ジダラキング
天ぷら、唐揚げ、フライドポテト、カレーパンを温め直し!

冷えたカレーパンが激ウマに! 「七千円切りノンオイルフライヤー」の実力に驚愕

最近ちょっと仕事が立て込んでいて、結果として「わー、もう20時前かよ。晩メシどうすんだ」的な状態に陥りがちな自堕落王(ジダラキング)です。

例の非常事態宣言のせいで、すっかり夜の外食が厳しくなりましたよね。かと言って、遅くなってから、いちいち食事を作るのも面倒くさい。そうなると、やはり安くて手軽なのはスーパーマーケットのお総菜でしょう。しかもありがたいことに、我が家最寄りのスーパーは導入しているフライヤーの性能がいいらしく、揚げ物総菜が全般的にウマい! 特に、揚げ立てのタイミングで買えると、なかなかにご機嫌です。

いっぽうで、揚げ立てではない時には、問題が発生します。揚げ物をイイ感じに温め直すの、難しくないですか?

電子レンジだと蒸気でフニャフニャになるので、基本的にトースターにかけるんですが……。大体こんな感じで油が大量に浮いてきて、ベットリするんですよ。油でベットリの揚げ物って、世界でも屈指の悲しいビジュアル。

トースターで数分加熱すると、大量の油がじっとりベットリと。正直、何とかならないんかと長年ずっと思っていました

トースターで数分加熱すると、大量の油がじっとりベットリと。正直、何とかならないんかと長年ずっと思っていました

さらに、加熱のタイミングをミスると、元々サクサクの衣がガリガリと妙に硬くなっちゃうし。本来おいしいはずの揚げ物も、これでは魅力が大幅減。ちょっとこれ、何とかならんもんですかー!

揚げ物お総菜を揚げ直す(!?)専用マシンの実力とは

……と、油ベットリのフライドチキンで、口の周りテラテラさせながら文句を言ってたんですけれども。

いやー、何とかしてくれそうなヤツ、ありましたよ。しかも発売されたばかりの新製品。それが、ライソン「揚げ直し名人」です。……え、マジか。商品名を聞く限り、まさに今欲しかったモノそのものじゃないですか。天啓か。

幅20cm弱と、割とコンパクトなライソン「揚げ直し名人」

幅20cm弱と、割とコンパクトなライソン「揚げ直し名人」

調理はこのバスケットの中で。調理容量は0.8Lと少なめですが、ひとり分のお総菜を温めるならこれで十分かも

調理はこのバスケットの中で。調理容量は0.8Lと少なめですが、ひとり分のお総菜を温めるならこれで十分かも

「揚げ直し名人」は、本体内に冷えた揚げ物を入れてスイッチをオンにすると、内部で最大200℃の熱風が高速で循環し、温め直してくれるというもの。いわゆる「ノンオイルフライヤー」と同じ機構です。冷めた揚げ物総菜の温め直しに加えて、冷凍の揚げ物の温めにも対応しています。

使うメリットとしては、熱源で直に加熱しないのでムラなく温まること、食材が焦げたりしにくいこと、が大きなところでしょうか。そして何より、食材を網に置いて加熱するので、染み出た油が切れて、ベットリしない!(そう、それ!)

カラッと!サクッと!まさに揚げ直したように仕上がるとのことで、そう言われちゃうと期待が高まりまくるってもの。

ちなみに、操作はシンプルで、温度用と時間用の設定ダイヤル2つのみ。セットした食材に合わせて温度を決め、時間設定ダイヤルを回せば、自動で熱風加熱がスタート。終了すると、チーンという音とともに電源オフ。基本的には、一般的なトースターが使える人なら迷う要素もないレベルの簡単さです。

下が温度設定、上が時間設定のダイヤル。調理をスタートすると、真ん中のランプが点灯します

下が温度設定、上が時間設定のダイヤル。調理をスタートすると、真ん中のランプが点灯します

天ぷらが! 唐揚げが! そしてアレが揚げ立て爆ウマに!

本当にカラッ!サクッ!と揚げ直せるのか確認したいんですが……、最初からいきなり温め難易度マックスのメニューに挑戦しますよ。天ぷらです。

温め直しの最難関こと天ぷらに、いきなりチャレンジ!

温め直しの最難関こと天ぷらに、いきなりチャレンジ!

こちらは、トースターで加熱し、悲しい結末を迎えた天ぷらたち。熱源に近かったエビの尻尾やちくわが焦げてしまったのが無惨です。そして食感もガリガリに

こちらは、トースターで加熱し、悲しい結末を迎えた天ぷらたち。熱源に近かったエビの尻尾やちくわが焦げてしまったのが無惨です。そして食感もガリガリに

冷えた天ぷらを上手に温めるのは、本当に難しい。トースターやオーブンで加熱すると、大体底面は染み出した油にまみれてベットリ。対して、上面は熱に炙(あぶ)られ過ぎて、衣がガリガリに。また油断するとすぐ焦げるしで、さすがは「揚げ物総菜(温め直しの難しさ)四天王最強」とまで言われた(僕が今言いました)だけはあります。

つまり、天ぷらをおいしく温め直せるなら、「揚げ直し名人」の名前に偽りなしってことで。まさか“名人”を名乗っておきながら、天ぷらをサクッとさせられないってことはあるまいな?

ひとまず、エビ/サツマイモ/カボチャ/ちくわ磯辺天の4種類をバスケットに並べて、説明書の調理目安にあったとおり、「150℃/10分」で加熱開始。

できるだけ食材同士が重ならないようにセット

できるだけ食材同士が重ならないようにセット

アナログタイマーなので、精密に時間は設定できません。これで10分ぐらい?

アナログタイマーなので、精密に時間は設定できません。これで10分ぐらい?

フィーン……という小さな音と加熱ランプ以外に、はっきりとした動作は見られません。ただ、背面の通風口からちょっと排熱があるので、その辺りは注意したほうがよさそう。

10分後にチーンという音が鳴って、調理終了です。

バスケットを開けると、まず見た目的に焦げはなし。染み出した油がバスケットの底に溜まっていますが、網のおかげで天ぷら底面はベットリしていません。

揚げ直し完了の図。調理前と変わってないように見えますが、アツアツです

揚げ直し完了の図。調理前と変わってないように見えますが、アツアツです

あとは食感ですが……おおおおお、歯応えがサクッと!これは間違いなく、揚げ立てのヤツ!

いつものトースター加熱によるガリガリした硬さはなく、サクサクした感じに仕上がっています。油がしっかり切れているので、食べ応えも軽く感じられますね。トースターで温めるとか、今後もう絶対にないわー。熱風加熱しかないわー。

サクッという小気味のいい音が。今までの温め直し天ぷらは何だったの?という感じです

サクッという小気味のいい音が。今までの温め直し天ぷらは何だったの?という感じです

そしてバスケットの中には、たっぷりと油が残ります。こんなに出るなら、そりゃベットリもするだろう

そしてバスケットの中には、たっぷりと油が残ります。こんなに出るなら、そりゃベットリもするだろう

あの最難敵である天ぷらがサクサクに仕上がるんだから、唐揚げ程度、もはや余裕と言えるでしょう。と言うか、実際にやってみたら余裕で、表面は油と水気が飛んでカラリ、中はしっとりジューシーという最高のコンディションに。わー、これ本当に最高じゃん。

スーパーの揚げ物総菜が常に揚げ立て状態に戻せるんだから、もう自宅で面倒な油の後処理まで考えながら揚げ物作る必要って、ないのでは。

唐揚げも「150℃/10分」で驚きのカラッと具合に

唐揚げも「150℃/10分」で驚きのカラッと具合に

もちろん、「揚げ立ては黄金、冷えたら泥」とも言われる(これも僕が今言いました)例のバーガーチェーンのフライドポテトだって、冷えて湿気でシナシナのフニャフニャが、7〜8分の熱風加熱でカリッカリに元どおり。ただ、表面に付いた塩が熱風で吹き散らされるのか、ちょっと塩味が薄くなっているようには感じました。なので、追加で塩をパラッと振ってやるぐらいがちょうどよいかも。

冷めてしんなり曲がったポテトだって……

冷めてしんなり曲がったポテトだって……

カリッカリの歯応えに戻ります。ウマーい

カリッカリの歯応えに戻ります。ウマーい

そして何より、今回のトライで最高中の最高を叩き出したのが、カレーパンです。

考えてみれば、カレーパンも揚げ物の一種ですからね。「揚げ直し名人」で温めたらウマいんじゃないかと思ったんですよ。ということで、揚げ立てからそこそこ時間が経ったと思しき、じっとり油に濡れたヤツをセットしてみたら……。

カレーパンは、タイプによっては厚み4cm(バスケットに入る最大高)を超えるものもあるので、そこは注意です

カレーパンは、タイプによっては厚み4cm(バスケットに入る最大高)を超えるものもあるので、そこは注意です

揚げ立て(に温め直した)カレーパンは、たまらず鼻の穴がクワッと広がるおいしさです

揚げ立て(に温め直した)カレーパンは、たまらず鼻の穴がクワッと広がるおいしさです

やったね、大!正!解!

くわえた瞬間、表面からカリサクッと気持ちいい音がして、中の生地はふっくらしっとり。そこから湯気とともにアツアツのカレーがトローッとあふれ出してくるところを想像してください。ほら、もう想像だけでウマいはずですよ。

それが10分ほどの熱風加熱で簡単に実現しちゃうわけですよ。これはまさに、“パーフェクト揚げ立て”状態。いっそ、商品名が「揚げ直し名人」から「最強カレーパン揚げ直し名人」に変更されても、僕は文句ないです。

メンテナンスが簡単なのも◎

激うまカレーパンで変なテンションに陥りましたが、食べ終わったら落ち着いて片付けにも取りかからないとですよね。とは言っても、使用後のメンテナンスは、バスケットと網を分離して、丸洗いするだけ。それ以外には、汚れるパーツもないので、非常に簡単でした。

実際に鍋と油で揚げることと比べると、使用後の手間はないも同然。この手軽さも、ノンオイルフライヤーのメリットのひとつでしょう。

バスケットと網は簡単に分離できるので、それぞれを洗ったら、もう片付け終了。ラクでいいなー

バスケットと網は簡単に分離できるので、それぞれを洗ったら、もう片付け終了。ラクでいいなー

収納も、これぐらいのコンパクトさ(幅約19.5×高さ20.5×奥行23.5cm)なら、台所のどこかに置いておけそうですし。

何より、普段から揚げ物総菜のお世話になる頻度を考えれば、調理家電のメインウェポンとして活躍できるほどのポテンシャルもあるのでは。特に春から単身生活を始めるという人、電子レンジと「揚げ直し名人」があれば、料理なんかできなくても、ウマいメシが確約されますよ。

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

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