ジダラキング

かけ湯や足つぼローラー付き! 120点の足湯マシン「おうち秘湯 せせらぎ」が気持ちよ過ぎ

最近、「1日1万歩以上歩く縛り」で生活しています。いやー、歩くの楽しいですよね(汗がキラリ☆)。

いきなり、自堕落のカケラもない始まりですが、仕方ない。当初、歩数計アプリで1週間の歩数合算600歩ちょい、というミラクルな数値を叩き出し、さすがにこれはマズいという自覚が芽生えました。いや、1日100歩以下はさすがに……。

というわけで、生命維持に支障が出ないように、仕事の合間に1〜2時間ぐらい、ただ延々と歩くようにしています。やってみると、ぼんやり歩くだけでも気分転換になって十分に楽しいんですが……、実はそれ以上にハマったのが、歩き終わった後の「足湯」です。

バケツにお湯を張った中へ足を突っ込むと、少しダルくなった土踏まずや足指の間にジワーッとお湯の温かさが染み込むようで、何とも気持ちいい! こりゃ、もう十分に独立したホビーですよ、足湯。

そしてどうせなら、この気持ちよさをもっと底上げできないものか、と思うじゃないですか。快楽は、どん欲に取り込んだほうが勝ちですよ。

かけ湯! マッサージ! 至高のホカホカ足湯体験

そんな流れで、足湯専用の気持ちよさげな入浴剤とかないかな?と探していたら、もっとよいものが見つかりました。シンプルに足湯専用バケツなんですが、何と保温・かけ湯機能付きの高機能モデル。おお、これは!と浮き足立ちつつメーカーを確認すると、もはや本連載ではおなじみ過ぎるサンコーの製品でした。

これまでにないような至高の足湯が自宅で体験できる「おうち秘湯 せせらぎ」(サンコー)

これまでにないような至高の足湯が自宅で体験できる「おうち秘湯 せせらぎ」(サンコー)

サンコー「おうち秘湯 せせらぎ」は、電源を入れると、上部の黒いタッチパネルに水温やモードを示すデジタル表示が浮かび上がります。細かいモード設定やマニュアル操作もあるんですが、基本的には「バケツにお湯を注げば、あとは自動的に設定温度をキープしてくれる」という製品です。

足湯をしていて何より悲しいのが、ジワジワとお湯が冷めていくこと。なので、ヒーター内蔵で保温機能付きの足湯バケツは、この時点でもう100点と言えます。

バケツ上部にタッチパネルを搭載。ここで、温度設定やタイマーの操作を行います

バケツ上部にタッチパネルを搭載。ここで、温度設定やタイマーの操作を行います

つまり、ここから語るのは、100点にさらに加点する部分になりますが、特にうれしいのが「かけ湯機能」と「足つぼローラー」でしょう。

「かけ湯機能」は、タッチパネルのシャワーボタンを押すと、バケツ上部から温水シャワーが出る、というもの(お湯は内部循環)。温泉施設などではたまに見かけるギミックですが、まさか自宅でこれが体験できるとは……!

心地よいせせらぎの音と水流刺激を生み出すかけ湯シャワー

心地よいせせらぎの音と水流刺激を生み出すかけ湯シャワー

バケツ内の湯量を少なめにして、足へのダイレクトなかけ湯の刺激を楽しむもよし。たっぷりのお湯を張って、水面をシャワーが揺らすやわらかい刺激を楽しむもよし。どちらもウットリとろける快適さです。

さらに、「サワワワワ……」というせせらぎのような音が続くので、気持ちを安らげるリラックス効果もあり。夜に使うと、そのままスヤァ……と寝落ちしそうになるほどでした。

本体底面の左右に並んでいるのが、足つぼローラー。やや激しめの外見ですが、刺激は割とソフトです

本体底面の左右に並んでいるのが、足つぼローラー。やや激しめの外見ですが、刺激は割とソフトです

足裏をお湯でじんわり温めつつ、マッサージ効果でさらに血流改善

足裏をお湯でじんわり温めつつ、マッサージ効果でさらに血流改善

足湯で味わう極上リラクゼーション

さて、実際に使う際には、まずお湯張り……の前に、お湯をグレードアップさせてみましょう。

底面にある黒いケースには、入浴剤やバスソルトを入れておくことが可能。ここに、香りのよいバスソルトを入れておくと、ジワジワとお湯に溶け出してくれます。

もちろん、ダイレクトにお湯へ投入してもいいんですが、溶け残りの粒が足裏に触れるのはあまり快適じゃないですし。

香りも、足湯のリラクゼーション効果を高める大事な要素。バスソルトだけでなく、粉末・タブレットタイプの入浴剤も使用可能です

香りも、足湯のリラクゼーション効果を高める大事な要素。バスソルトだけでなく、粉末・タブレットタイプの入浴剤も使用可能です

お湯に関しては、内蔵ヒーターを設定(35〜48℃)すれば、水から沸かすことも可能ですが、試したところ、20℃から42℃まで温度を上げるのに30分以上かかったので、これはあまり現実的ではなさそう。したがって、素直に風呂場などから適温のお湯を汲んできたほうが、圧倒的に手っ取り早いです。

ちなみに、バケツ容量は20L前後ということで、たっぷり入れると当然重くなります。足湯に入る場所まで移動させる時は、バケツ裏のキャスターでゴロゴロと転がしていきましょう。

ここがヒーターユニット。設定温度に保つため、温かいお湯がここから常時出てきます

ここがヒーターユニット。設定温度に保つため、温かいお湯がここから常時出てきます

本体裏側には、キャスター付き。風呂場でお湯を入れると重量が20kgを超えるので、これで転がして移動するのがラク

本体裏側には、キャスター付き。風呂場でお湯を入れると重量が20kgを超えるので、これで転がして移動するのがラク

お湯と足拭き用のタオルやマットが準備できたら、ドプンと適温のお湯に足を沈めましょう。

……ッあー! 気持ちいいわー!

浸かっていると、お湯の温かさ+足つぼローラーの刺激で血行が促進され、全身までポカポカしてきます。これぞ足湯の醍醐味! あとは、ゆったりと音楽をかけるなり、好みのドリンクで水分補給するなりしつつ、「おうち秘湯」をフル堪能です。

もう、ホントたまらんですよ。気持ちよ過ぎて、表情筋がゆるみまくり

もう、ホントたまらんですよ。気持ちよ過ぎて、表情筋がゆるみまくり

下から足つぼローラー、上からかけ湯というダブルの刺激。こんな気持ちよい足湯って、ほかにある!?ってレベルです

下から足つぼローラー、上からかけ湯というダブルの刺激。こんな気持ちよい足湯って、ほかにある!?ってレベルです

ライトをオンにすると、内蔵のLEDが7色に光って、リラクゼーション効果はさらにアップ。視覚、嗅覚(バスソルト)、聴覚(せせらぎ音)、触覚(かけ湯と足つぼ)と、味覚以外の五感をフルに癒してくれるわけで、もうこりゃ、パーフェクト足湯ですよ。

【まとめ】片付けはひと手間かかる! でも最強の「足湯」製品なのは間違いなし

このまま、ずーっと浸かっていたいところですが、使用後のお片付けは避けられません。

まずは、風呂などの水場に移動したら、底部にある排水栓をパコッと持ち上げてお湯を流し出します。ローラーが付いたボードは、外して丸洗い。バケツ内部は中性洗剤で拭き上げ、最後に乾拭きします。

できれば、ザックリすべて丸洗いできればラクなんですが、やはり電源内蔵の機械なので、その辺りはケアにひと手間かかる感じ。ヒーター保温はマストなので、仕方ないんですが……。

片付ける時は、足つぼローラー付きのボードを分離。こちらは丸洗い可能です

片付ける時は、足つぼローラー付きのボードを分離。こちらは丸洗い可能です

排水は、本体の栓フタを開けるだけ。お湯を抜き終わったら、中を中性洗剤で拭き洗いしてください

排水は、本体の栓フタを開けるだけ。お湯を抜き終わったら、中を中性洗剤で拭き洗いしてください

あともうひとつ、使わない時にやたらと場所を取るんですよね……。できれば、折りたたみ機能は欲しかったかも。

とはいえ、現時点で、足湯の気持ちよさをここまで高めた製品は、ほかにはなさそうです。たぶん、これが最強です。スパや温泉まで行かずに、自宅で極上の足湯、ぜひ体験してもらいたい!

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

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