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コードレスタイプと電源コード付きタイプに新モデルが登場

コードレスタイプの衣類スチーマーも進化!すべりやスチームの広がりが向上した東芝「La・Coo s」


アイロン台をセットして衣類のシワを伸ばす普通のアイロンに代わり、近年は、ハンガーにかけたままシワを伸ばせる「衣類スチーマー」の需要が拡大しています。さまざまなメーカーが衣類スチーマーをリリースする中、東芝は2018年に業界初となるコードレスタイプを発売しました。もちろん、用途によって選び分けできるように電源コード付きタイプもラインアップされています。そんな東芝が、さらに使いやすく改良した両タイプの新モデルを発表。その進化点を紹介しましょう。

東芝の衣類スチーマー「La・Coo s(ラクー エス)」の新モデル2機種。左がコードレスタイプ「TAS-X5」(市場想定価格15,000円前後/税別、2019年11月初旬発売予定)で、右が電源コード付き「TAS-V5」(市場想定価格13,000円前後/税別、2019年11月中旬発売予定)

コードレスタイプ「TAS-X5」はかけ面を改良

普通のアイロンでもコードレスタイプが続々と登場していますが、衣類スチーマーにおいては2018年に東芝がコードレスタイプを発売して以来、まだ追随するメーカーはありません。コードレスタイプが出てこない理由を東芝にたずねたところ、通電していない状態でスチームを連続放出できるようにするのはかなり大変なのだとか。そもそも、衣類スチーマーはハンバーに吊るしたまま衣類のシワを伸ばすため、本体が垂直になります。その状態でも安定してスチームを放出できるようにするには、水タンクから気化室(スチームを発生させる空間)に水を送るための電動ポンプが必要なほか、水を気化させるヒーターも高温に維持しておかねばなりません。本体にバッテリーを搭載すればこれらの課題を解決できますが、その分、重量が増してしまい衣類スチーマーであるメリットがなくなってしまいます。そこで、東芝は水タンクや気化室の形状や配置を調整するとともに、電動ポンプの代わりにバルブ(弁)を装備。手もとにあるレバーを引いてバルブを開けると気化室に水が送られるようにする仕組みにすることで、コードレス化を実現しました。

本体サイズは7.1(幅)×17.9(長さ)×13.7(高さ)cmで、本体重量は約710g。充電台に置いて給電しながら使用します。定格消費電力は1,200W

トリガーを引くとバルブが開き、気化室に給水され、スチームが放出されます

トリガーを引くとバルブが開き、気化室に給水され、スチームが放出されます

ただし、コードレスタイプは充電台に置いている際に加熱したヒーターの蓄熱で蒸気を作り出すため、1度の充電で使える時間は最長約1分30秒となっており、充電台に戻して温度を上げてから、再び、衣類スチーマーを使うという使い方をしなければなりません。コードがじゃまにならず、場所を問わずに使えることが大きなメリットですが、シワを伸ばしたい範囲が広い場合、この使い方は少々めんどう。でも、安心してください。コードレスタイプではありますが、電源コード付きタイプにもなる2WAY仕様なので、長時間使いたい時も問題ありません。

充電台と一体化されているかのように見える矢印の部分にあるスイッチを切り替えることで、本体に電源コードが付いたスタイルに。この状態の場合、重量は約860gに増し、連続使用時間は最長約7分10分になります

<関連記事>2WAY仕様のくわしい解説は前モデルの発表会レポートでチェック!

ここまで前モデルから引き続き採用されているコードレス構造について説明してきましたが、ここからは新モデルの進化点を紹介します。新モデル「TAS-X5」で変更されたのは、かけ面。スチーム孔を8個から14個に増やし、スチームがより広範囲に行き渡るようになりました。

スチーム孔の数が増えるとともに、スチームラインも前後左右に大きく伸びました。スチームが広い範囲で放出できるのはあきらかです

そして、かけ面のコーティングもセラミックコートよりもすべりのよいニッケルコートに変更されました。アイロン台を用意し、普通のアイロンのように使う際、従来よりも約40%軽い力で動かせるようになったそうです。また、ハンガーにかけてある衣類のシワを伸ばす時にも、かけ面のある衣類スチーマーは、スチームを放出するとともにかけ面を当ててシワを伸ばすように使うのがもっとも効率のよい使い方。その際にも、かけ面のすべり性能が向上したことは操作のラクさにつながります。

TAS-X5は「低(約120℃)」「中(約160℃)」「高(約200℃)」の3段階でかけ面の温度を変えられるようになっていますが、どの温度帯でもニッケルコートのほうが動かす際の負荷が少ない結果となりました

本来の使い方ではありませんが、前モデル(セラミックコート)と新モデル(ニッケルコート)を同時に押して、すべり性能を比較してみました(下の動画参照)。

何度か、上の動画のような検証を繰り返しましたが、結果は毎回同じ。奥側にある新モデル(ニッケルコート)のほうが、より先まですべっていきました。

新旧モデルでアイロンがけをしてみると、はっきりとわかる差が! 新モデルはまるで氷の上をすべっているかのように抵抗感なく進みます。これは、アイロンがけが楽しくなるかも、と思うほど軽い!

ハンガーに吊るした状態でも新旧モデルを比較してみました。かけ面のすべりやすさにおいては、アイロン台を使った時ほどの差は感じませんでしたが、スチーム孔が増えたおかげもあり、シワがより伸ばしやすくなったような印象

実際に、ワイシャツのシワを伸ばしてみました(下の動画参照)。スチームがモクモクと出ている様子も見られ、たっぷり放出されていることがわかります。

30秒ほどで、前身ごろの右側はけっこうキレイに。着て出かけるには十分な仕上がりではないでしょうか

電源コード付きタイプ「TAS-V5」はパワフルにスチームが噴射できるように!

電源コードが付いた一般的なスタイルの「TAS-V5」は、本体サイズはそのままに水タンク容量が2倍にアップしたのが大きな進化点。それにともない、スチーム持続時間が前モデルの約2倍となる約10分となったほか、通常の約3倍の量のスチーム(最大約45ml/分)が約2秒間噴射できる「3倍ショット機能」が搭載されました。また、前モデルではかけ面の温度は約150℃の中温のみでしたが、新モデルでは「弱(約120℃)」「中(約150℃)」「強(約180℃)の3段階に切り替え可能に。コードレスタイプ同様に、かけ面のコーディングがセラミックコートからニッケルコートに変更されたので、すべり性能も各段に向上しています。

本体サイズは7(幅)×17(長さ)×13.2(高さ)cmで、本体重量は約690g。定格消費電力は950W

本体サイズは7(幅)×17(長さ)×13.2(高さ)cmで、本体重量は約690g。定格消費電力は950W

水タンクの一部を本体外郭ケースと一体化することでムダなスペースを削減。本体サイズや重量はそのままに、水タンク容量が55mlから110mlに大きくなりました。途中で給水せずに、ワイシャツなら3枚、ジャケットなら2着を仕上げることができるそうです

かけ面のコーティングをニッケルコートにするとともに、スチームが広い範囲に放出できるようにスチームラインも大きく伸びた新形状に改良。スチーム孔は前モデルと同じ8個

電源を入れてから使用できるようになるまでにかかる時間は約28秒(中温時)。コードレスタイプ「TAS-X5」は約1分5秒(中温時)かかるので、素早い立ち上がりと長時間使用を重視するなら電源コード付きタイプのほうがいいでしょう

電源コード付きタイプには電動ポンプが搭載されているので、手もとにあるボタンを押してスチームを放出する仕様となっています

「3倍ショット機能」を使いたい時には、スチームを放出するボタンを10秒ほど長押し。温度のランプが赤色から青色に変わったら準備完了です

スチームを放出するボタンを押したまま、温度のランプ下にあるボタンを押すと、通常の3倍の量となるパワフルなスチームが噴射されます(下の動画参照)

「3倍ショット機能」は瞬間的に噴出するスチームですが、スチーム量が多いので、ガンコな衣類や厚手の衣類にしっかり浸透。これまで伸ばしづらかったシワも取りやすくなりました

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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