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必要最小限の機能だから使いやすく、価格もちょうどいい感じ!!

デザインも性能もいい!シャープ「PLAINLY」シリーズの“炊飯器の神様”が開発したIH炊飯器を見てきた


近年は、デザイン性の高い生活家電が増えていますが、少人数世帯向けのラインアップは少なく、価格帯も高めです。そんなところに目をつけ、シンプルなデザインだけれど、基本性能は申し分ない家電シリーズ「PLAINLY(プレーンリー)」をシャープが展開中。本シリーズには電子レンジ「RE-TF17S」、5.5合炊きIH炊飯器「KS-HF10B」、オーブンレンジ「RE-WF18A」、冷蔵庫「SJ-GD14F」がすでに発売・発表されていますが、新たに3合炊きIH炊飯器「KS-HF05B」が追加されました。その発表を兼ねた説明会で聞いた、本シリーズのIH炊飯器のこだわりを紹介します。

必要な機能だけを搭載したシンプルな家電シリーズ

PLAINLYシリーズの家電製品は部屋のインテリアに調和するようシンプルなデザインにするだけでなく、機能を必要最小限にすることで使いやすさと手ごろな価格を実現しているのがポイント。現在、シリーズにラインアップされている製品は、単身世帯や2人暮らし世帯に適している印象ですが、今後、製品群は拡大していく予定だといいます。

すでにリリースされているPLAINLYシリーズの製品。左がオーブンレンジ「RE-WF18A」(2019年11月7日発売)で、右が電子レンジ「RE-TF17S」(2019年10月3日発売)。どちらもブラック系とホワイト系のカラーが用意されています

オーブンレンジ「RE-WF18A」の容量は18Lで、サイズは455(幅)×375(奥行)×330(高さ)mm。オーブン温度は110〜250℃(発酵40℃)で調節でき、レンジ出力は900/600/500/200W相当となっています

電子レンジ「RE-TF17S」の容量は17Lで、サイズは460(幅)×360(奥行)×285(高さ)mm。フラットテーブルを採用しており、レンジ出力(50Hz)は500/200W相当となっています

2019年12月下旬発売予定の冷蔵庫「SJ-GD14F」の容量は137L。左開き、右開きに付け替えられる「つけかえどっちもドア」を採用しているので、設置場所にあわせてドアの開閉を変更できます。また、冷蔵室にはプラズマクラスターイオンを放出し、除菌をサポート

3合炊きタイプも追加されたIH炊飯器のこだわり

新たにシリーズに加わる3合炊きIH炊飯器「KS-HF05B」は、すでに発売されている5.5合炊き「KS-HF10B」の小容量タイプ。炊飯器は、内釜の素材や形状が違うだけでも炊き上がるごはんの味は変わります。そうした部分を追求すればおいしいごはんが炊ける炊飯器は作れますが、その分、高価格になるのは必至。PLAINLYシリーズは“手ごろな価格”で、価格以上の満足度を提供することもコンセプトのひとつであるため、特筆するような内釜や構造は採用されていませんが、炊飯器としてもっとも大切な“おいしさ”には妥協なし! “炊飯器の神様”と呼ばれる下澤理如さんに火加減などの炊飯プログラムの教示を受け、本質機能の高い炊飯器を開発したそうです。

左が5.5合炊き「KS-HF10B」(最大消費電力1,130W)で、右が3合炊き「KS-HF05B」(最大消費電力757W)。5.5合炊きタイプは2019年10月31日発売にされており、発売当初の価格は25,000円(税別)。3合炊きタイプは2019年12月12日発売予定で、市場想定価格は23,000円(税別)

PLAINLYシリーズの炊飯器をプロデュースした下澤理如さんは、元三洋電機のエンジニア。1992年に業界初となる圧力IH炊飯器を生み出し、2002年には加圧と減圧を繰り返すことで米を内釜内でかくはんさせる可変圧力IH炊飯器(通称「おどり炊き」)を開発した人物です

限られた機能で、最大限のおいしさを生み出すために注視されたのが「食感」。人がおいしさを感じる大きな要因には「食感(物理的味)」と「味(科学的味)」の2つがあり、液体状の食品は甘さや旨みといった科学的な味が重視され、固体状の食品は物理的な味が寄与するのだそう。つまり、固体状の食品であるごはんは、味覚よりも食感がおいしさにつながるということから、食感の炊き分け機能が搭載されました。白米のみとなりますが、吸水工程の温度と時間を変えることで「ふっくら」「しゃっきり」「極上」の食感で炊飯可能。食感の炊き分け機能自体は今やめずらしいものではありませんが、2万円台の炊飯器の中には搭載されていないモデルもあるので、下澤さんが開発に携わられたことも含め、選択の際の大きなアドバンテージとなるのではないでしょうか。

炊き分けられる食感の数は多くありませんが、この炊飯器でもっともおいしい「ふっくら」と「しゃっきり」になった炊飯プログラムを採用しているとのこと。また、一般的な食感の炊き分け機能は「かため」「ふつう」「やわらかめ」と表現されているものが多い中、「ふっくら」「しゃっきり」としたのもこだわりなのだそう

「極上」は、低温でゆっくり吸水させるモード。一般的に粒感を際立たせると甘みが抑えめになり、甘みを優先するとやわかかくなりがちですが、「極上」で炊くと粒感があるのに甘みもしっかり感じられるごはんが炊けるのだそう。なお、5.5合炊きタイプは「極上1合」となり、1合専用の炊飯モードとなります

吸水時の水の温度や浸しておく時間の長さで、粘りや甘み、食感は大きく変わるのだそう。もちろん、吸水後の立ち上げ、沸騰維持、蒸らしといった工程も、それぞれに適したプログラムになるように調整されています

同じ銘柄であっても「ふっくら」と「しゃっきり」で炊き分ければ、粘りや食感がまったく違うごはんが楽しめます

実際に、それぞれの食感で炊いたごはんを試食してみました。「ふっくら」で炊いたごはんは粘りと弾力があって甘く、「しゃっきり」で炊いたごはんは粒離れもよく、粒感もしっかりしています。同じ銘柄ではなかったので、正しい食感の差とは言えませんが、どちらも絶妙な食感だったので、炊飯器としての基本性能は高そう。なお、今回試食したのは5.5合炊きタイプで炊いたごはんですが、3合炊きタイプも同レベルの炊き上がりを実現しているとのこと

このほか、「無洗米」「おいそぎ」「極上」「玄米」「おかゆ」「炊きこみ」「すしめし」「蒸し野菜」といったメニューも搭載されています。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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