レビュー
熱燗、炙り、焼き鳥、おでんを1台で

卓上で「せんべろ」を完結できるライソン「せんべろメーカー」で家飲みをもっと楽しく!

大勢での飲み会はおろか、「仕事帰りにちょっと1杯」でさえもはばかられる昨今。かくいう筆者もお酒の席がめっきり減ってしまい、近ごろはもっぱら自宅でひとり“家飲み”である。こうしたどうにも歯がゆい日々を応援するべく、生活家電などを手がけるライソンから発売されたのが、1台でおでん、焼き鳥、炙り、熱燗などが楽しめる電気調理器「せんべろメーカー KDGC-005B」。少しでも楽しく、おいしくお酒を飲んでほしいという思いが込められた、家飲み派必見のアイテムだ。

1台で「せんべろ」が楽しめるアイデア製品

「せんべろ」とは、「1,000円でべろべろに酔えるほど安く飲める」という意味。ここ数年ですっかり定着した言葉で、「せんべろセット」などのメニューを居酒屋で見かけたことのある人も多いだろう。

ライソンの「せんべろメーカー」は、そんな「せんべろ」を自宅で楽しめるアイテム。食材を温めるためのヒーター棒を中心に、焼き鳥網、炙り網、おでん鍋、熱燗鍋、とっくり、おちょこがワンセットになっており、本体のヒーター棒の上方に網や鍋をセットすることで、熱燗はもちろん、焼き鳥、するめやエイヒレ、熱々のおでんを1台で楽しめるという製品である。

ヒーターを備える本体、焼き鳥網、炙り網、おでん鍋、熱燗鍋、とっくり、おちょこ、油受けのトレイがセットになった「せんべろメーカー」。本機をコンセントにつなぐだけで手軽に“家飲み”が楽しめる。電源コード長は約1m、定格消費電力は470W

ヒーターを備える本体、焼き鳥網、炙り網、おでん鍋、熱燗鍋、とっくり、おちょこ、油受けのトレイがセットになった「せんべろメーカー」。本機をコンセントにつなぐだけで手軽に“家飲み”が楽しめる。電源コード長は約1m、定格消費電力は470W

本体側面に電源ボタンがあり、オンにするとヒーターが温まり、熱燗をつけたり、焼き鳥やおでんを調理したりできる

本体側面に電源ボタンがあり、オンにするとヒーターが温まり、熱燗をつけたり、焼き鳥やおでんを調理したりできる

本体サイズは約315(幅)×105(奥行)×105(高さ)mm、重量は560g。コンパクトサイズのため卓上で場所を取らないうえ、収納もしやすい

本体サイズは約315(幅)×105(奥行)×105(高さ)mm、重量は560g。コンパクトサイズのため卓上で場所を取らないうえ、収納もしやすい

腰を下ろしたまま、“ダラダラ”飲める幸せ

何がうれしいかと言えば、「せんべろメーカー」があればキッチンとリビングダイニングを往復することなく、また火を使うこともなく、卓上で家飲みを完結できることだ。燗をつけたり、料理を温めたり、食材を軽く炙ったり。その度によいしょと腰を上げてキッチンに向かうのはおっくうだし、“べろべろ”に酔っぱらってからは腰を上げることさえままならない(かもしれない)。

その点、「せんべろメーカー」があればテレビの前の特等席に籠城でき、心ゆくまで家飲みを楽しめる。要するに、あくせく動きまわることなく、終始“ダラダラ”できるのだ。

燗の細かい温度調節ができない点や、焼き鳥、おでんを調理中には燗をつけられない点は少し残念だが、細かいことは気にしないのが「せんべろ」の流儀(かもしれない)。そこは豪放磊落(ごうほうらいらく)に、「かまわんかまわん」と大目に見ようではないか。とにもかくにも、「せんべろメーカー」のおかげで家飲みを満喫できるのは間違いないのだから。

1,000円を握りしめてスーパーマーケットに出かけ、紙パックの日本酒、夕方のタイムセールで値引きされた焼き鳥、おでん、するめを購入。テーブルの前に腰を下ろし、まずは「炙り&熱燗」を試してみた。熱燗鍋と炙り網をセットして、電源をオン。簡単だ。2〜3分経過すると、網の上でするめが踊り始めた

1,000円を握りしめてスーパーマーケットに出かけ、紙パックの日本酒、夕方のタイムセールで値引きされた焼き鳥、おでん、するめを購入。テーブルの前に腰を下ろし、まずは「炙り&熱燗」を試してみた。熱燗鍋と炙り網をセットして、電源をオン。簡単だ。2〜3分経過すると、網の上でするめが踊り始めた

常温の25℃からぬる燗の40℃になるまでに9分15秒、熱燗の50℃になるまでに11分50秒かかった

常温の25℃からぬる燗の40℃になるまでに9分15秒、熱燗の50℃になるまでに11分50秒かかった

炙ったするめとエイヒレを肴に、飲み頃となった熱燗をおちょこでクイッ。ああ、幸せ……。火を使わず安心して飲めるのはやはりありがたい

炙ったするめとエイヒレを肴に、飲み頃となった熱燗をおちょこでクイッ。ああ、幸せ……。火を使わず安心して飲めるのはやはりありがたい

焼き物やおでんは温かさをキープしながら楽しめる!

続いて、スーパーで買ってきた焼き鳥とおでんを温めてみる。焼き鳥やおでんは、「せんべろメーカー」で生の状態から焼いたり煮込んだりするというより、買ってきたものや作り置きを温め直して、その温かさをキープしながら楽しむという用途が適しているだろう。

火力がそこまで強くないので、生から焼くのは時間がかかり、現実的ではないかも

火力がそこまで強くないので、生から焼くのは時間がかかり、現実的ではないかも

「せんべろメーカー」で炙ることで焼き鳥の余分な脂がトレイに落ち、おいしくヘルシーに、かつ終始温かく食べられるのはうれしい(焼き鳥の焦げ目は購入した時点でついていたもの)

「せんべろメーカー」で炙ることで焼き鳥の余分な脂がトレイに落ち、おいしくヘルシーに、かつ終始温かく食べられるのはうれしい(焼き鳥の焦げ目は購入した時点でついていたもの)

おでん鍋のサイズは、200(幅)×100(奥行)×80(高さ)mmと、1人分にちょうどよいサイズだ

おでん鍋のサイズは、200(幅)×100(奥行)×80(高さ)mmと、1人分にちょうどよいサイズだ

おでんは、常温から15分ほど加熱した段階で「熱々」というよりは「温かい」という状態。もちろん、ずっとヒーターの上に載せておけば熱々になるが、30分以上はかかりそう。鍋やレンジなどで温めてから、「せんべろメーカー」にかけるという使い方がおすすめだ

おでんは、常温から15分ほど加熱した段階で「熱々」というよりは「温かい」という状態。もちろん、ずっとヒーターの上に載せておけば熱々になるが、30分以上はかかりそう。鍋やレンジなどで温めてから、「せんべろメーカー」にかけるという使い方がおすすめだ

家飲みをもっと楽しく。そのメッセージが心に染みる

卓上で熱燗をつけながら、炙ったするめや熱々の焼き鳥やおでんをつまむ。まさに至福の時間だ。「せんべろメーカー」なら、ひとり飲みでカセットコンロやホットプレートを出すほどではないというシーンでも、気軽に使用できる。ひとつひとつのパーツがコンパクトなので、お手入れがしやすいのもうれしい。

出口の見えないトンネルをおそるおそる進むような、そんな日々が続いている。しかしだからこそ、「せんべろメーカー」のようなアイテムを活用しながら、少しでも毎日を楽しく過ごせたらと思う。そのアイデアや使い勝手のよさに感心したのもちろんだが、何と言っても、“せんべろメーカー”という直球ど真ん中のネーミングが素晴らしい。下を向きがちな日々のなかで、ほんの少しだけれど、そのネーミングにクスッと笑い、ほっこりした気持ちになれたのは筆者だけではないはずだ。

毛利真大

毛利真大

編プロでの広告制作、雑誌編集を経てフリーライター/エディターに。家電をはじめ、自動車、ファッション、ビジネス関連など幅広い分野で活動。86年、秋田県出身。「大曲の花火」とグミをこよなく愛する。

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