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フィルターだけでなく、本体からも汚染物質を逃がさない設計に改良

ホルムアルデヒドを分解・除去!加湿空気清浄機「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」登場

ダイソンの扇風機としても使える加湿空気清浄機に、新モデル「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde 加湿空気清浄機(PH04 WG)」が登場。2019年に発売された「Dyson Pure Humidify+Cool」の後継機で、加湿する水をUV-Cライトで除菌など基本的な機能・構造は同じですが、新モデルでは有害物質のホルムアルデヒドも分解・除去できるようになったほか、本体の密閉性を高めた設計に見直されました。

ホルムアルデヒドを無害化する「酸化分解触媒フィルター」を採用

家の中の空気はハウスダストや花粉、タバコの煙、ペットのニオイなどのほか、芳香剤やスプレーに含まれるVOC(揮発性有機化合物)や、調理中に発生する二酸化窒素といったPM0.1レベルの微細な粒子や有害ガスで汚れている可能性があります。ダイソンの空気清浄機には、0.1μmの微細な粒子を99.95%キャッチする「HEPAフィルター」と有害なガスを除去する「活性炭フィルター」が搭載されているため、従来モデルでもこうした汚染物質の除去に対応できていましたが、新モデルではさらに0.1μm粒子の500分の1という大きさの有害物質「ホルムアルデヒド」も除去できるように「酸化分解触媒フィルター」を追加。従来モデルも活性炭フィルターでホルムアルデヒドを捕集していましたが、酸化分解触媒フィルターはホルムアルデヒド分子を捕らえるだけでなく、水と二酸化炭素に分解して空気中に放出する仕組みとなっているので、ホルムアルデヒドがフィルターに蓄積され、室内に再び放出される心配もありません。さらに、酸化分解触媒フィルターは自己再生されるため、交換する手間もなく、半永久的に使えるといいます。

プレフィルターで大きなホコリを捕集し、高密度のHEPAフィルターが花粉やハウスダスト、PM2.5やPM0.1の微粒子を99.95%キャッチ。その後、活性炭フィルターが二酸化窒素などの有害なガスやニオイを除去するのは、従来モデルと同じ。新モデルは、これに加え、新たに酸化分解触媒フィルターを追加することで、ホルムアルデヒドを分解・除去できるようになりました

プレフィルターで大きなホコリを捕集し、高密度のHEPAフィルターが花粉やハウスダスト、PM2.5やPM0.1の微粒子を99.95%キャッチ。その後、活性炭フィルターが二酸化窒素などの有害なガスやニオイを除去するのは、従来モデルと同じ。新モデルは、これに加え、新たに酸化分解触媒フィルターを追加することで、ホルムアルデヒドを分解・除去できるようになりました

酸化分解触媒フィルターには数十億もの原子サイズのトンネルが設けられており、ホルムアルデヒドの分子を捕らえるのに適した形状となっているのだそう。捕集されたホルムアルデヒド分子は、水と二酸化炭素に分解されます

酸化分解触媒フィルターには数十億もの原子サイズのトンネルが設けられており、ホルムアルデヒドの分子を捕らえるのに適した形状となっているのだそう。捕集されたホルムアルデヒド分子は、水と二酸化炭素に分解されます

さらに、「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」には、ホルムアルデヒドを検知するセンサーが搭載されています。ホルムアルデヒドを検知するセンサーの中にはジェルを使ったものがありますが、これは時間が経過すると乾燥して不正確になったり、ホルムアルデヒド以外のVOC(揮発性有機化合物)を誤って検知することもあるため、より検出精度の高い固体ホルムアルデヒドセンサーを採用。独自のアルゴリズムでホルムアルデヒドを検知し、本体にあるディスプレイにリアルタイムで表示して知らせてくれます。

精度が低いホルムアルデヒドセンサーの場合、ほかのVOCをホルムアルデヒドとして検知してしまうことがありますが、「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」に搭載された固体ホルムアルデヒドセンサーは、ホルムアルデヒドを正確に識別してディスプレイに表示(写真左)。ホルムアルデヒド以外のVOCは、VOCセンサーによって検知されます(写真右)

精度が低いホルムアルデヒドセンサーの場合、ほかのVOCをホルムアルデヒドとして検知してしまうことがありますが、「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」に搭載された固体ホルムアルデヒドセンサーは、ホルムアルデヒドを正確に識別してディスプレイに表示(写真左)。ホルムアルデヒド以外のVOCは、VOCセンサーによって検知されます(写真右)

ホルムアルデヒドは木材製品、洗浄剤、塗料、壁紙、カーペットなどから発生すると言われている化学物質。日本国内の建築物は建築基準法に基づいた建材を使用しているため、新築マンションや戸建て住宅では心配ありませんが、設置した家具や、近年流行のDIYで使用した壁紙や建材用接着剤などからホルムアルデヒドが放出するケースがあるのだそう。ホルムアルデヒド発散量の等級区分を示すJIS/JAS規格も制定されているので、低ホルムアルデヒドの製品を選べば問題はなさそうですが、もっともホルムアルデヒドの発散量の低い等級区分であっても放出量はゼロではないとのこと。放出されたホルムアルデヒドは蓄積していくため、微量な放出であっても、気密性の高い空間に長期間置いておくと濃度が高くなる恐れがあるといいます。こうしたことを考えると、室内のホルムアルデヒドの濃度を知り、換気を行うとともに、ホルムアルデヒドを除去できる空気清浄機を併用することは有用だと言えるのではないでしょうか。

また、「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」はフィルターの集じん性能が高いだけでなく、製品内部の細かな隙間を密閉し、本体に吸い込んだ汚染物質が外に漏れ出さない設計に見直されました。一般的な空気清浄機はフィルターの集じん率のみ記されますが、「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」は欧州規格「HEPA H13グレード」の基準を満たすHEPAフィルターでPM0.1レベルの微粒子を99.95%捕集し、かつ、同レベルで本体内に閉じ込めておけることまで実証されています。

「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde 加湿空気清浄機(PH04 WG)」のサイズは312(幅)×312(奥行)×923(高さ)mmで、カラーは「ホワイト/ゴールド」のみ。メーカー直販価格は99,000円(税込)で、2021年10月27日発売予定

「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde 加湿空気清浄機(PH04 WG)」のサイズは312(幅)×312(奥行)×923(高さ)mmで、カラーは「ホワイト/ゴールド」のみ。メーカー直販価格は99,000円(税込)で、2021年10月27日発売予定

その他の特徴的な機能をチェック

ここからは、前モデルから継承されている本機の特徴的な機能を紹介します。

加湿の水は除菌されるから衛生的

「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」では、本体下部にあるタンクから水をくみ上げて加湿フィルターに届け、気化して加湿します。その際、チューブを通過する水をUV-Cライトで照射し、水に含まれる細菌を瞬時に除去。浄化された水が加湿フィルターに浸透し、HEPAフィルターや活性炭フィルタ−、酸化分解触媒フィルターでろ過されたキレイな空気が、この加湿フィルターを通過する際に水を気化して部屋に放出されるので、衛生的な加湿が行えます。

タンクの中にあるパーツ内部に配置されたリフレクターからUV-Cライトが照射され、水をくみ上げるためのPTFFチューブを通過する水を除菌。このチューブの内側側面には高反射素材が使用されており、UV-Cライトがチューブ内で反射することで、多角度からUV-Cライトが照射されるようになっているのもポイントです

タンクの中にあるパーツ内部に配置されたリフレクターからUV-Cライトが照射され、水をくみ上げるためのPTFFチューブを通過する水を除菌。このチューブの内側側面には高反射素材が使用されており、UV-Cライトがチューブ内で反射することで、多角度からUV-Cライトが照射されるようになっているのもポイントです

除菌された水は矢印の部分から出て、加湿フィルターに浸透。加湿フィルターも細菌の繁殖を抑えるため、抗菌・防カビ作用を持つ繊維が編み込まれた構造となっています

除菌された水は矢印の部分から出て、加湿フィルターに浸透。加湿フィルターも細菌の繁殖を抑えるため、抗菌・防カビ作用を持つ繊維が編み込まれた構造となっています

水を入れるタンクの容量は5Lと大きめですが、ハンドルが付いているので、水をいっぱいに入れても持ち運びはそれほど大変ではないでしょう。また、タンクにはキャスターが装備されているので、本体へのセットや抜き出しがラクに行えます

水を入れるタンクの容量は5Lと大きめですが、ハンドルが付いているので、水をいっぱいに入れても持ち運びはそれほど大変ではないでしょう。また、タンクにはキャスターが装備されているので、本体へのセットや抜き出しがラクに行えます

加湿フィルターのお手入れもおまかせ

一般的な加湿空気清浄機で加湿フィルターのお手入れをする場合、別途、バケツなどを用意しなければなりません。これに対し「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde」は、本体内でお手入れが完結します。その方法も、タンクに加湿フィルターをセットし、クエン酸などを入れて「加湿お手入れ」ボタンを押すだけと簡単。加湿フィルターの洗浄が終了したら、水ですすげばお手入れは完了です。

水を入れたタンクにクエン酸などを投入し、そこに加湿フィルターもセットします。タンクを本体に戻し、「加湿お手入れ」ボタンを押すと洗浄がスタート。ディスプレイにお手入れ完了までの残り時間が表示されるのも便利です

水を入れたタンクにクエン酸などを投入し、そこに加湿フィルターもセットします。タンクを本体に戻し、「加湿お手入れ」ボタンを押すと洗浄がスタート。ディスプレイにお手入れ完了までの残り時間が表示されるのも便利です

加湿フィルターの洗浄はそれほどひんぱんに行わない作業なので、やり方を忘れてしまいそうですが、タンク上面に手順が記載されているので安心です

加湿フィルターの洗浄はそれほどひんぱんに行わない作業なので、やり方を忘れてしまいそうですが、タンク上面に手順が記載されているので安心です

なお、加湿フィルターの洗浄と同時にタンクやチューブなど、給水システムの洗浄も行われます

なお、加湿フィルターの洗浄と同時にタンクやチューブなど、給水システムの洗浄も行われます

自然に吹く風のような送風「ブリーズモード」も継承

送風に関しては、風向角度を0°、45°、90°で設定可能。本体上部の円形ループを可動させるのではなく、円形ループ両端に装備された風向調整器でコントロールする仕様で、左右で異なる風向にスイングすることで自然に近い風を放出する「ブリーズモード」も搭載されています。また、人に直接風を当てないよう、本体後ろ側に送風する「ディフューズモード」も完備。

円形ループ両端に設けられた風向調整器が左右に可動し、送風を調整します

円形ループ両端に設けられた風向調整器が左右に可動し、送風を調整します

ホルムアルデヒドセンサーなどを搭載しないモデルもラインアップ

「Dyson Purifier Humidify+Cool formaldehyde 加湿空気清浄機(PH04 WG)」と基本的には同じ構造で、ホルムアルデヒドを分解・除去する酸化分解触媒フィルターと、固体ホルムアルデヒドセンサーを搭載しない廉価版の「Dyson Purifier Humidify+Cool 加湿空気清浄機(PH03 WS)」もラインアップされています。

メーカー直販価格は88,000円(税込)で、2021年11月26日発売予定。カラーはホワイト/シルバーですが、直販限定でブラック/ニッケルのカラーモデル「PH03 BN」も用意されています

メーカー直販価格は88,000円(税込)で、2021年11月26日発売予定。カラーはホワイト/シルバーですが、直販限定でブラック/ニッケルのカラーモデル「PH03 BN」も用意されています

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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