レビュー
50代オヤジのダイエットチャレンジ

糖質制限の効果が見える「ケトスキャン mini」で、モチベーションアップ!

カロリー制限ダイエットよりも無理なく効果が出やすいことから、近年ダイエットの主流になりつつあるのが、「糖質制限」だ。カロリーや脂質などを制限するよりも、糖質(炭水化物)の摂取量を減らして脂肪燃焼をはかる。しかし、ダイエットのモチベーションの維持は難しいものだ。

そこで便利なのが、息を吹き込むだけで簡単に糖質制限の効果がわかるという「ケトスキャンmini」だ。ダイエット成功→リバウンド傾向にある50代オヤジの筆者が、今一度再起をかけるべく使ってみることにした。
※本記事の内容は個人の感想に基づくものです。

スマートフォンと連携して、糖質制限の効果が出ているか確認できる計測機(アセトンガスセンサー)「ケトスキャンmini」。価格は21,780円(税込)

糖尿病を糖質制限ダイエットで克服した筆者に訪れた危機

昨年初頭に、医師より「血糖値がアウト。糖尿病だね」と言われてしまい、愕然とした筆者。当時の体重は破格の118kg。ただその時、「痩せれば治るけどね」と言われたこともあり、必死に8か月ほど糖質制限にいそしんで30kgのダイエットに成功し、脱・糖尿病ができた。

しかし、昨今のステイホーム期間を経て、今年初めは80kgを目指す勢いだった体重は、減るどころか5kg以上増えてしまった。急いで食事制限を行い、なんとか88kgには戻せたものの、そこから先はどうも減らない。ほぼあきらめムードだった。

80kgを目指していたはずが、90kgに近づいてしまった現在

80kgを目指していたはずが、90kgに近づいてしまった現在

「ケトン値」こそが、脂肪燃焼の証

「人間が太るのは、糖質が多く含まれる米や小麦粉などの炭水化物、砂糖など、糖質をとり過ぎているから」というのが、糖質制限ダイエットの考え方だ。エネルギーにならなかった糖は脂肪になるので太る。しかし、糖質を減らせば、糖の代わりに脂肪が燃焼するため、痩せるのである。

ここで重要となるのが、脂肪燃焼の度合いを示す「ケトン値」だ。ケトン値が高ければ高いほど、脂肪が燃焼されていると言われている。そのケトン値を測れるのが、今回使用する高精度アセトンガス(※)センサー「ケトスキャンmini」(バランスボディ研究所)なのである。
※正確には、ケトン値そのものではなく、ケトン体を燃やすことで人体が放出するアセトンガスを計測する

ケトン値の理想値は5〜10ppmと言われるが、過激なトレーニングを行っているわけではない場合は、脂肪燃焼の始まる、2〜3ppmあたりが目安になるだろう

息を吹き込むだけで計測! スマホと連携してグラフでチェック

「ケトスキャンmini」は、息を吹き込むだけでケトン値を測定し、スマートフォンと連携することで結果をグラフでチェックすることができるので、ダイエットのモチベーションアップが期待できる。

ただ、「ケトスキャンmini」を使ったからといって、痩せるわけではないのでお忘れなく。あくまでデータを見える化してモチベーションを上げるためのアイテムで、ダイエット機器ではない。

外付けできるマウスピースが5個付属するので、家族など、複数人で使用することもできる

外付けできるマウスピースが5個付属するので、家族など、複数人で使用することもできる

上部の銀色部分を押すと、内部のマウスピースが飛び出す。ここから息を吹き込んで計測する

上部の銀色部分を押すと、内部のマウスピースが飛び出す。ここから息を吹き込んで計測する

充電は付属のmicro USBケーブルで行う。充電時間は約30分。フル充電で約50回使用できる

充電は付属のmicro USBケーブルで行う。充電時間は約30分。フル充電で約50回使用できる

「KETOSCAN」アプリを使用すれば、計測結果の推移などをスマートフォンなどで管理できる。アプリはiOS、Androidに対応する

「ケトスキャンmini」を使ってみた1週間の記録

ということで、「ケトスキャンmini」を使うことで、実際にダイエットのモチベーションが上がるのか、試してみたい。「少なくとも1週間は続けよう」。筆者の現状の気力はその程度だ。

「ケトスキャンmini」の使い方は簡単だ。一度本体とスマートフォンをBluetooth接続でペアリングしておけば、あとはアプリを先に起動し、本体の電源をオンするだけで接続される。測定を開始しようとすると、アプリの画面上でカウントダウンがスタートするので、カウントがゼロになったら息を3秒間吹き込むだけだ。基本的に同じ時間、朝の起床後、水で口をすすいでからがよいというので、そのようにした。

電源ボタンを長押しして起動する。電源ボタンの上にあるスリットは呼気排出口なので、ふさがないように注意

電源ボタンを長押しして起動する。電源ボタンの上にあるスリットは呼気排出口なので、ふさがないように注意

アプリでBluetooth接続後、ナビゲーションに従って計測を開始すると、カウントダウンが始まる。本体のLEDも同じようにカウントを刻む

画面の指示に従い、しっかりと3秒間息を吹き込む

画面の指示に従い、しっかりと3秒間息を吹き込む

1日目(88kg)

一発目、体重88kgの状態で、何も運動せずに計測してみた。するとケトン値は1.6ppm。何もしてないので、脂肪燃焼(ケトーシス)はほぼ始まってないものの、意外に高かった。

最初の目標を「2ppmくらいかな」と設定していたのでうれしい

最初の目標を「2ppmくらいかな」と設定していたのでうれしい

2日目(体重88.2g)

世の中そうは甘くない。翌日、一気にゼロへ。何もしてないので当然と言えば当然だ。

まさか後退するとは。体重も増えていた

まさか後退するとは。体重も増えていた

3日目(87.6kg)

食事はかなり気をつけたし、甘いものも食べなかった。ライスも半分にした。ラーメンだって食物繊維豊富なワカメを大量にトッピングした。すると一気に目標の倍にまで伸びた!

これはモチベーションが上がる。体重も微減したし

これはモチベーションが上がる。体重も微減したし

4日目(88kg)

勢いづいた筆者は、押入れの奥深くにしまってあったダンベルを持ち出し、筋トレまでしてしまった。これでさらなる高い数値をゲットしたい。ところが、翌朝測ると、かえって下がってしまっていた……。

1年ぶりの筋トレ。気まぐれに一度行うくらいでは、当然ケトン値は上がらない

1年ぶりの筋トレ。気まぐれに一度行うくらいでは、当然ケトン値は上がらない

何もしていない1日目にも及ばない結果に……

何もしていない1日目にも及ばない結果に……

5日目(87.8kg)

筋トレの効果は翌日に出るのかなと期待。しかし2日続けた筋トレは初日の数値にかなわず。

ちなみに筋トレ習慣は3日坊主にも及ばず、くじけた

ちなみに筋トレ習慣は3日坊主にも及ばず、くじけた

6〜7日目(86.8kg)

そして2日続けてゼロ行進。とりあえず食事制限は1週間がんばったのでよしとしよう。ただ、なんだかんだで体重が1.2kg減っていたので、1週間の成果としては上々ではないだろうか。ケトン値上昇を目指しているのではなく、目的は体重減少なのだから。

1週間のケトン値(アセトン濃度)結果はこの通り、たいして脂肪を燃やせなかったが、体重は減ったからよかった。アプリのグラフは、ゼロのラインが二段ほど上にあり、精神面にやさしいと思った

ちなみに、スマートフォンと連携させず、「ケトスキャンmini」単体でも測定は可能。データは管理できないが、数値は本体前面のLEDで表示される

体重計以外の数値でモチベーションアップ

ケトン値が上がると脂肪燃焼に直結するので、数値がよかった場合、非常にテンションが上がり、モチベーションがアップした。しかし、体重計の数値にそのまま連動するわけでもないところが悩ましいところ。それでも、ケトン値か体重のどちらかに良好な動きがあれば、やる気は当然アップするので、ダイエットに気合いを入れたい人にはいいだろう。筆者も、漫然と軽い糖質制限食でごまかしていたが、少し本気を出そうかなという気になった。

数値化、グラフ化がモチベーションを高める

数値化、グラフ化がモチベーションを高める

しかし、「ケトスキャンmini」は少々高価ではある。使用回数は最大320回なので、毎日測ると1年も持たない計算だ。その後は4,500円(税込/送料別途)を支払い、メンテナンスに出す必要がある。家族で使用する場合は、メンテナンスの頻度はさらに上がる。それなりに負担は大きいが、ジム通いでストイックにからだを鍛えている人だったら、そのくらいの負担は気にならないかもしれない。今度こそ本気で痩せたいと思うなら、モチベーションアップにはかなり強力なアイテムだと感じた。

※本記事の内容は個人の感想に基づくものです。

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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