選び方・特集
速暖性や静音性にすぐれたモデルも

《2021年》主なタイプ別おすすめヒーター・ストーブ10選と選び方を紹介!

寒い時期に欠かせない暖房器具。最近では、単身世帯の増加やテレワークの普及にともない、自身の周辺のみを効率的にあたためたいという「スポット暖房」ニーズも高まりを見せています。また、乾燥予防やウイルス対策への関心の高さから、なるべく空気を汚さずに使えるモデルや加湿も一緒にできるモデルへの注目も集まっており、静音性やランニングコストも含めた総合能力の高い製品が選ばれる傾向にあります。ここでは、主な暖房のタイプ別にその特徴を解説したのち、おすすめのヒーター・ストーブをご紹介します。

ヒーター・ストーブの選び方

まずは、ヒーター・ストーブを選ぶにあたって必ずチェックしたい3つのポイントについて解説します。

1.主なタイプ別の特徴

▼石油ファンヒーター

灯油を燃料として発生させた熱をファンで送風し、部屋をあたためる暖房器具。暖房性能が高く、空気の循環によって部屋を効率よくあたためるので、リビングやダイニングなど広い部屋のメイン暖房に向いています。
いっぽうで、着火時や消火時に灯油ならではの独特なニオイがすることもあり、空気の汚れや一酸化炭素対策として、定期的な換気が必要になります。また、運用コスト面では、灯油価格の動きに大きく影響されるほか、少なめとは言え電力もかかる点に留意しましょう。

▼石油ヒーター・石油ストーブ

燃料筒の下部にある芯に灯油をにじませ、燃焼させることで部屋をあたためる暖房器具。外部電源を使用しないため、災害時や停電時の暖房としても利用できます。また、輻射式のため、風を起こさず、赤外線効果で部屋全体をじんわりやわらかく温めることが可能。ただし、使用中は常に着火した状態のため、やけどや火事には十分注意する必要があります。

▼ガスファンヒーター

ガスを燃料として発生させた熱をファンで送風し、部屋をあたためる暖房器具。ガス栓からホースでガスを引くため、場合によっては工事が必要となりますが、石油ヒーターのように燃料補給する手間がかからないのがメリットです。「都市ガス」と「プロパンガス」で対応モデルが異なるため、購入前に自宅のガス種類を確認しておきましょう。暖房性能が高く、立ち上がりも早いため、リビングやダイニングのメイン暖房に向いています。

▼ガスヒーター・ガスストーブ(カセットガスヒーター)

ガスを燃焼とした、ファン(送風)がないタイプの暖房器具。カセットコンロ用のボンベを使うモデルならガス栓の接続も不要なので、スポット暖房としてや、災害時や停電時にも活躍します。なお、ガス共通の仕様として、室内の酸素が少なくなると不完全燃焼となり、一酸化炭素が発生するリスクが高まるので、こまめに換気を行いましょう。

▼セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)

特殊加工されたセラミックスを電気の力で過熱し、その熱をファンで送り出す暖房器具。火やガスを使わないので燃料補給が不要なうえ、空気が汚れないというメリットがあります。また、セラミックスは発熱しやすいため、速暖性にすぐれています。いっぽうで、消費電力が大きいわりに暖房性能は控えめなので、リビングルーム全体をあたためるメイン暖房としてよりも、小さな部屋用や、トイレや脱衣所など狭い場所をあたためるスポット暖房として向いています。

▼電気ヒーター・電気ストーブ

電気抵抗を利用した熱源をあたためることで、スポット的にあたためる暖房器具。発熱体の違いによって、カーボンヒーター、シーズヒーター、ハロゲンヒーターなどに分類されます。灯油やガスなどの燃料が不要で、電源さえあればすぐに使える手軽さが魅力。速暖性にもすぐれており、周囲の空間をやわらかくあたためます。セラミックヒーターと同様、消費電力が大きいため、どちらかと言えばスポット暖房に向いています。

▼オイルヒーター

密閉容器に入れた難燃性のオイルを電気ヒーターで過熱し、あたためたオイルをパイプ内に循環させることで放熱する輻射式の暖房器具。電源を切った後もオイルが熱を持っているので、しばらくは室温が下がりにくいのが特徴。また、空気が汚れにくく、温風も出さないので、部屋の乾燥も抑えられます。ファンやモーターがないため稼働音が静かで、書斎や寝室での利用にもぴったり。ただし、部屋があたたまるまで時間がかかる点や、消費電力が大きい点、廃棄処分が難しい点などには注意が必要です。

▼パネルストーブ(ノンオイルヒーター)

最近製品数が増えてきた新ジャンルで、外見や仕組みはオイルヒーターに似ていますが、オイルではなく電気パネルをあたためて放熱するタイプの暖房器具。空気を汚さない点や、乾燥しにくい点はオイルヒーターと共通ですが、過熱対象が電気パネルなので速暖性にすぐれ、本体がスリムで軽量なのが特徴です。ただし消費電力はやや大きめなので、スポット暖房としての使用に向いています。

2.ランニングコスト、省エネ性能

ヒーター・ストーブにはさまざまな種類がありますが、使い方によってはランニングコストに大きな違いが出てくるため、暖房性能だけでなく、燃料代や消費電力とのバランスを考慮して選ぶようにしましょう。
広い部屋のメイン暖房として使うなら「石油ファンヒーター」や「ガスファンヒーター」「セラミックファンヒーター」などが候補に上がりますし、逆に、ひとり暮らしやスポット暖房として活用するなら「電気ヒーター」や「オイルヒーター・パネルストーブ」などが候補に上がるでしょう。電気で暖房する製品は、手軽な半面、電気代が高くなりがちなので、できれば「エコモード」や「人感センサー」を搭載していて、必要なときだけ適温で自動運転してくれるモデルを選ぶと、ムダ使いや消し忘れを防げて電気代の節約にも繋がりますよ。

3.安全性能

万が一に備えた安全性能も、暖房器具を選ぶうえでは重要なポイントです。地震などによって本体が転倒した場合の「自動電源OFF機能」や、本体の温度異常を感知する「過熱防止装置」、小さなお子さんが誤って操作してしまうことがないよう「チャイルドロック機能」を搭載したモデルであれば安心です。なかには、カーテンや障害物が本体をさえぎると、自動で停止する「シャットオフセンサー」を搭載したモデルなども登場していますので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

ヒーター・ストーブおすすめ10選

ここでは、主なタイプ別におすすめのヒーター・ストーブをご紹介します。価格.comでも人気のモデルが揃っていますので、ぜひチェックしてみてください。

1.コロナ「FH-G3220Y」
低消費電力で静かな運転音が魅力の石油ファンヒーター

5Lの大容量タンクと静かな運転音が魅力の石油ファンヒーター。コロナ独自の「ヒートバックシステム(自己燃焼熱を利用して灯油をガス化)」を搭載したバーナーで、燃焼時の消費電力が少ないのが特徴。通常点火には約55秒かかりますが、あらかじめ秒速点火タイマーをセットしておけば、開始5分前に余熱を開始して、最短7秒で点火可能に。そのほか、消火時のニオイを抑制する「クリーン消化機能」や、灯油残量が少なくなったときに、停止までの時間を点滅表示でお知らせする「灯油切れカウントダウン表示」など役立つ機能も充実しています。

◆タイプ:石油ファンヒーター
◆燃料:灯油
◆消費電力:650W(点火事)、10〜20W(弱〜強運転時)
◆本体サイズ:385(幅)×424(高さ) ×325(奥行)mm
◆重量:8.8kg

2.ダイニチ「FW-3220S」
35秒のスピード着火と消臭システムが特徴の石油ファンヒーター

ダイニチの石油ファンヒーターは「着火スピードの早さ」と「消火時のニオイ抑制」が特徴。余熱なしでも約35秒でスピード点火してあたたかい風を届けます。ただ、その分、消費電力はやや多め。また、消化時のイヤなニオイを抑制するために、「パワフル秒速消臭システム」を採用。気化ガスをピシャリと止めて、最後まで燃やしきることでニオイが発生しないように配慮されています。そのほか、室温変化に合わせて運転をコントロールする「エコおまかせモード」を搭載しています。

◆タイプ:石油ファンヒーター
◆燃料:灯油
◆消費電力:370W(点火事)、52〜98W(弱〜強運転時)
◆本体サイズ:371(幅)×429(高さ) ×299(奥行)mm
◆重量:7.4kg

3.トヨトミ「KS-67H」
電子点火で使いやすさにこだわった石油ストーブ

電源のない場所でも使用でき、停電時や災害時にも活躍する対流型の石油ストーブ。遠赤外線で広い部屋もムラなくあたためます。高圧放電を利用する電子点火を採用しているので、消火ツマミを回すだけで誰でも簡単に点火可能。また、火をゆっくり消すことで未燃ガスを燃やしきり、ニオイの発生を抑える「ニオイセーブ消火」や、火力が弱いときに芯を約2mmずつ3段階で上げて火力を回復する「でるでる芯」など、こだわりの設計となっています。

◆タイプ:石油ストーブ
◆燃料:灯油
◆消費電力:なし(点火用に乾電池を使用)
◆本体サイズ:482(幅)×583(高さ) ×482(奥行)mm
◆重量:11kg

4.リンナイ「SRC-365E」
点火5秒でぽかぽか温風が吹き出すガスファンヒーター

薄型&コンパクトな設計で、スイッチONからわずか5秒でぽかぽか温風が吹き出すガスファンヒーター。立ち上がり時に能力を約8%向上させる「急速暖房」や、設定温度に達すると自動で燃焼をセーブする「エコ運転」を搭載します。また、設定時間に自動運転を開始する「おやようタイマー」、15/30/45/60分を選んで消化する「おやすみタイマー」、一定時間経過後に、自動で運転を停止する「消し忘れ防止タイマー」などを搭載しています。

◆タイプ:ガスファンヒーター
◆燃料:都市ガス
◆消費電力:18W
◆本体サイズ:440(幅)×440(高さ) ×207(奥行)mm
◆重量:6.3kg

5.イワタニ「デカ暖 CB-STV-DKD」
少ないガス量で高い暖房能力を発揮するカセットガスストーブ

電源が不要なので、アウトドアや災害時にも活躍するカセットガス式ストーブ。コンパクトですが、小型石油ストーブに匹敵するあたたかさが得られて、カセットガスコンロのようにこまかな火力調節も可能です。カセットガスの交換だけで使え、交換時に手が汚れる心配もありません。「不完全燃焼防止装置」「立ち消え安全装置」「転倒時消化装置」「圧力感知安全装置」など安全機能も充実しており、初めてガス式を使う人でも安心です。

◆タイプ:カセットガスストーブ
◆燃料:カセットガス
◆消費電力:なし
◆本体サイズ:349(幅)×408(高さ) ×280(奥行)mm
◆重量:4.1kg

6.ダイソン「Dyson Pure Hot + Cool HP00ISN」
暖房、扇風機、空気清浄機の1台3役で使えるマルチヒーター

暖房、扇風機、空気清浄機能と1台で3役こなして年中使えるマルチファンヒーター。暖房としては、内部にセラミックヒーターを搭載しており、ダイソン独自のエアマルチプライアー機能による大風量で部屋のすみずみまで温風を届けられます。遠くまでパワフルな風を届ける「フォーカスモード」と、より広範囲に風を届ける「ワイドモード」の2種類を搭載。350°の首振り機能も搭載しており、エアコンと併用すれば効率的に空気を循環させられます。また、自動温度制御、スリープタイマー、転倒時自動停止機能などの安全機能も搭載しています。

◆タイプ:空気清浄機能付きファンヒーター
◆電気式
◆消費電力:1200W
◆本体サイズ:222(幅)×632(高さ) ×222(奥行)mm
◆重量:3.9kg

7.シャープ「HX-PK12」
加湿しながら部屋をあたためるセラミックファンヒーター

1台で「加湿」と「暖房」の両方をこなす、プラズマクラスター搭載のセラミックファンヒーター。最大加湿量は650mL/hとコンパクトながらもパワフル。また、強くて速い風を生み出す「テントウムシの羽根形状」を採用した独自技術で、従来モデル(HX-L120)と比べて、温風到達距離は約2倍、風量は約30%アップしています。

◆タイプ:加湿セラミックファンヒーター
◆電気式
◆消費電力:570W(加湿)、620W(弱)、1200W(強)
◆本体サイズ:420(幅)×420(高さ) ×175(奥行)mm
◆重量:5.5kg

8.日本エー・アイ・シー「Aladdin AEH-G100A」
4段階でパワー切り替えが可能な遠赤グラファイトヒーター

速暖性のある独自の遠赤グラファイトヒーターを搭載した電気ヒーター。同社の「アラジントースター」で培ったヒーター技術を応用し、身体全体を均一にあたためるグラファイトeヒーターを採用しており、高さ約60cmの大型パネルですばやくあたためます。250/500/750/1000Wと4段階でパワー切り替えが可能。自動首振り機能はありませんが、手動で約130°角度を調節可能。また、「シャットオフセンサー」を搭載しており、カーテンや障害物が前面の赤外線センサーをさえぎると、自動で電源が切れる安心設計です。

◆タイプ:遠赤グラファイトヒーター
◆電気式
◆消費電力:250〜1000W
◆本体サイズ:300(幅)×610(高さ) ×300(奥行)mm
◆重量:2.7kg

9.デロンギ「ヴェルティカルド RHJ21F0812」
一定温度を保ちながら効率よくあたためるオイルヒーター

電気ヒーターで内部に密閉された難燃性オイルをあたためて放熱するオイルヒーター。温風が出ないので部屋が乾燥しにくいほか、フィンにあけられた穴によって、外周部への熱伝導を抑制する「サーマルカットフィン」構造で、表面温度を抑えてやけどや火事が起こりにくい設計となっています。パワーは3段階(500/700/1200W)から選択可能で、適温を保つサーモスタット(温度設定ダイヤル)で、自動でON/OFFを繰り返し、室内を一定温度に保ちます。

◆タイプ:オイルヒーター
◆電気式
◆消費電力:500〜1200W
◆本体サイズ:260(幅)×650(高さ) ×430(奥行)mm
◆重量:13kg

10.コロナ「ノイルヒート DHS-1519」
部屋が乾燥しにくく、静かな運転が特徴のノンオイルヒーター

ヒーター管に熱伝導率の高いアルミ製フィンを高密着させた独自開発の「FIXAL(フィクサル)ヒーター」を搭載したオイルレスヒーター。輻射と対流によって部屋をあたためるので乾燥しにくく、オイルヒーターよりも立ち上がりが早いのが魅力です。本体の表面温度は平均約54℃と直接触れてもやけどしにくいほか、地震などで本体が転倒したときは自動で停止して警告音で知らせる安心設計。本体下部には4輪キャスターを搭載しているので、移動も簡単です。

◆タイプ:高密着FIXAL(ノンオイル)ヒーター
◆電気式
◆消費電力:300〜1500W
◆本体サイズ:270(幅)×621(高さ) ×469(奥行)mm
◆重量:11.3kg

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価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

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