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ミルクの泡立て具合もコーヒーの濃さ、温度も好みに合わせて調整可能

多様な本格コーヒーやミルクメニューが手軽に楽しめるデロンギ「ディナミカ(ECAM35055B)」

デロンギの全自動コーヒーマシン「ディナミカ」に、カフェラテなどのミルクメニューをより手軽に堪能できる「ラテクレマシステム」を搭載した新モデル「ECAM35055B」が登場。2020年10月15日発売予定の本製品で淹れたコーヒーやミルクメニューを味わってきました!

メニューを選ぶだけでいろいろなミルクメニューが楽しめる!

デロンギにはいくつかの全自動コーヒーマシンがラインアップされていますが、カプチーノやカフェラテといったメニューを選ぶだけでミルクメニューを作れる「ラテクレマシステム」を搭載している現行モデルは「エレッタ(ECAM45760B)」と「プリマドンナXS(ETAM36365MB)」、そして「マグニフィカS(ECAM23260SBN)」の3機種のみ。この内、フルスペックモデルであるエレッタとプリマドンナXSには、スチームが出る給湯ノズルでミルクを泡立てるマニュアルのシステムも搭載されています。今回発表された「ディナミカ(ECAM35055B)」はマグニフィカSと同じスタンダードモデルとなりますが、泡立てるミルクの泡の大きさを任意で選択できるのが大きな相違点(マグニフィカSは選択不可)。上位機のような給湯ノズルを使った手動での泡立てはできないものの、より手軽に幅広いミルクメニューを楽しむことができます。

サイズは240(幅)×445(奥行)×360(高さ)mm。デロンギ直営店価格は162,800円(税込)となっています

サイズは240(幅)×445(奥行)×360(高さ)mm。デロンギ直営店価格は162,800円(税込)となっています

ミルクメニューを作りたい時は、牛乳を入れたミルクコンテナをセットします。ミルクコンテナの容量は600mlで、デフォルト設定でカプチーノを作る場合、5杯分淹れられるとのこと

ミルクメニューを作りたい時は、牛乳を入れたミルクコンテナをセットします。ミルクコンテナの容量は600mlで、デフォルト設定でカプチーノを作る場合、5杯分淹れられるとのこと

なお、ミルクコンテナに入れたミルクが使い切れなかった場合、本体から取り外し、冷蔵庫で1日くらいなら保管できます

なお、ミルクコンテナに入れたミルクが使い切れなかった場合、本体から取り外し、冷蔵庫で1日くらいなら保管できます

ミルクの泡の大きさは手動で設定可能。右にいくほど泡が大きくなります。ちなみに、記されているアイコンは3つですが、無段階で調整可能。「CLEAN」にすると、ミルクノズル(ミルクが出る管)をお湯で洗浄してくれます

ミルクの泡の大きさは手動で設定可能。右にいくほど泡が大きくなります。記されているアイコンは3つですが、無段階で調整可能。「CLEAN」にすると、ミルクノズル(ミルクが出る管)をお湯で洗浄してくれます

ちなみに、エレッタ(ECAM45760B)とプリマドンナXS(ETAM36365MB)は、ミルクコンテナを外して給湯ノズルを装着すれば、写真のような手動の方法でミルクを泡立てることもできます

ちなみに、エレッタ(ECAM45760B)とプリマドンナXS(ETAM36365MB)は、ミルクコンテナを外して給湯ノズルを装着すれば、写真のような手動の方法でミルクを泡立てることもできます

<関連記事>エレッタとプリマドンナXSの詳細はこちら!

ラテクレマシステムで作れるミルクメニューは、「カプチーノ」「カフェラテ」「ラテマキアート」「フラットホワイト」「ミルク(フロス/スチーム)」の5種類。メニューを選択するだけで、牛乳がもっとも甘くなる60〜65℃の温度になるように抽出されます。この温度管理を行うのが「サーモブロックボイラー」。最初から最後まで安定した温度で抽出するために欠かせない機能で、より精度を高めるため、コーヒーを抽出する用とミルクを泡立てるスチーム用それぞれに配置されています。

操作部に用意されたミルクメニューのボタンは「カプチーノ」のみですが、その下にある「DRINK MENU」ですべてのメニューを選択可能

操作部に用意されたミルクメニューのボタンは「カプチーノ」のみですが、その下にある「DRINK MENU」ですべてのメニューを選択可能

「DRINK MENU」ボタンを押すと液晶モニターにコーヒーメニューも含めた全メニューがひとつずつ表示されますが、ユーザーの使用状況をカウントし、使用頻度の高いものから表示されるように切り替わっていくようになっています

「DRINK MENU」ボタンを押すと液晶モニターにコーヒーメニューも含めた全メニューがひとつずつ表示されますが、ユーザーの使用状況をカウントし、使用頻度の高いものから表示されるように切り替わっていくようになっています

さっそく、カプチーノを淹れてみましょう。

ミルクの泡の大きさは中間に設定

ミルクの泡の大きさは中間に設定

「カプチーノ」ボタンを押したら、あとは待つだけ! 下の動画のように、コーヒー豆が挽かれるのと同時にミルクが泡立てられ、そのミルクが抽出されたのちコーヒーが注がれます

「カプチーノ」ボタンを押したら、あとは待つだけ! 下の動画のように、コーヒー豆が挽かれるのと同時にミルクが泡立てられ、そのミルクが抽出されたのちコーヒーが注がれます

見るからに、泡が細かい! コーヒーとミルクの層がしっかりと分かれています。ちなみに、ラテクレマシステムで淹れるミルクメニューは、ミルクと泡の黄金比2:3となるようにプログラムされているとのこと

見るからに、泡が細かい! コーヒーとミルクの層がしっかりと分かれています。ちなみに、ラテクレマシステムで淹れるミルクメニューは、ミルクと泡の黄金比2:3となるようにプログラムされているとのこと

泡をスプーンですくってみると、ふわふわ! そして、スプーンを横に向けてもなかなか垂れてこないほど、しっかりしています。試飲もしてみましたが、ミルクが甘くておいしい。なめらかな泡のミルクがコーヒーと混じり合う感覚も最高です

泡をスプーンですくってみると、ふわふわ! そして、スプーンを横に向けてもなかなか垂れてこないほど、しっかりしています。試飲もしてみましたが、ミルクが甘くておいしい。なめらかな泡のミルクがコーヒーと混じり合う感覚も最高です

ミルクの泡の大きさを変えて、カプチーノを淹れてみました。左は泡がもっとも細かい設定で、右はもっとも大きな設定です

ミルクの泡の大きさを変えて、カプチーノを淹れてみました。左は泡がもっとも細かい設定で、右はもっとも大きな設定です

泡がもっとも細かい設定で淹れたカプチーノは、ミルクがほぼ泡立っていません

泡がもっとも細かい設定で淹れたカプチーノは、ミルクがほぼ泡立っていません

もっとも大きい設定とした泡は、前述の「中間」の設定の泡よりもしっかりしています。スプーンですくって下に向けて、少々振ったくらいでは落ちてこないくらい。右の写真のように盛り付けても崩れないので、3Dラテアートができるかもしれません

もっとも大きい設定とした泡は、前述の「中間」の設定の泡よりもしっかりしています。スプーンですくって下に向けて、少々振ったくらいでは落ちてこないくらい。右の写真のように盛り付けても崩れないので、3Dラテアートができるかもしれません

コーヒーはエスプレッソ式で淹れる従来の抽出方法を継承

コーヒーを淹れる仕組みや機能については、既存モデルと同様。摩擦熱が少ないコーン式のグラインダーでコーヒー豆を挽き、多くの全自動コーヒーメーカーで採用されているドリップ式ではなくエスプレッソ式で、1杯ずつタンピングし、9気圧で抽出します。エスプレッソ式はドリップ式よりも抽出スピードが早いため、香り高いコーヒーが淹れられるとのこと。また、最初から最後まで安定した温度で抽出するのも重要なポイントです。コーヒーにはカフェインやポリフェノール、苦味、甘み、酸味成分などが含まれていますが、お湯の温度によって抽出される成分の構成比が変わり、コーヒーの味もブレてしまうのだそう。コーヒー抽出用のサーモブロックボイラーが抽出温度を制御することで、味のバラつきのないコーヒーが毎回淹れられるといいます。

挽き方の粒度は、左上にあるツマミで7段階に設定可能。なお、中央にあるパーツはコーヒー粉を入れる部分で、コーヒー豆を入れた状態でもコーヒー粉を使って淹れられます

挽き方の粒度は、左上にあるツマミで7段階に設定可能。なお、中央にあるパーツはコーヒー粉を入れる部分で、コーヒー豆を入れた状態でもコーヒー粉を使って淹れられます

コーヒー豆を挽くコーン式のグラインダー。均一なサイズの溝と鋭利なエッジでコーヒー豆を徐々に切り刻んでいくため、一般的なプロペラタイプより挽いたコーヒー粉の均一性が高く、摩擦熱によるコーヒー豆の酸化を抑えられます

コーヒー豆を挽くコーン式のグラインダー。均一なサイズの溝と鋭利なエッジでコーヒー豆を徐々に切り刻んでいくため、一般的なプロペラタイプより挽いたコーヒー粉の均一性が高く、摩擦熱によるコーヒー豆の酸化を抑えられます

<関連記事>挽き方の違いでコーヒーの味がどのくらい変わるのかは、こちらでチェック!

グラインダーで挽かれたコーヒー粉は、本体内部にある抽出ユニットでタンピング。1杯ずつ最適なコーヒー豆量、タンピング圧、抽出圧になるよう電子制御で稼働します

グラインダーで挽かれたコーヒー粉は、本体内部にある抽出ユニットでタンピング。1杯ずつ最適なコーヒー豆量、タンピング圧、抽出圧になるよう電子制御で稼働します

サーモブロックボイラーによって安定した温度で抽出するディナミカは、抽出温度を88℃/90℃/93℃/96℃の4段階に切り替えできるようになっています。一般的にコーヒーの抽出温度は90℃前後が適していると言われていますが、味の好みは人それぞれ。高い抽出温度で苦味を強くしたり、低めの抽出温度で酸味を引き出すなど、コーヒー豆量を設定して濃さを変えるだけでなく、温度による味わいの変化も楽しむことができます。

抽出温度の設定は「レベル○」と表記。レベル1が88℃、レベル2が90℃、レベル3が93℃、レベル4が96℃です

抽出温度の設定は「レベル○」と表記。レベル1が88℃、レベル2が90℃、レベル3が93℃、レベル4が96℃です

抽出温度の違いによる味の変化を確かめてみました。抽出される成分の構成比が異なるためか、色の濃さも若干違います。筆者はそれほどコーヒーの味がわかるほうではありませんが、同じコーヒー豆を使ったとは思えないほど風味が別物! コーヒーが好きな人なら、温度やコーヒー豆の量の設定の組み合わせを存分に楽しめそう

抽出温度の違いによる味の変化を確かめてみました。抽出される成分の構成比が異なるためか、色の濃さも若干違います。筆者はそれほどコーヒーの味がわかるほうではありませんが、同じコーヒー豆を使ったとは思えないほど風味が別物! コーヒーが好きな人なら、温度やコーヒー豆の量の設定の組み合わせを存分に楽しめそう

搭載されているコーヒーメニューは、「エスプレッソ」「スペシャルティ」「カフェ・ジャポーネ」「エスプレッソラージ」「ロングコーヒー」「ドッピオ+」の6種類。聞き慣れない名称が多いですが、スペシャルティはすっきりとした味わいのフルーティーなコーヒー、カフェ・ジャポーネはハンドドリップのように間欠蒸らしを行いながら淹れる深蒸しレギュラーコーヒー、ドッピオ+はコーヒー豆を贅沢に使った、力強い風味の濃厚なコーヒーとなっています。もっともベーシックなレギュラーコーヒーを淹れたい時は、ロングコーヒーを選べばOK!

個人的に気に入ったのはカフェ・ジャポーネ。より蒸らし効果が高くなる間欠蒸らしが行われたのち抽出されるのですが、前半のおいしいところだけ抽出したらコーヒー粉を廃棄し、再度、コーヒー豆を挽いて抽出します。1杯淹れるのに2回工程が繰り返されるのだから、かなり贅沢! マシンにおまかせなのに、雑味がなく、香りも味わいも豊潤な最高の1杯が味えるなんて幸せ

個人的に気に入ったのはカフェ・ジャポーネ。より蒸らし効果が高くなる間欠蒸らしが行われたのち抽出されるのですが、前半のおいしいところだけ抽出したらコーヒー粉を廃棄し、再度、コーヒー豆を挽いて抽出します。1杯淹れるのに2回工程が繰り返されるのだから、かなり贅沢! マシンにおまかせなのに、雑味がなく、香りも味わいも豊潤な最高の1杯が味えるなんて幸せ

ところで、日本国内では豆から挽けるモデルを全自動コーヒーマシン(コーヒーメーカー)と称してしますが、コーヒー豆を挽くのと抽出する2工程が自動化されているくらいで、水やコーヒー豆の計量、洗浄は淹れるたびに手動で行わねばなりません。いっぽう、デロンギ製の“全自動”は、これらすべての工程が自動で行われるのが大きな特徴。コーヒー豆を挽いて出たカスはトレイに最大20杯分溜められるようになっており、電源のオン/オフのタイミングで本体内部が洗浄される自動洗浄機能も搭載されているので、使用する都度のお手入れは最小限で済みます。

日本発売モデル初! ウォーターフィルターを採用

コーヒーの抽出方法は従来と同じですが、味にも関係する装置が「ディナミカ ECAM35055B」には装備されました。それが、水を軟水化させるウォーターフィルターです。一般的に硬水よりも軟水のほうが、コーヒー豆の持つ風味を感じやすくなると言われていることから、これまでも、硬水の地域が多いヨーロッパで販売されているデロンギ製コーヒーマシンには標準装備されていたもの。日本国内の水は全体的に軟水であるため装備されていませんでしたが、ここ数年、コーヒーの嗜好が多様化していることを受け、より味にこだわれるように採用したとのこと。また、ウォーターフィルターの効果により、本体内部への石灰分の付着も軽減するので、除石灰作業の回数が減らせるというメリットもあります。

ウォーターフィルターは水タンクにセットして使用。50L分使ったタイミングで、本体の液晶部に交換をうながすメッセージが表示されます。ウォーターフィルターの価格は1,760円(税込)。ちなみに、ウォーターフィルターを装着しない状態でも使用できます

ウォーターフィルターは水タンクにセットして使用。50L分使ったタイミングで、本体の液晶部に交換をうながすメッセージが表示されます。ウォーターフィルターの価格は1,760円(税込)。ちなみに、ウォーターフィルターを装着しない状態でも使用できます

50L分のコーヒーを淹れなかったとしても、ウォーターフィルターは2か月を目安として交換することが推奨されています。ウォーターフィルターの容器上部には、使用した月と交換する月を確認できる仕組みを用意。写真の場合、5月頭に使用開始したので6月末が交換する時期となります

50L分のコーヒーを淹れなかったとしても、ウォーターフィルターは2か月を目安として交換することが推奨されています。ウォーターフィルターの容器上部には、使用した月と交換する月を確認できる仕組みを用意。写真の場合、5月頭に使用開始したので6月末が交換する時期となります

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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