選び方・特集
1台あればいつでも挽き立て!

《2020年》手動・電動どっちがおすすめ? 人気のコーヒーミル12選と選び方

専門店で飲む挽き立てコーヒーのおいしさに魅了され、家でコーヒー豆を挽いてみたい! と思う人は多いはず。でも、どんなコーヒーミルを買えばいいの? ここでは、コーヒーミル(コーヒーグラインダー)の選び方や、タイプ別のおすすめ人気モデルをご紹介します。

なぜ、コーヒーミルがあったほうがいいの?

「わざわざ家で豆から挽かなくても、挽いてある粉を買ってきたほうが早いし楽でしょ」と思う人も多いと思います。実際その通りですが、それでもコーヒーミルを使用することによって得られるメリットは、大きく2つあります。

いつでも挽き立てだからおいしい!

コーヒー豆は鮮度が命。コーヒー豆は粉にした瞬間から酸化が進み始めるので、淹れる直前に挽いたほうが、“新鮮”でおいしいコーヒーが楽しめるのです。

コーヒー豆は、豆の状態では2週間程度、粉にしたものは1週間程度で使い切るのがよいとされています

コーヒー豆は、豆の状態では2週間程度、粉にしたものは1週間程度で使い切るのがよいとされています

抽出器具や気分に合わせて、豆の挽き分けができる

「粗挽き」「中挽き」「細挽き」「極細挽き」など、コーヒー豆はその粒度(りゅうど)=挽き具合によって、抽出時の味や香りが変化します。また、どんな器具で抽出するかによっても、適した挽き具合は異なります。

機種によってその調整範囲には差があるものの、コーヒーミルは同じ豆でも挽き具合の調整ができるので、「苦みが強いのが好みだから細挽き」「粗挽きでフレンチプレス」「極細挽きでエスプレッソ」など、その日の気分や抽出器具に合った挽き方ができます。

【挽き具合:味、適した抽出器具】

粗挽き:苦みが少なく、酸味が強くなる。フレンチプレスなどに適している
中挽き:一般的な挽き具合で、バランスのよい味わい。ペーパードリップやネルドリップ向き
細挽き:苦みとコクを強調。マキネッタやペーパードリップ、水出しに適している
極細挽き:苦みが出やすく酸味が少ない。エスプレッソマシンに向いている

コーヒーミルの種類と選び方

コーヒーミルを選ぶ時に知っておきたい、コーヒーミルの種類と、それぞれの特徴を解説します。

コーヒーミルには電動と手動がある

コーヒーミルには手動と電動があり、それぞれに以下のようなメリット・デメリットがあります。生活スタイルや設置場所、使い方に合ったものを選びましょう。

手動のメリット
・豆を挽く時間や音、雰囲気を楽しめる
・電源不要で場所を選ばず使用できる

手動のデメリット
・一度に挽ける量が少ない
・時間と力が必要

電動のメリット
・大量に、楽に、早く挽ける
・ものによっては粒度の再現性が高い

電動のデメリット
・本体サイズが手動ミルより大きい
・動作音が大きい

【手動コーヒーミル】力と時間が必要。その手間を楽しむアイテム

自分でハンドルを回して豆を挽く手動のコーヒーミルは、「ごりごり」という豆を挽く音や香りなど、豆を挽く時間自体を楽しめるのが最大の魅力。時間に余裕がある人や、1回の抽出量が少ない場合に向いています。電源がなくても使用できるので、家では電動コーヒーミルを使って、キャンプなどアウトドアに携行する用に手動コーヒーミルを購入するのもいいですね。ふたをして保存容器として使用できるものや、アウトドアに携帯しやすいコンパクトなモデルなど、そのデザインや種類はさまざまです。

手動コーヒーミルおすすめ 3モデル

1.ハリオ「セラミックコーヒーミル・スケルトン MSCS-2」
フタをすればそのまま保存容器になる便利な手動ミル

耐久性が高いセラミック製の刃を備えた手動ミル。フタをすればそのまま保存容器になり、100gのコーヒー粉が保存可能。金属部はステンレスのため丸洗いができ、清潔に保てます。

タイプ:手動
一度に挽ける量:100g
挽き分け:情報なし

2.カリタ「コーヒーミニミル」
老舗の喫茶店で使われているようなレトロなたたずまい

コーヒーミルはおしゃれな見た目で選んで、思いっきり雰囲気を楽しむのもアリ。ちょっとしたインテリアにもなりそうです。「いかにもコーヒーミル」という木箱を備えたタイプは、千円台の安いものから、数万円という骨董品レベルものまであります。カリタ「コーヒーミニミル」は、豆が減っていく様子が上から見えるタイプ。挽いている実感が得られて楽しいです。

タイプ:手動
一度に挽ける量:情報なし
挽き分け:情報なし

3.ポーレックス「コーヒーミル・ミニII /コーヒーミル・IIミニ」 
アウトドアや登山のおともに便利なコンパクトタイプ

キャンプや登山など、アウトドアシーンでも挽きたてのコーヒーを飲みたいという人には、軽くてコンパクトなタイプがおすすめ。

ポーレックスのコーヒーミルは、細挽きから粗挽きまでの粒度調整機能付き。セラミック製のミルを採用し、挽くときにひっかかりが少なく、ハンドルの回転がなめらか。金属臭がないので、コーヒーの香りが引き立ちます。

部品はすべて分解して洗浄可能。コーヒーミル・Uミニには、ハンドルを収納する専用ホルダーが付属しているので、持ち運びがさらに便利です。

タイプ:手動
一度に挽ける量:コーヒーミル・U:約30g、コーヒーミル・Uミニ:約20g
挽き分け:細挽きから粗挽き

【電動コーヒーミル】大きく分けて3タイプがある

電動コーヒーミルには、大きく分けると、「プロペラ式(粉砕する)」「臼式(すりつぶす)」「コニカル式(切り刻む)」の3種類があります。一般的に、「コニカル式」>「臼式」>「プロペラ式」の順で挽きの精度が高い、つまり「均一で雑味の出にくい粒に挽ける」とされていて、価格もおよそこの順に高くなります。

手ごろな価格とサイズ。手入れもしやすい「プロペラ式」

3タイプのうち、もっとも手頃な価格で手に入るのがプロペラ式です。本体がコンパクトなものが多く、構造が単純で手入れもしやすいので、効率を重視したいという人にもおすすめ。カッターを回転させる時間の長さで挽き具合を調整します。

デメリットは、均一に挽くのが難しいところで、挽かれた粉が本体から噴出される臼式やコニカル式と違い、すでに挽かれた粉も最後までかくはんされ続けるため、雑味の原因となる微粉や摩擦熱が発生しやすい傾向があること。豆をできるだけ均一に挽くために、途中で1度運転を止め、本体を振って豆の偏りを防ぐなどのひと手間が必要です。

フードプロセッサーのように、プロペラ状の刃が高速回転することで豆を粉砕。挽き具合はプロペラを回す時間の長さで調節します

シンプルな構造で刃にも凹凸が少ないので、手入れが簡単なのがメリット

シンプルな構造で刃にも凹凸が少ないので、手入れが簡単なのがメリット

プロペラ式のミルで挽いたコーヒー。仕上がりは、ややばらつきが目立つ印象です

プロペラ式のミルで挽いたコーヒー。仕上がりは、ややばらつきが目立つ印象です

4.カリタ「kalita CM-50」
お手ごろ価格の定番人気

安さと手軽さが魅力のプロペラ式の第一選択肢になるのが、コンパクトなタイプです。「kalita CM-50」は、電源スイッチひとつのシンプルな構造で、本体は750gと軽量。本体を持って豆の偏りを調整できます。連続使用可能時間は60g秒。50gの豆なら、約15秒で中挽きに仕上がります。

タイプ:プロペラ式
一度に挽ける量:情報なし
挽き分け:回転時間で調整

5.メリタ「VARIE PIAZZA ECG65-1B」
強力モーターとステンレスカッターを搭載

四角形のどっしりとしたデザインが特徴的で、押しやすい大きなスイッチを搭載。独自設計の強力モーターとステンレスカッターで、スムーズに豆を粉砕します。お手入れに便利な大型クリーニングブラシ付き。

タイプ:プロペラ式
一度に挽ける量:70g
挽き分け:回転時間で調整

6.ラッセルホブス「コーヒーグラインダー 7660JP」
独自形状のブレードとボウルで挽きムラを抑制

150Wのモーターを搭載したタイプ。前出の2モデルのように手で持って豆の偏りを調整するのは難しいですが、独自形状のブレードとボウルで挽きムラを抑えながら、最大60gの豆を約10秒で中挽きに挽くことができます。ボウルのみを取り外せるので、挽きあがった粉をフィルターに移す作業がしやすいのもポイント。

タイプ:プロペラ式
一度に挽ける量:60g
挽き分け:回転時間で調整

価格と性能のバランスがいい「臼式」(フラットカッター式、グラインド式)

「フラットカッター式」「グラインド式」と呼ばれることもある臼式は、松竹梅で言う「竹」のポジション。コニカル式ほどではないものの、挽いた粒の均一性や微粉量の少なさはプロペラ式と段違いです。また、ダイヤル操作などで粒度を調節できるため、コーヒーミルの操作に慣れていない人でも粒度の調整がしやすいのもメリット。

価格は1万円未満のものも多いので、設置スペースさえ許せば、プロペラ式よりもこちらを選んだほうがベターです。ただし、ミル歯に凹凸が多いため、ほかの方式と比較して若干手間がかかります。

臼状のミル歯を上下でかみ合わせて、すり潰すように豆を粉砕します。歯に凹凸の多い形状なので、手入れがちょっとめんどう

プロペラ式で挽いた粉と比べ、均一性がぐっと高くなります

プロペラ式で挽いた粉と比べ、均一性がぐっと高くなります

7.メリタ「フラットカッターディスク コーヒーグラインダー ECG71-1B」
最大200g! 一度にたっぷり挽けるコーヒーミル

粗挽きから細挽きまで、17段階で粒度を調整できるコーヒーグラインダー。一度に挽ける量は最大200gとたっぷりで、簡単に挽き目調整ができるダイヤル式目盛り付きです。また、必要な量の豆だけ挽くことができる杯数目盛りも備えているので、計量の手間や、豆のロスを抑えることできます。

タイプ:臼式
一度に挽ける量:200g
挽き分け:17段階(粗挽き〜細挽き)

8.デロンギ「うす式コーヒーグラインダー KG79J」
お手頃価格で電動ミルデビューにもおすすめ

5,000円前後(2020年4月時点の価格.com最安価格)と、臼式の中でも比較的お手ごろ価格なので、電動ミルデビューにもおすすめの1台。粗挽き〜細挽きまで仕上がりを調整(ダイヤル式)でき、挽く量の調整ができる杯数ダイヤルも備えています。

タイプ:臼式
一度に挽ける量:100g(コンテナ容量)
挽き分け:粗挽き〜細挽き

味にとことんこだわるなら「コニカル式」(コーン式、カット式)

「コーン式」「カット式」などと呼ばれることもあるコニカル式は、コーヒー豆を「切り刻む」ようにして挽く方式で、粒度がほぼ均一で微粉も少なく、もっとも精度が高いとされています。刃が低速で回転するため豆に熱が伝わりにくいだけでなく、比較的動作音が小さいのも魅力。業務用で使用されることも多いのがこのコニカル式で、エスプレッソ用の極細挽きに対応するモデルあります。

デメリットとしては、価格がほかの方式に比べて高いのと、本体のサイズが大きくなりがちな点。とはいえ、味にこだわりたいならコニカル式を選んで間違いはないでしょう。

固定された刃と回転する円錐状の刃の間にコーヒー豆を通して切り刻むように挽いていきます

固定された刃と回転する円錐状の刃の間にコーヒー豆を通して切り刻むように挽いていきます

粒の大きさにほとんどばらつきの見られない仕上がり。微粉量も少ないので、雑味が少なくまとまりのある味わいが期待できます

9.カリタ「NEXT G KCG-17」
価格.comで人気の高級コーヒーグラインダー

4万円前後という高価格ながら、2020年4月現在、価格.comの「電動コーヒーミル売り上げランキング」でトップとなっているのがこちら。コーヒー好きの間で“名機”と絶賛された「ナイスカットミル」の後継にあたる機種で、メーカーサイトでは「業務用」に位置づけられる本格派です。

粒度の調整は15段階で可能。同社の従来機よりモーターの回転数を少なくすることで、摩擦熱を抑制して豆の風味を守るだけでなく、粒度の安定性も向上しています。静電除去装置も搭載しているので、挽いた粉が飛び散る心配もありません。レトロな雰囲気を感じられるおしゃれなデザインも魅力。

タイプ:コニカル式
一度に挽ける量:60g
挽き分け:15段階

10.デロンギ「デディカ コーン式コーヒーグラインダー KG521J」
摩擦熱を抑えて豆のうまみを 最大限に引き出す

「デロンギ最高級」をうたうコニカル式ミル。摩擦熱を抑える低速回転で、豆のうまみと香りを逃がしません。極細挽きから粗挽きまで、18段階の粒度調節が可能で、杯数と豆の濃さを選べる定量設定機能も備えています。

タイプ:コニカル式
一度に挽ける量:120g(コンテナ容量)
挽き分け:18段階

11.ハリオ「V60 EVC-8B」
比較的お手頃価格のコニカル式

コニカル式としては比較的手頃な価格ながら、極細挽きから粗挽きまで、なんと39段階の粒度調整が可能です。エスプレッソからフレンチプレスまで、いろいろな抽出方法に合った豆の挽き分けを試したいという方におすすめです。

タイプ:コニカル式
一度に挽ける量:100g
挽き分け:39段階

12.ハリオ「EMSG-2B」
手動ミルにもなる! 持ち運び可能な充電式のコンパクトタイプ

人気の軽量グラインダー「スマートG」が電動化した製品で、付属パーツの組み合わせを変えることで、手動ミルとしても使えます。コンパクトながらも、コニカル式のセラミック製ミルを採用。充電式で、フル充電で20g/約60秒で挽いた場合、約25回使用できます。ハンドルを本体横のスリットに収納できるなど、持ち運びしやすい仕様なので、アウトドアにも持って行けます。

タイプ:コニカル式
一度に挽ける量:24g
挽き分け:中挽き

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価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

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