レビュー
忙しいワンルーム世帯の救世主になるかも!

ひとり暮らしの我が家で「ブラーバ ジェットm6」を働かせてみた

暑い日が続きますね。自宅では素足で歩き回りたいところですが、ちょっと気になるのが足裏の汗や皮脂汚れ。素足で歩いたフローリングには、べったりと足裏の汚れがついているのでは?と思うと、ゾッとしてしまいます。皮脂汚れは掃除機では吸い取れませんから、水拭きが必須ですが、忙しい毎日の中でフローリングワイパーをかける時間を捻出するのは結構大変。私が会社に行っている間に、誰かが掃除しておいてくれないかなぁ……。

そんなことを思っていたら見つけてしまいました、アイロボットの「ブラーバ ジェットm6」! 前モデルの「ブラーバ ジェット250」と比べると、サイズも性能もふた回りレベルアップした本機を、1Kの自宅に持ち込んでレビューします!

「ブラーバ ジェットm6」

「ブラーバ ジェットm6」

今までのブラーバとはまったく違う! 新しい「ブラーバ ジェットm6」

ブラーバは、本体に搭載されるタンクに水を入れ、パッドを装着してスタートボタンを押すだけでフローリングの水拭き掃除をしてくれる床拭きロボット。水拭きだけではなく、クリーニングをするパットを付け替えれば、から拭きにも対応してくれます。

このブラーバ、とっても賢いんです。「ルンバ」にも搭載される、アイロボット独自のナビゲーションシステム「iAdapt 3.0 ビジュアルローカリゼーション」を搭載し、「リビング」「キッチン」などといった家全体の間取りをブラーバ本体が学習し、マッピング。部屋全体をくまなく掃除するだけでなく、どう動いたら効率的なのかまでをブラーバ本体が考えて掃除をしてくれます。

前モデルの「ブラーバ ジェット250」では、タイヤや本体前面に設置されたバンパーセンサーで部屋の環境を学習していましたが、「ブラーバ ジェットm6」は、本体天面に備えたカメラのほか、本体全体にさまざまなセンサーを搭載し、“ブラーバ本体が、今どの部屋のどこにいるのか”を把握して動けるように。これにより、家全体のより効率的な拭き掃除が可能になったほか、エリア指定をして、特定の部屋だけを掃除する、という使い方もできます。

天面に設置されたカメラ。壁や、イスの脚などを把握し、自分が今部屋のどこにいるのかを把握しながら掃除をします

「ブラーバ ジェットm6」の進化点は、それだけではありません。ブラーバシリーズとしては初めて、Wi-Fiを搭載。今までは、本体に取り付けられたスタートボタンを押すことでしか清掃の開始はできませんでしたが、「ブラーバ ジェットm6」ではスマートフォンアプリ「iRobot HOME」で指示を出せるので、外出先からも清掃を開始できるほか、スケジュール設定をすることで、曜日、時間など決められた時に自動で清掃を開始することもできるようになりました。

スマートフォンアプリ「iRobot HOME」上でスケジュール設定すれば、決まった曜日、時間に掃除を開始できます。もちろん、掃除してほしい部屋を指定することも可能です。私が会社に行っている間に、勝手に掃除しておいてくれるという、夢のようなロボットなのです……

まずは準備! でも、ほぼ手間はいりません

さて、間取り1Kのそこまで広くない我が家に「ブラーバ ジェットm6」をお迎えし、毎日忙しい私のお手伝いをしてもらうことにしました。

最初に、本体を見て感じたのは「思ったより大きいなぁ」という印象。前モデル「ブラーバ ジェット250」がB5用紙サイズ程度の、立方体に近い小さな箱だったのに対し、「ブラーバ ジェットm6」は約27(幅)×25.2(奥行)×9.0(高さ)cmと、ふた回りほど大きく、そして薄くなりました。

同梱されているのは、本体と、充電ステーションであるホームベース、使い捨てクリーニングパッド(2種)、クリーニングパッド(2種)、ブラーバ専用洗剤

クリーニングパッドには、“使い捨てタイプ”と“洗って繰り返し使えるタイプ”が用意され、それぞれに“水拭き用”と“から拭き用”があります。水拭きorから拭きのクリーニングパッドの違いを、パッド裏プレートにある小さな穴をブラーバ本体が認識し、自動的にそのパッドの用途に合わせた動きをしてくれます

前モデル「ブラーバ ジェット250」までは、本体とタンクが一体型になっており、本体を蛇口下に差し出して給水する形だったのですが、「ブラーバ ジェットm6」はタンクが取り外せるように! また、大容量になったので給水頻度も減りました

タンクを本体に装着したら準備完了。クリーンボタンを押せばすぐに掃除を始められます

タンクを本体に装着したら準備完了。クリーンボタンを押せばすぐに掃除を始められます

さっそくブラーバにお部屋を磨きあげてもらおう!と息巻いていた私でしたが、ここであるトラップが。新品のブラーバは、当たり前ですが私の部屋がどんな形をしていて、どんな家具が置いてあるのかを知りません。ブラーバに私の部屋を学習してもらわなければ、効率的な拭き掃除ができないうえ、特定の部屋だけを掃除する、という「ブラーバ ジェットm6」ならではの使い方ができないのです。ブラーバには、まず私の部屋を学習してもらうところから始めました。

掃除はせず、ブラーバをただ走らせることによって時間を短縮しながらマッピングができる「トレーニング走行」を3回行い、どのように学習していくのかを「iRobot HOME」で確認。家のマークがついている場所がホームベース設置位置で、1回あたりのトレーニング走行時間は約20分程度でした。1回目(左)では、ほぼマッピングができていませんでしたが、2回目(中央)では大体の部屋の間取りを把握。3回目(右)のトレーニング走行終了時には、ほぼ我が家のマッピングが完成。アプリ上で部屋の仕切り線を設定し、それぞれに部屋の名称をつけました

水をぴゅっ!と噴き出すのがカワイイ。お気に入りのカーペットでも安心

ブラーバに、我が家の間取りを学習してもらったところで、さっそく掃除をしてもらいましょう。クリーンボタンを押してしばらくすると、ホームベースからブラーバが出動。本体前面の穴から、ぴゅっ!と水を噴射し、その上をブラーバがていねいに拭いていってくれるんです。

でも、水の勢いが結構あるなぁ……、お気に入りの白いカーペットに水でもかけようものなら、タダじゃおかないぞ……と思っていたのですが、こちらも心配ご無用。ブラーバが前進し、今進んだ場所には障害物がないことを確認したら、1,2歩下がって水を噴射、という動きをしているおかげで、壁紙や家具、カーペットに水をかけられることはありませんでした。

掃除が終わると、自動でホームベースまで戻り、本体の充電を開始します。レビュー期間中、何度も掃除してもらいましたが、ホームベースまでたどり着けなかったり、障害物に阻まれて力尽きていたり、ということは1度もありませんでした。

もちろん、本体についているクリーンボタンを押してもよいのですが、せっかくWi-Fiに対応した「ブラーバ ジェットm6」ですので、スマートフォンアプリ「iRobot HOME」のクリーンボタンで清掃開始!

我が家のフローリングが少し明るい色だったので、水滴がわかりにくいのですが、フローリングがびしょびしょになるわけでもなく、ちょうどよい量の水を噴射します。水量調節は、「iRobot HOME」アプリ上でも調整可能です

お気に入りの白いカーペットに水を噴射するようなことはなく、カーペットを検知したとたん「ここはフローリングじゃないな」と回避してくれました

掃除が終了すると、自動でホームベースへ。ホームベースを探しているのか、キョロキョロとあたりを見回すブラーバがかわいく、応援したくなりました。濡れているクリーニングパッドごとホームベースに載ってくれるので、衛生面も◎

掃除がおわったら、片付けはクリーンパッドのお手入れのみ。パッドの取り外しは、本体前面についているボタンを押すだけなので、汚れたパッドを極力触らずにすみます。使い捨てのクリーンパッドなら、そのままゴミ箱へポイ。今回使った繰り返し使えるタイプのクリーンパッドは、軽く水洗いして、干しておけば50回ほど繰り返し使えるとのこと

狭いところもしっかり拭きます! あれ、私よりていねいかも……?

ブラーバを我が家にお迎えする以前は、「結局は、自分でフローリングワイパーをかけたほうがていねいなんじゃないの?」と思っていました。四角い部屋を丸く拭いたり、家具の下をスルーしたりするようでは、まだまだ我が家にブラーバは不要だなと。

しかし実際は、家中すみずみまで拭き残しのないようブラーバが走り回り、ソファの下、テーブルの脚周り、トイレ脇の狭い個所までしっかりと拭き上げてくれます。特に私が驚いたのが、ソファの下。我が家のソファは、フローリングと座面下の高さが10cm程度しかないローソファで、ブラーバがもぐっても出てこられなかったり、あるいは初めからもぐらないのでは、と思っていたのですが、その狭さを物ともせずもぐりこみ、ソファの脚周りもしっかりフキフキ。このシーンを見た瞬間、「負けた……。欲しい!」と思ってしまいました。

「iRobot HOME」上では、清掃履歴を確認でき、ルンバがどこを掃除したかを確認できます(緑に染まった部分が清掃済み個所)。白く残っている部分は、テーブルの脚や家具を置いている個所です。ほぼ拭き残しなく、しっかりと掃除してくれていることがわかります

我が家のローソファに果敢に挑んでいくブラーバ。本体上すれすれの状態でしたが、途中で出られなくなることもなく、しっかりと拭き上げてくれます

家具の脚周りは、脚に沿ってくるくると回転しながらていねいに拭いてくれます。自分でフローリングワイパーをかける時は、脚周りなんて結構適当だったなぁ、とブラーバを見て反省……

トイレ脇の狭いスペースも、この通り。本体が方向転換するために回転できないところには入らないのでは、と思っていましたが、器用にバックで突入します

【おまけ】我が家のスマートホーム化がさらに進む? スマートスピーカーとの相性もバッチリ

我が家ではスマートホーム化を進めていまして、「Amazon Alexa」(以下、アレクサ)を使って照明やエアコン、扇風機、コーヒーメーカーといった家電を管理しています。外出先からエアコンをつけたり、ベッドに入ってからスマートスピーカーに声をかけて照明を消したりと、ずいぶん重宝しておりまして、ぜひWi-Fi対応の「ブラーバ ジェットm6」もアレクサを使って活用してみたい!と思っていました。

Wi-Fi環境があれば、アレクサを介さず「iRobot HOME」上から外出先でもブラーバを動かすことは可能ですが、スマートスピーカーを使用して声でブラーバを操作したり、ひとこえでブラーバも含めた複数の家電を動かせるのは、アレクサならではです。

我が家にある「Amazon Echo」でブラーバを動かしてみます

我が家にある「Amazon Echo」でブラーバを動かしてみます

まとめ

2週間ほど、我が家でせっせと働いてもらったブラーバですが、デモ機をお返しする日はお別れが辛くなるくらい、お気に入りになってしまいました。次のボーナスで、本気で購入を検討しているほどです。

毎日自分がフローリングワイパーをかけることは到底難しいけれど、ブラーバが我が家に1台あれば、自分が意識しないうちに勝手に掃除をしてくれて、疲れて帰宅した時には床がピカピカに磨きあげられているので、「帰ったら床掃除しなきゃ……」という考えからおさらばできること間違いなしです。

また、部屋の整理整頓の意識にも変化が。ブラーバがしっかり部屋を掃除できるようにと、フローリングにモノを置きっぱなしにすることがなくなりました。ブラーバが来たおかげで、急な来客にあわてることもなくなり、いいことづくめですね。

あ、でもひとつ気になるのは、クリーニングパッドのコスト。繰り返し使えるタイプは2枚で3,240円。50回繰り返し使えるけれど、洗うのはちょっと面倒なんですよね。使い捨てタイプは7枚で950円なので、1枚あたり135円ほど。これを安いととるか、高いととるか……。私はお財布と要相談になりそうです。

山口真央(編集部)

山口真央(編集部)

紆余曲折あった元女子大生ライター・現価格.comマガジンのルーキー編集部員。趣味はビール片手の野球観戦と某テーマパーク、特技はごはんをおいしそうに食べることです。

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