源周りをザ・タップXだけで高い安全性とともに最適化できることは想像に難くないでしょう。

引っ越しのタイミングで必要最適なザ・タップXを買い足しては入れ換えてたら余りのザ・タップXも山盛りに……

なお、「ザ・タップ」シリーズには「X」のほかにもいくつかのシリーズがあり、機能性やデザイン製の面ではXよりも魅力的な部分もあります。

ただし前述のように、開閉式防水カバーまでを備えるのは、Xシリーズ全モデルのほかにはFシリーズの一部モデルがあるのみ。安全第一ならやはりXシリーズで揃えることを筆者は推奨したいです。最低でも「ホコリっぽい隅っこや水回りに近い場所には扉付きモデル」を推します。

これでトドメだ!「延長コードX」!

そしてトドメとなるのがこちら「延長コードX」です。製品名の通り、ザ・タップXと同等の安全性能を備える最強の延長コード!製品ラインアップも充実! 10cm/1m/2m/3m/5mのそれぞれの長さに、ホワイトとブラックのカラーが用意されています。

筆者宅も数本を当然常備!

筆者宅も数本を当然常備!

防水カバーとトラッキング&感電防止プラグも当然装備!

防水カバーとトラッキング&感電防止プラグも当然装備!

便利な小物として注目してほしいのは最短の10cmコード。

延長なのにたった10cm?と思うかもしれませんが、これが地味に素晴らしく便利です。どういうことかというと……

写真は、実はザ・タップXではなく「ナショナル」時代の延長コードだけれど使い方としてはこんな感じで

写真は、実はザ・タップXではなく「ナショナル」時代の延長コードだけれど使い方としてはこんな感じで

↑こういうこと! タップ上のスペースに電源アダプター本体が収まりにくい場合、このように10cmコードを挟むことでアダプター本体をタップの外に逃がしてやることができます。

これは安全性の面でも有効です。電源タップ上の狭いスペースに電源アダプターを無理矢理気味に差し込むと、電源アダプターが浮いてすき間ができやすくなりませんか? そのすき間にホコリが溜まりすぎると……

もうわかりますよね? それも発火の原因になり得ます。ショート延長ケーブルで電源アダプターを逃がしておけばその心配もなくなるというわけです。

奥深き電源タップの世界

いかがでしょうか? 普通に家電用の電源タップや延長コードにもこだわろうと思えばこだわれる要素はあります。そして地味に思えるかもしれない「安全性」こそ、ヲタクが特にこだわるに値する要素です。さすがに電源タップや延長コード自体は、趣味性を帯びるアイテムではないと思います。しかし趣味の城である自室を守護るためには見落としてはいけない! そんな家電アイテムとして、ぜひ注目していただきたいと願うのです。

高橋敦

高橋敦

オーディオ界隈ライター。現在はポータブルやデスクトップなどのパーソナルオーディオ分野を中心に、下からグイッとパンしていくためにてさぐりで活動中。

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