ジダラキング
自堕落グッズ「V-WHITE 電動歯ブラシ」の性能はいかに!?

45秒で歯が磨ける! マウスピースをくわえるだけの「奇抜な電動歯ブラシ」を使ってみた

いかに「ジダラキング(自堕落王)」とはいえ、社会人として生きている以上、どうしても日常的にやらなくてはいけないことがあります。

毎日お風呂に入るとか、ヒゲを剃るとか、歯を磨くとか、そういう面倒くさいヤツ。ちなみに、漫画家の松本零士氏は歯を磨かないことで有名だそうですが、そりゃ天下の松本零士先生に面と向かって「先生、口がクサいですよ」と言うヤツはいないでしょう。

「宇宙戦艦ヤマト」も「銀河鉄道999」も描いたことない身としては、取材先で「あのライター、口臭がキツいから喋りたくないな」と思われないように、多少は小ぎれいにして歯磨きもキチンとしなきゃならんわけです。面倒だけど。

しかし正直なところ、歯磨きって面倒くさくないですか?(何回言うんだ)

今は電動歯ブラシを使っているので、ガシガシと手を動かして磨く手間はないんですが、それでも右奥歯の表裏→前歯の表裏→左奥歯の表裏……とブラシを移動させなきゃいけない。もっとなんかこう、パッと1発で歯が全部スッキリするようなヤツはないのか! と探していたら、ありましたよ。歯の全周360°が1発で磨けるタイプの電動歯ブラシ。これ、どうなの!?

くわえるだけで歯磨きできる自堕落歯ブラシ「V-WHITE 電動歯ブラシ」。現在は、スマホのアプリ連動機能付きの最新モデル「V-WHITE Plus」も発売されているようです

ということで、早速購入してみたのが「V-WHITE 電動歯ブラシ」です。

あー、これ、明らかに見た目が歯ブラシではない。どっちかと言うと「今、Instagramで話題のキュートな最新拷問具です」と紹介されたほうがまだ納得のいくルックス。これで本当に歯が磨けるのか?

使い方はシンプルで、びっしりと内周にシリコン製ブラシの付いたU型マウスピースをくわえて、あとは電源をオンにするだけ。微振動によって歯全体を裏表同時に磨いてくれるんだけど、いちいち手を動かす手間もなく、くわえたまま45秒で歯磨き終了、ということらしい。

裏表上下と全周囲にびっしりとシリコンブラシが生えているU型マウスピース

裏表上下と全周囲にびっしりとシリコンブラシが生えているU型マウスピース

……「ということらしい」というのは、なんせ箱に入っていた説明書が中国語と英語だけなので、スマホの翻訳カメラアプリを使って「あー、たぶんそういうことなんだな」と読み解いたからです……。

操作用のボタンは、本体の電源ボタンひとつのみ。これで電源をオンにして、あとは押すたびに「強力ブラッシングモード」→「快適ブラッシングモード」→「高周波マッサージモード」と切り替え可能で、45秒のブラッシングが終わると自動的に電源がオフになります。

ちなみに、1度使用するとそのモードを記憶しておいてくれるので、次からは電源を入れると自動的に前回のモードから起動するようになっています。

充電は、USBケーブル給電の専用台にのせて90分。充電中は、本体内のLEDライトがやたら明るく点滅してまぶしいです(充電が完了したら消灯)。満充電したら1週間連続使用OKとのこと。ただ、台にのせるだけで充電できるので、使ったあとは毎回台に戻すようにすればバッテリーについて気にする必要はなさそう。

暗所で充電すると、まぶしく感じるレベルで点滅します。もうちょっと手加減してくれてもいい

暗所で充電すると、まぶしく感じるレベルで点滅します。もうちょっと手加減してくれてもいい

じゃあ、いよいよ使ってみましょう。

説明書によれば、普通の練り歯磨きが使えるそうなので、ブラシの裏表にそれぞれちょっとずついつもの歯磨き粉をつけて、マウスピースブラシを軽くくわえます。

歯磨き粉はつけすぎると泡立ちが悪いので、片面当たり4か所ぐらいにチョンと置くぐらいがいい感じ

歯磨き粉はつけすぎると泡立ちが悪いので、片面当たり4か所ぐらいにチョンと置くぐらいがいい感じ

今回は、「強力ブラッシングモード」に設定して、スイッチオン!

おおお! 「ヴィィィィィィィー」という動作音とともにブラシが細かく振動しているのがわかります。一応、歯にブラシ先端が当たって擦れている……ような、気が、する。一応これで磨けているのかな?

とか思ってる間に、45秒のブラッシングが終了。普通の電動歯ブラシだとブラッシングにかかりっきりでだいたい2分の時間を費やすので、体感的にはまさに“秒”で終わるな、という感じ。

うわー、なんかすっごい振動している。口の中が青く光っているのは、歯のホワイトニング効果が期待できるブルーライト機能

あと、ただ単にくわえているだけなので、作業的にはすっごいラクです。「歯をブラシで磨く」という行為から完全に解放されるので、スマホでゲームをプレイしたり、YouTubeで動画を見たりしているうちに、勝手に歯磨きが完了。この間、完全な無意識です。ホント、自堕落を満喫してる感満載。

45秒のブラッシング終了。あまりにもやることなさ過ぎて目が死んでる

45秒のブラッシング終了。あまりにもやることなさ過ぎて目が死んでる

手持ちぶさたなので、漫画を読みながらブラッシング

手持ちぶさたなので、漫画を読みながらブラッシング

朝の身支度タイムを省略するため(1秒でも長く寝ていたい)、ヒゲ剃りと歯磨きを同時に!

朝の身支度タイムを省略するため(1秒でも長く寝ていたい)、ヒゲ剃りと歯磨きを同時に!

で、これでホントに磨けているかというと……、あー、うーん、ちょっと微妙?

モードを変えて「快適ブラッシングモード」にすると、振動がソフトになるんですが、これだと物足りないぐらい。「高周波マッサージモード」は文字通り高周波振動(音も甲高くなる)で歯茎をマッサージしてくれるみたいなんですが、筆者の場合、ブラシが短いので歯茎に届かず、あんまり意味はなさそう。

結果として、歯磨きするなら「強力ブラッシングモード」1択って感じでしょう。

歯磨き終了後は、「ブラッシングモード」で動作中に流水をザバーッとかけてすすげばOK。なお、IPX7の防水対応なので、多少の水没にも耐えます

見たところ歯磨き粉は泡になっているので、一応ブラッシングはできているっぽいんだけど、「スッキリ磨けた!」という爽快感はあまり得られませんでした。そこは正直、いつもの電動歯ブラシのほうが圧倒的に磨けているはず。

あと、前歯側のブラシの毛先が他よりもやや短いのか、くわえる位置によって表だけ、もしくは裏だけしか磨けていない気もします。この辺りもスッキリ感の少なさの原因かも。

とりあえず、歯ブラシを動かすことに気を取られずくわえているだけなので、空いたもう片方の手でヒゲを剃ったりできるのはメリット。ラクさで言えば、たぶん現存するどの電動歯ブラシよりも面倒がありません。

自堕落度で言えば満点。でもたぶん、歯医者さんには磨き足りてなくて怒られるんだろうなぁ、という感じ。歯を磨くのが死ぬほど面倒くさい、というタイプの人なら、じゃあ死ぬよりはこっち使ったほうがいいんじゃない? ってところ。これで磨きも完璧なら最強のジダラキンググッズなんですけども……おしいっ!

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る