レビュー
猫のいる我が家で使ってみた

焼肉・ペット・玄関…家のニオイ対策に!「プラズマクラスター除菌脱臭機」を自宅でチェック

こんにちは、家電ライターの近藤です。個人的にちょっと気になる製品をとりあえず試してみる「さっくりレビュー」コーナー始まります(今、勝手に名付けました)。記念すべき第1回は、シャープの「プラズマクラスター除菌脱臭機 DY-S01」(以下、DY-S01)を取り上げます。

本機は「脱臭」に特化した家電。本体内部に搭載した脱臭フィルターと、室内に放出する「プラズマクラスターNEXT」の2つの力でお部屋の消臭・除菌を行います。家の中にあるさまざまなニオイの対策として、実際に我が家で使ってみました。

「プラズマクラスター脱臭機」とは?

まずはDY-S01の構成要素から見ていきましょう。仕組みはこうです。最下部のスリットから空気を吸い、プレフィルターで大きなホコリやペットの毛などを濾(こ)し取り、中の円筒形の脱臭フィルターでニオイ成分を吸着・分解します。同時に上部の吹出口から「プラズマクラスターNEXT」を放出し、家具やカーテン、壁などの付着臭を取り除きます。

外側のカバーを外すと、活性炭が織り込まれた黒いフィルターが現れます。部屋の空気を下から吸ってフィルター通して上へと抜けていく仕組み

プラズマクラスターNEXTユニットは本体横に

プラズマクラスターNEXTユニットは本体横に

すべて分解したところ。右手前にあるのがプレフィルター。これでホコリやペットの抜け毛などの大きなゴミを濾(こ)し取ります

脱臭フィルターの内側には光触媒を定着させたフィルターを装備しており、そこに青色LEDの光を当てることで脱臭フィルターに付着したニオイ成分を水や二酸化炭素に分解します。これにより、脱臭フィルターは半永久的に高い脱臭能力を保ち、基本的に交換が必要のない仕様となっています。これは楽ですね。

なお、これら消臭や脱臭を行う基本的な仕組みは同社の空気清浄機と変わりませんが、本機はHEPAフィルターを搭載しないので、花粉や微細なホコリ、PM2.5などを集じんする能力(空気清浄機能や加湿機能など)はありません。上述の通り「ニオイ対策」に特化した製品なのです。

その他、細かいスペック情報については以下の速報レポートをチェックしてください!

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円筒形のフィルターが収められる個所の底部に青色LEDを搭載

円筒形のフィルターが収められる個所の底部に青色LEDを搭載

運転すると青色LEDが点灯してフィルターについたニオイ成分を分解します

運転すると青色LEDが点灯してフィルターについたニオイ成分を分解します

家で焼肉したあとに稼働させてみた!

では実際に使ってみましょう。風量は3段階から選べます。強モードではかなり音が大きく、リビングで使うとテレビの音が聞き取りにくくなります。しかし、中モードはぐっと静かになるので、常時電源オンならば中モードでの使用が適しているでしょう。

音量の雰囲気は、以下の動画でご確認ください。レベル2までは静かですが、レベル3になるとかなり強力に吸い込むので音も大きくなります。常時利用時はレベル2、急速運転したいときにはレベル3を使うという感じです。

我が家のLDKはキッチンを入れて14畳、LDスペースだけでは11畳程度とよくある間取りなのですが、空気の抜けが悪く、窓を開けても部屋の空気を入れ替えるのに時間がかかります。なので、近年リビングで焼き肉は絶対にやらないようにしていました。今回は、脱臭能力を試すため久しぶりにリビングで土曜の夜に焼き肉をしたのち、一晩中DY-S01を稼働させてみました。

……結果、残念ながら翌朝にはスッキリ! とはならなかったのですが、さらに稼働し続けた結果、翌々日の朝にはほぼ気にならないレベルまでニオイは取れていました。しかし我が家で焼き肉をすると、普通はカーテンや壁紙、ソファなどに染み込んだ付着臭がかなりしつこく、何もしないときは1週間ほど取れません。DY-S01によって丸2日でニオイをほぼ除去できたのは、普段の我が家からすると早い!

焼き肉が始まる前は、臭気計は「3」をさしています

焼き肉が始まる前は、臭気計は「3」をさしています

焼き肉直後は「303」まで上昇。この間、DY-S01はレベル3の強運転

焼き肉直後は「303」まで上昇。この間、DY-S01はレベル3の強運転

片付けている間に「100」前後まで落ち着きました。でもまだまだ部屋の中は焼き肉にニオイで充満しています

片付けている間に「100」前後まで落ち着きました。でもまだまだ部屋の中は焼き肉にニオイで充満しています

丸2日の間、レベル2で運転していたらほぼ無臭レベルまで下がりました

丸2日の間、レベル2で運転していたらほぼ無臭レベルまで下がりました

スリム設計なので、玄関にも無理なく置ける

DY-S01の脱臭適用面積は15畳までとなっていますが、プラズマクラスターの適用面積が8畳までなので、リビングよりももう少し狭い空間に使用するほうが、より効果がわかりやすい気がします。

たとえば玄関。1日中履き続けた靴、雨を受けた傘やレインコート、ハンガーに引っかけた帽子など、さまざまなニオイのもとが集中しています。そんな玄関には、隣近所の住民や宅配便の配達員、子どもたちの友人など、1週間に1回は誰かしらが訪れる場所です。

ニオイは目に見えないものなので検証は難しいのですが、DY-S01を1日中稼働させていると、帰宅時の玄関はいつもと違う空気を感じることができます。本体が細いので、狭い玄関に置いてもあまりじゃまにならないし、ちょっとじゃまだなと思ったときは軽いのですぐに動かせるから便利。

扉がついた靴箱の中はすごいニオイ。ひと晩中DY-S01を当て続けてやるとニオイは消えていましたが、扉も開けっ放しだったので、それによるニオイの拡散もあったでしょう。ただ、こうしてときどき靴にプラズマクラスターを当てることは意味があるようなないような……

ペットのいる家は、お客さん用にあるとイイ

ニオイというものは慣れてしまうので、たとえ自宅が臭くても、生活している本人は気づきにくいものです。特に我が家では猫を飼っており、玄関近くに猫用のトレイを置いているので、訪問者にとっては臭く感じるのではといつもビクビクしていました。正直、飼い主のほうはマヒしてしまっているので大丈夫なのですが(笑)、どちらかというとお客さんのためにDY-S01を稼働させておくとよいと思いました。

閲覧注意(笑)。玄関横の和室には猫トレイを配置しているので、玄関はおそらく猫臭いことになっているでしょう。DY-S01を常にフル稼働させておけば安心かな?

そのほか、自宅介護用の部屋、ペット専用部屋(犬猫、両生類・爬虫類、熱帯魚、鳥類、げっ歯類など)のほか、プラモデル作りやマニキュア・ペディキュアを塗るときなどの強烈なニオイを発する作業をする際の使用に適しているのではないでしょうか。あと、加齢臭の激しいお父さんの寝室も(笑)。

空気清浄機にも言えることですが、脱臭機もニオイが気になったときだけスイッチを入れるのではなく、24時間365日稼働させ絶えずニオイの成分を取り続けることで威力を発揮するものです。置き場所に困らない小型軽量のDY-S01は、ニオイが気になる家庭には重宝する家電でしょう。空気清浄機を使っているけどニオイが気になるという場合に、プラスαで組み合わせるのもよいのではないでしょうか。

近藤克己(プラスワン・クリエイティブ)

近藤克己(プラスワン・クリエイティブ)

1966年生まれ、福島県出身。大学では考古学を専攻。家電製品のフリーペーパーを発行しつつ、ライターとしても活動中。得意分野は家電流通、生活家電。趣味は、ゴルフ、ギター、山登り、アニメ、漫画。

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