レビュー
直接給水でタンクを持ち運ぶ必要なし

オシャレでも性能は十分。スマホで操作できる「スマート加湿器2」レビュー

日本では主にスマートフォンで知られる中国の家電メーカー、シャオミ。このシャオミのグループ会社であるSmartmiは、デザインと実用性の両方を兼ね備え、かつコストパフォーマンスの高い家電を手がけるメーカーとして知られるようになってきた存在です。

このSmartmiから、スマートフォンで操作可能な加湿器「スマート加湿器2」が登場。市場想定価格は14,800円(税込)。オシャレな見た目ですが、加湿力は十分なのか、実際に使って確かめてみました。

ボタンは極力少なく。シンプルでインテリアになじむデザイン

「スマート加湿器2」は水タンクの容量が4リットルで、気化式を採用した加湿器です。加湿能力は260ml/時。サイズは、24(縦)×24(横)×36.3(高さ)pと、一般的なミニデスクトップPCほどの大きさで、デスクの周囲やベッドサイドにも設置しやすい大きさになっています。

コンパクトな「スマート加湿器2」

コンパクトな「スマート加湿器2」

直方体のボディは、白をベースとしており、ボタンもタッチパネル式のコントロールパネルが備わっているだけで非常にシンプルなデザインです。インテリアに溶け込むかのような、自然なたたずまいで、リビングなどに設置してもさほど目立つことはないでしょう。

白ベースのデザインはインテリアになじみやすい

白ベースのデザインはインテリアになじみやすい

本体正面には横長のコントロールパネルを備えます。操作はタッチ方式で、水の残量や湿度などを表示して教えてくれます

本体正面には横長のコントロールパネルを備えます。操作はタッチ方式で、水の残量や湿度などを表示して教えてくれます

背面には大きな給気口、そして上部に湿度センサーを搭載

背面には大きな給気口、そして上部に湿度センサーを搭載

「スマート加湿器2」の加湿力をチェック

「スマート加湿器2」は4リットルの容量を持つ水タンクを搭載しており、最長15時間の連続駆動が可能です。一般的な加湿とは違い、脱着式のタンクを備えておらず、上部の注ぎ口から直接給水を行います。タンクの持ち運びがないのが楽な半面、ペットボトルなどを使っても4リットルのタンクを満タンにするには2回は給水を行わないといけないため、少し手間がかかります。

給水は本体上部にある注ぎ口に直接行えばOK

給水は本体上部にある注ぎ口に直接行えばOK

本体はフタを外すようにして上下が分離できるようになっています。右側が本体内部になり、36枚の蒸発パレットを備えます。この蒸発パレットに風を当てることで、水分を気化させ、自然な加湿が行えるとのこと。なお、蒸発パレットには銀イオンによる抗菌コーティングが施されています

本体はフタを外すようにして上下が分離できるようになっています。右側が本体内部になり、36枚の蒸発パレットを備えます。この蒸発パレットに風を当てることで、水分を気化させ、自然な加湿が行えるとのこと。なお、蒸発パレットには銀イオンによる抗菌コーティングが施されています

タンクには最大吸水量のところに目印がありますが、実際には見えません。水の残量はコントロールパネルや専用アプリから確認できます

タンクには最大吸水量のところに目印がありますが、実際には見えません。水の残量はコントロールパネルや専用アプリから確認できます

直接給水を行えますが、タンクの取り外しよりも楽ちんかと言われれば、そこまででもないような……

直接給水を行えますが、タンクの取り外しよりも楽ちんかと言われれば、そこまででもないような……

タンクを満タンにすれば加湿の準備はOKです。操作は、コントロールパネルだけでなくスマホの専用アプリ「Mi Home」からも行えます。アプリからは電源のオン/オフ、運転モードの切り替え(自動/1/2/3)、タイマー設定などが行え、基本的にアプリの操作のみで完結。本体を操作する必要はありません。

専用アプリ「Mi Home」のUI。電源、運転モード、タイマーはボタンをタップするだけで設定できる簡単設計です

専用アプリ「Mi Home」のUI。電源、運転モード、タイマーはボタンをタップするだけで設定できる簡単設計です

アプリで操作できると、タイマーも細かく設定できますし、何より、ほかの部屋にいても電源を切ったりできるのが便利ですね。これならうっかり切り忘れてしまってもわざわざ部屋に戻る必要がありません。

タイマーは、リピートを曜日ごとに設定するなど細かくカスタマイズ可能です

タイマーは、リピートを曜日ごとに設定するなど細かくカスタマイズ可能です

「スマート加湿器2」の加湿対応畳数は最大11畳で、加湿能力は260ml/時。今回は、7畳の部屋に設置し、どれくらい加湿されるかを調べてみました。「スマート加湿器2」の湿度に加えて、2m離れた場所で計測した湿度(温湿度計)も調べ、部屋の隅々まで加湿できるかも確かめました。なお、運転モードは最強の「3」で行いました。

まずは、「スマート加湿器2」で計測した湿度から見てみましょう。加湿開始時(左)は35%でしたが、約1時間30分後には56%(右)に到達。これを最大値として、その後は50〜55%をキープしていました。

まずは、「スマート加湿器2」で計測した湿度から見てみましょう。加湿開始時(左)は35%でしたが、約1時間30分後には56%(右)に到達。これを最大値として、その後は50〜55%をキープしていました。

いっぽう、温湿度計の湿度は30%から50%にアップ。7畳の部屋であれば、十分加湿できる性能を備えています。

いっぽう、温湿度計の湿度は30%から50%にアップ。7畳の部屋であれば、十分加湿できる性能を備えています。

気化式の加湿器は冷たい風が出るのみで、温風は出ません。多くの人がエアコンなどと併用していると思います。そこで、次はエアコンをつけた状態での加湿力をチェックしてみました。エアコンは22℃に設定。いつもであればかなり乾燥する設定です。

「スマート加湿器2」で計測した湿度は、最初は25%とかなり乾燥してましたが、1時間半ほどで41%にまでアップ。室内の湿度としてはギリギリ快適なラインをキープしました。温湿度計の湿度は、21%から35%までアップ。快適目安の40%には届きませんでしたが、14%アップすれば許容範囲でしょう。

エアコンと併用時の本体計測の湿度は25%から41%にアップ

エアコンと併用時の本体計測の湿度は25%から41%にアップ

離れた場所に設置した温湿計では湿度が21%から35%までアップ

離れた場所に設置した温湿計では湿度が21%から35%までアップ

最後は、お手入れのしやすさもチェックしてみました。タンクは水をふき取るだけなので、そこまで手間はかかりません。しかし、36枚ある蒸発パレットは定期的に1枚ずつ取り外して水洗いし、乾燥させる必要があります。隅々までしっかり掃除できる半面、お手入れに少し時間がかかるという印象です。

蒸発パレットは定期的に取り外して水洗いする必要があります

蒸発パレットは定期的に取り外して水洗いする必要があります

蒸発パレットは36枚あるので、お手入れには10分以上かかります。フィルターも洗浄する必要があるものと比べても、お手入れの手間はどっこいどっこいのような感じ

蒸発パレットは36枚あるので、お手入れには10分程度かかります。フィルターも洗浄する必要があるものと比べても、お手入れの手間はどっこいどっこいのような感じ

「スマート加湿器2」は、10畳以下の寝室や作業部屋なら十分加湿できる性能を備える加湿器です。また、アプリで操作する使い勝手は非常によく、別の部屋にいても操作できるのは非常に便利。デザインも加湿器としてオシャレな部類に入り、インテリアにこだわる人には十分刺さる製品でしょう。気になる人は、チェックしてはいかがでしょうか。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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